大学という斜陽産業 -19ページ目

文部科学省は、歩留まり率を完璧に予想できる秘訣を知っているに違いない

先日、こんなニュースがネットに出ていた。


<3大都市圏>私大の学生数抑制へ 文科省、定員超過厳格化


そりゃあ、定員割れ大学も多いかもしれないけど、入学者を厳密に定員内におさめる手法があるなら、業界関係者は全員知りたいよ。

もちろん、歩留まりを予想するときに、定員の1.2倍とか1.1倍を目標に設定することがあることは否定しないけど、仮に1.0倍を目標にしたって、その通りになる保証はない。

それとも、例えば、定員100人だったら、合格者を100人にして、手続き者がそれを下回るのがわかる度に、不足分だけ追加合格をだして、その人達の手続き状況を見てさらに追加合格を出して・・・というサイクルでも繰り返せとでも言うのだろうか。

そして、第一志望校に落ちて第二志望校に受かった受験生が第二志望校に手続きをしていても、第一志望校追加合格して第一志望校に行ったら、第二志望校は玉突きのようにさらに追加合格を出すという、考えたくないスパイラルが生じるわけだ。



五十音順とアルファベット順

以前も似たようなネタで書いた記憶があるけれど、共著論文で、著者名をどのように並べるかという話。やはり分野が違うと並べ方が違うんだな、というのがこれまた変わらずの感想です。

自分の分野は、院生と指導教員の共著などの特殊なケースを除き、たいてい五十音順ないしアルファベット順。

だから、足立とか安藤とはいつでも前の方だし、山田とか渡辺とかはいつでも後ろの方だね、とある意味研究には全く無関係なくだらない話をしてました。

一方、上田とかだと、五十音順だと前だけど、アルファベット順では大きく後退する可能性大。馬場とかだと逆だね、とか。

まあ、所詮この例は一般論だし、共同研究しているメンツ次第なんだけどね。



公認コピペレポート?

これは一瞬ネタかと思いました。


「完全な『パクリ』レポート」を作成せよ──大阪市大の課題、その狙い 常識や先入観を逆手に



レポートの要件として、自分のオリジナルの文章は全く入れてはいけないレポートを課しているらしいです。ただし、当然、出典は明示して。なんだかコピペで簡単そうに見えても、難しそうです。ある種の編集能力なのかもしれませんけど、結構、優劣が分かれるそう。

だいたい、自分が論文を書くことを考えると、先行研究を参考にして必要な部分は引用するけれど、すべて先行研究の文章をつなげて論文を書くなんてできませんよ。




気がついたら節分もバレンタインデーも終わってた

入試シーズン真っ盛りです。だからというわけではなく、いつも通りの低更新頻度です。タイトルと内容は関係ありません。


入試がらみのミスやトラブル等、この業界に長くいれば、だんだん驚くようなこともそろそろ減ってくるだろうと思っていたけど、相変わらず、「おいおい」ってことに遭遇します。まあ、具体的なことは書けませんけどね。

いつ自分が当事者になるからわからないので、呑気に構えていてはいけませんけどね。

試験シーズン真っ盛り

この時期、この業界は試験シーズン真っ盛りです。先週末のセンター試験、大学の定期試験、入試、です。

特に、出題に関わると大変だと思います。まあ、定期試験は毎年というか半期毎の出題してますけどね。

でも、とにかく無事に終わることを祈るばかりですね。





2015年 あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

ここ数年更新頻度が低迷したままですが、昨年も新年のご挨拶として「ひっそりと続けていく」と書いたように、継続します。

しかし、一カ所に長く居ると、正体がバレるリスクが高まるため、書きたくても書けないネタが多いのが悩みの種です。

今年もどうぞよろしくお願いします。

気がつけば2014年も終わりそう

結局、12月はまったくエントリーを更新しなかった。ちょっと反省。

例年、この大晦日の書き込みは、NAVERならぬまとめエントリーなのですが、体したことをしていないので(って、例年通り?)、まとめはなし。


アクセスしていただいた皆様、どうもありがとうございました。来年はもう少し更新しようと思うという抱負を書いて、終わりにします。


それでは皆さん来年もよろしくお願いします。

11月の第3木曜日といえば

11月の第3木曜日といえば、ボージョレー・ヌーボーの解禁日です。何となく、この時期の風物詩のようでもあり、それほど大騒ぎするほどのものでもない気もします。

ただ、個人的には毎年飲んでいますので、きっと、このエントリーがアップされる頃には、飲んだくれて寝ていると思います。仕事はそっちのけでね。


気がつけばとっくに10月も終わってた

気がつけば終わってたシリーズも、ふと気づいたら終わっていたのではなく、大分前に終わっていたシリーズに衣替えをした方がいいような感じです。ということで、タイトルも変えてみました。

でも、何かネタがあるのかというと、あるようでないようで。

まあ、11月といえば、業界的には推薦入試のシーズンです。おかげさまでそこそこの受験生がいるので、今のところはいい感じと言えるでしょう。

ただ、週末には試験監督や面接担当者として駆り出されるので、意外と忙しいという印象ですね。でも、この時期、暇だと、それはそれで問題です。

そういえば、先日、入試改革についてのニュースを読みました。答えのない課題を解かせるとか、学習意欲を確かめるような問題とか、出題者の力量が問われるような悩ましい提案です。

しかし、答えのない課題に対応するためには相応の学力というか知識がないといけないような気もします。果たしてそれに対応できるのか。悩ましい問題です。

気がつけば皆既月蝕も終わってた

調子に乗って、タイトルは「気がつけば終わってた」シリーズで続けます。

でも、内容は余りタイトルとは関係なく、月一更新を打破する単なる駄文です。あ、いつも駄文ですが。

本当になんだかんだで10月ももう10日。古い人間の自分にとって、この日こそ体育の日です。本当に、ハッピー・マンデーは業界的に授業回数の確保の観点から迷惑でしかない。しかも、そもそも日付に意味があったのに、第二とか第三の月曜日じゃありがたみもその意味を考えることもなくなってしまうし。

ついでに、テーマの月蝕については、見たことは見ましたが、雲が多くて、ちらちらと雲の切れ目から見えただけ。写真も上手く撮れていれば載せたのですが、全然さっぱり。