ところが終盤になって後ろに下がり、転倒してコースアウトしDNF(途中棄権)となってしまいました。転倒したのは3番目にゴールした青色のビブのアレックス・フィバ選手(スイス)に衝突しそうになったためのようで、最終順位はフィバ選手が走路妨害によりRAL(Rank As Last)で最下位となったため、DNFのアウエスキ選手は3位になりました。
その行をクリックすると、大会のリザルトが表示されます。ぼくは一番下の[Did Not Start]に載っています。DNS(不出場)ですね。あいにく、母が心筋梗塞で入院したため欠場しました。このとき、現在、モーグルのワールドカップランキング1位の堀島行真選手のお母さんが、高校の同級生だったぼくの名前がエントリーリストに載っているのを見て、高校卒業以来、一度も会ったことがないぼくがモーグルをしていることを知ることになりました。
その堀島行真選手は[Did Not Finish]の欄に名前があります。DNF(途中棄権、不完走)です。昔は攻めて失敗することがよくあったようです。優勝は今、ハチ北高原スキー場のモーグルコースを管理している加藤大輔さんでした。
4人がけのリフトに4人乗りました。全員、男性です。左端の年配の日本人が右の3人に向かって Are you a group?(皆さんご一緒ですか)と尋ねました。
左から2人目の外国人が No. と答えて、左端の日本人が続けて Where are you from?(どちらからですか)と聞いたのに、左から2人目の外国人がAmerica, Carifornia. と答えたところ、左から4人目(つまり右端)の外国人が Me too. Same. と言って、うれしそうに左から2人目の外国人と、ぼく(左から3人目)の前でグータッチしました。
2人はカリフォルニアのどこかに住んでいるのかとか、いつもはどこで滑っているのか、というようなローカルな話で盛り上がって、ぼくはfollow(話についていく、話の中身を理解する)ができなかったのですが、右端の外国人が Blue Ridge Mountain と言っていたようなので、Your home gelaende is Blue Ridge Mountain?(ホームゲレンデはブルーリッジマウンテンですか)と尋ねたら、Yes.という返事があって、ぼくが John Denver! と言うと、右端の外国人が ♪West Virginia Blue Ridge Mountains Shenandoah River♪ と歌って盛り上がりました。
ジョン・デンバーの「カントリーロード」(Take Me Home, Country Roads)は1971年のヒット曲で、2人ともぼくよりはかなり若かったので、通じるかどうか一抹の不安があったのですが、名曲に国境と年齢の壁はないようです。
今度は右端の外国人がぼくに Where are you from?(どちらからですか)と尋ねました。