連休を皆様はいかがお過ごしでしょうか?
個人的には、野球が面白い日々で嬉しいです。
メジャーでは、リーグ優勝をかけて、大谷・山本、ダルビッシュ・松井、千賀ら日本人選手がゲームで活躍したり、NPBもクライマックス・シリーズでセリーグは3位のDeNAベイスターズが昨年覇者の阪神タイガースにストレート勝利や、パリーグは大手をかけられた2位ファイターズが昨日延長を同級生のご子息がサヨナラで決めたり、等々、毎日テレビ、ネットから目が離せません!
そして昨日、奇跡のような出来事が明治神宮野球場で起こりました!
東京六大学野球2024年秋季大会です。
久々に外野席で観戦。
この日の第一試合は東京大学vs法政大学。
同カードで前日16-0というスコアで屈辱的敗北となった東京大学。
この日はリベンジしたいところでしょう。
とは言え、東京大学は六大学中唯一の公立大学ゆえ名門高校生をスカウトし試験免除で入学させる事は出来ないので、正直「東京五大学野球と東大」と言えるほど選手の力量に大差がある野球部。
実際、一シーズン1勝出来れば良い方という状態。
一度くらい、東京大学の勝利を直接観たいと毎季足を運んではいるのだが…。
さ、本日は如何に!
スタメンは以下の通り。
東大先発ピッチャーは渡辺投手
親譲りのアンダースロー。
対する法政大学の先発は野崎投手。
出来れば篠木投手観たかったけど、前日先発でしたからね。
ゲームは初回から思わぬ動きとなった。
1回裏東大攻撃時、1番酒井選手が出塁。
すると、法大の一瞬の判断タイミングと東大のある種頭脳的な追い込みが重なり、挟殺の間に酒井君が帰塁し、東大が1点先制!
東大1-0とリード。
が、しかし、直後の2回表法政大5番の松下選手のレフトスタンドへ運ぶソロホームランを放つ。
一振りで1-1と追いつかれる。
その後3回には両校とも1点づつ追加し、2-2となる。
そして、ここから最終回までこの硬直状態が続く。
東大渡辺投手は、春季観た時は中継ぎだったが、この日はヒットを打たれながらも最終回まで投げ続ける。
逆に、法政は2回で先発野崎君を降ろし、倉重投手~吉鶴投手と中継起用で試合を進める。
6回~7回を投げた吉鶴投手。
実は、彼の父親もかつて千葉ロッテマリーンズで活躍した吉鶴憲治捕手のご子息なのです。
ひょっとしたら、2001年のみ渡辺俊介投手と吉鶴憲治捕手が被っていたのでマリーンズでバッテリーを組んだかも?
そして、9回裏東京大学の攻撃。
法政の投手は安達君。
1死2塁で打席には7番門田選手。
見事に二塁打を放ち、走者帰塁し、サヨナラ勝利!
遂に、この目で東大野球部の勝利を目撃!!
3-2で東京大学が勝利!!
渡辺投手はなんと完投勝利。
先週、あの清原Jr.が所属する慶應大学に勝利してすでに今シーズン1勝済みだが、なんと2勝目もあげるなんて、悪いけど奇跡的と言えよう!
東大の一シーズン複数勝利は、後に千葉ロッテ入りし東京ヤクルトでプロ生活を終えた宮台投手が活躍した2017年秋季の3勝以来である。
あともう1勝して並んで、いや2勝してレコード書き直しを実現して欲しい!
あと、数試合ではあるが、東京大学野球部を見守りたいと思います。