こんにちは!白水(しらみず)一郎です。
今日は、埼玉医科大学医学部の学校推薦型選抜について、見ていきたいと思います!
指定校、一般公募の他、特徴的なのは、埼玉県地域枠、特別枠の存在です。
指定校は、特定の高校に来る推薦枠のことです。指定校が来ていなくても、受けられるのが、一般公募ですね。
ここまでは、他の大学にも、あるものです。
埼玉県は、国公立大学医学部がなく、防衛医大があるのみです。
防衛医大は、卒業後、全国に勤務先が散らばるため、埼玉に残るとは限りません。
インターネットで調べたところ、人口10万人当たりで医師の数、全国最小なのが、埼玉県ということです。
ソースは、厚生労働省からのものです。
そのため、学校推薦型選抜においても、埼玉県地域枠の募集定員は19名と、最も多く定員が占められています。
こちらの地域枠で合格した者には、月20万円が6年間、合計1,440万円が貸与されます。
卒業後、9年間、大学の指定する病院、特定診療科で働くことで、貸与した奨学金の返還が免除されます。
大学のホームページを見ると、埼玉県地域枠の合格者は、19名中、13名は女性になっています。
最後は、特別枠についてです。
特別枠は、英語の資格検定試験で、好成績取得者(英検1級など)。あるいは、化学オリンピックなどに参加し、好成績を収めた者に出願資格が与えられています。
これは、将来、研究者になりたい人を取るための制度だと思います。
どこの大学でも、研究者になる学生が少なく、困っていると、よく耳にします。
ただ、この特別枠、昨年2名が受け、合格者ゼロですね。
学校推薦型選抜は、現役生の他、1浪まで、出願可能です。
一般入試の前期の実質倍率は、約16倍。後期は、40倍です!
一方、推薦の一般公募で、2.78倍です。
埼玉医大を志望しており、推薦が受けられる条件を満たしているなら、挑戦する価値があるのではないでしょうか。
受験は、受けてみないと、受かりませんから。
推薦は、提出書類、小論文、面接が、一般入試以上に重視される傾向にあります。
推薦を受ける場合には、事前の対策が不可欠です。
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