1月9日~11日、今シーズン初スキーに白馬八方尾根スキー場に行ってから早くも3週間。その後、山の木の片付けの重労働をしたときに汗をかいたのがもとで風邪を引いてから10日ほど体調不良が続いて何もできず、24日朝から降り続いた雪でますます身動きが取れなくなり、家にこもって確定申告、消費税申告に向けて、クラウド会計ソフト「円簿」を使って、複式簿記で農業会計の決算をしていました。

 

 それが29日深夜に終わって、30日は難題が一つ片づいたということで、自宅から2時間のハチ北高原スキー場に行きました。まとまった降雪から間がなく、前日に続いて快晴の絶好のコンディション。誰が名づけたのか「ハチ北ブルー」の青空の下、上部ゲレンデでターンの練習をしました。

 フラットバーンで、独自開発のダイナミック・ポジショニング・ターン(DPT、ディプト)の動作の確認をした後、緩斜面のこぶのトレーニングコースへ。間隔の違う3レーンがありました。

 

 まずは右端の間隔が広いレーン。吸収のタイミングが合わず、こぶにぶつかるような滑りになってしまいました。

 

 続いて左端の一番間隔が狭いレーン。バーンは硬く締まったPacked Snow。スキーが勝手に左右に振られて、途中のピッチが変わったところで弾かれてしまいました。緩斜面なのに難しい。

 

 朝は厳しく冷え込んでいたのですが、昼になると陽光がさんさんと降り注いで暖かくなりました。この日のスキーウェアは15年ほど前に買ったゴアテックス3レイヤー(防水透湿素材のゴアテックスを表面のナイロンと裏地ではさみこんだ3層構造)。アシックスが買収する前のスウェーデンのメーカー、ホグロフスのヒット商品、スピッツジャケットです。

 

 その下にミッドレイヤー(上着と肌着の間の中間着)として着ていたのは、ホームセンターのジュンテンドー西舞鶴モール店で買った作業着だか普段着だかわからない安物のフリースジャケットです。いつもはスピッツジャケットより少し前に買ったホグロフスのシベリヤジャケットというフリースジャケットを着ているのですが、ジュンテンドーのフリースもけっこう暖かいので、試しに着てみました。

 暖かくなったところで、上着のスピッツジャケットを脱いで、ミッドレイヤーのジュンテンドーフリースだけで滑ってみました。ハチ北ブルーに合わせたわけではありませんが、青色です。なんと、上着を脱いだ方が暑くて、汗をかいてしまいました。やはりホームセンター仕様は蒸れるようです。登山や山スキーを対象に開発された昔のホグロフスのジャケットやベースレイヤー(肌着)ではそんなことにはなりません。

 

 気温が上がって少し雪面が緩むとともに、コースに慣れてきたこともあって、少しずつ滑れるようになって大満足の一日。小雪に悩まされている今シーズンも緩斜面、急斜面ともに、こぶコースが整備されていて、ありがたいことに66歳でもまだまだ上達できそうです。