本日二本めの鑑賞。
原題;The Immigrant
シネスコ/118分
監督;ジェームズ・グレイ
出演;マリオン・コティヤール/ホアキン・フェニックス/ジェレミー・レナー
手を伸ばせば届きそうなところで出迎えてくれる自由の女神。遙か大西洋を船で渡ってきた移民たちには自由とチャンスの象徴、なのにエヴァには微笑んでくれない。
移民管理局で入国拒否されたエヴァは病気の妹と隔離されるが、ブルーノの計らいでその場をしのぐ。
ブルーノはエヴァをダンサー兼娼婦として働かせるが、いつしか彼女を愛し始める。
一方エヴァは劇場で見かけたマジシャンのエミールに口説かれる。
ブルーノのおかげで糊口をしのいではいるが男としての興味はない、むしろ夢を語るエミールに惹かれるエヴァの態度が間接的にではあるが悲劇を招くことになる。
まぁ、エミールの『しょうもないこと』がいけないんだが、これで一気に悲劇的窮地に立たされることになる。
1920年代のニューヨークの風景が、ゴッドファーザー2で描かれるような重厚で落ち着いた色調の映像で再現される。
だがエヴァが、男たちを手玉にとってのし上がる悪女に変身するくらいの展開だったら痛快なドラマになったのかもしれないが、陰鬱な沈滞気味展開はやや退屈だった。
79点。