最狂最凶ロックンロールについて(GG Allin, The Cramps 他) | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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これから書く事は、かなり”自分語り”になる上に、

一部の人々をとても不快にさせる内容が込められていますので、

ご了承ください。

不快に思っても、多目に見てやってください。


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私は根っから、流されるのが大嫌いな性分で、

皆が右を向いていると左を向こうとする。

とはいっても、軽薄な感覚でやっていたわけではありません。

只単に社会のルールに反発する事がカッコいいみたいな、

子供じみた感覚は逆に軽蔑していました。

本人は自由に生きているつもりだけど

実際は周囲に合わせようとしている若者を。

ヤンキーなんかそうじゃないですか?

ヤンキーって、皆同じ様な恰好じゃないですか(怒らないでね!!)?


ロックンロールに対しても、実はそんな感じで軽蔑しておりました。

ロックンロールファンも、結局皆流されているんじゃないかって。


ルーズファッションに多大な影響を与えたと思われる

ニルヴァーナの恰好だって、

元は意図的にそういう恰好をしていたわけではなく、

本当にお金が無いからそういう恰好をしていただけらしいし。

その恰好が、皮肉にも現在では

若者の一般的な服装になっているという状況に対して、

カート・コベインはあの世でどう思っているのでしょうか?


「女にモテたいからロックをやっている」みたいな言葉も有名です。

正直なところが好感持てますが、

はっきり言ってダサい(怒らないでね!!)。

ロック自体ガチガチに縛られている

というイメージを、若い頃から抱いておりました。


何か、「ダサい」と思われる事に対して、

皆恐れおののいているのではないか?

本当の勇気は、

軽蔑されようがバカにされようが意に介さず

信念を貫く事だと思います。


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私は、流されるのが嫌いな性分のため、

趣味に於いてもそれが強く反映されています。

ロックを聴くにしても、殺害塩化ビニールとか人間大学レコードみたいな、

お下劣系ばかりを好んでいましたし、

クラシック音楽は、無名のものばかりを好んで聴いています。

勿論只単に無名だというのではなく、

内容もちゃんとしっかりしているものです。

単なる”天邪鬼”ではありません。

アニメも、

日本には決して入ってこないだろうと思うものばかりを観ています。

とにかく、中味のある”反主流””反権威”を

貫ぬこうとしていました。


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そんな時、GGアリンというパンクロッカーの

存在を知りました。

その瞬間「これだッ!!」と思いました。

GGアリン - Wikipedia、日本語

ロックシーンから目を背けていたせいか、

ずっと彼の存在に気付きませんでした。

彼が誕生した時のエピソードからして、伝説的というか。

ロッカーとして史上最も無茶苦茶な事をやっていたそうですが、

曲自体も良いと評判のようです。

暴力はいただけないと思いますが、

媚びないという1点に於いては共感持てます。


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実は、私の友人に

遠藤ミチロウ(ザ・スターリン)

が好きだという人が何人かいて、

私がその存在を全く知らなかった事に対して

驚いていました。

ロックにまともに目を向けていなかったので当然です。

でも、このバンドの存在を若い頃から知っていたら、

私はどうしていただろうか?

否、多分何も興味を示さなかったかも。

若い頃はかなり”老人子供”的な所があり、

「最近の若者は・・・」みたいな事をよく口にしていました。

それが何故だか歳を取るに従い、

精神年齢が逆に若くなっていっている感じがします。

他の人と逆行しているというか・・・。

Wikipediaの”日本のパンク・ロック ”を見てみると、

他にも濃いのがいっぱいいますね。


その友人の1人からは、頭脳警察

裸のラリーズ(Les Rallizes Dénudés)

を一押しされました。

前者は、デビューした時代がそうだからなのかも知れないけど、

第1曲目から”世界革命戦争”を宣言する反体制ロックで、

アルバムの発売中止

(3億円事件のモンタージュ写真が使用されている)

や放送禁止に見舞われ、最新アルバムも18年振りという。

後者は、メンバーによど号ハイジャック事件の犯人である

若林盛亮がいます。

活動も、長い間休止している上に、

音源も現在は廃盤となっており、海賊版を聴くしかないような状況。

ヴォーカルの水谷孝は現在行方不明と言われていますが、

恐らく、彼の愛するフランスにいるものと思われます。

そういった状況が、伝説的な雰囲気を醸し出しています。

特徴としては、独特の髪型に、

フィードバック奏法による大音量のノイズが挙げられるのですが、

ファンによれば、不思議と耳障りではなく、心地良いノイズだとのこと。

それが、ラリーズの支持される理由なのでしょう。


裸のラリーズ.jpg

1978年11月1日 裸のラリーズ with FRICTION, 青山ベルコモンズ - はてなフォトライフ


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話はGGアリンに戻りますが、実は、

彼の記録映画が2年ほど前に渋谷で上映されていたようです。


映画『全身ハードコア GGアリン』

(Hated)

シアターN渋谷(2008.1.12)

PLNET+1(2008.1.25)


全身ハードコア GGアリン.jpg


もしこの上映の事を知っていたら、絶対観に行ってました。

観に行けなくて残念に思いましたが、DVD化されているので安心!!


全身ハードコア GGアリン [DVD] - Amazon, 日本


それと、もう一つ気になったバンドが、

ザ・クランプス(THE CRAMPS)という変態夫婦バンド。

1978年に、カリフォルニアの精神病院で慰問ライブをやるという、

みずのき寮の西垣籌一も真っ青な事をやりました。

日本では絶対出来ないと思います。


で、その映像が、

前述のGGアリンの映画と2本立てで上映されていたというのです!!


映画『ザ・クランプス 精神病院ライブ』

(The Cranps: Live at Napa State Mental Hospital)

シアターN渋谷(2008.1.12)

PLNET+1(2008.1.25)


ザ・クランプス 精神病院ライブ.jpg


これもDVD化されています。


ザ・クランプス 精神病院ライブ [DVD] - Amazon, 日本


http://www.youtube.com/watch?v=c52v8VQhEHA


取り敢えず、ロックに余り詳しくないという事もありますし、

この辺でやめときます。

色々偉そうな事書いてすいません。





【関連エントリー】

障碍者歌手についてのお話

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10341860460.html

もっと盛り上がれ!!アウトサイダーミュージック(購入編)

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黒い太陽731(黑太陽731)1988

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10368526104.html

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http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10172882134.html

在日映画「かん天な人」を鑑賞する(in 2006, 飯田橋)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10131724670.html

我が青春の「ゆきゆきて神軍」

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10085928772.html