アクロマート鏡筒であるSE120とかBK150750にQBPフィルターを組合わせて、輝線星雲/惑星状星雲専用鏡筒として使うという試み,,,

 これ自体は鏡筒が色収差溢れるアクロマートですし短焦点鏡筒なので他への転用は想定できず、パタヤ市街地での赤い天体専用鏡筒として今後とも使っていく予定、、、、

 

 この鏡筒はいろいろな収差があるということで、ケンコーのクローズアップレンズを組み込んだフラットナーというかレデューサを組合わせて使うべきとのお話があぷらなーと氏のYoutube動画やHPにあり、小生もこれを踏襲しているところ。

 

 そのような中、サイトロンジャパンからΦ31.7㎜の0.75倍レデューサが販売されたとき、これを使用すれば上記のクローズアップRDの代わりになるということも聞いていて、小生もΦ31.7㎜RDは購入済み。

 ただしいざ購入しても、私自身は各鏡筒とも専用レデューサを購入済みで、あまり活躍の場がありません。

 

 今、散開星団の撮影をしようと思っているところですが、ソフトフィルターで星を強調させたらどうか,,,と思っているところ。

 この試みは東京都内をベースに情報発信しているHIROPONさんからの借用。

 

 現在進行中の改造は「SE120用RD装置の流用」。

 今、SE120なりBK150750のレデューサーをサイトロンジャパンのΦ31.7に切替えれば、クローズアップレンズRDが不要になります。

 この自作RDはBORG部品を組合わせてΦ52㎜のクローズアップレンズを仕込むことが出来るようになっていますので、ここにケンコーのΦ52㎜ソフトフィルターを代わりに入れ込めばOKなのでは、、、

 

   現時点で103APOの0.6RDの後ろに入れる、、、すなわち55㎜のバックフォーカスの中に収めないとダメ。

    左がクローズアップレンズを仕込むための機構

 右がソフトフィルターを挟み込んだものです。

 

 右の構成は、Φ48⇒Φ42㎜リング

        +Φ42⇒Φ52㎜変換リング

         +ソフトフィルター

          +Φ52⇒Φ42㎜変換リング

 総厚で27.5㎜。カメラのバックフォーカスが17.5㎜なので、55から差し引くと10㎜の調整リングを入れればちょうど所要バックフォーカスに一致。

 

 ただしこのままだとフィルタードロワーを入れられないので、amazonで薄型のΦ48⇒Φ42㎜リングをポチったところです。

 

 

 台風25号は台湾付近で消滅?したようで、現在生き残っている台風は24号。
 これは残念ながらタイに向かって進行中。

 

 図中の一番左側、タイに最も接近した〇は11/21。ただしこの時点で台風の中心はまだ南シナ海にあり、タイへの影響は少ないというのが予報

 これが雨量予報図で11/21時点でインドシナ半島東岸、ベトナムのダナンあたりに雨の影響が出ています。
 対してパタヤを含むタイ全土は白く抜けていて、台風の影響は出ていません。

 11/21は月齢20

 これは11/25の状況。この時点で月齢24.
 台風の残骸らしきものが場所としてはやはりベトナムダナン付近に停滞しています。

 

 今まで台風の進行を見ていると、南シナ海上は阻まれることなく順調に進みますが、インドシナ半島に達した段階で滞留します。
 台風の勢力の元が海上からの温暖湿潤な大気であるので、前方に陸上があると進行が阻まれるということのようです。

 

 11/25時点で赤い横風が表示されていて台風方向からの東風が卓越しています。
 寒季の風は基本的に北風なので、この時点ではまだ中国方面の高気圧が弱いようです。

 

 現時点での長期予報はここまでなのですが、次回の新月は12/1。
 この段階で空模様がどうなるのか?
 多少の月は甘受して、すなわち観察時間は制限を受けるにして、台風等の影響を受けない時期に遠征をずらすのか、、、今の状況を見ると考えざるを得ない状況のようです。

 

 

 

 メロッテカタログは、イギリスの天文学者フィリベール・ジャック・メロッテが編纂した245個の星団のカタログです。

 1915年にフランクリン・アダムス図版に示された星団のカタログとして出版されました。
 カタログには、161個の散開星団、81個の球状星団、2個のアステリウム、および1個の銀河が含まれています。,,,wiki自動翻訳

 

+++++++++++

 ここでどういう主旨でこのカタログがまとめられたのか、ちょっとわからないのがカタログに含まれる1個の銀河(NGC2314 きりん座楕円銀河)であったり、アステリウム(星の列)です。

 

 作成が1915年ですから、遠方銀河を球状星団と見誤ったのか?

 また掲載されている2個のアステリウムは「星の数が少ない散開星団」ではあるようで、散開星団として分類している文献もあります。

 となると残りは散開星団と球状星団で、このカタログはこの2種類の天体を取りまとめたものと言えます。

 

 また、メシエとの関係を調べましたが、メシエカタログに掲載されているすべての球状星団がこのメロッテカタログに含まれます。

 散開星団は「見栄えのしない数個からなるもの」を除いて、このメロッテカタログに含まれます。

 

 ではメロッテカタログに含まれる散開星団が「見栄えのある星団」か?というと、ピックアップしてみる限りまあまあそう言えるかな、、、

 

 となると、散開星団を見ていこうとする際には、このメロッテカタログを順次潰していけばいいといえるようです。

 

 とはいえ、Mel番号で導入しようとすると大変だろうなと思うところであり、Mel番号は横に置いておいて、NGCとICで整理してこれで自動導入する。

 両カタログに載っていないものは、近くの恒星なりNGCからの手動導入,,,

 ちなみにMelotteカタログの散開星団は163あるようです。

 

++++ちなみに今回気が付いたこと

 参考にした「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」と「星雲・星団・銀河ビジュアル図鑑」にはNGC番号辺りで誤植があるようです。単純な誤植ではなく、同じ番号を他の天体にも使うなど。

 多分、校正が難しいのでしょうね。

 NGC番号を覚えている人なんていないのでしょうし、一つ一つ、Web等で検索して、意図した天体なのかを写真等で確認するしかなさそうですが、これって著者がやるしかなさそうですし、まあ私が趣味の範囲でやってもイイですけどね。

 

 

  プールアで撮った昇る冬の星座です。オリオンが寝ています。
 
 上縁近くコチャコチャッとしているのがプレアデス=すばる。
 すばるとシリウスの間に見えるVを横にした形がヒアデス星団。

 

 プレアデスの青い星の集まりも、星団には含まれませんが牛の角の先端で黄色く輝くアルデバランを含むヒアデスの色の対照もきれいです

 

 散開星団の観望リストを作っていませんでしたが、冒頭の写真を見てやっぱり星はきれいなものがいいなあ、、、と。

  手元にメシエ天体とカドウェルのリストがあり、そこから散開星団を拾って一枚のリストを作成。

 その後、前回一時帰国で購入した2冊から第一次リスト未掲載の散開星団をリストに算入。数えてみると93天体,,,意外と少ない。

 今までも、輝線星雲、惑星状星雲、銀河などのリストを作っていますが、今回は望遠鏡とカメラのデータを固定して、同じ広さの画角で散開星団を撮影したらどんな感じになるか?ということで、上記93天体を全て画像でもリスト化してパワポで取りまとめました。

 例えばこれはNGC869、カシオペア座の「二重星団」です。

 

 今回一律で取りまとめた、

 103APO+0.6RD:焦点距離420㎜の望遠鏡

 ASI533MCPro:11.3×11.3㎜センサー

 でちょうどよい具合に収まっています

 

 星の密集具合とか、色の対照できれいな散開星団を中心にタイ北部の暗い星空で撮っていきたいと思います、、、

 

 メシエでも「撮り映え」のしない星団もあります。

 これらは他の天体と同じ画面に入れて写すか、拡大率を高めるのか、

 工夫が必要なのかなとも。

 

 

 

 

 ロイクラトーンはタイ最大のお祭りです,,,多分。

 タイは日本と同じように太陰暦から太陽暦に移行した際に、もともとは旧暦の12月に行われていたお祭りを、新暦に合わせて10月もしくは11月の満月の日に催すこととしたもの。

 ちょうどこの時期は雨季が終わった時期で、川の水位が最も高いころであり、川は田畑を潤すので、その水の神様に感謝をささげるというもの。

 

 満月なので人々は一晩中、踊りあかす,,,というお祭りです

 バナナの幹を輪切りにして土台として、ろうそくとか生花を挿して川に流すというもの

 ロイ=流す、クラトーン=灯篭

 少女は火を持たないので、誰かがライターを持ってきて、友達連中のクラトーンに火をつけてあげているという図

 楊枝をくわえてみている西洋人の連れ合いが、クラトーンを捧げ持って祈っている図。

 そのままでは流れていかないので、ジャブジャブ水の中に入って灯篭を押し流す人や、水の中に待機している子供に渡し、子供が奥に持っていき、灯篭に刺してある10バーツ硬貨を駄賃に貰う図

 一応,,,満月が昇ってきたところです。

 この前後、雲の中。

 拙宅前のバービア街は生演奏を爆音で流し、夜の商売はこれから

 FMA180のスポットダイヤグラム 

 FMA180Proのスポットダイヤグラム

 

 例によってというか、前回RedCatで調べたように、FMA180は□200でありFMA180Proは□100。ですから見栄えだけで判断すべきではありません

 数値で比較するとおよそProの方が6割から7割程度星像が小さくなっています。

  (ちなみに下に添付しているスターベースのブログには、タカハシは100でまとめていますけどね、、、とちょっと皮肉含み)

 

 Askarは、「従来の「Askar FMA180」より光学設計、本体設計を刷新し、「pro」の名を冠した、よりシャープで 収差の少ないコンパクトアストログラフです。」としていますが、それはそれなりの根拠があるようです。

 

 両者の差を比較すると

① FMA180はレンズが動くフォーカスであり、Proはインナーフォーカス

② FMA180はレンズ前面側にΦ48㎜フィルターを付けられるが、この場合迷光防止に

別途フードを付ける必要がありそう

 対してProはΦ48フィルタを鏡筒内に設置できる

③ FMA180はファインダー台座とアルカスイスに対応

  Proはファインダー台座と底幅44㎜アリガタに対応

④ FMA180の端部は42㎜規格。Proは48㎜規格。

⑤ Proは、

 ・鏡筒にファインダー台座が付いている

 ・接眼部に360度回転装置が装備されている

 ・フォーカスと回転装置には大型固定ノブが付いている

 

  

 

 

 

 

 チョット見落としていましたが、RedCat51で短焦点鏡筒がありました。

 William Optics MINICAT51 WIFDで、Φ51㎜でL=178㎜、F3.5

    このサムネ画像を見ると、Minicat51は「星一つ」と読み取れます

 

 販売店のデータを見ても、「読み取れない」というか「ぼやけて読めない」のですが、かろうじて分かった何点か。

① 広さが違う

 これは動画でも紹介されている内容ですが,,,

 スポットダイヤグラムでこちらはMiniCat51

 同じくこちらはRedcat51II-U(撮影専用モデル)の方

 パッと見て同じくらいに収まっているか、miniの方が若干小さめかな?

 

 でもこれって、下段にスケールが記載されていて、miniは200,Redcat51は100

 なので、同じサイズに見えるとするとminiの方が星の広がりが倍近いということになります。

 

 6枚あるうちの左上(0.436)で数値比較すると

 miniのRMS Radiusが4.7でGEO Radiusは10.4

 Redcat51のRMS Radiusが3.0でGEO Radiusは7.4

 RMSなりGEOの意味するところは理解していません

 

 では、このminiの値が悪いのか?

 焦点距離180㎜、F4.5のAskarFMA180のデータです。

 波長が0.43と微妙に違いますが、数値を比べるとAskarの方が微妙に良い数値となっています,,,もちろん、miniはF3.5で明るいというメリットはあるのですが。

 

② 横軸が違う

 これはMinicat51の縦収差のデータです

 こちらはRedCat 51 II-U(撮影専用モデル)の方

  

 2枚のグラフを見て、どう思うか?

 何となくMinicat51の方が狭い範囲に収まっているなあ、、、と見えますよね。

 

 でも上図の横軸端は2.0で、下図の横軸端は0.5なんですよね。

 だから両図を比較しようとすると、上図の横幅を4倍に引き延ばさないと同じ土俵に乗らないわけです。

 

 最近はYoutube活動を控えられているようですが、ボスケさんが同じような指摘を別の鏡筒で行っていました。

 

 データを示されたところで、他機種と厳密な比較ができるわけでもなく、またあくまでも試験した機材固有のデータなので普遍性はないわけです。

 

 でも少なくとも、同じメーカーで同じシリーズの機種なら比較しやすいようにデータ書式は合わせてほしいものではあります。

 

 

 

 

 11月新月期星見遠征から帰ってきたばかりですが、早々と12月遠征の素案作り

 

 次回12月の新月は日曜日であり前半は週末にかかり、後半はウィークデーになります
 第1案としては通いなれたナムナオ国立公園を考えていますが、経験的に週末は宿が確保しにくい状況,,,特に寒季入りして旅行としてもハイシーズンになりますので。

 サクッと作った12月星見遠征第1案は、
 ① 前半の週末はトゥンサレーンルアン国立公園の麓のコプターヒルで星見
  agodaで予約できる宿に泊まり、夜間500m程離れた場所で星見をする
 ② 後半は平日になるので、ナムナオまで移動して公園内に宿泊して園内で星見

 

 往路はコプターヒルまで直行。
 復路にナムナオからパタヤまで直帰すると8時間ほどかかるので、
 途中泊地で1泊しパタヤまで戻るという行程。

 

 復路の途中泊地は現時点ではナコンサワンもしくはカオヤイ。
 ナコンサワン近くにはブンボラペット湿原がありここは野鳥の宝庫。
 カオヤイも朝方、山の中で野鳥観察。

 ラオス国境から2㎞のリゾートホテルに宿泊しあわよくば宿から星を見ようという案
 初日の移動時間が9時間なので、運転疲れで初日フルで星を見られないことを考えると、往路にもナコンサワンあたりで1泊し、ブンボラペットで野鳥を見てから現地到着という案もありそうです。

 

 チョムダーオは、前回下見したプースァンサイ国立公園から北に60㎞ほど行ったところ。
 標高は470m程と高くはありませんが、周辺に大きな町がなく、何よりラオスまで直線2㎞という場所、空の暗さ的にはプールア並みの暗さです。

 

++++

 現時点で上記2案ですが、あと1案くらいできるかな?

 まあ取りあえず、ASI2600MCProのファーストライトの対象はこれでしょうということで定番のもの

 

 103APO+RDで420㎜になりますし、画角の広いASI2600MCProので、これを一枚に収めてみたかったということです

 

 ダーク減算の無いものを投稿していますが、今回はダークを引いたもの

 103APO 0.65RD AM5赤道儀 オートガイド

 ASI260MCPro ±0℃ gain100 120秒✕15枚

 UVIRカットフィルター ダーク減算

 103APO 0.65RD AM5赤道儀 オートガイド

 ASI260MCPro ±0℃ gain100 120秒✕17枚

 QBPⅢフィルター ダーク減算

 

++++

 Φ48㎜フィルターを所持していますが、現時点でフィルタードロワーがないため、Φ31.7㎜フィルターを使っています。

 このため四隅にケラレがあり、この分だけをトリミングしています。

 ちなみにBK150750は自作RDの先端側にΦ48㎜フィルターをねじ込めるようになっており、130APOでも工夫すればできるかな、、、

 

 なお1月帰国でΦ48㎜ZWOフィルターを持ち帰る予定になっています。

 

   私自身はイマイチ琴線に触れるような新製品は,,,

   ただし開催地イタリアならではの望遠鏡作りもあり興味深いものも、、、

 ラテン語的な表記があり、また説明するお姉さんの英語もちょっとラテン訛りがあるので地中海当たりで開催されたものかな、、、と思っていて地図で調べるとイタリアのチェゼーナというところで開かれた天文機材ショーのようです。

 海外なので大口径志向というか、冒頭は50センチのドブソニアン反射鏡
   鏡筒部分を構成するパイプの着脱が簡単にできるようです。

 

 このドブソニアン形式は、自動車に積んで空の暗いところで星を眺めるという使い方が一般的なので、分解組み立てが容易というのがウリなのでこういうアピールになるのでしょう

 ご当地イタリアの望遠鏡メーカーのようです。
 見た目黒い鏡筒で、流行のカーボン樹脂で作られています。

 

 カーボン樹脂は軽量化のために使いますが、いろいろ調べるとほとんど軽量化されていません、、、なぜなんでしょうと調べていくと、鏡筒以外のところで比較的重い材料を使っているようで、重量の増加を抑えながらズレの少ない望遠鏡を作りましたというコンセプトのようです

 200㎜の廉価版で邦貨61万円

 Pro版だと、200㎜で98万円、250㎜で250万円

 フェラーリ感覚で望遠鏡を買う人もいるんでしょうね

 彼女の持っているのはCAA Camera Angle Adjuster
 望遠鏡にカメラを付けて天体に向けた時に、カメラを回転させてちょうど画角に収まるようにしたい場合、カメラが電動で回転するというしろもの。

 

 最近の望遠鏡は接眼部にカメラ回転装置を入れ込んだものがありますが、小型望遠鏡だとそういう機種は少なく、付けたいという人がいるんでしょう

 小型のポータブル赤道儀。見た目確かに小型です。
 スーツケースに入れて持っていく,,,という使い方ですから携帯性が向上するのでよろしいわけですが、追尾精度、具体的にはどれくらいのレンズ焦点距離まで対応できるのか?

 また端的に言えばレンズ+カメラ重量はどれくらいまで耐えられるのか?

 

 個人的には、望遠鏡を操作する片手間で、ポタ赤を使って広い画角の写真を撮りたいと思っている昨今、興味はあります。

   値段は269ユーロ、4万5千円くらい、値段お安めです。

 ちなみにこちらは全編イタリア語の別動画から。
 イタリアなんでデザイン重視というか、こんな鏡筒も。