これはカシオペア座のγ星の周りにある反射星雲でC63とC59。

 

 反射星雲としましたが、白っぽく見えるのが反射星雲で、Hαフィルターで多時間の露光をして浮かび上がらせているのが輝線星雲で、名前が付いているものとしてはC63/59に重なるSh2-185があるようです。その他周辺の赤い雲は別途何らかのカタログに掲載されているのでしょうか、、、

 主鏡はRASA8

 フィルターは3.5nmのHαとUVIRカットで別撮り。

 延べ3日間で撮影され

 Hαで6時間44分、UVIRカットd9時間36分。

 ボートルで「5」郊外の空と空の条件はあまりよくありません。

   こちらは今月11/3にSQM21.96のプールアで撮影したもの

 UVIRカットフィルターのみで撮影 120秒✕16枚 gain 0

 

 普通に撮ってしまうと星がバーッと写ってしまいます。

 いわゆる「星消し」みたいな処理をして星雲部のみを強調処理しないと冒頭のような写真にはなりそうにありません。

 

 フィルターも含め機材がなく、かつ画像を合成するソフトも技術も持ち合わせていないので、私としては「自然体の写真」で行こうかな、、、

 

 

 

 

 

 

 

  左が11/21、右が11/22
 赤〇が大まかパタヤ上空。
 タイ東北部は白抜けしていますが、パタヤ上空は微妙な空。
 実際の空模様として、午後15時現在曇り多めの空になっています。

 

 現在は下弦の月の範囲なので日暮れ時には月は出ていず、今晩は23時が月の出時刻です。

 

 前回下見した場所は結構寂しい場所なので、曇り空なのに日暮れ前に辿り着いて、望遠鏡を準備して空が晴れるのを待つ,,,というのはしんどい,,,

 

 では晴れるのか?
 ・昨朝の朝方は晴れていました,,,ただし午前零時には斑雲で星は見えませんでした
 ・一昨晩、朝方は晴れていましたが、いつごろから晴れたかは不明。

  昨夕方4時半の状況

 

 ということで昨晩は自宅待機
 赤道儀を2セット分を自動車に積み込み済みですが1セットを自宅に持ち帰り。
 夜は数時間おきに起き出して夜空ウォッチ。星が見えればベランダ観望,,,という予定

 

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    午前3時50分の空  左下はカノープス

 これでF1.4を2.0まで絞って1秒露出 

 タイ北部での標準8秒まで伸ばすと画面は真っ白

 薄雲が棚引いていますが望遠鏡での観望は可能

 

 昨シーズン、近場での星見場所を探索して、大まかに自宅東方と自宅南方の2つのエリアを概略想定

 ただしSQMでみると自宅の18.4に比較すればまあいいわけですが、絶対的な目で見ればSQM20程度なので、夜空の「良さ」という点では大差なさそう

 

 自宅ベランダからだと南しか見えずかつ天頂方向は×

 自宅駐車場だと人工灯に囲まれています

 

 パタヤから30分程度自動車を走らせてわざわざ星見場所に行く理由は視界が開けるということかもしれません。

 鳥見に行くついでにぐるっとひと回り80㎞。

 夜空は大幅に改善しないとは言うものの、人工灯が避けられる場所、、、

 ここは人工貯水池の中です。

 周りは原野ですので人工灯はありません。

 ちょっと心配だったのが水位ですが、写真の高さからマイナス2m程度なので、星見環境としては〇。

 ただし道路らしきものは砂地のダートなので、夜暗い時に動き回るのはちょっと嫌だな、、、

 上掲人工貯水池を上から眺められる場所。

 原野が切り開かれ視界もOK。進入路も確保されていて、今回廻った4カ所の中ではここが一番良さげなので、近場遠征=近征するのならここにしたいと思います。

 今まで整理してきた天体リストを整理して、メシエ、カドウェル、Melotte、ハーシェル400、(NGC/IC)から散開星団を作っているところ。

 実はその際、備考欄に「Collinder」の記載があり、コリンダーでも散開星団のリストがまとめられているのだ,,,ということ自体は把握していました。

 

 散開星団を調べていくうちに、下段Webサイトに辿り着き、上図のようなリストを公開されていることがわかりました。

 日付を見ると2000年9月付。

 今から四半世紀前に取りまとめている人がいるんだなあ、、、と。

 

 一部に球状星団が混入しているようですが、Cr 471とあり対してMelotteカタログでの散開星団の掲載個数は161ですので、より網羅的に散開星団を取りまとめていることがわかります。

 

 ツラツラ考えて、現時点で上記を参考にすることなく、現状のリスト(総計223個)で当面は進めていきたいと考えています

 理由として、

 

① ステラリウムでCollinderを検索できず、ASIAIRでも現有システムでは導入できないため、MelやNGC番号が付されていないCrが多々あり、実務的に検索できないものがある。

 

② 手持ちのNGCカタログでは番号とともに天体の種別が記載されていて、これで散開星団を抜き出すことも可能だが、数があまりにも大量になりどこかで線引きが必要となる。

 

③ 現在、自分で作成した総数223個の散開星団をステラリウムや公開写真をもとに、観望計画を立てていますが、「なぜこれがリストに入っているの?」という「貧相」な星団が多数あり、実は半数近くが「ボツ」となっています。

 

 結局、どのリストにも重ならないCrを拾ったところで歩留まりは非常に悪いだろうなと推察するところ。

 

 

 前回一時帰国では使い捨てカイロと電子カイロを持ち帰りました。

 望遠鏡のフード付近を温めて夜露防止を図ったわけですが、実際は風があって、覗き込む限り曇りはなく、それがカイロの暖かさなのか、風によるものなのかは不明。

 

 amazonで検索すると電子カイロは多数あり、充電容量は6000~10000mAh。

 多くが2つがペアになっていて、別々に使うか二つを合体化させて使うか。

 「モバイルバッテリー機能」というのは、熱を発するのではなくスマホ等への充電バッテリーもにつかえるというもの。

 2個セットで2000円~3000円くらいでバッテリー機能付きだと+1000円程度

 

 私は前回2個購入し、3000円(バッテリー機能なし)です。

 8000mAhで23時間使用可能というもの。

 ざっくり2晩は使えるというものです

 

 形状は円筒or角柱形状か、またはコロッケ形(俵を潰した形)のものがあります。

 鏡筒に巻き付けることを考えて、なるべく広い範囲で熱を鏡筒に供給できるように、コロッケ形状を購入しています。

 

 次回12月遠征でも使い捨てカイロ/電子カイロで夜露対策を確認するつもりです。

 今後の日本一時帰国でもカイロを持ち帰る予定,,,特に電子カイロ。

 

 なお冒頭の「モバイルバッテリー機能」については現時点であまり関心がありません。最大で10000mAh程度の容量なので、天体機材を対象にしたとき、あまり役に立たなさそうなので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レンズのバックフォーカスが変わると倍率も変化します。下の図を参考にしてお使いください。また、基準値(37.5mm)から遠ざかるほど、性能が低下する可能性があります。,,,とHPにあります。

 同時に上記のような写真があり、フランジバックが12.5㎜を前提としている雰囲気があります。,,,HPで確認出来ません。

 他方で冷却カメラのフランジバックは一般に17.5㎜であり、冒頭の表だと+5㎜となり、倍率は0.725倍程度になります。

 また「性能が低下する可能性」という物騒なコメントが付されていますが、下記サイトを記事を読むとそれほど性能低下に気にしなくても良さそうです,,,

 ∵機材を+10㎜相当で設定していて、画像の劣化はなさそうだという記述あり

 

 ともあれ、次回近征ではこのサイトロンレデューサを入れ込んだBK150750を使用したいと思っており,,,

 Φ57㎜延長筒で取り合っていたΦ52クローズアップレンズを使ったレデューサー

 Φ31.7インサート先端にサイトロン0.75RDを取付けたものに入れ替え。

 Φ48㎜の延長筒を入れてドローチューブ繰出し量を抑えています…

 

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 上記作業で次回近征に使用する鏡筒の準備が完了,,,あとは行くだけ。

 

 EdegeHD800の収納運搬を楽にするためもあり、

 ① EAFを撤去

 毀誉褒貶というか良さばかりが強調されている?EAFですが、小生とは相性が合わず撤去。

  ∵ 合焦作業に時間がかかる

  ∵ 従前の架台は華奢で合焦作業時にブレが収まらず合焦作業難航。

   現在はAM5であり合焦作業中もブレることがないため

 

 第一義的には、EAFを付けたままだと鏡筒ケースに収まらないため。

 遠征を考えると、EAFの取付け/取外しが生じることで煩雑になります。

 特に小さな六角ボルトで取り付けるため、現地での取付け取外し,,,皆さんどうやっているのでしょう?

 

 浪人になったEAFをどの鏡筒につけるかは未定。

 

 ② ファインダーの取り合いを確認

 従前、鏡筒ケースに入れるために、ファインダーの大バラシが必要と思っていました。しかし今回改めて取り合いを確認したところ、取付/取外が割と簡便であることがわかり、改めて芯合わせしその後ファインダー台座から取外し。

  EAFを外したので1分程度で合焦。その後ファインダーの芯合わせ

 

 純正品ではありませんが、EdegeHD800用の鏡筒ケースにキッチリ収まりました

 これで安心して自動車に積込み出来ます。

 昨日は6時間ほど、山の中の寺院裏にある野鳥ハイドに籠って野鳥の撮影

 

 皆さん熱心で、朝9時に「出勤」したときにもう4人来ていて、私が「退勤」した午後3時には11人ほどいて、しかもここを出たのは私が早かったという感じ

 10種類くらいの野鳥がみられライファーも一種

 

 写真は今回で3回目の出会いとなるクロエリヒタキ

 初めてみたのはナムナオであり、タイ北部でしか見られないと思っていました。

 まさかパタヤから20分のところにいるとは,,,とびっくりしています。

 昨日の鳥見場所と同じ山の中に星見近征の候補地があり、先月は鳥見に4回も来ているのに、星見遠征には来ていないなあ、、、と深く反省。

 

 昨日の場所の近くにある近征①は高速道路を使うので移動時間25分

 パタヤから南に下る近征②でも一般道を使って35分ほど。

 今朝6時半。自宅コンドミニアム上空に月が見えました。

 今日の月の出は午後9時なので、日暮れから星をみてもすぐに月に遮られそうですが、週末頃であれば月の出も遅くなり星の見ごろかな、、、

 最近毎日付けているお天気表。

 現在までの状況と長期予報を付けています。

 

 次回新月は12/1ですが、今のところ寒季=乾期なので晴れ間が見えそうです。

 月末月初の星見遠征は行くとして、パタヤ近郊でQBPを使って輝線星雲なり惑星状星雲を観たいと思って準備中です 

 散開星団のリスト化は取り敢えず226個で打ち止めし、今後は順次、見るべき対象を探していくという作業かな、、、

 リストは星座順に並んでいるのでまずは「アンドロメダ座」から。

 アンドロメダ座は秋の星座なのでちょうどよいかも。

 

 リスト一番目はNGC752、あるいはC12またMel12。

 BlackwaterSkiesの画像を見ていくと、これがMelとCに掲載された星団なの?と思ってしまうほど貧相。

 M45などは非常に微細なところまで写した画像が載っているので、このC28についてはいい写真が無かったのでしょうか、、、あるいは本当にこんなものなの?

 

 Web上で30分ほど検索し続けましたが、申し訳ないですがパッとした写真はないですね、、、

 でやっと探したのが下記の写真

 アメリカサンアントニオで撮影されたもので、撮影条件はBortle 8(=都市部の空)。パタヤより条件は悪そうな場所で撮られた写真のようです。

 ただしLRGBで2時間54分かけたものではあります。

 

 今時点でパタヤで散開星団を撮影しようとは思っていませんし、パタヤで撮るにしてもLRGBで長時間撮影をしなければならないとなると、さらに気が引けてしまいます

 ただし逆に、LRGB合成すればこれぐらいの写真になるのか、、、とも。

 
 
 次回新月期はまたタイ北部での星見遠征を考えていています。
 多分、あの空の暗さならきれいに撮影できるはずです
 

 C28は青い星と黄色い星がうまい具合にばら撒かれているきれいな星団ではあり、きれいな写真を撮ってあげたいもの。

 

 

 散開星団のリスト作り  今回の流れ

 ① メシエカタログのエクセル表から散開星団を抜き出してリスト化する

 ② 「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」と

  「星雲・星団・銀河ビジュアル図鑑」から散開星団を抜き出してリストに加える

 ③ wikiから拾ったMelotte カタログから散開星団を抜き出してリストに加える

 ④ Caldwell カタログエクセル表から散開星団を抜き出してリストに加える

 ⑤ ハーシェル400エクセル表から散開星団を抜き出しリストに加える

 現時点で226個の散開星団のリストが出来ました。

 

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   メシエカタログとCaldwell、ハーシェル400のリストは事前にエクセルで表化していました。またMeltteカタログは星団をまとめたものなので、まずはこれら4つのリストを統合化すべきでした。

 

 実のところメシエカタログは星団リストという点ではちょっと?です。

 もともと彗星を判別するために作ったというリストなので、星団としてみごとなものをまとめたものではありませんので。

 

 「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」はそこそこ著名な星団が取り上げられていて、「見るべきだな」と思われる星団が掲載されていてこれから抽出するのは正解だと思われます。

 

 「星雲・星団・銀河ビジュアル図鑑」は「星団」という意味で「なぜこの星団が撮影され掲載されたのか」が不明なものが多くあります。実はもうリストに加えてしまったので削除は難しいのですが、ここから採るにして最後にすべきだったと今では思います。

 

 対してMelotteカタログは星団を中心にまとめたものなので、これをリストに加えたのは正解でした。

 若干の問題点は、Melが弱小カタログであるという点。ステラリウムで検索できるものと出来ないものがあり、多分この調子だとASIAIRには内蔵データに入っていない可能性が高そうです。

 メシエなりNGC番号を持っているものはよいにして、Mel番号しかないものについては、別途web等で位置を特定する必要があります。

 

 Caldwellとハーシェル400は、基本的に見栄えのある天体が含まれますので、これを加えるのは正解。また基本的にCaldwellとハーシェルはNGCやICから選んでいるので、星団の位置特定はできることになります。