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今日も昨日に引き続き摂食障害の情報になります。ダイエット情報を期待されている方、ごめんなさい!過去は殆どダイエット情報です。明日はダイエット情報に戻ります!



一つ前の記事でいただいたコメントのなかで、
本当にごもっともだ、と思ったものがあったので取り上げます。

「医者も家族も友達も信じないで誰を信じるの?
誰も信じられなくちゃ、治んないんじゃない?」
という内容のコメントでした。

確かに、そうなんです。
誰かを信じることって絶対に必要なんです。

ただ、どうしても信じられない段階もあるのです。

幼い頃から良い子を演じて来た人が多いと思う。
いつも人がどう思ってるかを気にしながら行動してきたから
「素」の自分で愛してもらえる自信なんてないんです。

愛は与えるもの、とかよくいうけれど、
愛される心地よさを知らない人が、他人に与えて上げたいなんて思える
はずがない。

自分を大事にしなさい、という言葉も、大事だと思われてる感覚を
知らなければ、自分を大事にするっていう意味もわからないと思う。

実際、異常摂食行動でグチャグチャになるまでは
いい子を演じて頑張ってきてて、
親の行為も「私が本音を出したら見放される」って思ってたし
私なんか死んでも泣くのはその時だけで、
すぐ忘れちゃうんだろうなって思ってた。

でも、そんな状態は、誰かに甘える事、頑張らなくても愛される事を
一度でも心で感じたら、ぽろぽろ涙を流して、
寂しかったことに初めて気づくと思います。

しして、そこからは、絶対に心の中で何かが変わっていきます。
(どうそれを自分に気づかせるかっていうのは
 話が長くなるので、また今度書きます)

それから、私は医者は信用できないぞ、といってるわけではないのです。

私も初めて心療内科にかかり
「あなたの摂食異常は病気のせいですよ、
あなたが弱い人間だからではないですよ」
と診断してもらえた時は、自分を責めてた気持ちが、初めてふわっと
ほぐれた感じがして、涙が止まりませんでした。

ただ、そのあと、私のように10年以上もこの病気に苦しみ、
進歩しない状態が続くと、信じたくても信じられなくなっちゃう時期があるんです。

しまいには医者にもイライラされちゃったり。
 (何年もたってから、ああ、あの人、あの先生が言ってた事は本当だったな
  って分かる時がくるんですけど、真っ只中の頃はどうしてもわからない)

進歩のないままこんなに年月が過ぎて、ホントに治るの?
って信じられなくなってきちゃう段階がある。

 

 

この病気って治るんですか?って聞いてみたら、「摂食障害の人って途中で診察に来なくなるから治ってるのか分からないんだよね‥💦」

 

って、沈黙してしまった医師もいました。

 

 

嘘でも、治るよって言ってほしかった私には、あまりにショックな出来事でした。

 

 

 

そして、

 

 

家族に摂食障害なんて病気じゃない、ただのワガママだ!

 

って怒鳴られることが辛く、そう感じる程に拒食や過食の症状がでる。

 

 

そんな自分を何とかしたかったから先生に相談してみたのですが、

 

「人のせいにしてたら治らないよ」

 

といわれちゃったときはもう、あなた治らないって言われてた気がして絶望的な気持ちになった😭。

 

 

人のせいにしたわけじゃない。

治したいから、相談した。

でも、人のせいと判断される。

 

 

ただただ、凄く悲しかったのを覚えています。

 

 

 

これまでずっと、誰にも助けを求めず自分の意志の弱さだと自分を責めて、頑張ってきたんだけどな。

 

そんなのそもそも、頑張りじゃなくて、甘えだって言われた気がしたよ。



でも確かに、その医師の言った事は正しい部分もあるんです。

 

 

人のせいにしてたら、治らない。

 

全くそのとおりです。
 

 

でも、私は今、あの時の私のような状態の人にそうはいえない。
 

 

これまでの人生、自分ひとりの責任にしてきたのだから、そろそろこの辺で家族や環境や社会のせい!ってことにして、心を軽くしたっていいんじゃない?

 

心軽くしたその後は、自分が自分を幸せにするために、いっしょに頑張ろうよ。

 

って、そう思うしそういうよ。

 
 

 

本当に、どんなに正しい事も、その患者がどの段階にいるかによって
心に全く入っていかない時期があるんだと思う。

 

 

「体型より中身だよ」
「悩んでいても何も解決しないよ」

 

 

それも

本当に本当の事なんだけど、

 

長く苦しんでて一向によくならなくて出口なんてないんじゃないか?
って疑いだしてる人たちにとってはおそらく

 

 

「宇宙に旅行に言ったら治るよ」
って言われてるくらいに非現実的なに聞こえると思います。

 

 

大げさじゃにいってるわけじゃなく、ひねてるとかでもなく、本当に何をいってるのかさっぱり理解できないんです。

 

 

 

だから私は、今そういう段階にいる人には「正しい事」も全部受け入れられないのは当然だよっていいます。

 

 

今ちょっとでも信じられそうなモノから、ちょっとずつでいいよって。

 

 

あちこちの角度から、一歩ずつ目の前にある事、ちょっとでも信じられそうなものからを実行していこうっていう雰囲気のほうが、現実的だから。

 

 

 

「食べること」「ダイエット」には強烈過ぎる位、興味がある時期がああるので、

 

そんなひとには、

 

とりあえず

・体重減=痩せるではないこと(重くなっても美は追求できる)

 

・食べない=痩せる ではないこと(食べながらダイエットもできる)

 

・”気持ち”が”食欲”や”代謝”を左右するホルモンと密接に関わっている

 

(ひたすら自分に厳しく努力じゃなくて、逃げる事もたまには大事、好きなコトを沢山増やすのも大事。)

これを理解する事から入るのはいいと思います。
ただなんとなくじゃダメで、細かい理屈がないと信用できないかも。


食以外で大きな問題のない人は、そういったことを理解して、

 

少しずつ正しい食事をするようになると、脳がきちんと働きだし、

 

それだけで体重や体型への拘りがふっと軽くなって急速に回復する場合も結構あります。

 

 

 

今のところ、このブログの大半はそういう形のダイエット情報になってます。
 

 

 

 

ただ、そのほかに精神面で問題を抱えている場合が殆どなので、他の努力も同時に必要だと思います。

 

 

それについては長くなるので、また後ほど書かせてください。

一応ここは、ダイエットブログなので、ただダイエット情報が欲しい!
っていう方も楽しめるブログを目指しているため、こういったことを書くタイミングが難しく、今どう進めていくべきか悩んでいるところです。

でも本当は「ダイエット」以外にも、一杯あります。

私がどう苦しんで、戦ってきたかについては過去の記事を参考にしてみてください。
 

摂食障害について思うこと

 

すっごい長いですがよろしければどうぞ。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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