新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。 -25ページ目

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

前スレッドでブルース・スプリングスティーン&Eストリートバンドの作品を紹介した。

ブルースを聴くようになったきっかけの曲は「ハングリー・ハート」だった。

この曲は、ボス(ブルース・スプリングスティーンの別称)の作品群の中では、ポップでメロウなチューンだ。

1980年に発売されたアルバム『THE RIVER』からのシングル曲だった。

曲調は、ウエストコースト・ロックで多用されるタイプのリズムと、かつてロカビリー・ミュージシャンのロイ・オービソンが好むようなポップチューンが混ざった感じ。

で、この曲を好きになったのが、前述のウエストコースト・ロックと呼称される新ジャンルとそのアーティスト群の出現から始まる。

代表格としては、あのイーグルス、そしてあの時代のディーバだったリンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウン、また、CSN&Y、ドゥービー・ブラザース、ライ・クーダー、C.C.R、などもその括りだった。

その中に、イーグルス、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンとの交流が深いシンガーソングライターがいた。

それが、J.D.サウザーだった!

ジョン・ディヴィッド・サウザーが本名だが、何故かJDと呼ばれていた。

彼は佳曲を書き上げる素晴らしいシンガーソングライターで、イーグルスの「ニュー・キッド・イン・タウン」や「ベスト・オブ・ラブ」を世に出したり、全盛期のリンダ・ロンシュタットにも楽曲提供しているが、自身にヒット作に恵まれずにいた。

しかし、1979年に出した「ユア・オンリー・ロンリー」が大ヒット!

この曲が大好きで、冒頭に挙げたブルース・スプリングスティーンの「ハングリー・ハート」を気に入ってしまったのだった。

それにしても、このジャケットは今もシンプルながら秀逸。

日本では、映画やCMでタイアップ使用された。

折しもここ日本では、当時A.O.Rという大人向けロックシーンの台頭や、ロスアンゼルスの浜辺の印象が強いリゾート&サーフィン・ブームも起こり出し、この曲はそんなポップで爽やかな感じが愛された。

和訳詞も乗ったライブ映像を見つけたのでどうぞ。

正直言うと、彼はこの1曲の一発屋となってしまうのだろうが、吹けば飛ぶような一発屋と違い、前述の著名アーティストとの活動が評価されているので、実力派シンガーソングライターとして認知されている。

当時は、この曲の心地よさが好きだったが、大人になって聴くとわずかに滲む儚さが胸を突きます。

今月24日から、カーラ・ボノフとツアーを行う予定だった…。

J.D.サウザー、2024年9月17日ニューメキシコの自宅で死去。

享年78歳。

R.I.P…。

 

 

 

今から13年前、東日本大震災により福島県の原子力発電所に甚大な被害が起き、我々は電気、エネルギーを今一度よく考えないといけない事態に直面した。

今もまだその答えは明確に出ていないまま、普通に生活をしてエネルギーを消費し続けている。

 

そこからさらに32年前に遡る1979年にアメリカでも大きなスリーマイル島の原子力発電所事故が起き、その問題についてアメリカのミュージシャン達がMUSE(Musicians United for Safe Energy)という団体を立ち上げ、1979年9月19〜23日と5日に渡る大規模なチャリティ・コンサートをニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンで開催した。

このイベント・コンサートには、ドゥービー・ブラザース、ジャクソン・ブラウン、ジェイムス・テイラー、カーリー・サイモン、ボニー・レイット、CS&N、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、チャカ・カーン、ライ・クーダー、ローズマリー・バトラー、ニコレット・ラーソン、ポコ、ジョン・ホール、等に加え、ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドも登場。

最後の2日間のトリはブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドが務めた。

つまり、45年前の今日と明日はまだ若きブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドが、マジソン・スクエア・ガーデンでライブをしていたのだ。

もう3年前になるが、彼らのフル尺での模様がCDと映像ディスクとして発売された。

ようやく先日入手。

ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドと言えば、今年はあのモンスター・アルバム「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」が発売40周年でオールド・ファンはこちらの特典アニバーサリー商品で夢中ではあるが…。

この「ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド:ノー・ニュークス・コンサート 1979」も、オマケでこのライブのチケットとチケットとチケット・ケース(共にレプリカ)が付いていた。(笑)

 

実は、この「ノー・ニュークス・コンサート」は若い頃にフィルムコンサートで観た。

渋谷にあった「ラムザ」って言ったかな…?ビデオ上映型ライブハウスって感じのところだった。

元々は、ジェイムス・テイラーやジャクソン・ブラウンのウエストコースト・ロック系(ジェイムス・テイラーは実は東海岸地区の人だが)の音楽が好きで、イーグルスがなんと言っても幅を利かせていた。

そんな流れでもある時代の中、海外でブルース・スプリングスティーンのライブが凄くて全米でチケット争奪戦にある、と言う噂も有ったりして、当時うちに下宿していた従兄を連れ出して観に行ったのを覚えている。

そのフィルム・コンサートは出演者の中から抜粋されて、1アーティストも1~数曲しか観れなかったように記憶している。

でも、やはり印象強かったのはブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドだった!

シリアスなフォーキーなものからポップチューン、ロックンロール・ビッグ・パーティーなステージング、数曲ながらもあの日完全にやられました!

 

さて、あれから40年強経って、やっと彼らのそのフル尺が観れるという、この嬉しさ!

若き日に観たあの印象そのまま、さらにフル尺なので充分過ぎるほどに堪能出来る。

トリとは言え、90分もライブやってたんだという驚きも。(笑)

だが、途中で衣装が何度か変わる(と言っても2パターン)ので、2日間撮った素材で良い方を使って編集したと思われる。

彼のライブが日本にどういう影響を及ぼしたかと言うと、佐野元春の出現、他にも浜田省吾、尾崎豊、長渕剛らは、日本のブルース・スプリングスティーンの地位を目指しパクる大いなる参考とした。

とりあえずダイジェスト映像があるので是非観て下さい。

エルヴィス・プレスリーに次ぐ、アメリカンR&Rパフォーマーですね。

特に生前のビッグマン(sax)とのコンビネーションは、この時に芸の域に達してます。

キーボードのダニーも元気だった…。

ブルース・スプリングスティーン自身も凄いが、やはりこのEストリート・バンドでのプレイとパフォーマンスがあってより凄さが増す。

途中、ジャクソン・ブラウンもレパートリーにしてる「ステイ」をそのジャクソンとトム・ペティとローズマリー・バトラーとカバー。

カバーで言えば最後の最後に、バディ・ホリーの演奏で知られる「レイヴ・オン」をやってたなんてこの齢になって初めて知りました!

 

本作品は完全限定生産品ではあるものの、まだ在庫はあるようなので興味ある方は下記にて詳細確認下さい。

 

 

 

 

 

先日、ちょっと面白いものを買ってしまった。

それは「Kous W-6 レイヤード・ピック」と言うもの。

って、なんじゃそりゃ?

実はギターを弾く際に使用する「ピック」です。

ギターと言う楽器は本来6本の弦を張ってあるのですが、中には12弦ギターと言うのも有り、こちらは弦が倍になる分、音の厚みが綺麗に出るギター。

ただ、6本の弦でさえチューニングや張り替えは面倒な作業なので、12本の弦ではその労力は当然2倍になる。

 

ところがこのピックを使うと、6弦ギターが12弦ギターの音になると言う魔法のピック!

それは、どんなピックなのか?!

実は、ギター弦と接する部分が2重になっている仕様。

ギターの弦に当てると判りやすいか…?

上掲画像右から2本目の弦がピックに挟まれてる感じが判るでしょうか?

考え方から言えば、ギター弦を6本の2倍にすれば6x2で12弦ギターだが、ピックを2枚にして6弦ギターを弾けば、これも2x6で12弦ギターになると言う発想なのか?(笑)

 

で、弾いてみると(演奏と言うレベルでなく音を出して遊んでるレベルだが)、確かに12弦ギターぽい響きである。

もちろん、12弦ギターと全く一緒ではないが、12弦ギター特有のキラキラした音色?倍音が鳴ってる音色?に近いのは確か。

 

通常のピックとこちらのピックで弾き比べてる動画が有ったので参考にどうぞ。

 

なかなか面白い発想と商品です。

興味のある方は、詳細を下記にてご確認下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

現代は、携帯電話機にカメラ機能が付いて久しい。

おかげで手軽に撮影が出来て便利な反面、マナーやら撮り溜めやら面倒な事もある。

今回、撮影してスマホのフォルダにそのままだったこの夏の「飲食」の画像を数点紹介。

 

まずは、イオンリカーで見かけた見慣れぬ酒たち。

左から、「琉球ハブボール」、「残波ハイボール」、「バーン・マッケンジー」。

「琉球ハブボー」ルは、蛇の「ハブ」エキスが入ったハイボール?

クレジットを見ると、泡盛にハブエキス、ハーブ13種類のエキス、シークワーサー果汁、等が表記されている。

味はと言うと、なんだろう?安価なビタミン炭酸ドリンクのような味で、甘味があるが飲みやすい。

ジュースを飲むような感覚になる。

「残波ハイボール」は有名な泡盛の「残波」のソーダ割り。

「バーン・マッケンジー」は、何やらラベルの貼る位置が違ったのか。それだけで割引き提供で550円だったので試しに購入。

初めて飲んだが、さほど美味しいとは思えず。

安価ならではのウィスキーだった。

 

続いてはこの酷暑に、普段自らはあまりアイスなど買わないが、ついつい買ったものを。

下北沢にある抹茶アイス専門店(?)の「CHAICE」にて。

どうやらお茶製造販売社の直売店?提携店?

どうせなら+50円で提供の「濃いお茶」をオーダー。

でも、それほど濃い気はしなかったが、普段濃いめのお茶を家では飲むからか?

550円也。

 

前スレッドで紹介した「ロートレック展」鑑賞後、お茶でもしようかと思ったが、この暑さでカフェはどこも満席状態。

結局、自宅最寄り駅まで来て駅前の「サイゼリヤ」へ。

お茶のつもりが、汗だくで喉がカラカラだったので昼からジョッキでビール!(笑)

つまみは「小エビのカクテル」。

いやー、生き返った!!

これで680円だったっけかな?

安っ!

 

最後は、かつての同僚と、その同僚の紹介で今年も仕事で大変お世話になった方との飲み会にて。

元同僚とも、紹介していただいた方ともそれぞれでメシを食った事はあるが、3人で飲むのは初めて。

グルメな元同僚が選んだのお店は、狭い路地裏にその看板も出さずに、店内に入っても棚がドアとは思わず迷う隠れ家的居酒屋。

氣ウラ」という三軒茶屋にあるお店。

飲み放題コースで、料理も美味しかった。

そんなお店なので写真を撮っておけばよかったのだが、すっかり忘れて…一品だけ撮影。

何だか判るでしょうか?

ステーキ?

いえ、マグロのかま焼きです!

でも、肉食ってるような歯ごたえある食感と油のバランスも良く、皆これをちょっとの肉でも見逃すまいと食っておりました。(笑)

元同僚が払って多分会社に付けるのだろう(笑)が、おそらく@5,500円のコースかな?

コース後にもちょっと飲んだので、@6000円台では?

 

 

まだ暑さ&湿度が続き、すぐ季節の変わり目になり、すると新たな台風が色々来そうなタイミングではありますので、皆さまどうぞご自愛ください。

 

 

 

 

 

 

先日、珍しく絵画の展覧会へ。

行ったのはSONPO美術館。

実は、この損保ジャパン本社ビルの右横にある白い箱(?)が「SONPO美術館」となります。

で、展示はあのロートレックの作品群。

ロートレックの絵って好きなんですよ。

絵画は全く詳しくないですが、この方とノーマン・ロックウエルの絵は好き。(笑)

ロートレックですが、多くの方も、作品やその名は、見た事聞いた事があると思う。

自分もその位の認識ながら、その絵の雰囲気は何故か惹かれるものがあった。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックは、1800年代後半のパリでポップな作品群を生み出す画家として名を馳せる。

当時は、パリの劇場やキャバレーなどで演劇、舞踏、歌唱などが愛される時代で、その雑多ながらも気品ある雰囲気の絵画を描く彼の作品は何とも言えぬ息遣いやその一瞬が封じ込められているような感じがする。

ロートレック氏自体も詳しくは知らなかったが、わずか36年の人生で、子供の頃から両足の発育不良でわずか152cmしか身長が無く、身体障害者として生きていったと言う事も今回初めて知った。

 

今回の個展は、主にデッサン、素描、走り書きのような小品が数多くありながら、ところどころ芝居などのポスターの大きな作品も展示。

そのカラーのポスターなどは写真撮影は可能。

「キャバレのアリスティッド・ブリュアン」(1893年)

 

「ジャンヌ・アヴリル」(1893年)

 

「ディヴァン・ジャポネ」(1893年)

 

等々、他にも様々な大小含めた作品や当時の写真、本、手紙などが展示されていました。

「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」は今月23日まで公開。

 

わたくしの駄文やわずかの写真では、その良さが伝わらないと思うので、こちらのレビューを参考にしていただければ判り易いかと。

御興味のある方はお早めにどうぞ!

 

おまけ。

SONPO美術館の秘蔵作品で常設展示している「ひまわり」(byゴッホ)の絵も、ゴッホとロートレックが面識が有ったとの事で一番最後に展示されてました。