出世の足跡
分担執筆として加わっている某テキストを出版している出版社の編集の方が訪ねてきた。
すでに顔見知りだし、こちらが不在の場合も名刺を置いていってくれている。
今回も会議で不在だった時間に来たらしく、名刺が置いてあった。
そこで、ふと眺めていたら、肩書きがかわっていたような気がして、以前の名刺を引っ張り出してみた。あ、やっぱり変わっていた。
最初にお会いした頃は肩書き無しの名刺だった。まだいわゆる平社員だから外回りなのかなあ、なんて思っていたら、ある日肩書きがついていて、徐々にそれが上がってきているのだが、相変わらず年に数回は訪ねてくる。ここが都心の大学ならまだしも、遠いところなのにね。
だからではないですが、来年度もそのテキストは採用しますよ。
就職内定率
一方で、まだ就職活動を行っている4年生がいるのも事実。つい先日も、ゼミ生から、ようやく内定が出た旨の連絡があった。
ちなみに、4年生の内定率についての印象は、勤務先の場合、データ的にも、昨年よりは良い。ゼミ生の実態も昨年と比べてこの時期、未定の学生の割合は少なくなっている。同僚に聞いても、同じような感じ。
しかし、学生はマスコミに踊らされる。
マスコミの言う平均データに右往左往するな、って言いたい。ゼミでは言ってるけど、平均値なんて、極端な値があればそれに引っ張られるんだから。
飲み放題が当たり前か
しかし、今年はなぜか個人的に忘年会が続く。12月にはいって週2~3回ペース。
職場、研究会、ゼミ、等々。
ゼミで忘年会を含むコンパで行く店では、大抵飲み放題付のプラン。デフレの影響か、ここ数年、年々予算が安くなってるなあ、と思う。まあ、提供されるものも値段に比例しているとは思うのだが、どうせ酔っぱらってるんだから良しとしようということで。
今から教科書買うのか。
年内の講義もあと少し。年明けにも講義があるが、試験も入れてあと数回である。
今年の某講義では「持ち込み可」で試験を行っている。
毎年のことだが、改めてこの時期に試験の話をすると、かならず、終わってから学生が「教科書、どこで買えますか」とか「教科書まだ売ってますか」とか聞きに来る。キャンパス内に教科書販売を行っている書店がある場合でも、である。
まあ、たまに、キャンパス内の書店以外の本屋等を指定する人もいるみたいだから、「どこで買えますか」は置いておくとしても、「まだ買えますか」って聞かれてもねえ。本屋じゃないよ、自分は。
あ、絶版になっている場合もあるのか。
しかし、「教科書はなんていう本ですか」という質問に、こっちもちょっと意地悪な気持ちになって、「シラバスに書いてあるよ。」って答えたら、ぼそっと「めんどくせぇ」と言われた。こっちもムッとした。大人なら、書名を教えてあげるべき?
年賀状作成ソフトと研究費
研究費で年賀状作成ソフトを落とそうと思ったら、事務で却下されたって。
確かに、学会関係の先生方に送る年賀状は、業務的な面も否めないかもしれないけどね。
で、本人曰く、「ゼミ生の住所を管理するために必要だ」って主張したらしい。
確かに、そのゼミは人気もあり、OB/OGもたくさんいて、定期的にOB/OG会を開いているので、その名簿管理に使いたいという気持ちはわからなくもない。
しかし、エクセル等でも充分管理できるので、それは端から見ても、やっぱり無理な主張だと思う。
はがきの自炊
以前、宛名データを入力するのが面倒なので、何か無いかと思って探した結果、行き着いたのがこれ。
- コクヨ はがき整理ソフトウェア はがき さくっとファイリング NS-HS1-1
- ¥3,460
- 楽天
文字認識に一部難がある(一部のフォントをうまく読み取ってくれない)ものの、いちいち手入力するよりも相当はやく済んだ憶えがある。
各種年賀状ソフトの住所録に対応してエクスポートもできるので、それも決め手だった。
両面スキャンではがきをデータとしてとってあるのですが、大元の年賀状を捨てられない。年賀状ファイルに入れてとってあるのですが、皆さんはどのくらいの期間保存しているんでしょう。すぐ捨てちゃうのかなあ。
他の郵便も捨てればだいぶスペースが空きそうなんですけどね。
友達を探そうかと思ったが、いろいろ入力しなくてはいけないのが面倒で、放置している。
mixi は結局、やっていない。学生、特にゼミ生がコミュニティをつくって、なんて言っていたことがあったけど。
きっと、このまま放置かな。
センター試験の監督
今年度も割り当てられてしまいました。
最悪、ヒアリングの担当は外れて、二日目のみの担当となりました。まずは、めでたしめでたし。
そういえば、高大接続テストを導入するなんて話、何処に行ったんでしょう。
昇格人事と研究業績
先日、昇格人事の審査が行われた。
審査委員からの原案に基づいて投票したのだけれど、ある人の箇所でもめた。
研究業績の数が十分ではないと。
研究は論文数よりも質だと思うのだが、自分はその人とは専門が全く異なるので、研究の中身については何とも言い難い。だからこそ、形式基準たる論文数などが必要だとの見解もある。
しかし、なぜこんなことを書くのかというと、「研究業績が十分でない」といって昇格を見送るのではなく、「十分ではないけれど、これとこれとこれで評価すればOKではないか」といって、どうにか昇格させようとすることに疑問を感じたからである。
投票結果を見る限り、同様に感じた人がいたのだろうが、結果は昇格。仲間内だからお手盛り人事といわれてもしょうがないという結末であった。