大学という斜陽産業 -39ページ目

人事闘争?

所属している学部では、今年度末で定年退職を迎える方がいます。

当然、学部ではその補充人事を行うべき、教授会で議論がなされました。

自分がこの学部に属してから今日までは、退職される先生と同じ研究領域で募集をするのが通例でしたが、今回は揉めました。当然、同じ領域の人からは反対意見がでましたが、結局、違う分野で募集することになりました。

その背景には、大学本部が、文科省的には設置基準のギリギリ+アルファの教員数で運営している現状に対し、この+アルファ部分を減らすよう迫りつつあるという現状があります。すなわち、今回募集する領域の教員の構成を考えると、この先最初に定年を迎える先生の時期では、きっと補充人事が行われないだろうということで、強硬に主張されたようです。

もちろん、減らされる領域の人たちも強く反対したのですが、教授会も結局は多数決で議決をします。また、学生の専攻の人気に左右されてしまいました。

でも、せっかく募集するからには、良い人にきてもらいたいものです。でも、この良い人のもつ意味は、きっと人それぞれでしょうが、大半の人たちは、研究業績はさることながら、私学ならではの仕事もきちんとしてくれる人に来てもらいたいと思っています。



くりそつ

いやぁ、びっくりした。

後期の授業が始まって約半月。

まじまじと教室を見回したら、子どもの昨年の担任と瓜二つの受講生がいた。一瞬、社会人入学で入学してきたのかと思ったぐらい。

思わず後から名簿を確認しちゃいました。

親戚だったらわからないけど、その担任と同名の受講者はいませんでした。もちろん、名字だけ同じ受講生もいませんでした。

満額支給ですね

すでに同業者の間では周知の事実ですが、科研費が満額支給されることになりました。

当初、7割しか支給されず、しかもその結果、購入予定のものが買えずに、この日が来るのを待っていました。だから今日までの執行はごく僅かで我慢していました。

これで研究が進められます。もし7割のままだったら、代替手段を考えなければなりませんでした。

しかし、今年度も半分が経過してしまったので、ラストスパートしなければなりません。

東大の遊休資産~別にいいと思うけど

なんだか書くネタがないなあ、とおもっていたら、何となく書けそうなニュースが。あ、でも軽い気持ちで書いてますから。

国立大学:東大の無駄「150億円」 15大、計170億円--検査院調査


遊休の土地などが多数あるらしい。私学から見たらうらやましいね。

一応独立行政法人になったからとはいえ、官という観点からは無駄なのかもしれないけど、大学なんだから効率一辺倒でなくても良いのでは、とも思ったりもします。

しかし、これが無駄と会計検査院に指摘されたなら、売ったりするんでしょうか。売ったら売ったで、その大学の収入になるんですよね、きっと。

誉められてはいない、と思う

某学会で、某先輩に久しぶりにお会いし、懇親会の二次会もご一緒させていただいた。

しかし、その先輩が、酔っていたせいか、しきりに

「sphinxくんはよくがんばってるよ」

という。

しらふの時に、

「あの○○の論文は、××の点が良かったよね」

などと言われれば、ひねくれ者の自分だって少しはこの先輩に認められているのかな、などとうれしく思うだろう。しかし、今回の状況では、素直に誉められているとは思えないよな。




無事を確認

今回の台風等の被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。

このような災害時には、大学でも学生や家族等の被災状況の把握に努めていますが、幸い、現時点でゼミ生の被災の連絡は入っておりません。

いや、こういうときこそ、「便りのないのはよい便り」とは言っていられないので、本当のところはまだ何とも言えませんが。

しかし、このような時も、わざわざこちらから安否確認しなくても、各自がいろいろネット上でつぶやいていてくれているので、助かります。彼/彼女たち以外のゼミ生に連絡を取るようにすればよいのですから。これも時代ですかね。

残暑と節電

来週から後期の授業が始まる。

残暑厳しき折、エアコンがつかないという説が学内で飛び交っている。節電対策らしい。が、なんだか方向性が違うような気がする。

幸い、来週からは涼しくなるとの予報もあるので、この予報はあたって欲しい。暑さ寒さも彼岸まで、だからね。

中秋の名月

今日は中秋の名月。


旧暦の8月15日ですが、満月になるとは限らないようです。今日は数年ぶりに満月でもあります。夜空にはきれいなお月様が見えます。


花より団子、ならぬ月見より月見酒、と行きたいところです。


でも、来週にはあけますので、せっせと夏休みの宿題をこなしています。旧暦じゃなく、本当に8月15日だったらいいのに、と思う訳です。

ねるとん

今更何を?、というタイトルだけれど、


ねるとん


と聞いて話が通じる人は、どの世代だろう。という、ノスタルジックなネタではなく、SNSのネタです。


というのは、Facebookの友達リクエストが、どうもねるとん的な気がしてならないのである。


そう、友達リクエストをしたりされたりする度に、あの「友達から(はじめて下さい)」みたいな告白を思い浮かべてしまうのである。知らない人からリクエストがあったときに承認しないと、これは「ごめんなさい」みたいな。


まあ、あの「いいね」ボタンを押す度に、クレージーケンバンドの「い~ね!」を思い浮かべていたりもしますがね。





ポケットWiFiルーター

今更ながら、購入を検討している。

聞くところによると、というか、普通に同業者に聞くと、結構、WiFiルーターを研究費や科研費で買えるらしい。定番はb-mobile。

しかし、勤務先では買えないことが判明。

さて、本当にどうしようか。そんなにヘビーユーザーではないので、金額的にお手軽なプランが使えるのがいい。