スピ☆

アメンバー限定記事mixi

mixiの日記。

2011 . 5 の日記。どもスピﾛｰﾏ字spitz 見にくいねん!もっと日記書け!週末は忙しいから始めに書け! です今、電車の中で向かい合わせ４人掛けの席に 20代後半くらいの 母親AとB、それぞれの子供、３歳くらいの二人とも女の子が座ってた。母親どうしは 旦那の浮気話で盛り上がってて｢正座さして ごめんなさい以外の言葉言うたびに 顔面どついたった｣とか｢あんな幼児体型の女のどこがええねんまぁあたしの体ズタボロやけどなガハハ｣とか デカイ声で話してる間 子供達は 座席の上でジャンプしてた。すると 母親Aが自分の子供に｢あんた!靴脱ぎゆーたけどなんで 靴下までぬいでんの!すぐに よー履かへんねんからはいとき!｣｢いやーﾊｶﾍﾝ!｣すると母親Ｂが｢ほのかﾁｬﾝ(って呼んだと思う) 靴下履いて無かったら 次の駅で コワ～イ おっちゃん乗ってきて ベロ～ンてされるで｣｢ベロ～ンてなにぃ｣母親A｢ほんまや ベロ～ンてされるで｣子供 泣きながら｢ベロ～ンてなにぃぃぃ｣母親Ｂ｢さぁちゃんとはかなもうつぎの駅やで!｣女の子泣きながら 靴下履いてた。次の駅に到着してドアが開いたとき 女の子は座席の背もたれに隠れてドアの方を見てたけど何事もなかったように｢腹立つから ケーキ屋行ってﾀｯｶｲﾀｯｶｲやついっぱい買わせて全部食ったら 乳より腹出て来たガハハ!｣って喋ってる母親達に｢ベロ～ンてなにぃぃぃ-｣って 叫んだのでした。はい到着。こんな日記どうかなぁ。難病なんて、全く関係ない元気で能天気だった頃の日記。その当時の自分に言ってみたい、『10 年もしない内に車椅子になって会社も辞める事になるんだぜ』『そんな事あるわけない』ってオレは言うだろうな。今なら解る。この世に不思議な事も、当たり前な事も一つもないって事。mixiからそのままコピペしたので、文字化けしてたらごめんなさい

何も出来ない。

以前に私は、障害者スペースについて否定的な事を書いてた。それは、私にまだ選択肢があったから。移動できるって思ったから。そこしか選択肢がない人も居るんだ。私の考えが足りなかった。私も、散々文句言ってた健常者と同じだった。私は、進行性で治療法のない難病だ。けれど、私より、あっという間に症状が進んでしまう疾患もあるんだ。そういう疾患では、今の法制度じゃ色々間に合わないんだ。そういう疾患では、最低でも診断がついた時点で、診断書１枚であらゆる法的サービスがパッケージですぐ受けられるようにしないと。いちいちひとつひとつ、意見書書いて貰ったりする時間はないんだ。間に合わなかったなら、無駄金を使わないですんだとかそういう事じゃない気がする。何も難病すべてそうしろって言ってる訳じゃない。短時間で進行が予想される疾患1つ２つでいい。そういう制度をつくらないと。人はあまりに悲しすぎる。川崎の事件も障害者スペースに車を停めてしまう健常者も、優先座席に座ってしまう人もテロも戦争も私自身も。何も飛躍何かしてない。全部つながってるんだ。人が悲しい生き物だって。それでも、軽々しく代わってあげたいなんて言っちゃいけないのは解ってる。たとえそんな考えがうかんだとしても周りに居る人の思いを考えよう。１人で生きてる訳じゃない。何も出来ない私は、部屋にこもって人目を避けてブログを書いてる。

誕生日2

今朝、奥さんが『誕生日おめでとう 』ってプレゼントをくれた。キャップだった。私が普通に仕事してたら、健常者なら、選択肢は一杯あったんだろな。でも、キャップにした意味が今なら解る。どんな事になっても、二人で外に出掛けられるようにって願いと頑張ってって思いも込めて。ものや値段はどうでもいいんです。只、私の事を考えて、何にしようか悩んで選んで買う。その時間がありがた過ぎる。今日は、私の55 回めの誕生日。こんな病気になる前に思ってたのとは、まるで違う事になってしまった。プレゼントを貰ったとき、『ああ、まだ生きてても、ここに居てもいいんだ』って思った。手摺にしがみついてじゃなきゃ移動出来ないけど、すぐ疲れてしまうご飯を食べるだけで疲れてしまうけど。１日を24 時間と考えて、自分の年齢を3 で割る。55 才は夕方の6 時半過ぎかな？もうすぐ晩御飯。寝てしまうまでにはまだ時間がある。『まだもう少し起きて(生きて)られるよう頑張るね。オレには確かめたい事があるから。』

池袋や大津に思う事。

前回、記事に書いたので100％私を支持してくれる前提で書きます。私は、SCD と診断名がついた時点で車の運転をやめた。その時点で、運転に関しては何の不安も無かった。おそらく何事もない自信があった。でも、運転をやめた。もし何かあれば他人の人生をも変えてしまう。てめいで勝手にしぬぶんには、何の問題もない。でもたとえ物損事故でも、他人に迷惑かけずに済むなんて事はあり得ない。この難病カテにいて、自分で難病であるって公言しててもまだ、運転してる人がいる。あまりに自分勝手だと、自覚が足りないと私は思う。おかれてる環境や、それぞれ事情はあるのだろう。１人で暮らしてるとお前には解らない事があるんだって言いたいだろう。それでも私は『今すぐ運転するのをやめろ！』って言う。いつどんな事になるか解らない、だから難病。そのリスクは健常者より高い。免許の返納や、園児を危険から守る為の方策とかは別の話し。とにかく車の運転はやめよう。自分は大丈夫なんて何の根拠もない考えは今すぐ捨てよう。池袋のおじいちゃんも大津のおばはんもそう思ってたのだろう。何もない事を願うけれど、何かあったら取り返しがつかないんだ。他人の人生を変えてしまう、理不尽な思いをするのは、自分だけでいい。

私が考えてる事。

前回、嫌いな言葉を書いたパート2 。こんな病気で引き込もっていると、忘れる事が多くなる。考える時間も増えるので、考えを直す事も増える。あまりに暇なので、アメブロ読んでみた。そして思った。私は、自分がしたい様に、言いたい事言えばいいって思った。じゃないとここが、キズの舐めあいとキレイ事だけの場所になってしまう。それでもいいんだけどね。私に関係ないもんね。このまま消えてしまっても誰も困らないし。そして考えた。それでいいと思う人や、大きなお世話だと思う人は、ここへは来ないで下さい。ここは、希少難病にかかってしまったオヤジが本音や愚痴を書く所になります。言いたい事を思う様に書く事が、１人また１人と居なくなる中で、私がアメブロを辞めてしまわず、ここにいて何か言う理由になる気がする。私なんかを気にかけてくれる人達もいる。このままだとどうせ動けなくなってしぬんだ。そんな事読みたくない人は、アメンバーや読者登録を解除して下さい。私は、MSA と診断された人やそれに関係する人が読んでくれる事を想定して書いてます。沢山の人に読んで貰おうなんて思ってません。私を理解してくれる数人の同病の人かその関係者に読んで貰えたらそれでいい。でも、違う疾患(含SCA やその他の疾患)だからといって読むなとか思ってません。ただ黙ってましょう。いまだに、SCA とMSA が違う病気であることを理解してない人もいます。その理解力の無さは、もうお手上げ状態です。今まで、どんな人生を送って来たのか知らないけど、その人でもないのに人の気持ちが解るなんて書いてしまう人がいる。それがアメブロです。ありがちなやさしい言葉を聞きたい人や、綺麗事にしか興味のない人。キズを舐めあいたいだけの人。どうでもいい日常にしか興味のない人は、他へ行って下さい。100 ％ 私を支持する以外の人。私に批判的な人は、もう来ないで下さい。他の疾患をよく知らないし(含SCA )、語る資格もない。こんな病気になって、ありがちな言葉に、『神は、乗り越えられる試練しか与えない』はぁ？聖書も読んだ事無いのに、自分に都合のいい言葉だけ持って来るんじゃないって。誰かがしぬと、なかよしアピールとこんなに悲しんで私好い人でしょ？アピールがはじまる。うるせー黙ってろ！以前にも書いたけど、人はしに向かって生きている。しはそこにあるものだ。(しぬ事や病気は特別な事じゃないって事に反対の人は、メッセージで私を納得させて下さい。その際、推測や憶測を省き、この病気で亡くなった人の残された人に同じ事が言えるかよく考えて下さい)。MSA は、致死性疾患だと理解したくなくても知識として持ってましょう。個人的な信仰にどうこう言うつもりは、ありません。そこにしか、救いはないという気持ちは、解る気がする。但し軽々しく言葉を引用したり、他人に説いたりするのはやめましょう。この病気は、教科書的には5年で車椅子10 年でしぬとされてる。進行が早いとか、遅いとかよくいう。教科書や他と比べて長生きな人、状態のいい人もいる。病気のキャラクターによる所が大きいと思っている。MSA と診断されたら、動けなくなる前に終活をはじめましょう。たとえ今どんな状態でも、その日は突然きます。すぐにはじめましょう。それが出来るのがこんな病気の唯一の救いなのだから。残念ながら、教科書より早く亡くなる人もいる。その人達が病気を遅らせる努力を怠っていたのか？って言われると私は、何も言えない。そんな人達に向かって(残された人に)、『神は……』なんて言えるのか？だからと言って、進行が遅いとされてる人の、進行を遅らせる為の努力を、無かった事には出来ない。こんな病気の、罹患期間が長いなんてそれがどういう事かこんな病人じゃ無きゃ解らない。それでも毎日毎日、努力し続けるなんて私に出来るのかな？日々動かなくなる恐怖に脅えながら顎を上げるだけでフラフラするのに、どうしようもない考えられない疲労を感じながら何十年も。まさに生き続けるのも地獄なのだろう。もっと、自分の言葉で自分の思いを伝えようよ。人がどう思うか？なんて関係ない。私達にはもう何もない。でも、生きてきた思いだけは。『神は……』なんて言葉、薄っぺらく誰でもいいそうな言葉や、宗教にすがりたい思いも解らなくはない。そんな言葉を聴きたい人(考えるのをやめた人)は、ここへは来ないで下さい 。間違って欲しくないのは、聖書に書かれてる言葉自体じゃ無くて、それを錦のみはたの様にふりかざす人がいるって事。私は、どんな神も信仰も祈る人には頭を垂れてるって事。しを悼む心も持ってるし、それに畏敬の念も持っている。しが、当たり前にあるものって考えと、全く矛盾しないって理解してね。何百年も使われて来たその普遍性には、何かあるのかも知れない。でも、神はとか誰々がとかじゃなく、もっと自分の言葉で、生きてきた自分を信じて、自分の中の言葉で、他人のせいにしないで何か言っていければと私は思う。今、伝えたい事。病気と闘うな。(自分の生と闘うという事と諦めとは違うって私の読者なら解ってね。) 時々、聴いてるよ。なんとかなるって、私は思ってる。大事な事にも気付けた。でもそれを、病気のおかげとか前向きとか今を楽しくとか、絶対言いたくない。だって、それは負け犬の遠ぼえじゃん。気付けなくても何でも、何もない方がいいに決まってる。精一杯今を嘆く。なってしまった事はしかたない、泣いてくらすのも笑ってくらすのも同じ時間だとか逃げないで、自分をごまかさない、ALS でなくてまだ良かった、ポリグルタミン病(SCA の)ならもう少し働けたのかな、定年出来るのうらやましい。これが本音。病気になった事が珍しい事でも何でもなかったとしても、毎日毎晩つらい思いをしてるのは、事実なんだから。言いたい事いって書きたいこと書こう。好い人なんて思われる時間は、私達にはない。

90 ％以上の言葉。

絶不調が続いている。何も食べたくないし、心配させたくなくてごまかしたくて少し食べてもこっそり吐いてしまう。私は、構音障害がひどい。土日は、奥さん休みだから、希望を言う機会とか話す事が多くなる。本当は、奥さんや周りに言いたい事がいっぱいある。けれど私 は言わない。言いたい事の１割も言ってない。何を訊かれても『大丈夫』としか言わない。大丈夫な事なんて一つもない。只淡々と『大丈夫、大丈夫』って。こんな風になってしまった私が相手を心配させない為にほかに何が言えるのかな。なるべく自室に引きこもって進行がバレないように１人でも大丈夫だと思わせる為に一緒に居ないようにしてる。ん？私の言いたい事なんて90 ％ 以上言わなくてもいいこと、もっと考えると言わない方がいい事なんじゃないのかな。日曜日は母の日だったって。母親が、がんで亡くなった年の母の日に、一緒に夏物のショールを買いにでかけたな。まだお互いに平気で歩けてたのにな。こんな病気にかかってしまった事を知らずに亡くなった。それが唯一の救いかな。このまま、終わってたまるか。だって、俺はお母ちゃんの子だからね。

2019/05/03

奥さんが、引っ張り出してくれた。うちの家で海と言えば、琴引浜だ丹後半島だ。往復5時間弱、正直もっと近場でよかった。でも、奥さんの気持ちだ、連れだしてくれてありがとう。砂浜は歩けない。海を見るだけだった。途中の道の駅や、サービスエリア。そこは、健常者の場所だ。ほんの数年前までそこに私も居て、何も考える事なく我が物顔で過ごしてた。オシャレに整えた石畳。でも車椅子は車輪が挟まってしまって奥さんは押せなかった。あっちこっちに障害者マーク？障害者スペースがある。でも施設や行政は作った事で義務は果たしたと考えてる。運用まで考えてない。そんなものがあるから期待して悲しい思いをする人をつくってしまう。なければ悲しい思いをしなくてすむ。ゴールデンウィークなんかの人混みの中に、のこのこ出掛けた私が間違っててた。奥さんに悔しい思いをいっぱいさせてしまった。私は、人が多いとどうなるとか、どんな目に会うとかだいたい予測がつく。『あの車腹立つ！あそこに停める理由ないやん！』奥さん怒ってる。障害者マークの所には、健常者が2人乗った車。私は、車を停めた奴より、奥さんに不愉快な思いをさせた私が申し訳なくて。完全障害者となってしまった私は、あまり腹が立たなくなった。まだ杖でうろうろしてた頃の方が怒りやすかったかな。今は、周りの人を不愉快にさせてしまう自分自身が申し訳ない。

2019/04/30

本当に平成最後らしいので何か書こ。こんな病気になって、人と会話出来なくなって思い出す事が多くある。たとえば、奥さんにこうして欲しいって何かを伝える。(やっとの事で伝える)そこには、相手を責めるつもりや批難するつもりもない。只希望を伝えるだけだ。でも、奥さんは。何故そうしなかったかを延々言う。(聞くのもかなりしんどい)そんな事はどうでもいいんだ。只希望を理解してくれればそれでいいんだ。一言わかったって言ってくれればそれでいいんだ。でも現実は違う。それで思い出した。それが人と会話するって事だった。無駄の積み重ねがコミュニケーションだった。何もかも、自分都合で合理的になんて行かないのが当たり前だった。そうだった、引き込もってまだ３ヶ月くらいなのに、忘れる事多いな。奥さんに河原へ連れていって貰う。どうしても、遊歩道に出るまでに河原の凸凹道を歩く。『そこに足置いて～』とか平気で言う。一番近くで見てきた奥さんでさえそうだ。私は、何故か笑ってしまう。ほんの2.30㎝先のスペースに、片足を置けない。自分の意思では、どうする事も出来ない。そんな事が出来ないなんて思ってないんだ。自由に足が動かせないって、頭では解っていても、実際そんな事も出来なくなってるなんて理解はしてないんだ。だからと言って誰かが悪い訳じゃない。

優しいあの子。

高校の時からの連れが様子をみに来てくれた。そいつが帰ってからしばらくしてから嫁から聞いた。そいつには、今年私大をでて都銀に就職した子供がいるのだが、うちの子が挨拶しに出てきたときにそんな話しになって後で子供が確認したところ就活で知り合った知り合いだったって。ラインも交換してるって。そんな事があるんだ。私は、若い頃からキレやすかった。一見するとおとなしそうで、喋り方も凄く丁寧だ。だから舐められる事が多かった。舐められてると感じると私は豹変する。凄く丁寧にしゃべっていたのが突然おいコラになるのだから、その振れ幅の大きさに相手はビックリする。そいつが言った『現場で怒鳴る事が無くなった。』それを聴いてて思った。そういや怒る事ってないな。何があっても『そんな事もあるかって』思ってた。病気のせいだと思ってた。そうじゃなかった。丸くなったのは歳のせいだったんだ。一番受けた私の言葉。『オレ、この病気舐めてた』笑とけ笑とけ。(関西のニュアンス。説明するのは難しいけど、諦めに似ているけどちょっと違う。)話しは、変わってもともと私は、SPIZT だった。一緒に遊んでた仲間からとにかくローマ字は邪魔くさい、２文字にしてくれって要望があった。それから私は、スピになった。Web 絡みのハンドルネームは、すべてスピにしている。初めて登録する時に、何か決めなければいけなくてたまたまかかっていたspitzにした。スピッツのファンか？と訊かれると、嫌いではないってぐらい。でも弾き語りでは『楓』を時々歌ってた。夏空のテーマ曲のこの歌、ジブリっぽいアニメーション(ドラマの予備知識一切ありません。なんか関係あるのかな？)と合わさってとてもいい感じだ。こんな歌、途中まで。いつか。またこんな歌も最後まで。

リブログ記事障害者あるある。

昨晩、テレビを見てて思った。バーフェクトワールドは、家族と観られない。山本美月ちゃんが綺麗つーか可愛過ぎる。芝居が下手とか上手とか、実は声が低いとかは全く関係ない。ずっとみていられる。私は、少数派だ。昨晩見てたら、視覚障害者の為の黄色いのが道じゅうに貼られてて車椅子では通り辛くて、誰かの為は、みんなの為にならないってセリフがあった。１年以上前に同じ事考えてブログ書いた事がある。同じ様な事、考えてる人もいるんだなと思いながら見てた。

2019/04/15

記事を書かないと、しんだ事や書けなくなってしまったんじゃないか？って思われるので。土曜日は、年金を持って実家に行った。でも私は車の中。帰りに親父が出て来てくれた。これで、顔をみせるって私のミッションは達成。日曜日は、義父の法事。お寺なので私は留守番。息子が行ってくれた。来週は、高校の時の連れが顔みに来てくれるって。前回は昨年の冬。ほんの数ヶ月で状態は大きく変わってしまった。なにより会社員ではなくなってしまった。来てくれても、もう喋られないのになぁ。高校の時に、そいつと一度だけフォークデュオをやった事がある。風のパクリみたいなそいつのオリジナルやってたなぁ。最後のライブハウスの弾き語り映像。当時、47.8才 また歌える日が来るかな。

前向きに(なんじゃそれ)

私には、大嫌いな言葉がある。『前向きに生きよう』なんじゃそれ！こんな病気になって、どんどん動けなくなって、何が前向きなんだ？ 病気になっても気のもちようだとかなんとか。生きている今を楽しめとかなんとか。病気のおかげで気づけた事があるとかなんとか。そんな事より、健常者であった方がいいに決まっているじゃないか。病気も病状も人によって全く違う事をちゃんと理解できてるならいい。その上で一般論とか自分を鼓舞する為ならそれでもいい。個人のブログなんだから、何書いてもいい。一般論でありがちなみみざわりのいい、誰でもいいがちな事を書くのもいい。けど、そうは思ってない人もいる。ALS の人に、どうなるか解らないのに発症してから何十年も症状が固定している人もいるなんて言えるか？どんな状況で固定してしまうのか解らないで？全員すぐしぬわけじゃないとか？私には言えないし、言う資格もない。要は、何も解らないなら、黙ってようって。(デリカシーをもとうよ)って事。励まさないでも、寄り添う事は出来る。今出来る範囲で、とかいう。 範囲が限定されちゃってるじゃん。私は、淡々と生きる。淡々とじゃなくしんでしまうかも知れない。それも淡々と受け止めたい。選挙にも花見にもいく。旅行にもいきたいと思っている。治療法が見つかる事を淡々と生きながら信じている。それを前向きなんて絶対に言わせない。只、淡々と淡々と。家族や周りの人を悲しませないように。表情や振る舞いが、淡々と見えるように。こっちの気持ちなんか推し測れないように。なってしまったものは仕方ない。病気はまぎれもない事実だ。受け入れてやっていくしかない。でも、今の私ではまだ無理だ。受け入れたフリが精一杯だ。もとの身体に戻してくれって、人生をかえしてくれなんて言葉を飲み込んで。只、淡々と淡々と。一喜一憂しない。何があっても淡々と淡々と。胸はって、凛として生きてたい。定年したら、夫婦であれもしたい、どこそこへ行きたいと思っていた。定年を迎えられずに無職になった難病のオッサンの本音です。それでもまだ、こんな病気でもまだオレの夢は、終わってなんかいない。みんな、色んな思いを抱えて生きてるんだ。前向きなんてくそくらえだ。

ツァラストゥラはかくかたりき。

大学入ったばかりの頃、哲学のテストで0点とった事がある。当然、抗議したのだがその教授が言うには、『でも』『しかし』なんかを使うと問答無用で0点にしたって。『お前らみたいなもんが、ニーチェと同じ土俵に上がるな！』それを聴いて私は、理不尽だとか思わなかった。そりゃそうだと思った。めっちゃ納得した。物事には理由がある。こんな病気になってしまった事にも理由があるはず。こんな病気になって初めて気づけた事もあったが、そんな事の為だけじゃないんだろう。こんな病気になってしまった理由は一体なんだ。

2019/03/31

平成最後だって事なので、何かかこ。効果が確認出来なかったってリファンピシンだけど、何かありそうな気がする。ハンセン病や結核の薬だけど、経口投与が問題じゃなかったのかな？(肝臓を痛めるらしい。)２年後にアルツハイマーの予防で治験始めるって。研究だけは、続いてて欲しいな。何か情報あれば教えて下さい。私には、１から新薬なんて時間はない。根本治療でなくていい。このフラフラさえ止めてくれれば。西さん頼むで。(いきなり２失点)。

そりゃそうだ。

こんな病気になると、世界が自分中心に回っているように錯覚する。そんな思いが強くなる。自他ともに認める自己中の私だが、ハッとさせられる事があった。以前から、不満だった。何故出来そうに無いことを言ってくるのかな？もっと考えてくれよ。って思ってた。やっと言えた。『それはもう、出来る状態じゃないよ。』 そしたら『あなたが出来る出来ひんは関係ない』私はこう思うって言ってるだけ。そりゃそうだ。たとえそれが無知や不勉強から来ていたとしても。介護者には介護者の思いや考えがあるのは当然だ。そんな事も気づけなくなってオレは一体何様？ショーケンが亡くなった。健さんや希林さんが亡くなったのとは少し違う。全く予期して無かったからだ。ビギのスーツを着た男は、ど田舎の少年の憧れの的だった。コンビーフを缶からかじってみたくてしょうがなかった事を思い出した。失恋に似たこの喪失感は一体なんだ。

トリプルooo 。

昨日の夜、サッカーを見ないで、BS 朝日の東京ギタージャンボリーをみてた。秦基博君やあいみょんが出てくる中、平井大がマーチンのトリプルooo ECでブルースをひきだした。ウクレレのイメージが強い平井大だけど、頭におかずつけてchangetheworld ひいてた。オレもああだった。マーチンのトリプルooo EC持ってた。クラプトンは好きだけど、クラプトンモデルはオリジナルよりネック幅が広かったんだ。その理由だけで買ったと言ってもいい。ギター出す度にクラプトンやってくれって言われるのがいやで売っちゃった。いつかまた、ギター弾いて歌える日が来るかな。 しかし、ドラえもんの映画は、 いいうたが多い。

LINE。

会社の営業部のLINEグループにまだ入ってた。本当なら、とっくに抜けてなきゃいけないのに、スマホの不具合やその他の事で抜けるタイミングを失った。少しだけ、会社の現場の様子が知りたいとかまだ繋がっていたいとかのスケベ心もあった。只、業務連絡をとる為だけのグループ。そこに入って連絡とったり、何か言うことはなく、只みてるだけ。どうやら、今やってるフェアも数字がよくないようだ。突き上げが凄いだろな。もうあうこともない、私の人生に何も関係ない人達で、気を使う必要なんて全くない。個人で交換したアドレスを消す訳じゃない。でも○○が退室しましたってやつがどうにもケンカ売ってるように思う。いつ抜けよう。３末がラストチャンスかな。そんな事で悩んでしまう、気の小さなウジウジした単なる難病のオッサンなんです。

桜。

難病関係ありません。オッサンの昔話です。会社に入ったばかりの頃、私のシフトは百貨店に順じてた。要するに平日やすみは私だけだった。その年、花見の場所とりにブルーシートをもっていかされた。今なら大問題だ(休みで業務命令、パワハラなんて言葉も無かった)。午前中から１人で場所とりして、皆そろったのは夜の9時頃だった。当時、営業マンはナチュラルショルダーの紺ブレにグレンチェックのパンツが、制服ではないが主流だった。ブルックスの紺ブレの中１人だけ(私だけ)インヤンのパットこそ入ってないが肩バリバリの服装だった。(バブルおわりかけだったけど、まだ色んな事が間に合って無かったんだ。)恒例行事だと思ってたけど実際は違ってた。花見はその年だけだった。小さな小さな営業所だけど３末から４月にかけて一番忙しいんだ。今なら解る。何もかも私の為だったんだ。会社に入ったばかりで百貨店に行かされた私を気遣って、会社の色に染まらない私の為に予定を合わせてくれたんだ。あの頃、もっと色んな事に気づけてたらな。自分がしてもらった事を次の世代に何もしてやれなかったな。何一つ恩返し出来なかった。

学位授与式？

いまどきは。卒業式って言わないのね。朝っぱらから、京都へ行ってきた。息子の大学の卒業式だけど、息子は関係なくて自分に折り合いつける為に行ってきた。今でもハッキリ覚えてる。展示会の控え室で、入力しようと立ち上がって機械の所へ行こうとしたら左足が出なくて、転けると思ったけど左手もつけない。ゆっくりとスローモーションのように頭から倒れたんだ。それまでにも兆候はあったのだろう。しかしそれら全てを、加齢のせいにしてた。この時初めて、自分におきてる異変にまざまざと気づかされた。確定診断が出たとき、私の願いは１つだった。『子供が卒業するまで、会社員で居させて下さい』あれから３年、少しだけ早く会社員では無くなったけど、今日、卒業式に行けた。憂いは何も無い。子供は４月から働き始める。４年間初めての１人暮らしで何があったのかな。何もなくてもそれはそれでいい。ご苦労様オレ。ご苦労様、殆んど１人で子供を育て上げた奥さん。小学校低学年の頃、集団登校でイジメられてた子供をみつけてマンションのベランダから『○○君やめてー！』って叫んでた。そんな子供も、もう社会人だ。昨日は昨日で、奥さんと子供と私の３人で母親のお墓参りに連れて行ってくれた。マックスバリュでおはぎも買ってくれた。おじいちゃんみたいな事いうつもりは無いけどこれ以上、オレは何を望むんだ？明日から何者でもないオレは、ただ信じて、病気と闘わないで、でも諦めないでその日を待つぞ！