こんにちは~。ステップあやです。

 

 
今日はメール相談フォームに届いたこちら。
 
 
 
あやさん、こんにちは。
 
最近あやさんを知り、過去の記事から読んでいます。
 
ところで、あやさんは、よく、”他人軸”と”自分軸”について書かれていますが、私はそれを読んでも全くピンときません。
 
また、自己肯定感の低さが摂食障害に出ているという記事も拝見しますが、私は自己肯定感は高いと思っています。
 
 
というのも、私は、自分に自信があります。
 
人よりスタイルがよく、そこらへんの人よりかわいい服を着こなせる自分は好きです。外見だけじゃなく、中身も、色んな人に、明るくてポジティブでいい子といわれますし、頑張って勉強し資格を取ったりしてきました。

 

 

 

そんな自分を肯定しています。
 
 
 
でも、そういう自信がすべて、摂食障害になって過食になったせいでなくなってしまうのです。
 
 
どう考えても、気持ち悪い食べ方して、太って、おしゃれもできなくなって、いつも死にたいとネガティブになり、仕事にも集中できなくなってしまった自分に自信なんて持てません。
 
あやさんは、過食は自分を守るためと書かれていましたが全く私を守ってはくれません。私からすべてを奪っていくのは、過食なのです。
 
 
 
痩せさえすれば自信が持てると思っているわけでもありません。痩せて、そこから、外見や内面を磨く努力をして自信をつけたいだけなんです。過食で太れば、恥ずかしくて外出もできなくなります。

 
 
あやさんの本にもあったように、もう嘔吐しても運動してもどんどん太る体質になってしまいました。
 
 
 
痩せたい気持ちについても読みましたが、私は、あやさんのブログにあるように、他人にどう思われるかという他人軸で痩せたいわけじゃなく、自分軸で痩せたいのです。
 
 
 
それに、痩せていれば、痩せているのが好きな人には少なくとも愛されると思っています。
 
 
 
つまり、
 
私は他人にどう思われるかのために痩せたいんじゃなく、
 
私自身が皆を上から見下ろしてないと生きられない、見下ろしていたい、
 
そういう自分で愛されたい、
という自分軸で痩せていたいのです。
 
 
 
もう、こんな私みたいなケースはみんなと違うから、治す方法もヒントも見当たらず、全く希望が持てなくなっています。
 
 

 

 

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ステップあやです。

 

 

ああ‥今あなた、すごく、つらいでしょう。

生きることやめてしまいたくなるくらいつらいでしょう。

 

 

もうどこから説明していいか分からないけど、私自身ずっとそういう風に生きてきたんだよ。

 

 

だから、このブログでたくさん書いてきた

 

・自信のなさと摂食障害

・他人軸の生き辛さと摂食障害

 

について。
 
 
皆さんへのアドバイスは、過去の私自身への声掛けでもあるのだけど、あなたのメッセージ読ませて頂いて、、
 
 
あなたも、全然、例外じゃないと思うよ
 
 
 
例外どころか、
 
・全く自分に自信がなくて
 
・だから他人との比較や他人の目に振り回されて
 
・だから、自分に無理させ我慢させ自分に生きることが辛いと思うほどの苦しみを選んでしまう他人軸
 
 
に苦しんでいる、つらい生き方、考え方で病気になってる人の典型だと思うよ。
 
 
 
そしてこれは後から詳しく説明するけど

痩せていれば愛する。
そうでないなら愛さない。
 
○○ができたら愛する。
○○ができないなら愛さない。
 
そんなこと本気で思ってる人いたら、それ全く愛じゃないどころか、愛とは真逆なんだよ。
 
 
そして、あなたは人と比較して、人や自分に上とか下とかランク付けしてるけど
 
 
自信って、
=優越感、じゃないよ。
 
 
人は関係ないってあなたは言ってるけど、人を”見下ろす”とか言ってる時点で、人とせっせと比較して、自分軸で生きてない。
 
 
太ると恥ずかしくて外に出れないとか言ってる時点で、人にどう思われるか中心で他人軸で生きている(実際は人にああ思われてるこう思われるって自分で作った想像にすぎず事実ではないことがほとんどだけど)
 
 
ってことになってる。
 
 
結局”人”に振り回されまくって全く自分軸で生きていない、自分が自分を大切に生きていない、だから生きるのが苦しいくなってるんだ。
 
 
過食はその生き方じゃ辛いよ、って知らせてくれてるサインなんだよ。
 
 
 
そして
 
 
痩せれば幸せな人生を追いかける
=痩せれば不幸な人生を続ける
 
これ、同じことなんだよ。
 
 
ってことを伝えたいのですが、そういうのも、あなただけじゃなく、本当によく色々な方から相談うけてたくさん記事にしたきたので、過去の記事も紹介しながらまた、改めて記事を書きますね。
 
 
 
 
あなた、とってもつらいと思う。
 
 
 
本当は、痩せたらとか、人と比べてどうとか、そんなの関係なしに、幸せに安全に自分に自信をもって、ダイエットにしばられず、好きなことして、愛すべき人に愛されて、いまより幸せに生きていけるとしたら、、
 
 
 
体型次第で、自分を嫌いになったり劣ってる気がしたり、自分のやりたいことがやれなくなったりしないで、安定した幸せを感じられる世界があるのだとしたら,,
 
 
そんな世界があるとしたら、摂食障害になるほど苦しいダイエットなんて、やめたいんじゃないのかな。
 
 
 
 
”そんな世界ないよ”と思ったり
 
”あっても太るならいらない”と思ったり
 
”太る=死ぬより恥ずかしい自分になる辛いこと”って思ったり
 
 
そんな”考え”になってるのは、それが、その恐ろしい考え自体が、摂食障害という病気であり、事実ではないんだと気づいてほしい。
 
 
その辛いのは病気が治れば治る。
 
治すか治さないかは自分次第だけど、病気が治るということはただ太るんじゃなく、そういう価値観の歪みとそれによる痛み、つらさが治るということだよ。
 
ということは伝えておきたい。
 
 
 
 
世の中の”普通”のひとも、みんな「痩せたいな」「太っちゃってやだなー」というけど、その意味は、あなたが自分に対してやっているように、体型次第であなたをいちいち見下したり見上げたりなんて程の意味はない。
 
 
体型の満足感って、人生で他の何を犠牲にしてでも優先すべきことでないから。もっと大切にしたいもの、ひと、時間、自分を幸せにするためにしたいこと、生活のゆとり、うるおい、おろそかにしてまで手に入れるのがすごいとかいいことだとか思ってない。
 
 
だから、殆どの人は、そこまで"できない”じゃなくて”やらない”を選んでるの。
 
そこまで、(他人も自分も)その人の価値と体型って結びつけて考えてないから。
 
 
 
 
体型次第で人や自分を、すごいとかダメとか、見下すとか見上げるとか、そんな風になってる価値観も、摂食障害という病気の症状のひとつなのです。
 
 
 
 
 
今のあなたには辛い指摘かもしれないけど、
 
あなたが苦しんで痩せて、人が”いいなー”と言ったとしても単にそれだけのことで、別に痩せてるからってあなたを見上げてなんていないよ。
 
みんなの上にたって見下ろしてる”気”になってるかもしれないけど、それは、気のせいなんだ。
 
 
 
まずは上の記事をよんでみてね。
 
あなた例外じゃないってことがわかるから。
 
 
 
 
自信=優越感じゃないっていうことと
 
痩せれば愛される=それは愛じゃない、それどころか逆だよ
 
っていうことについても、そう思って摂食障害に助けられてる段階のひとにとってはキツイ事実かもしれないけど、摂食障害でいることが辛いと感じている人にとってはもっと楽で楽しい支えを作る=治るために必要なことなので、また別の記事にするね。
 
 
 
 
 
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