大学という斜陽産業 -50ページ目

推薦入試動向

先日のエントリーで、お陰様でそれなりの応募があった旨を書きました。

世間では、推薦よりも一般入試の方を受けるように高校側も指導しているときいていますが、大学が全体でも微減ですんでいます。

もちろん、微減との評価はsphinxによるものなので、学長や入試責任者はそうじゃないと言うかもしれません。

全体としては、いわゆる公募制推薦が減っているような気がします。指定校については、もともと指定しても推薦してもらえない高校もありましたので、指定した数と出願者数にはそもそも乖離がありましたが、こちらはほぼ同じような傾向でしょうか。

とはいえ、主戦場はやはり一般入試。年明けが勝負所でしょうね。

推薦入試のシーズン突入

今月は推薦入試のシーズンです。

おかげさまで、それなりの応募がありまして、選抜できる状況を維持しております。

このご時世、ありがたいことです。

飲んでます、多分。

結局、昨晩は買わずに素直に寝ました。

今日は帰路になじみのワインショップに寄ります。一応、予約してあるので。

で、これが投稿されたころには、おそらく飲んでます。飲み終わってる可能性も否定できませんが?

しかし、今朝のワイドショーでは500円台のヌーボーが紹介されていました。本当に元とれてるんでしょうか、ちょっと気になる。

2010年ボージョレー・ヌーボー

毎年この時期、同じネタのエントリーを書いているような気がする。

明日というか、このエントリーが投稿された一時間半後には、今年のボージョレー・ヌーボーが解禁になる。

スーパーやらコンビニにも、やたら「予約受付中」なんて書いてあるけれど、皆そんなにこだわって飲んでいるんだろうか。

自分はどうなんですか?って聞かれたら、答えは一つ。

「飲むための言い訳」

とはいえ、以前は歩いて数分のところにあったコンビニが潰れたので、これからもう少し先のコンビニまで買いに行くべきか思案中だったりします。

個人情報の持ち出し

国家秘密ではないが、個人情報だらけのこの業界。

自分を含め、勤務先(所属学部のみ?)、あまりセキュリティについて意識が高いとは思えない。

しかし、答案用紙を自宅に持ち帰って採点すると、「個人情報の持ち出し」になるらしい。

毎回、個人情報、持ち出しまくってますよ、自分は。

たしかに、車に積んでおいた答案用紙が盗難にあったなんていうニュースもあるから、持ち出すのは危険といえば危険(車の中に置いておくのが悪いという意見もあるかも)。

とはいえ、専任は研究室で採点すればよいからまだましだ。非常勤の方はどうすればよいのだろう。

非常勤講師室に採点のために出勤しても手当は出ないだろう。月々、もしくは1回当たりの講師料に含まれていると言われるだろうし。でも、通勤手当ぐらいは支給するのか。

それよりも、答案用紙などをきちんと保管できるスペースも必要。いや、研究室も同じだ。鍵は扉だけ。答案用紙専用の金庫なんか無い。

さっ、寒い

日々、涼しく、いや、寒くなってきました。

教室、会議室、研究室、いずれもまだ暖房が入りません。

集中管理なので、個別には対応できないのです。だから、寒いです。

そこで、今日、自宅から小さな温風ヒーターを持ってきました。研究費では買えませんので、私物です。

さすがに、これを教室に持って行くのも無理です。学生も寒そうです。はやく暖房いれてくれ~!


崩壊中の講義

小学校とか中学校とかで、学級崩壊なる現象が言われるようになったのはいつ頃だったでしょうか。

今年、自分が担当している某講義、別の意味で崩壊しています。

その理由として考えられることは、以下のこと。

(1)カリキュラム改正の影響で、留年生(5年生以上)しか履修者がいない。

(2)その結果、登録しているのが10名程度。履修者が少ないものの、(1)という理由から閉講にできない。

(3)毎回、来るのは2,3名。何名かに話を聞くと、就職活動のため来られない者もいるらしい。

(4)しかも、その影響か出席者の顔ぶれがほぼ毎回変わる。

なんと、この講義は来年も開講予定。そう、履修者は6年生以上になるので、潜在的に履修しそうな学生数がもっと減るのである。さて、どうなることやら。

断る力

先日依頼のあった査読は結局引き受けることに。

う~ん、断る力が弱すぎますね。まあ、カツマーじゃないしね、自分は。

読んでいて、いくつか気になる箇所がある。

いや、こちらの勘違いか、なんて気になって、関連する文献を引っ張り出して再度読んだりして。意外と勉強にもなっちゃたりする?

その舌打ちはないだろう

某講義でのこと。そう、先日のネットからレジュメをダウンロードできるようにしている講義である。

スライドを進めるたびに舌打ちが聞こえる。

進めるのが速いという抗議らしい。

その主の手元を見る。ノートに一生懸命スライドの内容を書いている。でも、それは無理だよ。だって、他の人はスライドについてすでに印刷されているプリントを持参して、それに書き込んでいるし、こちらもそれを前提に進めているんだから。

周りを見れば、自分にはプリントがないことぐらいわかると思ったから、「いちいち舌打ちするな!プリントを持ってこない君が悪いんだろ。」などと言わなかった。けれど、これって、舌打ちされるような酷いことをしている訳なんだろうか。

講義雑感

今年の講義のうち、1つだけやたら私語が多いものがある。

毎回のように注意しても、すぐしゃべり出す。

講義内容がおもしろくないから、といわれてしまえばそれまで。講義は生ものなので、例年と同じようにしていても、静かに聞いていたり五月蠅かったり、テストの出来が良かったり悪かったり。

この業界に入って○年が経つものの、相変わらず難しいです。

単位制が形骸化しているという実態があるものの(学生に対するアンケート調査を見ると、自宅ではほとんど勉強していないという結果が出ていた)、本当に、講義に出るだけですべてがわかるような講義をしなければいけないのでしょうかね。