新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。 -51ページ目

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

麺好き、特にラーメンの類は大好物である。

一度、機会があれば食べてみたかったのが「宮崎辛麺」なるもの。

東京には、数店くらいしか宮崎辛麵を食べれるところがない。

(ま、今はお取り寄せで食べれますが)

先月の話になるけど、スーパーでこの「宮崎辛麵」を発見!

思わず購入。

 

レンジでチンして出来上がり。

簡単に言うと、かき卵にニラと唐辛子がトッピングされたラーメン。

ルーツは宮崎県延岡市の小料理店「桝元」が開発したラーメンのアレンジ版。

ニラの他にもニンニクの入ったスープでもあるので、スタミナ系ラーメンながらも、さっと入ってく感じ。

スーパーマーケットの商品ながら、味は良かったです。

麺はと言うと、

ストレートで、なんかラーメンとマロニーの中間のような感じ…。

ま、スーパーに流通させる食品会社の商品なので、こんなものか、と思ったが、オリジナルはコンニャク麺というのに蕎麦粉が入った中華麺との事なので、そのような食感だったのか…??

 

機会があれば、一度本場の「宮崎辛麺」を食べてみたくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

先日、久々に映画館へ。

存在は知っていたがお初となる「有楽町そごう」の上にある「角川シネマ有楽町」で観覧。

今回観たのは「クリーデンス クリアウォーター リヴァイヴァル~トラヴェリン・バンド」!

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルですよ!

C.C.Rですってば!!

YEAH~!!!…って、今時C.C.Rで歓喜する人っているのか??(苦笑)

まあ、60歳以上ですね、知ってるのは。

一緒に観に行った方も60代半ばの人。(苦笑)

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(略称:C.C.R)は1970年前後に大活躍したTHAT'S AMERICANなバンド。

Vo、G:ジョン・フォガティ、G:トム・フォガティ、B:ステュ・クック、Ds:ダグ・クリフォードの4人編成。

「雨を見たかい(Have You Ever Seen The Rain)」はひょっとしたら耳にした事があるかも?

また今年他界したソウル・ディーヴァ“ティナ・ターナー”が歌った「プラウド・メアリー」は本来クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(以下、C.C.R)がオリジナル。

もう、個人的には大好きなバンドです。

家のCDラックにもドン!と6枚組ボックスセットが鎮座しています。

出始めた頃、彼らは白人バンドながら黒人音楽を流すラジオ局でも取り上げられ、黒人リスナーも同じ人種の音楽かと思ったという人も多々いたようだ。

(あのエルヴィス・プレスリーと同様である。)

ブルース、スワンプ、R&Bなどを嗜好していながらも、白人ならではのカントリー系のポップなメロディーも融合し、まさに50年代にブルースとカントリーが融合して生まれたロックンロール・ミュージックの延長の最新型(当時)だった。

何より、ボーカルのジョン・フォガティ―のちょい癖の有る歌声は時にソウルフル、時にカントリーシンガーのように朗々としているのが魅力。

 

映画はと言うと、1970年にイギリスはロンドンの名アリーナ「ロイヤル・アルバート・ホール」での初公演の映像が発掘された事でそのライブの経緯を収めたもの…と思っていて、ま、実際そうなのだが、結構結成の頃からのエピソードからしっかりとしたドキュメンタリーで、それも現在の彼らが出る事は無く、これらのエピソードも当時収めた映像が残っていて、1970年までの彼らがリアルタイムに思う事を語っているのも興味深かった。

アメリカでの成功を受けて、ヨーロッパ各地でも大ヒットしていく中で決行した欧州ツアー。

そのハイライトが、当時世界的に超大ブレイクしたあのビートルズの祖国イギリス・ロンドンでのライブとなる。

映画自体が90分無いのに、前述のようにロンドン・ライブまでのエピソードが丁寧に作られてありそれなりに時間がかかっているので、「まさか、ライブ・シーンは摘ままれてダイジェストになってるのでは?!」と頭をよぎるも本編全部流れました。

濃密な演奏だから許されるだろうが、時間的には30分くらいじゃないか…?

1曲も長くはないし、MCは最後に一言だけと言うのもあるが。

ただ、演奏はやはり上手い!

シンプルな演奏でこれだけ濃く思えるのはやっぱ流石!!

そして何より、Vo.ジョンの歌が素晴らしいからでしょう。

このロンドン公演は1970年4月14日で、その4日前にここロンドンでビートルズの解散が発表されたばかり。

その頃のセールスチャートも1位ビートルズ、2位C.C.R、3位ローリング・ストーンズですからねー。

3位のストーンズなんかそうだが、アメリカの黒人ブルースやソウルミュージックに憧れるイギリス人はこの頃多かったようで、客席は満杯。

ただ、この時代まだイギリス人は紳士淑女の名残りかロック・ショーなのにみんな座っていたのが面白い。

後半から、一番前の女性客が何かに取り憑かれたように踊り出すと、チラホラ席を立つ人も出るが。

とりあえず、予告編をどうぞ。

 

映画は1970年春までのものだが、この年末に新譜をリリース。

その中にエヴァ―グリーン・ナンバーとなる「雨を見たかい」が収録される。

(したがって。映画でこの曲は演奏されない。ちと残念…。)

1971年早々にシングルカットされ、チャートを駆け上るも…ギター担当でマネジメントも行なっていたトムが脱退し3人編成となりしばらく活動するもその年の秋に解散に至る。

せっかくなので「雨を見たかい/Have You Ever Seen The Rain」も。

 

あいにく東京での上映は本日で終わってしまったが、その他の地域はまだこれからの上映が多いのでお近くで興味があれば是非。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月に入って、ようやく気温が下がって来た感じだが、梅雨のように蒸す…。

本日10月1日は、”燃える闘魂”アントニオ猪木の一周忌。

1年前に起きぬけに訃報を見て驚いた事を覚えている。

 

つい先日、録画したままずっと観れていなかったTV「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」で歴史に残る一戦”アントニオ猪木vsモハメド・アリ”の検証番組をやっと見た。

この試合はボクシング世界チャンピオンであり、ベトナム戦争への徴兵を断わったヒーローであり、世界的スターにもなったプロボクサーのモハメド・アリと、自身が代表を務める「新日本プロレス」の顔であるプロレスラーのアントニオ猪木による「異種格闘技」戦であった。

この事については以前にも一度記したが、ショーとして捉えているモハメド・アリ側と真剣勝負を挑んでいるアントニオ猪木側の溝を埋める模様が実に生々しい。

事の発端は、アリが得意のビッグマウスで「誰でもいい、俺様に挑戦するアジア人ファイターはいないか?」と酒の席で言った一言。

この事を耳にしたアントニオ猪木がよもやの挑戦状を突き付けた。

猪木としては「新日本プロレス」経営者として、プロレスの軽視に対する逆襲であり、当時人気を二分したジャイアント馬場率いる「全日本プロレス」にマウントを取りたい(=興行収入の問題もあり)と言う切羽詰まった状況にあった。

ここで、アリ側に1,000万ドル(=70億円)のギャラを提示し、この大金に目がくらみアリの取り巻きが承諾したのだった。

番組では、当時アリのマネジャーだったボブ・アダムの取材から始まるがボブ氏の発言は、猪木がこちらの提案を素直に受ければあんな事にはならなかった、という趣旨だった。

当然、異種格闘技戦などアリ側にはイメージ出来ず、WWC(現WWE)の代表ビンス・マクマホン・シニアに相談するが、当時のアメリカのプロレスは120%「ショー」であり、当然「ショーとして、アリが猪木を倒す」事を奨励し、そう展開する筋書きでいたのだった。

しかし、猪木は毛頭そんなつもりは無く、真剣勝負でアリを倒す事しか考えていない。

ならば、アリ側も断ればいいが、前述のように大金に目が眩んでるので、それはしない。

そこで、アリは自ら猪木にメッセージ・テープを吹き込み送った。

内容は、自分はイスラム系のヒーローの面子がある、と言うもの。

しかし”燃える闘魂”である猪木は真剣勝負をするために一歩も引かず、この対戦が世界生中継も決まり、世間的にも決定以外に他ならない状況になっていた。

可哀そうであり、そして偉いのはやはりモハメド・アリだ。

最後までショーでやれると思っていたものの、試合当日までも厳密なルールが決まらないままに真剣勝負の場に出されたのだから。

それでも、アリはやったからね。

実は、この試合の少し後にボクシングのチャンピオン戦が控えていたのだった。

それもあり、アリ陣営は無傷でアメリカにアリを返さないとならなかった。

ところが、公開スパーリングで猪木が対アリ用に編み出した後頭部へのハイキック(後の「延髄切り」)を披露した際に、スパーリング相手に選ばれた藤原喜明が「猪木さんはすげぇんだぞ!」とアピールしようと、大袈裟にぶっ倒れてみせたら、アリ陣営が本気でビビッてしまい、そこから試合当日まで猪木に対して「あれダメ、これダメ」のルール変更を要請し、前述のように実際には詳細な決定ルールは決まらないままに2人はリングに上がらされていたのだった。

そして、ボクシングの3分15ラウンド制で、全てを禁じ手にされた猪木は、アリのパンチを食らわずに戦う唯一の手段として、リングに寝転んだ状態でアリの足に蹴りを入れ続け勝機を待つという戦法になったのだった。

当然、かみ合う事も無く勝敗は着かずに「世紀の凡戦」と酷評されるが、番組中でも格闘ジャーナリストのジョシュ・グロスなる人物が言ったように「異種が戦うと事のレガシー」に間違いなくなったのは事実であり確かだ。

ここから、今現在も人気の「総合格闘技」に発展していった。

「UFC」も「RIZIN」も、この一戦があってこそ存在するのだから。

そしてアリもファイターとして、猪木のファイターぶりをリスペクトして、アリの登場テーマ曲の「アリ・ボン・バ・イエ」を猪木に譲り、誰もが知るあの「炎のファイター~イノキ・ボン・バ・イエ」になった。

アントニオ猪木はプロレスラーとしてリング上で見る姿以上に、リング外でその“燃える闘魂”ぶりを発揮してきた人である。

タバスコだって猪木が日本での下地を作ったし、政治家として北朝鮮に連れ去られた人を一人北朝鮮に乗り込み連れ帰ったのも彼だった。

改めて、リング内外での闘魂ぶりはリスペクトすべき点は多い。

 

さて、そんなアントニオ猪木のお墓って、実は二カ所。

ひとつは横浜市鶴見区の総持寺に。

もうひとつは青森県十和田市の蔦温泉旅館の敷地内。

横浜市鶴見は猪木の出身地で、十和田市は亡妻の所以の地だそうである。

 

 

 

 

 

 

昨夜~今夜と「中秋の名月」で満月の夜。

それに先駆け一昨日、久しぶりにプラネタリウムへ出かけた。

月の裏側を体感するために…。

場所は「プラネタリア東京」という所。

そこで催していたのは!

英国プログレッシブロックバンド「ピンク・フロイド」の名盤『狂気』を丸々かけて、それに合わせた映像をプラネタリウムに投影するという企画イベント「ピンクフロイド-The Dark Side Of The Moon」

アルバム名の『狂気』の本題は『The Dark Side Of The Moon』で直訳すると「月の暗闇部分」=「月の裏側」といった感じ。

このアルバムが発表されたのが1973年で、リリースから50年後のアニバーサリーという事で企画された。

既に今夏、これは上映されたのだが、とにかくチケット予約が出来なくて、泣く泣く諦めていたのだが、その大入り具合を見て、再びこの秋にアンコール上映が決まった次第。

そしたら今度は前日でも余裕で予約出来るほどの肩透かし。(苦笑)

 

場内は、いす席とクッション席の2種類で、椅子の方はデッキチェアーと言うのか映画監督がロケで座る木製の椅子でリクライニング機能など無い。

クッション席は、床に置いたビーズクッションマットに身体をもたらせて寝そべる感じ。

こんな風。

予約時にどちらにしようか多少悩むも、寝そべってプラネタリウムや映画など観た事は無いな、と思いクッション席を希望。

で、これが正解だった!

とにかく、天井に写る映像に吸い込まれる感じやダッチロールを起こすようなカメラワーク場面では身体や席は動いてないのに、それを体感する何とも不思議な錯覚を覚え、めちゃ面白い!!

ディズニーランド級のアトラクション。

さらに、あの名盤『狂気-The Dark Side Of The Moon』の音楽に合わせて緻密に作られてる映像なので歓喜しかない。

 

作品上映中はもちろん撮影禁止だが、最初に「プラネタリア東京」のデモンストレーション映像が流れるところは撮影OKだったので、こんな感じで見えます。

上映作品「ピンクフロイド-The Dark Side Of The Moon」は、CGと本撮影の見事な融合で、リアルな感じやデジタルレーザーで輪郭だけ描かれる感じの映像など、アルバムの世界観を壊すことなく見入ってしまった。

ちなみに、こんな感じ。(下掲画像は借り物)

 

そして、映像の一部をご覧ください!

これが空一杯(天井一杯)に投影されると、プラネタリウムの独特のドーム形状の長所と相まって素晴らしい体験となります。

なお、こちら10月31日まで上映で¥2,600也。

上映直前にアナウンスで「通常より大きな音量で流れますのでご了承下さい」と言っていたが、もっとデカい音でもよかったと思う。

 

せっかくなので『狂気-The Dark Side Of The Moon』50周年記念バージョンも聴いてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数日、雨天もあったりして酷暑は温度的には多少下がったが、まだまだ蒸し暑く熱帯な日々は続く。

 

一昨日、自転車で外出し信号待ちしていた時、ふと金木犀の香りが微かに匂った。

そしてその日の朝日新聞夕刊に「なんと律義な。酷暑の夏だったのに、ことしも近所で暦通りに赤い彼岸花が咲いた。」と書かれていた。

どんな酷い夏でも、お彼岸の時期には彼岸花=曼殊沙華はちゃんと咲く。

昨日、自分も近所で見かけました。

画像では赤というよりピンクに見えるが、ちゃんと赤く咲いてました。

夏がいい気になって居座ってるが、秋はもう順番待ちしていると実感。

 

よい秋分の日を!