映画『てんせいな人 小さき命の重きもの』(2009)が観たい!! | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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以前、『かん天な人 』という映画を取り上げました。

所謂『在日問題』を扱った映画ですけど、その様にいうと、

如何にも日本断罪的偽善臭が漂ってそうだな、というイメージですが、

これは”逆”なんですよね。

在日や半島国家側に対して批判的なスタンスによる、恐らく史上初の映画です。

しかも、監督が在日コリアンなんですよ!!

予算の問題なのか、自主制作っぽい雰囲気の映画ではありましたけど、

内容的には画期的でした。

ほぼ同時期に、他の在日映画である『ディアピョンヤン』も公開されていましたけど、

その関係で『かん天な人』の方にも注目が集まったかというと、

どうだったんでしょうかね・・・。


で、第2弾の『てんせいな人』ですけど、今頃になっての紹介です。

私はカバーしている範囲が広すぎるせいで、好きそうなものをずっと後になって

知るという事が結構あります。

この映画の初公開は、昨年(2009)の夏でした。

またやってくれるのかな?と心配でしたが、なんと、4月26日(月)に、

上映会&トークショーがやるではないか!!

これは観に行きます!!


UPLINK

〒150-0042東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F

4月26日(月):18:30開場:19:00上映(20:50終了)

21:00~トークイベント(朴信浩・桜井誠他)
料金:¥1,500(1ドリンク付き)

http://www.uplink.co.jp/factory/log/003526.php


しかも、前作である『かん天な人』とのカップリング上映です。

今回の映画は、拉致問題に重点を置いている上に、

外国人参政権問題まで扱っているという。

外国人参政権問題を映画で取り扱ったというのも、恐らく前例が無いと思います。

前作に引き続き、今回も、画期的な作品ですね。

念のため言っておきますが、フィクションです。


で、更に驚いたのは、『在特会』代表の桜井誠氏が友情出演しているところ。

『在特会』に関しては、賞賛、批判、色々と言われております。

私はあくまで中立な立場なんで、彼らとは勿論無関係なわけですが、

在特会の人々にとって不公正だと感じる社会システムを是正しようにも、

世の中を動かせる重要なポストには概ね反日国に肩入れするような人が多く就いており、

保守派の側は、もうこういったデモみたいなやり方しか手段が無いから

仕方が無いのかな?といったところはあるのかも知れない。

だから、同じ保守派の側からも、彼らを「見苦しい」と批判する人は多いですが、

「このままじゃやばい」って真面目な気持ちで参加している人だっていると思うので、

そういった人達まで罵倒するのはいかがなものか?と思いました。

彼らのやっている事が、正しいかどうかは別として。

まあ、差別発言はよくないですけど、それ以外で間違っている所があるのなら、

罵倒したり訴訟起こしたりせんでも、懇切丁寧にその間違いを指摘すれば良いだけだし、

彼らを批判する保守派も、じゃあ他にどんな方法があるのか提示しなくてはいけない。

また、左寄りの平和運動デモなんかも、過激さじゃ人の事言えないレベル。

しかも、背後に過激派がいるといった話もあるではないですか。

2ちゃんねらーが「冷し中華喰いませんか?」(冷し中核いませんか?)と

過激派工作員を冷やかしてたのを思い出す。

私は別に、在特会を擁護しているわけではございません。

批判に罵倒は必要無いだろ!!って事です。批判ばかりじゃダメって事です。

建設的な議論をして欲しいですよね。

在特会に批判される側も、何でも「差別だ!!」の一点張りで聞く耳を持たないから、

在特会員が感情的になってしまったというのもあるんでしょうし。

それから私もね、意外かも知れませんが、平和の為にはどうしたら良いのか?

結構考えているんですよ。

でも、具体的にどうすれば良いのか中々アイデアが思いつかない。

自分1人だけの力も、弱い。

取り敢えず、1人でも出来る事はしてます。

例えば、不買するとか(焼け石に水と思いながらも)。

身近な人に啓蒙するというのもしてますが、皆自分の事ばかり考えていて、

真面目に平和について真剣に考えようとしない。行動しない。

皆、自分が可愛いというスタンス。

歯痒いですね。


それはともかく、前述の上映会のトークイベントにも桜井氏が登場するそうで、

もしその日に行けたら、初めて桜井氏を生で見るという事になります。


このエントリーを書いている時点では、未だこの映画は観ていないので、

何とも言えませんが、この映画の内容を納得出来るかどうかは、

観た人が各々自分で考えてください。


何度も言うようですが、思想の右左は関係ありません。

とにかく、現実的平和主義と、珍しくて風変わりなものが好きなんです。


【追記】

左寄り雑誌『週刊金曜日』が、何と、桜井誠氏にインタビューしていました

(2010年3月12日号)。

このように、自分が正しいと思ったら、たとえ相手が思想的に真逆でも、

正々堂々とインタビューに応じるのが当たり前なのです。

逆に『週刊金曜日』のほうも、寛大だなと思いました。

どちらも「いいなあ」と思いましたけど、本来はこれが当たり前になるべきなんです。


予告編(Trailer)

http://www.youtube.com/watch?v=GW5e4maipTw





【関連エントリー】

黒い太陽731(黑太陽731)1988

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10368526104.html

在日映画「あほんだら~かすぅ」(2003)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10181489884.html

「山谷(やま)やられたらやりかえせ」を鑑賞する(in 1989.11.3, Plan-B)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10176530378.html

「ノモンハン」「天皇伝説」を鑑賞する(in 2008.12.2, 日比谷公会堂)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10172882134.html

「かん天な人」を鑑賞する(in 2006, 飯田橋)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10131724670.html

我が青春の「ゆきゆきて神軍」

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10085928772.html