録画鑑賞
右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)は偶然、ビル火災の現場に出くわし救出作業に加わる。上の階で煙の中にいた女性を一人の青年が抱きかかえながら階段を降りてきて救出。救出されたのは弁護士の麗子(松尾れい子)。しかし、助けた青年はその場から姿を消してしまう。
麗子から、助けた青年を探すよう頼まれた右京らは、現場に残された手がかりからその青年を見つけるが、自分は助けた覚えなどないと言って逃げるように去っていく。なぜ彼は人助けをしたことを認めようとしないのだろうか?
新聞で弁護士を救った「謎のヒーロー」と報道される中、右京と享は麗子に状況を報告するが、そこへ青年本人から名乗り出る電話が入った。電話をかけてきたのは竜也(岸田タツヤ)と名乗る男性。
竜也のアパートへ向かうと、捜査一課の伊丹(川原和久)らと鉢合わせ。伊丹らは殺害されたIT企業の経営企画部長・轟(大内厚雄)の携帯の最後の着信が竜也からだったから事情を聞きにきたというのだ…。
弁護士の麗子を助けた人物だと名乗り出た直後に殺人事件への関与を疑われるこの偶然性に不審を抱く右京。
竜也はヒーローなのか、それとも殺人に関与する人物なのか?
ゲスト:岸田タツヤ、松尾れい子
脚本:金井寛
監督:田村孝蔵
(オフィシャルサイトより抜粋)
竜也が我が子のようにかわいがってくれた年輩のご夫婦と楽しく食事し、乗船チケットをプレゼントする場面、大泣きしてしまった。
唯一、船長が自殺するために乗客を巻き添えにして船ごと事故を起こした、という設定には疑問を覚える。
船長なら少々精神を病んでいても乗客は助けるでしょ?
過労に依る海難事故、で良かったのでは。
感涙度92点。
12 Years a Slave
シネスコ/134分
監督:スティーヴ・マックィーン
出演:キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティ、ルピタ・ニョンゴ、ブラッド・ピット、アルフレ・ウッダード
1841年、南北戦争によって奴隷制度が廃止される前のニューヨーク。
黒人音楽家ソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、家族とともに幸せな生活を送っていた。だがある日、ふたりの白人の裏切りにより、彼は拉致され、自由黒人から"奴隷"へと落ち、ニューオーリンズへ売られてしまう。そこでソロモンを待っていたのは、狂信的な選民主義者エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちによる容赦ない差別と暴力だった。虐げられながらも、決して"尊厳"を失わないことを心に誓うソロモンだが、そのまま12年の月日が流れていく。
(TOHOシネマズHPより引用)
人間が人間を買い、所有物として使い、その命さえ思いのままにする世界。
『過去の事』として客観視することはできない。
だが、自分があの時代あの土地に、裕福な白人の家に生まれていたら…はたして黒人の為に行動できるのか。
奴隷が虐待される場面は目新しくはないが、北部で自由に暮らす黒人が誘拐され、奴隷として売られる、という事実はこれまで知らなかった。実に衝撃的だ。
胸の中をトゲが引っ掻くような、不快感に苛まれながら観た。
主人公は救われたが、耐え続けた末にたまたま幸運に巡り合わせただけだ。しかもその忍耐は12年もの時間を要した。
農場主を演じたマイケル・ファスベンダーが素晴らしい。狂気を孕んだような熱演で、実に憎たらしく、恐ろしかった。
終わってみればブラッド・ピットはいいとこを持って行き過ぎ?
90点。
シネスコ/134分
監督:スティーヴ・マックィーン
出演:キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティ、ルピタ・ニョンゴ、ブラッド・ピット、アルフレ・ウッダード
1841年、南北戦争によって奴隷制度が廃止される前のニューヨーク。
黒人音楽家ソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、家族とともに幸せな生活を送っていた。だがある日、ふたりの白人の裏切りにより、彼は拉致され、自由黒人から"奴隷"へと落ち、ニューオーリンズへ売られてしまう。そこでソロモンを待っていたのは、狂信的な選民主義者エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちによる容赦ない差別と暴力だった。虐げられながらも、決して"尊厳"を失わないことを心に誓うソロモンだが、そのまま12年の月日が流れていく。
(TOHOシネマズHPより引用)
人間が人間を買い、所有物として使い、その命さえ思いのままにする世界。
『過去の事』として客観視することはできない。
だが、自分があの時代あの土地に、裕福な白人の家に生まれていたら…はたして黒人の為に行動できるのか。
奴隷が虐待される場面は目新しくはないが、北部で自由に暮らす黒人が誘拐され、奴隷として売られる、という事実はこれまで知らなかった。実に衝撃的だ。
胸の中をトゲが引っ掻くような、不快感に苛まれながら観た。
主人公は救われたが、耐え続けた末にたまたま幸運に巡り合わせただけだ。しかもその忍耐は12年もの時間を要した。
農場主を演じたマイケル・ファスベンダーが素晴らしい。狂気を孕んだような熱演で、実に憎たらしく、恐ろしかった。
終わってみればブラッド・ピットはいいとこを持って行き過ぎ?
90点。
3/9日曜日
うちの近所で待ち合わせ。4:40p.m.
『俺が岐阜に行ってお前に会うのは俺にとって非日常だけど、こうして俺の日常にお前が現れるのはものすごく新鮮だ』
宿をまだ決めていないとのことで、四条大宮にてホテルを下見。
どこに案内しようかと相談。
さっき前を通った『そそられる』店に入ってみよう!とのことで、とりあえず一軒。
ダルビッシュ似の串カツ屋。(以下、どこも屋号は覚えてない)
入ると、ちょうど他の入店客の接客でバタバタしていて、客あしらいが冷淡な感じがあり、損してる。好きなものを自由に注文できるのはいいが、それだけに注文を捌くのが大変そう。どれも一本80円、お値打ち感高い。
セットメニューがあれば注文がスムーズになる。『とりあえず8本セット』とか。
ホテルに引き返し、チェックインを済ます。
二軒め。
呑み屋横丁の小さいおでん屋。
とっつきにくい感じの店主が一人。おでん美味い。ニラ玉、ハツ串焼も良い。
ただ品切れメニューが多く、残念。できれば品切れを伝える時はもう少し済まなさそうに言って欲しいな。
時々、店主の後ろの腰板が開いておばあさんが顔を見せる。最初は驚いたが、つながっている裏手の店のお母さんらしい。あなたも商売やってるならそれなりに『顔』を作らなきゃ。息子の店の客と目が合ったらね。
三軒め。
同じ横丁のバー。
カーリーヘアに眼鏡の、女っぽい顔立ちの男性店主。
ウィスキーをソーダでトゥワイスアップ。『トゥワイスアップ』が通じず、焦る。たこ焼き美味い。
他の客はみんなテレビ画面(アナデジ変換)に釘付けで変な雰囲気。
四軒め。
少し北に歩いてお茶漬け屋。
馴染めばなかなかいいキャラの女性店主。
先客の年輩男性が気取りのない親しみやすいひとで、好印象。
ここで何を食べたか、思い出せない。
わさび漬け?鮮烈な辛さで美味かった。先客は『いくらなんでも辛すぎるわ~』と言っていた。
11時を少し回った頃だったろうか、コンビニに寄ってホテルへ。
友と別れ、歩いて帰宅。
そういえば若い頃から彼は新規開拓に意欲的だった。
ま、時にはババも引いたけど。
今夜はハズレなし。
実に楽しい夜をありがとう。
『例えばパンを食べようとするときに、目の前にいる人に一つ食べる?と訊くのは当然やろ?』
『何度か期待通りにいかないことがあっても、当然のことをするのをためらってはいけない』
うちの近所で待ち合わせ。4:40p.m.
『俺が岐阜に行ってお前に会うのは俺にとって非日常だけど、こうして俺の日常にお前が現れるのはものすごく新鮮だ』
宿をまだ決めていないとのことで、四条大宮にてホテルを下見。
どこに案内しようかと相談。
さっき前を通った『そそられる』店に入ってみよう!とのことで、とりあえず一軒。
ダルビッシュ似の串カツ屋。(以下、どこも屋号は覚えてない)
入ると、ちょうど他の入店客の接客でバタバタしていて、客あしらいが冷淡な感じがあり、損してる。好きなものを自由に注文できるのはいいが、それだけに注文を捌くのが大変そう。どれも一本80円、お値打ち感高い。
セットメニューがあれば注文がスムーズになる。『とりあえず8本セット』とか。
ホテルに引き返し、チェックインを済ます。
二軒め。
呑み屋横丁の小さいおでん屋。
とっつきにくい感じの店主が一人。おでん美味い。ニラ玉、ハツ串焼も良い。
ただ品切れメニューが多く、残念。できれば品切れを伝える時はもう少し済まなさそうに言って欲しいな。
時々、店主の後ろの腰板が開いておばあさんが顔を見せる。最初は驚いたが、つながっている裏手の店のお母さんらしい。あなたも商売やってるならそれなりに『顔』を作らなきゃ。息子の店の客と目が合ったらね。
三軒め。
同じ横丁のバー。
カーリーヘアに眼鏡の、女っぽい顔立ちの男性店主。
ウィスキーをソーダでトゥワイスアップ。『トゥワイスアップ』が通じず、焦る。たこ焼き美味い。
他の客はみんなテレビ画面(アナデジ変換)に釘付けで変な雰囲気。
四軒め。
少し北に歩いてお茶漬け屋。
馴染めばなかなかいいキャラの女性店主。
先客の年輩男性が気取りのない親しみやすいひとで、好印象。
ここで何を食べたか、思い出せない。
わさび漬け?鮮烈な辛さで美味かった。先客は『いくらなんでも辛すぎるわ~』と言っていた。
11時を少し回った頃だったろうか、コンビニに寄ってホテルへ。
友と別れ、歩いて帰宅。
そういえば若い頃から彼は新規開拓に意欲的だった。
ま、時にはババも引いたけど。
今夜はハズレなし。
実に楽しい夜をありがとう。
『例えばパンを食べようとするときに、目の前にいる人に一つ食べる?と訊くのは当然やろ?』
『何度か期待通りにいかないことがあっても、当然のことをするのをためらってはいけない』
一眼レフ
Nikon D7000 \36100
レンズ
Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
TAMRON 18-270mm
F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B008)
TOKINA AT-X 124
PRO DX II 12-24mm F4
ベルボン三脚
カメラのキタムラの中古買取にて…しめて\76500なり。
所有する喜びはもちろんあったのだが、持っていれば持っていたで、出かけるときには『持って行かなきゃ』という半ば強迫観念に迫られ、苦しんだ。
悩みに悩んだが、出不精の私には宝の持ち腐れと断じて売却を決意。
後悔より、スッキリした気持ちが大きいが…割りきれない想いもある。
だが全ては私の煩悩に依るもの。
ごめんね、Nikon D7000ちゃん。
買取査定に一時間。小雪がぱらついた。
Nikon D7000 \36100
レンズ
Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
TAMRON 18-270mm
F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B008)
TOKINA AT-X 124
PRO DX II 12-24mm F4
ベルボン三脚
カメラのキタムラの中古買取にて…しめて\76500なり。
所有する喜びはもちろんあったのだが、持っていれば持っていたで、出かけるときには『持って行かなきゃ』という半ば強迫観念に迫られ、苦しんだ。
悩みに悩んだが、出不精の私には宝の持ち腐れと断じて売却を決意。
後悔より、スッキリした気持ちが大きいが…割りきれない想いもある。
だが全ては私の煩悩に依るもの。
ごめんね、Nikon D7000ちゃん。
買取査定に一時間。小雪がぱらついた。
シネスコ/103分
監督;ジェフ・ワドロウ
出演;アーロン・テイラー=ジョンソン/クリストファー・ミンツ=プラッセ/クロエ・グレース・モレッツ/ジム・キャリー/モリス・チェスナット
2010年、正義を愛する気持ちだけしか持っていない超等身大ヒーロー「キック・アス」が誕生!! 世界中に大ブームを巻き起こした。そして2014年、待望の続編。
文句なしに楽しめるアクション。特にヒットガールの戦闘場面は瞬きを許さないほどの緊迫感。
しかし、悪役マザー・ロシアによる警官10人の殺戮場面はこの映画の立脚点を揺るがすほどの残虐さ。
登場時は神取忍に似てるな、と思ったがとんでもない。神取が天使に思えるほど血も涙もない悪役だった。
ラスト、奴を生き残らせる意味はやはり続編のため?
88点。
監督;ジェフ・ワドロウ
出演;アーロン・テイラー=ジョンソン/クリストファー・ミンツ=プラッセ/クロエ・グレース・モレッツ/ジム・キャリー/モリス・チェスナット
2010年、正義を愛する気持ちだけしか持っていない超等身大ヒーロー「キック・アス」が誕生!! 世界中に大ブームを巻き起こした。そして2014年、待望の続編。
文句なしに楽しめるアクション。特にヒットガールの戦闘場面は瞬きを許さないほどの緊迫感。
しかし、悪役マザー・ロシアによる警官10人の殺戮場面はこの映画の立脚点を揺るがすほどの残虐さ。
登場時は神取忍に似てるな、と思ったがとんでもない。神取が天使に思えるほど血も涙もない悪役だった。
ラスト、奴を生き残らせる意味はやはり続編のため?
88点。
3/1鑑賞
シネスコ/138分
監督;デヴィッド・O・ラッセル
出演;クリスチャン・ベイル/ブラッドリー・クーパー/エイミー・アダムス/ジェレミー・レナー/ジェニファー・ローレンス/ロバート・デ・ニーロ
1979年、アメリカを震撼させた劇的な収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を映画化。
稀代の詐欺師アーヴィン・ローゼンファルドとそのパートナー兼愛人のシドニーは、FBI捜査官リッチーに囮捜査への協力を強いられる。偽のアラブの大富豪をエサにした巧妙な囮捜査によって、カジノに絡む市長のカーマインや多くの大物汚職政治家たちを罠にかけていく。しかし、アーヴィンの妻ロザリンこそがこの囮捜査をひっくり返すことになる存在だった…。
ロザリン役のジェニファー・ローレンスが、見事な悪女っぷり。並みいる名優たちが霞むほどの存在感だ。007『死ぬのは奴らだ』の主題歌を歌いながら掃除する場面は実に見事。
そしてクリスチャン・ベイルもハゲ・デブで詐欺師、なのに実に魅力的に主人公を演じた。愛人を持ちながら、妻の連れ子を溺愛する姿には感動した。
デ・ニーロは流石の存在感だが、ハマり過ぎていてソックリさんかと思った。
ただ、正直言って目まぐるしい展開に頭が付いて行けず、鮮やかであろうオチにも軽いインパクトしか感じられなかった。
81点。
シネスコ/138分
監督;デヴィッド・O・ラッセル
出演;クリスチャン・ベイル/ブラッドリー・クーパー/エイミー・アダムス/ジェレミー・レナー/ジェニファー・ローレンス/ロバート・デ・ニーロ
1979年、アメリカを震撼させた劇的な収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を映画化。
稀代の詐欺師アーヴィン・ローゼンファルドとそのパートナー兼愛人のシドニーは、FBI捜査官リッチーに囮捜査への協力を強いられる。偽のアラブの大富豪をエサにした巧妙な囮捜査によって、カジノに絡む市長のカーマインや多くの大物汚職政治家たちを罠にかけていく。しかし、アーヴィンの妻ロザリンこそがこの囮捜査をひっくり返すことになる存在だった…。
ロザリン役のジェニファー・ローレンスが、見事な悪女っぷり。並みいる名優たちが霞むほどの存在感だ。007『死ぬのは奴らだ』の主題歌を歌いながら掃除する場面は実に見事。
そしてクリスチャン・ベイルもハゲ・デブで詐欺師、なのに実に魅力的に主人公を演じた。愛人を持ちながら、妻の連れ子を溺愛する姿には感動した。
デ・ニーロは流石の存在感だが、ハマり過ぎていてソックリさんかと思った。
ただ、正直言って目まぐるしい展開に頭が付いて行けず、鮮やかであろうオチにも軽いインパクトしか感じられなかった。
81点。
ヴィスタ/122分
監督;井口奈己
出演;竹野内豊/尾野真千子/成海璃子/木村文乃/本田翼/麻生久美子/阿川佐和子
序盤で主人公が交通事故で死んでしまうのは意表を突かれた。
物語は幽霊になって現れる主人公、ユキヒコと並行して、生前の彼を知る女性、サユリの視点で描かれる。
『彼は女の子がして欲しい事が分かってしまう』『だから時々モラルに反する…』などとサユリは語るが、映画ではそんなに悪い男には描かれていない。
少なくとも二股をかけて付き合うような事はしてないし、元カノと温泉へ一泊旅行へ行った時も昼間には元カノからのセックスの誘いを断っている。結局、したのかしなかったのかは描写されていないが…。
むしろ、はっきりとした理由もなくフラれ続ける彼が気の毒だ。
しかし、BMWのオープンカーを乗り回し、女性にモテまくる主人公の内面は描かれず、感情移入するのは難しかった。
長いカットの多用は『狙い』なのだろうが、繋ぎの風景描写がいやに長くて嫌に なる。
顔のアップの長回しで表情の変化を見せる演技は役者冥利に尽きる場面だろう。これを活かすためにも、もう少し繋ぎの場面は短くすれば良くなると思うのだが。
ただ、猫の毛繕いの場面も長めだったがこちらはかわいくて良かった。
72点。
監督;井口奈己
出演;竹野内豊/尾野真千子/成海璃子/木村文乃/本田翼/麻生久美子/阿川佐和子
序盤で主人公が交通事故で死んでしまうのは意表を突かれた。
物語は幽霊になって現れる主人公、ユキヒコと並行して、生前の彼を知る女性、サユリの視点で描かれる。
『彼は女の子がして欲しい事が分かってしまう』『だから時々モラルに反する…』などとサユリは語るが、映画ではそんなに悪い男には描かれていない。
少なくとも二股をかけて付き合うような事はしてないし、元カノと温泉へ一泊旅行へ行った時も昼間には元カノからのセックスの誘いを断っている。結局、したのかしなかったのかは描写されていないが…。
むしろ、はっきりとした理由もなくフラれ続ける彼が気の毒だ。
しかし、BMWのオープンカーを乗り回し、女性にモテまくる主人公の内面は描かれず、感情移入するのは難しかった。
長いカットの多用は『狙い』なのだろうが、繋ぎの風景描写がいやに長くて嫌に なる。
顔のアップの長回しで表情の変化を見せる演技は役者冥利に尽きる場面だろう。これを活かすためにも、もう少し繋ぎの場面は短くすれば良くなると思うのだが。
ただ、猫の毛繕いの場面も長めだったがこちらはかわいくて良かった。
72点。
WOWOW録画
2/27鑑賞
監督;サム・メンデス
出演;ダニエル・クレイグ/ハビエル・バルデム/ジュディ・デンチ/ベレニス・マーロウ/ナオミ・ハリス/レイフ・ファインズ/アルバート・フィニー
洗練された映像と大迫力のアクションは流石の007シリーズ。
地下鉄で列車が壁をぶち破って飛び込んでくる場面には度肝を抜かれた。
だが、肝心の悪役が元同じ諜報部員というのは、少し小者との印象を拭えないし、Mに対して憎悪と同時に思慕を抱いていたという演出は不要なのでは。
88点。
2/27鑑賞
監督;サム・メンデス
出演;ダニエル・クレイグ/ハビエル・バルデム/ジュディ・デンチ/ベレニス・マーロウ/ナオミ・ハリス/レイフ・ファインズ/アルバート・フィニー
洗練された映像と大迫力のアクションは流石の007シリーズ。
地下鉄で列車が壁をぶち破って飛び込んでくる場面には度肝を抜かれた。
だが、肝心の悪役が元同じ諜報部員というのは、少し小者との印象を拭えないし、Mに対して憎悪と同時に思慕を抱いていたという演出は不要なのでは。
88点。
元日に鑑賞。
監督;山崎貴
出演;岡田准一/三浦春馬/井上真央/濱田岳/新井浩文
温厚な人柄の中に強い意志を秘めた主人公を岡田准一が熱演、特に特攻に出るまでの苦悩にやつれる顔は凄い演技だ。
祖母の葬儀で実の祖父・宮部久蔵の存在を知らされた健太郎は、昭和20年に戦死した宮部の調査を始める。海軍一の臆病者と言われていた宮部は抜群のゼロ戦操縦術を持ちながら、常に無事を最優先させるパイロットでもあった。
真珠湾奇襲の成功に酔う中でも、帰ってこなかった仲間を偲び、空母を撃沈しなかったのを悔やむ。さらに長所とされたゼロ戦の航続距離の長さこそ弱点と見抜いている。しかし、どれほど理論立てて説明しても精神論が幅を利かす軍国・日本では聞く耳を持つどころか、腰抜けと非難される。
そもそも宮部は職業軍人だから武力行使そのものは否定しないはずだが、ほとんどが海上で撃墜される特攻には嫌悪感を抱く。打ちひしがれた宮部の姿は合理的な思考が無視される全体主義の恐ろしさを象徴する。
教え子たちが次々と出撃するのを止められない宮部は耐えきれず、自分も特攻を志願する。それでもなお心を占めていた妻と娘への変わらぬ思い。そして健太郎はついに宮部が残した最大の秘密にたどり着く。
そして、わが身に宮部の血が流れているのを誇りに思える健太郎の想い、それは愛国と軍国の薄紙一枚ほどの危うい隔たりにも思える。
登場人物の関係性や宮部が仕掛けた秘密などがラストでうまく収束する辺り、良くも悪くもテレビドラマ的=わかりやすい。
ラストの宮部の特攻場面には素直に感涙。いい笑みを浮かべるね、岡田くん。
87点。
監督;山崎貴
出演;岡田准一/三浦春馬/井上真央/濱田岳/新井浩文
温厚な人柄の中に強い意志を秘めた主人公を岡田准一が熱演、特に特攻に出るまでの苦悩にやつれる顔は凄い演技だ。
祖母の葬儀で実の祖父・宮部久蔵の存在を知らされた健太郎は、昭和20年に戦死した宮部の調査を始める。海軍一の臆病者と言われていた宮部は抜群のゼロ戦操縦術を持ちながら、常に無事を最優先させるパイロットでもあった。
真珠湾奇襲の成功に酔う中でも、帰ってこなかった仲間を偲び、空母を撃沈しなかったのを悔やむ。さらに長所とされたゼロ戦の航続距離の長さこそ弱点と見抜いている。しかし、どれほど理論立てて説明しても精神論が幅を利かす軍国・日本では聞く耳を持つどころか、腰抜けと非難される。
そもそも宮部は職業軍人だから武力行使そのものは否定しないはずだが、ほとんどが海上で撃墜される特攻には嫌悪感を抱く。打ちひしがれた宮部の姿は合理的な思考が無視される全体主義の恐ろしさを象徴する。
教え子たちが次々と出撃するのを止められない宮部は耐えきれず、自分も特攻を志願する。それでもなお心を占めていた妻と娘への変わらぬ思い。そして健太郎はついに宮部が残した最大の秘密にたどり着く。
そして、わが身に宮部の血が流れているのを誇りに思える健太郎の想い、それは愛国と軍国の薄紙一枚ほどの危うい隔たりにも思える。
登場人物の関係性や宮部が仕掛けた秘密などがラストでうまく収束する辺り、良くも悪くもテレビドラマ的=わかりやすい。
ラストの宮部の特攻場面には素直に感涙。いい笑みを浮かべるね、岡田くん。
87点。
本日二本めの鑑賞。
原題;The Immigrant
シネスコ/118分
監督;ジェームズ・グレイ
出演;マリオン・コティヤール/ホアキン・フェニックス/ジェレミー・レナー
手を伸ばせば届きそうなところで出迎えてくれる自由の女神。遙か大西洋を船で渡ってきた移民たちには自由とチャンスの象徴、なのにエヴァには微笑んでくれない。
移民管理局で入国拒否されたエヴァは病気の妹と隔離されるが、ブルーノの計らいでその場をしのぐ。
ブルーノはエヴァをダンサー兼娼婦として働かせるが、いつしか彼女を愛し始める。
一方エヴァは劇場で見かけたマジシャンのエミールに口説かれる。
ブルーノのおかげで糊口をしのいではいるが男としての興味はない、むしろ夢を語るエミールに惹かれるエヴァの態度が間接的にではあるが悲劇を招くことになる。
まぁ、エミールの『しょうもないこと』がいけないんだが、これで一気に悲劇的窮地に立たされることになる。
1920年代のニューヨークの風景が、ゴッドファーザー2で描かれるような重厚で落ち着いた色調の映像で再現される。
だがエヴァが、男たちを手玉にとってのし上がる悪女に変身するくらいの展開だったら痛快なドラマになったのかもしれないが、陰鬱な沈滞気味展開はやや退屈だった。
79点。
原題;The Immigrant
シネスコ/118分
監督;ジェームズ・グレイ
出演;マリオン・コティヤール/ホアキン・フェニックス/ジェレミー・レナー
手を伸ばせば届きそうなところで出迎えてくれる自由の女神。遙か大西洋を船で渡ってきた移民たちには自由とチャンスの象徴、なのにエヴァには微笑んでくれない。
移民管理局で入国拒否されたエヴァは病気の妹と隔離されるが、ブルーノの計らいでその場をしのぐ。
ブルーノはエヴァをダンサー兼娼婦として働かせるが、いつしか彼女を愛し始める。
一方エヴァは劇場で見かけたマジシャンのエミールに口説かれる。
ブルーノのおかげで糊口をしのいではいるが男としての興味はない、むしろ夢を語るエミールに惹かれるエヴァの態度が間接的にではあるが悲劇を招くことになる。
まぁ、エミールの『しょうもないこと』がいけないんだが、これで一気に悲劇的窮地に立たされることになる。
1920年代のニューヨークの風景が、ゴッドファーザー2で描かれるような重厚で落ち着いた色調の映像で再現される。
だがエヴァが、男たちを手玉にとってのし上がる悪女に変身するくらいの展開だったら痛快なドラマになったのかもしれないが、陰鬱な沈滞気味展開はやや退屈だった。
79点。