在日映画「あほんだら~かすぅ」(2003) | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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私にとって、在日コリアン映画監督と言えば、朴信浩(パク・シンホ)です。

「チベットチベット」の金昇龍(キム・スンヨン)もいいんですが。

「ディア・ピョンヤン」の梁英姫(ヤン・ヨンヒ)は、

日本人がとてもおとなしくて優しいんだという事をよく自覚しとるんだろう?

もし逆の立場だったら、無事では済んでいない筈だから。

逆に考えたら、朝鮮半島に住んでいて反韓反朝鮮活動やってる男を

父に持つみたいなものだから。

  

他にも在日コリアン関係の映画って、こんなにあったのか!!↓

http://www16.plala.or.jp/koffice/cinema/thema/immigration.html  

そういえば、「HARUKO」とか「あんにょんキムチ」「血と骨」もあったな。


まあ、話を元に戻そう。

以前、弊Blogで「かん天な人」(2006年公開)を紹介しましたけど、

在日コリアン自身の手による初の総連批判映画という事で、

とても画期的な事だと思いました。

しかし、私の見た所、そんなに話題になっている様には見えなかった。

私が飯田橋駅ビル上の上映会に行った時も、一桁台しかお客がいなかった。

上映会後の歓談会時に於ける制作者の話によると、初公開の時でも、

20~30人位しかお客が来ていなかったようです。

在日批判映画なので、保守派のBlogでは肯定的によく取り上げられていましたけど。

「かん天な人」より少し遅れて公開された「Dear Pyongyang」(ディア・ピョンヤン)

の方は、マスメディアの力もあってか、多くの人々の注目を集めたようです。

 

何だかんだ言って、マスメディアの力には敵わない。

私みたいに、話題になっているかどうかに関係なく、

注目されていなくても何だか凄いな!!と思うものを好む様な人間は、極少数ですよ。

 

で、その映画監督の過去作品について、色々知りたくなったのです。

今回紹介する「あほんだら~かすぅ」はその一つなのですが、これも、

在日批判映画です。

上に示したアドレス先には、何故だか「かん天な人」も「あほんだら~かすぅ」も

見当たりません。

どうしてなのか?理由は大体分かります。

在日コリアンを悪く描いてはならない!!悪く描いたら差別だ!!という、

よくありがちな偽善的行為です。

でも、これらの映画は、在日コリアン自身が制作しているので、

「差別だ!!」と言う事が出来ない。

自己批判的だから。

こういった存在って、日本を貶めたくてしょうがない「反日日本人」にとっては

厄介な存在なんでしょうね。

鄭大均(チョン・デギュン)とか。

だから、こういうのは「無視」しようとするんでしょうね。


こういった状況を見ると、「かん天な人」も「あほんだら~かすぅ」も、

大々的に宣伝してやりたくなります。

私がBlogに書く事で、多少は宣伝になるでしょう。

上映会場で「あほんだら~かすぅ」を見てみたい!!

DVDにしたら買います。


あほんだら~かすぅ


2003年制作 カラー25分作品
脚本:米田隆司
音楽:AHOY POP
演出・編集:Pak Sinho
出演:いながわしろう、腰高卓也、メイフィー他


吉祥寺バウスシアター2004/01/24(土), 25(日)上映


【ストーリー】

この作品は、在日朝鮮人で暴力団構成員の男の
ある一日を描いた物語である。
この男は麻薬や拳銃にまで手を染めて、
稼いだ金をせっせと祖国北朝鮮に送金している。
これだけあの国の実態があからさまになっても
男はせっせと金を送り続ける。





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