本当に平成最後らしいので何か書こ。
こんな病気になって、人と会話出来なくなって思い出す事が多くある。
たとえば、奥さんにこうして欲しいって何かを伝える。(やっとの事で伝える)
そこには、相手を責めるつもりや批難するつもりもない。只希望を伝えるだけだ。
でも、奥さんは。何故そうしなかったかを延々言う。(聞くのもかなりしんどい)
そんな事はどうでもいいんだ。只希望を理解してくれればそれでいいんだ。一言わかったって言ってくれればそれでいいんだ。でも現実は違う。
それで思い出した。それが人と会話するって事だった。無駄の積み重ねがコミュニケーションだった。
何もかも、自分都合で合理的になんて
行かないのが当たり前だった。
そうだった、引き込もってまだ3ヶ月くらいなのに、忘れる事多いな。
奥さんに河原へ連れていって貰う。
どうしても、遊歩道に出るまでに河原の凸凹道を歩く。
『そこに足置いて~』とか平気で言う。
一番近くで見てきた奥さんでさえそうだ。
私は、何故か笑ってしまう。
ほんの2.30㎝先のスペースに、片足を置けない。自分の意思では、どうする事も
出来ない。
そんな事が出来ないなんて思ってないんだ。自由に足が動かせないって、頭では解っていても、実際そんな事も出来なくなってるなんて理解はしてないんだ。
だからと言って誰かが悪い訳じゃない。