その舌打ちはないだろう | 大学という斜陽産業

その舌打ちはないだろう

某講義でのこと。そう、先日のネットからレジュメをダウンロードできるようにしている講義である。

スライドを進めるたびに舌打ちが聞こえる。

進めるのが速いという抗議らしい。

その主の手元を見る。ノートに一生懸命スライドの内容を書いている。でも、それは無理だよ。だって、他の人はスライドについてすでに印刷されているプリントを持参して、それに書き込んでいるし、こちらもそれを前提に進めているんだから。

周りを見れば、自分にはプリントがないことぐらいわかると思ったから、「いちいち舌打ちするな!プリントを持ってこない君が悪いんだろ。」などと言わなかった。けれど、これって、舌打ちされるような酷いことをしている訳なんだろうか。