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こんばんは、ステップあやです。
その1でご紹介したペンネームひまわりさんからのご相談メールフォームへの返信の、最後です。*メールフォームは本文末ランキングバナー下にリンクがあります。
頂いたメールのうちの、ここでおや?と気づいたこと。
↓↓
今の私は過食することは許せるんです。
ですが、動けなくなるほど食べてしまうことが許せません。
仕事を休まなくてはいけなくなってしまうからです。
生活もあるのでそうなるのは困ると思い、出勤する為に止むを得ず吐いてしまいます。
なので休みの日は遠慮なく苦しくなって動けないので、永遠に横になっています笑
ストップができないんです
どこがストップなのかもわからないです。
お腹いっぱいの感覚が遠い昔過ぎて分かりません。気づいたら苦しくなってます。
働かなくてもいいなら、それでもゆっくり治していこうでいいのですが、”苦しくて出勤できません”が社会で通る訳もなく、。
もう太るのは構わないのですが、
どうか動けなくなるまでではなく
せめて苦しくても働ける程度には止めたいんです(;_;)
難しいことなんですかね、やっぱり、、
もし何かコツとかアドバイスがあったならお願いしますm(_ _)m
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特に太字の部分で思ったのは、、
摂食障害が”病気”なんだってことを、
理解しきれていないのかな?
っていうことです。
今までも自分の意志の弱さのせいだと思って、今度こそ我慢するぞ!!とかやってきたとおもうけれども、そうじゃないというのは、ここまでの記事で伝わったかなと思います。
今は、回復に向かう波に乗ったんだと思うけど、回復してる途中も、体調も、体の調子も相当大変なはずと思う。
それ、普通に体のケガや病気だったら、今日はお休みしたほうがいいなも判断できるし、長期でしんどい場合は休職するのも、場合によってはいったんやめるのも、ありって思えるのではないかな?
↑
ここ私は昔は、体のケガや病気でも、物理的に行くことが可能な限りは”いかなくちゃ”って思いこんでいた部分もあるくらい、休むことに対する罪悪感が酷かったので、当時の私みたいな人もいるかもしれません。
体調も心の調子もずっとぼろぼろだったけれども、その体調の悪さが普通になってしまっていて、「辛いから休む」っていうのがどこから許されるのかわからなくて、めっちゃくちゃな状態でも、いってるひとだったのね。
もう物理的に仕事も集中できないし覚えられないし、体力的にもしんどいしで、「もう無理だ」と思って一年休職して、一年後まだ治ってなかったので退職せざるをえないときがきたんですが、
今思えば
アノ症状で、
あの体調で、
あの心の調子で、
学校に行けて
正社員で働いて
ってやれてたときが火事場の馬鹿力が奇跡的に続いていただけの異常な状態だったんだと今は思ってる。
何も、仕事や学校を、やめた方が治るとか止めないと治らないとか、短絡的な答えをいってるのではないですよ。
ただ、自分の心身はどういう状態なのか?
状態によっては、体の病気の場合と同じように”休むこと”を選択肢として許せているか?
っていうのは大事なことです。
もしかしたら、病気になる前から、体調や心の調子と相談して(つまり自分の心身の声を優先して) ”休む”を選択することを禁止して、
あの人は頑張ってるとか人と比較したり、世間や親はダメだというから・・って常識で、自分自身の悲鳴は無視して押し殺す。。
…ていう生き方を積み重ねをしてきたからこそ、こういう病気になって、なんとかあなたの意志とは無関係に体をだるくして、動けないようにして、
や
す
ん
で
│
!!
って、あなたに訴えるために、病気が出てきてるのかもしれません。
ストレスの感じ方も、
誰もが皆同じじゃないんだよ~。
”あの人””みんな”にとってはラクにできることでも”自分”にとってはキャパ越えのストレスでしかない物事、レベル、ってあるんだよ。
逆に、人にとっては苦痛でも自分には、別にそうでもないけど?っていう対象やレベル、働き方もあるはずなの。
けど、人や常識で”フツー”とされてるからって自分の体や心の悲鳴ひたすら無視して、ばかの一つ覚えみたいに”根性論”で解決しようとしてると、自分にとって快適にできる仕事や勉強の種類もやりかたも、出会うことができなくなってしまう。
たとえ自分に合ってる仕事(勉強)でも、病気の時や、その快復途中は、元気な時の自分や元気なヒトと同じようにできなくても、それ、甘えじゃない、むしろ休みなよ、、っていうのは体の病気の人には思えるんだよね、きっと。。
回復期で松葉づえついてる人に、
なんで貴方はみんなとおなじように歩けないの走れないの?そんなの許されるわけないだろ!とか言わないだろうし、
心臓の病気などで体調悪い人が休んでも責めないよね、きっと。
でも
自分が、摂食障害のことを、
勝手に食べて気持ち悪くなってるだけなんだから、
…とかって病気であることを否定していたり、
根性でなんとかできるはずなのにそれをしていないだけだ、って思っていたりすると、
休む、辞めるの選択肢を許せない
となるのかもしれない。
摂食障害はれっきとした病気だよ。
※2015年まで難病指定されていました、
気合や根性でやめられないから病気なんです。
病気じゃなくただの風邪だって
体調悪ければ
健康な時ならなんなくできることもでも
回復のために手をぬいて、
できるだけ休む、寝るを優先して
回復に専念するよ。
↑
これは本当の意味での自己管理であり、ダメじゃないよ。
なのに、
それよりもっと大変な病気で辛い時は
「許されない」となるのだろ?
さっきから休むっていってるけど、
必要な”休む”の内容は
によって違う,と思う、
・その日休んでリカバリーできるものなのか
・休職レベルで必要なのか
それとも、
・やってる仕事そのものが自分に合ってなくてキャパ超えのストレスで、”変える”必要まであるものなのか
・とりあえず、上の人に心身の病気で動けない状態になることが多いと相談して決めることなのか
そこは、皆さん一人一人違うと思うから、答えは自分の心身の声聞いて決めてく必要があるよ。
けどそのとき、休むなんて絶対ダメって禁じて選択肢閉ざしてしまうと、自分に必要な判断ができなくなって、病気になるほかなくなってしまって当然じゃないかと思う。
それでも罪悪感があるかもしれないけど、休
むこと禁止する生き方で、一生つぶれない人っていないとおもいます。
私自身も
休む を ゆるす って
病気にならない生き方 なだけじゃなくて
自分の個性を生かす生き方 としても
必要なんだ
って気づいてからは、
休むことも選択肢に加えて
生き方、行動を変えてきました。
もちろんそれ”だけ”で治るわけじゃないけど、治るまでのステップとして必要なステップだったのは事実です。
ここまで読んで、私は、そんな頑張れないで、すぐ休んじゃうしすぐ辞めちゃう😭、
って思った人もいるとおもうけど、
大体そういうひとも、
「自分の体調と相談して休む=絶対禁止」の考えがあって、
罪悪感とともに休んでるから
ちっとも体も心も休めなくて、
回復もしないでまた同じことになる。
と考えると同じだとおもうのね。
休んではいけない、休まないようにしなきゃ!!って固執しているからこそ、”頑張る対象を変える必要性”にも気づけなくて、自分にとってはストレスが多くてつぶれて当然のことにしがみついていて、
だから、ちっとも心も体も元気にならない、
だから、また体は強制的に休ませるために
うつになったり
(強制的に動けなくなりますから)
拒食で痩せることや過食の
麻薬みたいな一瞬の快に頼ってないと
バランス取れない摂食障害になったり、、
ってことになってる人も多いとおもいます。
ここまでかいても
休むなんてでも迷惑かけるし
ゆるせない!!!
って思う人もいるともうのでこれのせとくね↓↓
私もふらふらでやってた職場、アメリカにも出してもらってお金かけてもらったし、辞められない…って思ってしがみついてたけど、ほんとミスも多くなって覚えも悪くなって、回復はいつになるか分からない。。
だったので、私はまず一年お休みもらいました。
休職中に「疲れている」というのを感じられるようになりました。
一年後に復帰したけど、病気もまだどう治せばいいか指針もないなか自分なりにさまよって治している途中だったのもあるかもしれないけど、めっちゃくちゃストレスだと感じるようになりました。
なので、自分のために「退職」を選択しました。
それで治ったわけじゃないけど、仕事と症状の繰り返ししかなかったところに、いろいろ自分がどう生きていきたいのか、今の自分にはどんな仕事なら楽しくできそうか・・いろんな方面から自分の心の声をきき、自分のため考え、自分のための選択をする余裕ができたと思います。
めちゃくちゃはしょって書いたけどなんか参考になれば幸いです。
今日も読んでくれてありがとう✨
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