哀愁のセブン&アイ・ホールディングス
株式会社セブン&アイ・ホールディングスは、食品、衣料品、住居用品の小売、
サービス、外食産業などを営む企業を傘下とする持株会社である。
イトーヨーカ堂と日本最大のコンビニエンスストアチェーンの
セブン-イレブン・ジャパンを中心とする巨大な企業グループである。
今や懐かしいホリエモン氏がニッポン放送買収などで猛威を振るっていた頃、
「シャレにならん!」ということで、敵対的買収からの防衛策として、
持株会社制への移行を決定し、2005年9月1日、イトーヨーカ堂・
セブンイレブン・ジャパン・デニーズジャパンの三社で、
持株会社「セブン&アイ・ホールディングス」を株式移転により
設立して経営統合を行なったというわけである。
どうでもいいが、看板はどうにかならないものだろうか?
デニーズの看板は、セブン&アイの「7&i」というシンボルマークを
強調したものになった。 このセンスが堪らない。
当然のように問題が発生した。
コンビニのセブン-イレブンと間違えて入店する人が続出したのだ。
たしかにドライブしていたら「あ、セブンイレブンあるよ!」となるだろう。
M&Aや持株会社制への移行などによる、ブランド統合は極めて難しい。
特にセブン&アイの強引さは、目に余るものがある。
知り合いの某編集者が、名刺に上記の微妙なロゴを入れられ、
「悲しいけど、これ、どうしようもないのよね」
と、死ぬ間際のスレッガー中尉のように嘆いていたのが
非常に印象的であった。
キッザニア
東京、豊洲にオープンした『ららぽーと豊洲』
その中の目玉がここ、『キッザニア 』である。
キッザニアとは、こどもたちがなりたいお仕事にチャレンジし、
楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる、
日本発のエデュテインメントタウンである。
当然私は、コネを使い、裏口から入場したわけだが・・・
平日の夜というのに、中は非常に混雑している。
ANA、NTTドコモ、ピザーラ、ヤクルトなどなど、様々な企業の
仕事を体験できるのだ。もちろん子供だけだが。
人気のある企業と人気のない企業が、ここでは非常に顕著に
表れるのだ。 実社会と同じように売り手市場なのである。
例えば、クロネコヤマトでお馴染みのヤマト運輸は人気が高い。
ご覧の通り、コスチュームがとても可愛いのだ。
仕事は、この格好で「こんばんは!宅急便でーーす!」
と、宣伝しながら館内を回るというお仕事である。
一方人気のない企業には、それなりの理由があるのだ。
例えば、
写真は少し分かりにくいが、リクルートエージェントの
パビリオンである。
「職業案内所」ということらしいが・・・
誰もいない。。。
好きな職業を試せるキッザニア内で、職業案内所というのは、
エスキモーに氷を売るようなものではないだろうか。
他にも人気のないパビリオンは存在するが、その中でも
大和証券は凄いものがある。
パビリオンは、「ビジネス・スクール」である。
内容は・・・
(1) キッザニアの街へ出て「会社」をつくるために
必要な要素を調査する「基本アクティビティ」
(2) 参加メンバーでひとつの会社をつくり、専用通貨「キッゾ」を投資して、
仕入れた商品をキッザニアの街へ出て販売する「発展アクティビティ」
(3) キッザニアでの上場株式(仮想)への株式投資を
体験する「証券会社アクティビティ」
※(2)、(3)は平成19年開始予定
もう何が何だか分からない。。。
こんなことなら、今はなき山一證券のパビリオンでも出展して、
「社員は悪くありましぇん!」
と、記者会見を体験できるパビリオンのほうが面白いのではと思う。
少なくとも私は。
35歳からが、女は本物!
女性誌のキャッチコピーは、面白いものが多い。
主婦と生活社の艶女雑誌『NIKITA(ニキータ)』は、
・あなたに必要なのは 「若さ」じゃなくて 「テクニック」
主婦の友社の『GISELe』は、
・アラウンド30(アラサー)が時代をリードする!
非常に味わい深いものがある。。。
やはり、年代別の人口分布図を見ても、第2次ベビーブーマーを頂点とする
30代前半~中盤が、最も市場規模があり、この層をターゲットにした
雑誌が多いというのは当然であろう。
一昔前は、渋谷の女子高生の生態ばかりを追っていたマスコミも、
篠原涼子氏をはじめとするアラサー世代の女性を起用したドラマを
積極的に制作している。それがマーケティングということだ。
『NIKITA』や『GISELe』のコピーも秀逸であるが、講談社の”大人の女性誌”
『Grazia』のコピーを見ていただきたい。
・35歳からが、女は本物!
これには、目からうろこが落ちる思いであった。
つまり・・・
今までに諜報した女性は全て偽者!
やられた! 私は、JR恵比寿駅のプラットフォームで天を仰いだ。
どうやら私は、本物志向ではないらしい。。。
某ネット系企業を訪問
新宿にある某ネット系企業を訪問。
社員数50人ほどの規模で、非常に勢いのある会社である。
画像は社員の名刺。全員が異なるカラーの名刺を持つ、とのこと。
この会社の役員が、某ブログポータルの有名ビジネスブロガーなのだ。
とてもソフトな話し方で、少し変ったファッションが印象的な役員様である。
また、この会社にはなんと巨大な水槽があり、熱帯魚が泳いでいるのだ。
実際はこの写真の3倍以上だ。
もの凄い威圧感である。
私はご担当者に対して、
「このお見積もりの何%が
熱帯魚のエサになっているのですか?」
と訊ねたところ、
「アハハハハハ!またまたぁ~」
と、極めて曖昧な返答しか得られなかった。。。
USEN宇野社長の有名な経営哲学に、
「経営者はフェラーリと馬は買うな!」
という名言があるが、
ここに熱帯魚も追加していただきたいものである。
30代未婚男
私のサーネームは、大宮である。
「埼玉出身ですか?」
と、安易に訊かれると、その貧相な発想に対し、
哀れみを感じることすらある。
私は今まで、大宮という苗字の方にお会いしたことがない。
そして、初めてお会いしたのが、大宮冬洋氏である。
氏は、ビジネス誌・料理誌で活躍するライターであり、
『30代未婚男』 という新書を共著された30代未婚男である。
この週刊SPA!的な内容を、見事NHK出版の新書にまとめるという
偉業を成し遂げたのだ。 同姓として誇りに思います。
なぜ「30代未婚男」が急増しているのか?
結婚しないのか、できないのか?
もうホントにほっといてくれ!と言いたくなるコピーだが、
インタビューに出てくる、男性たちの自己中心的なコメントがおかしい。
また、合コンでのNGとして、
・もじもじしていて、話もしない
・おやじギャグを連発する
という、極めて実践的なノウハウも載っているのがウレシイ。
ご指摘の通り、合コンにおいては、もじもじせずに話をし、
おやじギャグは単発に抑えるよう努めたい。
特に面白かったのは、偉人の悲観的格言集である。
結婚するとは、彼の権利を半分にして、
義務を2倍にすることである。
(A・ショーペンハウアー)
結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど
可愛いと思った。
今考えると、あのとき食べておけばよかった。
(アーサー・ゴッドフリー)
結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり
悪寒で終わる。
(リヒテンベルグ)
私も一句思いついたが、ここはあえてやめておく。
このような内容以外にも、結婚をとりまく制度や、
結婚情報サービスの現状など、面白い切り口で
30代未婚男を解説しているので、30代未婚男性の方、
また、30代未婚男性に興味のある女性には
是非ご一読いただきたい。
最後に
大宮冬洋先生、今度美味しいものでも食べながら
大宮家のルーツについて語り合いましょう!
同業他社交流会!?
毎月一回、五反田で行われている、メディア・コミュニケーション
関係の交流会に出席。
私も表向きは、コミュニケーション関係の某エージェンシー
勤務ということで、知り合いなどいなくとも、どんどん話が
進むのである。
私としては、Webコミュニケーション関係の方とお話させて
いただきたかったのであるが、何故か同業他社の方々と、
名刺交換をして、微妙な交流をさせていただいた。
しかもである、私を含めた同業3社は、つい先月
某クライアントのコンペで一戦交えたばかり
という奇妙なめぐり合わせなのである。
当然我々は、
「いやぁ~、おたくもなかなか・・・」
的な会話を繰り返すという、心理戦が続いたのだ。
私も負けじと、
「やっぱり、アレはアレだったんですか?」
という、もはや自分でも何が何だか分からない会話を続け、
最後はお決まりの、
「今度飲みにでも行きましょう!」
でしめるという、極めて大人な交流会であったのだ。
ピカソとモディリアーニの時代
私はよく同僚に、
「EIJIさんは、ブス専だよね」
と言われることがある。失礼な話だ。
おそらく、彼女と私では女性の顔を見る際の基準が
異なるのだ。
彼女は、ルネサンス以降の、現実をそのまま表現する
写実主義的な観点から女性の顔を判断している。
一方私は、女性の顎の形を重要視しており、
顎の形態を中心に分析・解体し、全体を構成し直す
という、一種キュビスム的な判断をしているのだ。
したがって、彼女のような写実主義者には、視覚的に
私の好みを理解するのは、極めて難解であると言える。
全く意味のない理論を展開してしまったが、今日は、
『ピカソとモディリアーニの時代』を観に渋谷
Bunkamuraへ行ってきた。
キュビスムな私であるが、実はピカソはあまり好きではない。
キュビスムの画家では、フェルナン・レジェ がいい。
今回は、リール近代美術館所蔵ということで、
モディリアーニ作品は、『母と子』や『肌着を持って座る裸婦』
などを鑑賞することができた。以前、名古屋市美術館で
『おさげ髪の少女』を観たことがあるのだが、
少女の希望に満ちた美しい瞳が、なんとも印象的であったが、
今回の作品は、瞳を描き込まないものばかりであった。
『母と子』の蒼く小さな瞳。貧困と持病の肺結核などで
36歳で没した彼は、その瞳に何を託したのだろうか。
モディリアーニの生涯は半ば伝説化しており、
映画化もされている。時間があるときに観てみよう。
『モディリアーニ 真実の愛 』(2004)監督:ミック・デイヴィス、
主演:アンディ・ガルシア
音楽業界の方々とブレスト
音楽業界はネット・モバイル配信をはじめとした新しい
ビジネスモデルへとパラダイムシフトが起こっている
ようにみえるのだが、実は旧態依然の体質から脱却
できていない音楽業界の今後についてのブレストを
渋谷区某所で行った。
日本を代表するレーベルである、A社、V社、C社などの
直接的な関係者と、アーティストを様々なデータから
ブランディングするマーケターの方、そして作曲家の方
などの音楽業界人とマーケティング業界など15名が
集まったのである。
プロモーションにコストがかかりすぎる点や、メジャーと
インディーズの差別問題、さらにYouTubeと著作権問題などを
所謂業界裏話を交えながら進めていった。
音楽業界人ではない私は、
4時間にも上る会議中、「なるほど~」と
300回ほど頷いただけであった。
まあ、数えたわけではないのだが・・・
どうやら業界では、レコード大賞 での裏金疑惑などで
有名なA社が最も嫌われている反面、マーケティング的には、
最も優れており、様々なタイアップを成功させていることが分かった。
どの業界も目立つ企業は嫌われるものだ。
本日のまとめとしては、ネットを使った音楽ビジネスや
プロモーションも重要ではあるが、デジタル音に
慣れきっている若者に、音楽の素晴らしさを
伝えていく音育も必要である・・・ですよね業界の皆さん?
個展のレセプションパーティー
今月の『GQJapan』の次の投資先はコンテンポラリー・アートです。
という特集がとても興味深い。
数年前まで30万円だった作品が、オークションで1億円で競り落とされている。
このような現象をビジネス化するアートビジネスが世界的に
非常に盛り上がっているというのだ。
投資という訳ではないが、某画家の個展でレセプションパーティーが
あったので、参加してきた。
『お菓子の家-PRIVATE SPACE-』というタイトルの作品らしい。
実際はお菓子ではなく、麻布、綿布、プリント布、フェルトなどに
油絵の具、アクリル、水性ペイントなどを用いて作品を創り上げて
いるとのこと。
個展会場には、雑誌編集者、広告マン、モデルなどが来ている。
なんとなく不思議な空気が会場に充満している。
こういうものなのだろうか?
さて、このポップなインド人は誰かと思ったら、この方こそ
アーティスト本人なのである。
極めてナイスなビジュアルをお持ちの画家氏に、
芸術論を語っていただこうとご挨拶をしたのだが、
なぜか奥様との馴れ初めの話に終始しておられた。
このような振る舞いも芸術家の芸術家たる所以なのだろうか・・・
次回は氏がしらふの時にお話させていただくつもりだ。
会話に漂う”おやじ臭”
都内某所の某レストランで、某氏と会食。
T氏は非常に頭の回転が速く、会話も面白く、
仕事もやり手で、女性にもやり手というナイスガイである。
ただ・・・以前から気になっていたのだが、
会話の端々におやじ臭を感じるのである。
今日も某業界の裏話を中心に、様々なネタを提供していただいた。
そして、
「これインサイダー情報だよな!
だって君の株上がっちゃうもん!
ダハハハハハハハ!」
私は精一杯ナチュラルに笑ったつもりだったが、
うまく笑えていたのか非常に不安である。
お隣のシートに座っていた、外国人ビジネスマン達からは、
「Shut the FU○K up!」という熱い視線を
いただいていた。
Tさん、今日はご馳走様でした。
次回は新橋の居酒屋にしましょう。














