満月を前に月の裏側へ~『狂気』50周年記念プラネタリウム・イベント | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨夜~今夜と「中秋の名月」で満月の夜。

それに先駆け一昨日、久しぶりにプラネタリウムへ出かけた。

月の裏側を体感するために…。

場所は「プラネタリア東京」という所。

そこで催していたのは!

英国プログレッシブロックバンド「ピンク・フロイド」の名盤『狂気』を丸々かけて、それに合わせた映像をプラネタリウムに投影するという企画イベント「ピンクフロイド-The Dark Side Of The Moon」

アルバム名の『狂気』の本題は『The Dark Side Of The Moon』で直訳すると「月の暗闇部分」=「月の裏側」といった感じ。

このアルバムが発表されたのが1973年で、リリースから50年後のアニバーサリーという事で企画された。

既に今夏、これは上映されたのだが、とにかくチケット予約が出来なくて、泣く泣く諦めていたのだが、その大入り具合を見て、再びこの秋にアンコール上映が決まった次第。

そしたら今度は前日でも余裕で予約出来るほどの肩透かし。(苦笑)

 

場内は、いす席とクッション席の2種類で、椅子の方はデッキチェアーと言うのか映画監督がロケで座る木製の椅子でリクライニング機能など無い。

クッション席は、床に置いたビーズクッションマットに身体をもたらせて寝そべる感じ。

こんな風。

予約時にどちらにしようか多少悩むも、寝そべってプラネタリウムや映画など観た事は無いな、と思いクッション席を希望。

で、これが正解だった!

とにかく、天井に写る映像に吸い込まれる感じやダッチロールを起こすようなカメラワーク場面では身体や席は動いてないのに、それを体感する何とも不思議な錯覚を覚え、めちゃ面白い!!

ディズニーランド級のアトラクション。

さらに、あの名盤『狂気-The Dark Side Of The Moon』の音楽に合わせて緻密に作られてる映像なので歓喜しかない。

 

作品上映中はもちろん撮影禁止だが、最初に「プラネタリア東京」のデモンストレーション映像が流れるところは撮影OKだったので、こんな感じで見えます。

上映作品「ピンクフロイド-The Dark Side Of The Moon」は、CGと本撮影の見事な融合で、リアルな感じやデジタルレーザーで輪郭だけ描かれる感じの映像など、アルバムの世界観を壊すことなく見入ってしまった。

ちなみに、こんな感じ。(下掲画像は借り物)

 

そして、映像の一部をご覧ください!

これが空一杯(天井一杯)に投影されると、プラネタリウムの独特のドーム形状の長所と相まって素晴らしい体験となります。

なお、こちら10月31日まで上映で¥2,600也。

上映直前にアナウンスで「通常より大きな音量で流れますのでご了承下さい」と言っていたが、もっとデカい音でもよかったと思う。

 

せっかくなので『狂気-The Dark Side Of The Moon』50周年記念バージョンも聴いてみて下さい。