一つ前の記事の匿名さんのメールからお読みください。

 

 

>4.過食は甘えだ心が弱いだけだと人格否定すると医者の夫と離婚を決意



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匿名さん、本当にがんばってきたね。
自分のために、勇気出して決断したんだね。

一番泣けたのは、別れを選んだあとも、
心が前をむけていること。

「理解してくれるひと、支えてくれる人がいるひとはいーじゃん! 私なんて、誰もいないんだから」
ってならずに(そういう時期もあったかもしれないけど)
自分のために自分が決めることができていて。。、

今も大変だと思うけど、コソコソしないでいいんだ、自分のために生きていいんだって思えている今が、本当によかったなあって、思ったの。

自分の人生、>幸せのイニシアチブ は自分がとっていこうって決意できたんだね。


********


「病気」にかかわずなんだけど
相手ときちんと言葉で話をしていくと

相手に分かってもらええて
うまくいくこともありますし

相手が分かってくれなくても
自分が相手を理解することで
歩みよることができる場合もあります。


どうしても、歩みよれないと感じる局面も出てくると思います。

そんなとき、別れに飛びつく前に、
まず、コミュニケーションとってみようか
コミュニケーションの方法振り返ってみようか
自分の考え方を見直してみようか、
っていう問いかけは、コレまで色々と書いてきたとおりです。

わかってもらえない「そのこと」
(たとえば病気)を理解できないとしても、
そのこと(病気)はあなたの全てじゃなくて一部なんだよ、とか。

そのこと(たとえば病気)を否定されても
 = 自分が全否定されているわけじゃないんだよとか。

そう思えるようになったら
「病気のことは理解してくれなくてもまあいいか」
っていう気持ちになることや、

「それはそれ」として
他の部分で認めあって愛し合って
うまくいくようになる展開もあるからです。

認めあうまではできなくても
本当に考え方が違うだけだから
「この話は お互いにするのやめよう」と決め、

そのこと(病気)の理解は
プロやわかってくれる仲間に見つけよう、
きいてもらおうそれがないならそれを探そうって思えるようになるのも、
一つの展開のあり方です。

けれども 中には、相手の一部が理解できないから
って人格否定、全否定、存在否定するパートナーの人も悲しいけれどいるものですし

自分自身が 「相手がわかってくれないその一部が 自分にとっては大きいから それをわかってもらえない人と一緒にいるのは無理」だということが分かることもあるでしょう。


人によっては、どんなに話し合っても
モラルハラスメントみたいなこという相手だ
ということが分かる場合もあったりします。

相手がそのつもりがなくたって
自分の感じかたでは苦痛としか感じないなら
その相手を離れることが自分にとっての幸せだと
整理をつけて、前に進めることもあると思います


何がいいたいかというと

コミュニケーションの結果
絶対相手を受け入れないとダメ
仲良くならなきゃダメっていうことではないよ

 

っていうこと。

 

 

話し合って、意見が一致しなくてもうまくやっていけるようになるひとは「違いも受け入れてあげようよ」とかいうかもしれないけど

その人の相手と
自分の相手は違う。

 

自分のことも自分にしかわからない。

 

 

逆に自分はいいと思っても相手から、やっぱり無理ですって言われる可能性もあるでしょう。

 

人間だからね。

 

 

 

 

それでも、 

 

 

自分の思いを伝えて
相手の考えもきいて、

見えてきた相手といることが
自分にとって幸せなのか、考えた結果、悲しいけれど自分のために別れを選ぶこともあれば

 

相手が自分を受け入れられない人だとわかって自分のための決断ができることもあると思います。
 

 

 

 

これも、コミュニケーションを避けていたりただ感情を爆発してるだけで伝えたいことを伝えていなかったりすると自分のための決断ができないんです。


**


コミュニケーションて
相手に変わってもらうとメソッドではないとかきましたが
自分が考え方を変えて相手を受け入れるように
許せるようにならなきゃダメというわけでも、ないんです。

前にもかいたけど
自分のことを幸せにする価値観も人も環境も、
自分が選んでいい。

むしろそうしていく責任がある。

「自分が変わるまで
 相手が変わるまで・・・ って
 いつになるかわからないその日を待ちつづけて
 人生が終わっちゃうなんていやだ
 苦しくても離れたほうが自分のためだ」

と自分が思うなら

自分にとっては
「離れること」「別れること」が
平和をもたらす決断になることもあっていいのです。


ただ、覚えておかないといけないのは
自分でやったことの結果は
よい結果だけじゃなくて
よくない結果についても
自分が責任をとって受け入れる覚悟は必要だということ。


人の言葉がきっかけであれ 
自分が決めたことには
あの人があんなこと言ったからああしたのに、、
あの人があの時こうしてくれなかったからコンナ状態になった
って、人のせいにできなくなる

相手が決めた場合もおなじことで
その状況のなかで
自分が決断できることを自分が選ぶ、

ってことなんだ。、

だから 
自分で決めるって
自分で自分の人生を選ぶのって

とても勇気がいるのだよね。

(相手がわかれを選んだ場合も、 そういう相手といても辛いだけだなと決めれば それも自分で自分のために選んだ道ということになります)


匿名さんも怖かったと思う。

 

 

 

離れて別れてもそれで絶対うまくいくって約束してくれる人はいないしね。

それでも、自分が自分の人生を選べた。

 

 

 

自分の人生を

人にゆだねるのをやめる決意

振り回されるのをやめる決意が
できたんだと思います。

きちんと自分のために「別れ」を選んで、それでよかったと思えていることは本当によかったねって思うしがんばったねっておもいます。



 

 

 


 

 

コチラの本でも、コミュニケーションの改善によって対人関係のストレスを和らげていけるとかいてありますが「平和な別れ」の選択についてものっています。

*この本は、私の本やブログを参考にするなら絶対よんだほうがいいよ

 

 

 

私の記事だと、この記事もそうかな。

>男・セ ックス&ヤセたい願望・食べたい願望 (恋愛依存)


”摂食障害である自分を隠し続け
 幸せを演じ続けようとする体制から、
 ありのままの自分を自分で認め、
 認めてくれる人を見つけ、 

 その力をかりて、
 演じたり作らなくても良い心地よさを追求していこうときめたのです。

 

 

 

 

”重要なのは巡り合うのを待つのではなく、
 今身の回りにいる人に対して 
 自分がどう向き合いつきあっていくか、ということです。”


 

 

 

一つのトピックでも一回の記事や一連のシリーズでは伝えられないのですが、心の問題については、私の本と、紹介してる本と、このブログの 「記事一覧」→「テーマ一覧」から ↓このあたりを読んでみてください。

L対人関係(コミュニケーション) ( 201 )
L性、恋愛、夫婦間コミュニケーション ( 34 )
L生き辛さ、摂食障害の心 ( 152 )
L摂食障害 ( 149 )
L回復の過程(どのようにラクになるのか) ( 217 )
L摂食障害克服した(中)の皆さんの声 ( 88 )

 

 

一人ひとりの疑問質問に 一つずつお応えできないことは、本当にどーすればいいのよーっていう段階の人には冷たく聞こえちゃうかなっておもうんだけど、本当にごめんね、
 

 

 

 

匿名さんがメールの最初に私の本やブログよんで、「答えは自分の中」にあるんじゃないかと意識が変わったときのことを書いてくださったけど、ほんとうにそうなの。
 

 

 

ひとり体も心も違うのに 私が勝手に「答えはこうです、こうすれば解決します」なんて決め付けることはできないから。どーすればいいですか。にこうですって答えてあげられなくてごめんね。

>摂食障害は「自分で選べなくなる病気」?

 

 

 

 

うまく伝わってる自信はありませんが、ここでそろそろ、寝ます。今日もよんでくれてありがとう。
 

 

 

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