16日はハチ北高原スキー場でモーグルの練習をしました。前日の雨で解けた雪がこの日朝からの冷え込みで凍り、その上に新雪がかぶさって、真冬並みのコンディションです。整備されたこぶのレーンとエア台で、整地でのターン、こぶの中でのターン、エアの着地からのターンと、一通りの練習ができました。

 

 家に帰ってみると、荷物が届いていました。スキークロスの全日本選手権で使うためにフランスに注文した滑降(ダウンヒル、DH)用のワンピースのレーシングスーツです。

 

 FIS(国際スキー・スノーボード連盟)公認のスキークロスの大会で着用するスーツは、防護パッドが付いていないものしか認められていません。着脱式で取り外しが可能であってもパッドを取り付けることが可能であればだめなのです。

 

 その条件に合うスーツを探してネット検索して見つかったのが、フランスのSKKILというショップ。注文した後で知ったのですが、アルペンのワールドカップ(W杯)で活躍した選手が運営している店でした。

 

 創始者はアルペンW杯表彰台15回、優勝1回、ピョンチャン五輪5位のトマス・ファナラ、アルペンW杯表彰台10回、優勝1回のビクトル・ムファ-ジャンデ、スキークロス2019年世界チャンピオンのフランソワ・プラス。ぼくがダイナミック・ポジショニング・ターンを開発するためにアルペンのW杯を見るようになったころに活躍していた選手たちです。

 

 サイズ違いで返品して再注文したため時間がかかりましたが、21日、22日の白馬八方尾根リーゼンスラローム大会に間に合いました。レーシングスーツで滑ると普通のスキーウェアで滑るのとは全然違うという話なので、今年初めて使うレスキューワックスの効果と合わせて、どれだけタイムが縮まるか楽しみです。