ソリューション・フォーカス 解決志向の実践 『ザ★ソリューショニスト』 -37ページ目

ソリューションフォーカス的セールス?

みなさん、こんにちは。ソリューショニストの五島です。


けっこう前にご紹介した『Validation』に、メーリングリストの有志が日本語訳をつけてくれ、
さらに字幕をつける作業に移っています。スゴイ。You, you are GREAT!


以前にも書いたように、歯医者さんという多くの日本人が苦手で特別な環境で、
患者の方々と面談を行っています。
とにかく、痛いとか不愉快な状況から抜け出したいというのがほとんどですから、
ニーズというかウォンツというか、本当の願いを聞くのがとても難しい。
もともと日本人の歯・口に対する価値観の低さもあってか、さらに難しいです。


ただ、いつまでも難しいとか言ってはいられないので、
ソリューションフォーカスなアプローチで面接を行っています。
ポイントは、痛いのはわかっているので、痛いのが治ったらどうしたいのかを質問することです。
すべての人の質問はできない(忙しくてとりあえず痛いのが治ったらいい、という人にはしません)ので、
話が通じそうな人からチャレンジしています。


保険診療より自由診療の方がいいに決まってるじゃ~ん、というスタンスでやってますので、
自由診療への移行率は高いですし、100万円クラスがポンと決まったりします(押し売りはしてないですよ)。
このへんは「SFセールス法」(医療はセールスじゃないけど)なんてものにまとめられたりして。


基本は、「痛いのが治ったらどうしたいの?」というスタンスをとり続けることです。


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やっぱり「これからちょっと難しい質問しますけど、いいですか?」とあらかじめ伝えるのは有効ですね。


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『ブリーフ・セラピーの原則』備忘録


最近、頭の中で信近エリがヘビーローテーション中です。
基本的にこれから伸びる人が好きです。
この辺があまのじゃくかもしれません。


さて、今日はある本の備忘録なので、私以外には訳に立たなかったりして…。


明確で具体的な治療の焦点を維持すること。
問題がいくつもあるときには優先順位がつけられる。焦点の変更は協議の変更となる。患者が治療で達成しようと努力していることにずっと焦点をあてていられるよう、セラピストが手助けする。治療目的もしくは治療の進捗状況について混乱がみられるときは、すぐさま混乱していることに目を向ける。



目標を、明確に定義された結果のあるものに限定すること。
目標はクライエントと話し合われ、問題領域内に限って定義される。達成可能で、観察することができ、行動面について定義された結果となるようにすることが重要である。というには、このことが、目標を達成できそうだという楽観性やうまくいきそうだという認識を増大させるからである。



ブリーフ・セラピーでは、過去から現在に向けた比較的すばやい関連づけを重視する。というのは、これこそ変化が起こる場所だからである(だからこそ、われわれは「なぜ」を知るのであり、これこそいま何が?を問うことにほかならない)


正しい方向にスタートすることがブリーフ・セラピーの特徴だとされ、これは「準備、発射、照準(ready,fire, aim)」とも言われる。


セラピストには、いつでも喜んで「間違い」をしでかす気持ちと、場の状況に応じてその間違いをすすんで調整する気持ちとが求められる。


治療の進み具合を頻繁に振り返ることと、効果的でない介入を放棄すること。


セラピストとクライエントに高いレベルの活動性があること。


情動を表現するための安全で心地よい環境を創り出すこと。


どこに行こうとしているのが分からなければ、そこにたどり着くこともない。


つねに肯定的態度でいること。肯定的な態度は希望をもたらし、サミュエル・ジョンソンが観察したように、「希望そのものが幸福の一種なのである」。希望はまた、互いに尊敬しあい、治療のための良好な作業関係を築く、漸進的プロセスにもしっかりと結びつく。


それなりに納得のいく結果となるだろうと腹のすわった態度でいること。これが実際に生じる結果に敬意を払う効果を生む。しかしながら、ありそうもない非現実的な期待をしかけてはならない。


SOAP


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よし。これでこの本は誰かにあげることができる。


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どうしてソリューションフォーカスが好きなのか?

みなさん、こんにちは。ソリューショニストの五島です。


ソリューションフォーカスを知ってから、どうしてこんなに自分はSFが気に入っているのかを
考えるときがあります。理由はいろいろあるんでしょうけど、大きな理由の1つとなっているのは、
小さい頃の次のような会話(?)が、キライだったからです。


※故意でなく、何かモノを壊したり、失敗したときに

オトナ(親、学校の先生など):どうして、●●なんてことしたの!!
小さいころの五島の心の叫び:知らんわ!(※育ちは関西なので)


オトナからこういうことを言われる度に「わざとじゃないんだから、理由なんてあるわけないだろう」
と思い続けていたので、私がオトナになってからは意識的にこのような言葉を言わないようにしようと
ソリューションフォーカスを知る前からやっていました。


多くの人は、いっときの感情のために「どうして~~なの!」が出てしまうのだと思いますが、
普通、失敗しようと思って失敗することはないわけで、ミスが起こった瞬間や現場では、
まったく価値がありません(事後、落ち着いてから、必要な場合があるけれど)。


失敗した人を責めてる時間があれば、その場をなんとかする行動を取ればいいのに、
とずっと思ってきたから、そういう雰囲気があるSFを好きになったのかもしれません。
これが原体験ってやつなんですかね~。


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他にも、いろいろとSFを好きな理由が出てきそうです。


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ドクターと患者の架け橋を体験中

こんいちは。ソリューショニストの五島です。


ここ数日、医療面接「めいた」ことをしています。
よくあるのはドクターと患者との問診ですが、
私はドクターじゃないので(医院にいると勘違いされますけど…)、
とても難しく、かつ貴重な体験をしています。


基本的に痛みを抱えている患者に、何かソリューションフォーカスっぽい
ことをしてみようと思うのですが、慣れないことにペースが狂い、
患者さんとは深い話までは到達していない気がします。


ただ、治療に関して前向きな人は、
「この痛みがなくなったとして、お口の中の理想の状態というか、5年、10年、20年先はどうなっていたいですか?」
と質問すると、乗ってくる人もいます。


あと、
「ここが治ると、生活はどんなふうに、今と違ってきそうですか?」
も反応がいい気がします。
およそ2週間の体験期間があるので、いろいろテストしてみようと思います。


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基本的に、若い人より、おじいちゃん・おばあちゃんの方が元気だというのが、最近わかりました。


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希望を拾う

みなさん、こんにちは。


この土・日に参加するセミナーで、
急に「『私が思う私』という題で1200字の文章を書きなさい」
という宿題が出されてしまい、動揺しているソリューショニストの五島です。
金曜日深夜まで仕事してるのに…。


さて、頭を悩ます案件がここ数日続きました。
判断の基準が自分の内側からなくなってしまうと、
外部の情報に振り回されて、せっかくの才能が無駄になってしまいます。
そういう例を見ることになりました。


自分の時間を切り売りしてお金に換えるという発想で働くと、
お金以外は残らないし(生活費で消えてしまうお金しか得られないけど)、
同じ3年間でも、単に1年を3回繰り返しただけという結果になってしまいます。
そうではなく、3年分の経験・成長を積んでほしいと願うのですが、
親・学校・世間からの刷り込みが邪魔をします。


そういう人たちと話していると、いけないと分かりつつも、
イライラしてしまいます。


・忙しい
・仕事が多い
・思っていた以上にたいへん(※入社前に3度も説明し、仕事の体験・見学もしている)
・拘束時間が長い(※実は同業他社と同じ。朝遅いので、夜遅くなるだけ)
・その割にはお給料が安い。周りの同業者よりも少ない(と先輩から聞いた。※実際はそうではない)
・ボーナスがこんなしかもらえない(と先輩から聞いた。※実際はそうではない)
・人がすぐにやめて、先が見えない
・こんな面談をしても何も変わらない
・がんばっているから見返りがほしい(※正社員なのに時給で働いているバイト感覚が残っている)


忙しくない仕事、たいへんでない仕事なんてあるもんか、甘いぞと思いつつ
しかし、私たちは例外を見つけたり、リソースを探していかねばなりません。


・仕事が多いのは働きアリとして見られているのではなく、信頼されている証ではないのか?
・忙しい、先が見えない、思い描いていたのとは違うという状況の中で、実際に辞める人がいるのに、どうしてここに残ろうとしているのか?
・何があるからここでがんばれるのか?
・0がストレスフリー、10がもうダメという限界の場合なら、今はどこにいるのか? それが下がったら、今と何がどう変わってくるのか?
・どこがどう変わってほしいのか。もし変わったとしたら、今と何が違っているのか?


お金をもらっている以上、できるだけ短期間で変化を起こしていきますが、
1ヶ月に1回のペースなら、5ヶ月~6ヶ月目くらいがターニングポイントです。


ほんの少しでも、再生(または覚醒)の希望があるのなら、
ねぎらうところはねぎらい、使えそうなリソースを探し当て、
希望のかけらを拾いながら、軌道修正をはかっていきます。
少しずつ、丹念に(かつ制限時間内に)進んでいくことになりそうです。


最後に、クライアント先のYさんとの会話。
Yさんは、あまりコミュニケーションが上手ではないと言われ、
仲間ともお昼休みなどはいっしょにいず、
「話が続かない」「話しても変な答えが返ってくる」と、
ちょっと疎んじられているような存在です。
本人も、そのことは感じているようで。


(カゼをこじらせ、骨折もして、それでも仕事をやめずがんばっているYさんを知って)
ごとう:そこまでだったら、よく普通の人なら、仕事辞めることを考えると思うんだけど、すごいなぁ。
Yさん:もちろん、やっぱり、辞めようと思いました。
ごとう:そうか。……それでも、仕事を辞めずに、なんとかがんばろうと思って、がんばれているのはどうして? 何があるから、そう強くいられるの?
Yさん:それは、……自分に、…負けたくないから、…です……。


最後の言葉のあと、Yさんは「ぽろぽろ」という表現がぴったりな涙を落としました。
いろんな想いが詰まった涙なのだと思います。
でも、その涙に、私は可能性を見い出すのです。


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