新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。 -28ページ目

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

前回の東京オリンピックから、選手村の内情や選手の素行などが、選手たちのSNSでアップされ、ものに寄っては炎上したりする。

SNSが良いのか悪いのか、管理団体が良いのか悪いのか、本人が良いのか悪いのか、なんか場外乱闘なネタがニュースになるのもどうなんでしょ?

 

そんなパリ・オリンピックも今夜で終了となる。

ニュースターの登場、まさかの落選劇、等々、色々ありましたが無事に終わりそうで何より。

個人的には、開会式の「パリ」の街全体をステージとした演出はよく出来たものだと思うし、パリだから成立するんだろうなとも思った。

実は一度だけパリに行った事がある。

1993年、今から31年前だ。

以前アップしたが、エディ・コクランの事故死現場へ花を手向けにイギリスへ行った際、同行した元同僚が「フランスにも行きたい!」と言い出し寄ることにした。

やはり、街並みは古さの中にあるオシャレを感じたし、日本以上に新旧の同居が上手く出来てる感じもした。

だが、当時はもっと大人になってから来た方がより楽しめそうな印象だったっけ。

 

そんなパリでの珍道中の思い出をひとつ。(以前一度記した気もする)

人生で一度だけ強盗に遭遇したのがパリ!

パリは東京のように地下鉄が発展しており、「メトロ」としてよく知られている。

東京の地下鉄移動でさえも難儀な事が多いのに、生まれて初めてフランス語に接する身としては移動方向の間違いや乗り間違いなど無いように、どうしても地図を見て駅構内の仏語と見比べて移動せざるを得ない。

すると、地元のパリジャン&パリジェンヌより移動に時間がかかり、気づくと我々2人きりになる事も。

そんなこんなで、移動中階段を上がっていたら、いきなり後ろから「アロ、アロー!」と声をかけてくる者がいた。

ドレッドヘアで言っちゃ悪いが小汚い黒コートの青年、デビュー時のレニー・クラッヴィッツが貧相になった風貌。

なんかやたら親し気に話しかけて、「ジャポネーゼ?」と言っていたので「ウィ」と答えそのまま階段を上がると、「ウエィ、ウエイ」と先回りして止めに入る。

「クソみたいなものを売ろうとする輩か?」とかつて自分がアメリカで似たような経験をしたのでそう思ったが、「モネ、モネ」と言い出す。

モネ?画家?贋作でも売りたいのか?

よくわかんないので関わらないようにしたく、さらにこちらは階段を上がると。血相を変えてそいつが「モネー!モネイッ!!」と通せんぼして来やがる。

何だよモネイって!と思ったが、ん?待てよ…モネイ、MONEI、MONEY?金?強盗?!と思ったその時、男はコートのポケットから何やらガチャガチャと音がする物を出し始めた!

拳銃…ああ、俺はパリの地下鉄構内で命を落とすのか…そう思うと人生が走馬灯のように回り出しそうになった、だがその時に男が出した物はカッターナイフ。

しかも日本人に馴染みのある赤い柄に黒い丸の部分を回して刃を出す、あれ。

そうなると「カッターでは多分死なない」そう思い、走馬灯のように動き出そうとした人生もピタッと止まった。

だが、刃物は刃物、怪我などしたくない。

ちなみに、階段を上がっている時だが元同僚が先を行き、自分が後ろにいた。

この同僚、失礼ではあるが、見た目が実写版パタリロのような風貌。(苦笑)

小柄でまん丸な感じで、愛想もよいので、強盗も身体を張って元同僚を止め、再び「モネイッ」と言うので、二人してとりあえず小銭渡してこの難局を乗り切ろうとジーンズのポケットから小銭を出し差し出した。

2人で千数百円くらいか?

向こうは日本人旅客がこの程度のはした金しか無い訳がないと思ったのだろう、元同僚がベルトに付けていたポシェットを開け、財布を出し中を見たが、レシートとカードしか無い。

それもそのはず、彼はちょうど仕事を辞めた直後で収入が無く、自分から借金し交通費と宿泊費は自分が立て替えていた。

(先に自分の財布を見たら、おそらく1万円分くらいのフランはあったのだが) 

すると、今度は日本人なのか確かめたくなったのだろう、彼のパスポートに手をかけた。

その瞬間、元同僚はパスポートだけは盗られてはいけない!と思い、そのパスポートを逆にひったくるや「何すんねんボケ!もう、ええわー!ったく!!」と怒鳴り、ずんずん先を歩き出した。

元同僚は大阪人でした。

パリの強盗より、大阪弁の方が凄みがあると初めて知りました。(笑)

強盗もひるんで後ずさったが、「ウエイ、ウエイ」とカッターをかざして後に続く。

ちょうどその時、日本でも地下鉄の階段横にはエスカレーターがあるようにパリもそうで、一人の老紳士が上がって来た。

そこで、自分が先の二人の方に目で合図すると、その老紳士が半身を出し覗き込み強盗と判ったのだろう、「何かあったのかい?」みたいに声を出してくれた。

すると強盗、ヤバいと思ったようで、カッターをポケットに戻し、両手もコートのポケットに突っ込み天井を見ながら口笛を吹きだした。(爆笑)

ほんとにそんなリアクション取る奴っているんだ?!と変な感激を抱いた。

その後、その老紳士の歩調に合わせ構内を移動するが、まだあきらめの着かない強盗は10mくらい後を付いてくるも、また皆で振り返ると立ち止まり天井を見上げ身体を揺する。(笑)

そのまま、ホームに付くと強盗もこれだけの人の多いところで悪さも出来ず、壁の角から顔だけ出しこちらを恨めしそうな表情で見ていた、それもまた笑えた。

小銭だけでも盗れたのに、欲を出すから一銭も取れず。

それにしても、海外の強盗には大阪弁でスゴんだ方が強いというのは良い勉強になった!(笑)

あれが、もう31年前か…。

最後に、1993年のエッフェル塔をどうぞ。

 

 

 

 

 

今朝はいつもよりは暑苦しくなく起きれた。

カーテンを開けたら曇り空。

本日は「立秋」で、これは古代中国の1年の季節区別法「二十四節気」で「秋」が始まる日である。

やはり立秋だと涼しくなるのか?!と思いきや、今日も午前に陽が射してきたら一気に蒸し暑くなった…。

結局エアコン入れて、昼も冷やしおろし蕎麦を搔っ込み、冷たい麦茶をガブ飲みした。

まだまだ夏が居座る気がする。

それでも「立秋」の今日。

ちなみに、この立秋から「残暑見舞い」の挨拶となりますので、皆さま残暑お見舞い申し上げます。

くれぐれもご自愛下さいませ。

 

 

 

 

 

以前、佳き関係のご近所さんに誘われ近所のイタ飯をご一緒したことがあった。

そのご近所さんはグルメで、その店の近辺で他に見つけた店を幾つか教えて下さった。

その頃は、週数日だけ正式開店前の施策的に開けているパン屋さんや、クラフトビールの店、など。

あと一つご近所さんもまだ入ってないがネパール人店主が営んでいるカレー屋さんの情報も。

先週、家族もいない日があったので、一人そのカレー屋さんにてランチをした。

カトマンズ」というお店で、店前のネパール国旗が目立つ。

この日は、まだお客さんがおらず自分一人。

こういう状況ってちょっと緊張する。(笑)

ただ、戸を開けるやネパール人店主の、ホントはメキシコ人じゃない?というほど明るくサービス精神あふれる出迎えを受け安堵。(笑x2)

カウンター席に座るやいなや水とメニューが出た。

ここは、メインメニューの「ダルバットセット」をオーダー、ドリンクはラッシーで。

すると、店の外で入店しようか考えている人が見え、まだその客が入ってくる前から店内で「アー、来タネー!久シブリ!イラッシャーイ!!」と陽気に声を出してる。(笑x3)

で、その方が入ったら「久シブリネ!元気?!」と声をかけたら、「あの…初めてなんですけど…」とお客さん。(笑x4)

とにかく陽気な店主さんです。

 

そして登場「ダルバットセット」。

まず、メインの日替わりカレー。

この日は「キーマカレー」でした。

これ、めちゃ美味っ!!

なんか日本人に合う、口にした後、奥に深みを感じる作りになっていました。

 

そして、「タルカリ」なるもの。

これは、ネパール家庭で日常よく食べる野菜をスパイスで味付けする料理らしい。

見た目の通り、ルー少なめの野菜カレーって感じ。

 

他に「ダル」という豆のスープ。

「ダルバット」と言うのは「ダル」=豆+「バット」=ご飯で、日本で言えば白飯と味噌汁の付いた定食のような感じみたい。

で、この「ダル」見た目からは想像できないがカレー風味。

全部カレー味です。(笑x5)

でも、どれもすごく辛いわけでない。

もっとも、最初に「辛さは?」と訊かれた時に「普通で」と答えたが。

 

で、意外だったのは付け合わせの2種。

まず、ライスの右に添えてある「アチャール」。

辛味を増すスパイスソースと思ったら、ネパールの漬物らしい。

魚の身をすりつぶしたものをスパイスに漬けて発酵させた辛味噌といった感じ。

日本にも「あみ」と言う小海老を潰して発酵漬けした食品があるが、あれのネパールの魚版+辛味という趣きでした。

カレーよりこっちのほうが辛味があった。

 

そしてライス左にある「サグブテコ」。

こちらは日本人に馴染みのある小松菜炒めなのだが、結構辛い!

カレーより、添えもの二品の方が辛かったのは意外だった。

 

どれも(特にキーマカレーは)美味しくいただきました。

陽気な店主の人柄も含め、また訪問できればと思っております。

ごちそうさまでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

WWE日本公演を両国国技館にて観戦後に、夕食をと言うことでリベンジ(?)の「博多ラーメンガツン」を訪れた。

昨年、やはりプロレス観戦前に腹ごしらえということで初めて入った「ガツンラーメン」。

ただ、その時は腹の具合が今一つだったのと観戦前ということで、麺の硬さも普通に硬めでニンニクサービスは控えて食した。

今回は、腹も快調、観戦後なので、硬さは「粉おとし」で「ニンニク」も有りで食べる事に!

店内はカウンター1席空いていたが、ちょうど券売機に中国人らしきカップルが日本語と英語が判らずに購入に悪戦苦闘中…。

(店内も外国人のお客さんがいて、海外人気も高いようです。)

やっと券売機が空いて、ガツンラーメンとトッピングに葱をチョイス。

これで800円!安ッ!!

しばし店内で立ち待ち後、席に着く。

麺の硬さはもちろん最硬の「粉おとし」で注文。

葱も「青ねぎ、白ねぎ、どちらで?」と訊かれたので、青ねぎは博多ラーメンには既に乗っている事もあり好物の「白ねぎ」で頼む。

変わらずのビジュアルです!

さらに、リベンジのニンニクも注文。

上掲画像だと、バターでも乗せたように見えるが、ニンニクは皮を剥いて一欠片づつ、水に浸した小瓶の中に入っていたので、とりあえず一欠片をON。

実際には、昔の改札鋏のようなニンニク潰し器で自分で潰して入れて食す。

ニンニクはちょっとパンチが弱かったが、やはりコクは出るので良いですね。

そして、最初の一回はなんと無料!の替え玉を再度「粉おとし」でオーダー!

さらに、味変で。白ごま、白胡椒、紅しょうがをオン!

これまた美味い。

もう満足です。

ラーメン\700、トッピング葱\100、替え玉¥0、合計800円の最強コスパ!

両国に行く機会があったらしばらく伺う事になりそう。(笑)

 

 

 

 

 

前スレッドに続き、10年ぶりとなったアメリカンプロレス「WWE」観戦の後半を。

 

後半戦、まずはグンターvsLAナイト。

ん~、申し訳ないが、この2人のレスラーは全く知らない…。

LAナイトが丸め込み回転海老固めから、そのまま3カウントで勝利。

 

続いてはタッグ戦で、サミ・ゼイン&ケビン・オーエンズタマ・トンガ&トンガ・ロア戦。

デビューしてから何故かWWEに優遇されてる感のあるケビン・オーエンズがサミ・ゼインと登場。

これはもう間違いなくケビン&ゼインが勝利ですな。

案の定。(笑)

 

そして、セミファイナル戦!

セミも女子レスラーのWWE選手権試合だ。

王者ベイリーに挑むは仙台女子プロレスの旗揚げ者でもある里村芽衣子。

日本だからか?それにしても里村選手への応援が凄い。

実は、後から知ったのだが、この試合前に引退会見をしたところだったようです。

なるほど。

もちろんこの2人もちゃんとプロレスを魅せてくれ、ついには両者ダウン状態にまで。

すると、音楽が鳴りだし、何かと思ったらティファニー・ストラットンがブリーフケースを携えてリングイン。

実は、WWE独特のルールでいつでもどこでも王座挑戦可能な権利証がブリーフケースに入っていて、この権利証を提示すれば、今弱ってるベイリーに勝利すればティファニー選手が女子チャンピオンとなるのだ!

が、気づいたベイリーに軽く一蹴されおめおめと帰って行く。(苦笑)

もちろん王者ベイリーの勝利。

しかし、引退会見をした後、里村の母国日本での大会、そんな事もあり、試合後はベイリーが里村選手を称える。

 

そして、この日のファイナル。

メインイベントは、統一WWE選手権試合で、コーディ・ローデス(第147代WWE王者&第15代ユニバーサル王者)にAJスタイルズと中邑真輔が挑む3WAYマッチ。

これでもか、と言う程にワンマンショー的に中邑真輔が独特な妙な動き全開で入場。

やはり、日本のメインを務めるとなるとこの位の尺を使えます。

そして、3人がリングイン!

新日本在籍時は、アントニオ猪木が掲げた「ストロング・スタイル」を受け継ぐと宣言したが、今ではザWWEのプロレスをしっかりやるレスラーに。

とは言え、プロレスの持つ闘いの部分も客を魅せる部分、どちらも出来る3人の試合は目を見張るものがあった。

オールド・プロレスをリアルタイムで観た爺としては、コーディが父親(ダスティ・ローデス)生き写しのエルボーの「毒針殺法」は嬉しい。(笑)

前スレッドから書いてるように、TVマッチでない限り王者が負けてベルトが移動することはなく、この試合も中邑選手がコーディ選手に3カウント取られ試合終了。

試合後、王者コーディ・ローデスが日本のWWEユニバース(WWEではファンをこう呼ぶ)に中邑真輔を称えるマイクパフォーマンスが。

王者の敬意を受け、中邑が挨拶。

活舌が悪いので(苦笑)よく聞き取れなかったが、またここから反撃の狼煙を揚げると決意表明してリングを降りた。

 

前スレッドでも記したが、地上波放送が終わってからWWEもちょっと距離が出来てしまったが、知らない選手、展開もありながら、でも観ていて楽しかった。

特に、女子がもう男子を凌ぐほどのプロレスを目の前でしていた事は、昔を知ってる身としてはちょっと感動。

 

また、ABEMAでもWWEを観ないとな…。(汗)