文部科学省は、歩留まり率を完璧に予想できる秘訣を知っているに違いない | 大学という斜陽産業

文部科学省は、歩留まり率を完璧に予想できる秘訣を知っているに違いない

先日、こんなニュースがネットに出ていた。


<3大都市圏>私大の学生数抑制へ 文科省、定員超過厳格化


そりゃあ、定員割れ大学も多いかもしれないけど、入学者を厳密に定員内におさめる手法があるなら、業界関係者は全員知りたいよ。

もちろん、歩留まりを予想するときに、定員の1.2倍とか1.1倍を目標に設定することがあることは否定しないけど、仮に1.0倍を目標にしたって、その通りになる保証はない。

それとも、例えば、定員100人だったら、合格者を100人にして、手続き者がそれを下回るのがわかる度に、不足分だけ追加合格をだして、その人達の手続き状況を見てさらに追加合格を出して・・・というサイクルでも繰り返せとでも言うのだろうか。

そして、第一志望校に落ちて第二志望校に受かった受験生が第二志望校に手続きをしていても、第一志望校追加合格して第一志望校に行ったら、第二志望校は玉突きのようにさらに追加合格を出すという、考えたくないスパイラルが生じるわけだ。