ソリューション・フォーカス 解決志向の実践 『ザ★ソリューショニスト』 -23ページ目

こういうときもある

皆さん、こんにちは。ソリューショニストの五島です。


ソリューションフォーカスの学ぶと、始めの方に「カスタマ-、コンプレイナント、ビジター」というのがあります。
ビジターは、問題を認めていないが何らかの理由(連れてこられたとか)でセッションを受けるハメになった人、
コンプレイナントは、問題があることを認識しているが、問題の解決の主体になっていない人(他が悪い、というタイプ)、
カスタマーは、問題を自ら解決しようという意志を持った人です。


私の仕事で出会う人たちは「コンプレイナント」タイプが多い。
「状況がまずいことはわかっているが、あいつが悪い」「あの人が変わればいいのに」という考え・気持ちを
持っているわけですが、比較的短期間で、しかも1ヶ月~2ヶ月に1回出会うような状況で変化を促す役割が
ある私には、こういう人たちはけっこう大変なのです。できることなら、避けたいところ。


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Aさん:ワタシ、Bさんのことがキライなんです。
ごとう:はぁ。と、いうと?

Aさん:仕事のミスとか、もう4ヶ月も経ってるのにこんなこともわかってないとか。最近は、声とかにおいもイヤになってきました。
ごとう:なんか、思春期の女の子が「お父さんキライ」って言ってるみたいだけど。
Aさん:お父さんとは仲いいですよ。
ごとう:昔から? それはまた、ラッキーだなぁ。じゃあ、このことをお父さんに相談してみたらいいのに。(※投げやり)

Aさん:お父さんとか、家族には、いつも元気な姿を見せたいんです。前の職場を辞める前、「今の仕事辞めるけど、次はこんなことをしたいから」とハッキリ言ったし、今の仕事は楽しいんですよ。接客というか、そんなのは向いてるし。
ごとう:前の職場で、同じような状況というか、どうしてもイヤだっていう人いなかったの?

Aさん:いました。
ごとう:そのときはどうやって何とかしたの?

Aさん:そのときは、違う部署だったし、特に自分の仕事には支障がないから、気にしないでなんとかなりました。
ごとう:お、気持ちの切り替えというか、頭の切り替えが相変わらずすごいよねぇ。
Aさん:でも、今のその後輩はトラウマですよ。
ごとう:ふ~ん。あ、そうだ。この本がちょうどいいんじゃないかなぁ(持っていた本を「ホレホレ」という感じで見せびらかす)。

Aさん:エェ! ヤですぅ。
ごとう:いやぁ、これがぴったりだと思うけどなぁ。

Aさん:まぁ、本を読むのはキライじゃないし、読んでみますけど。そんなのじゃなくて、他に何かないですか?
ごとう:ないね。
Aさん:やっぱり?
ごとう:ないってば。

Aさん:あぁぁ、そうかぁ…。やっぱりないかぁ。そうなんですよねぇ。人は変えられないし、自分がガマンしないといけないんですよね。
ごとう:ガマンする必要はないけども、人は変えられないよね。超能力者だったら別だけど。

Aさん:まぁ、ワタシ、放って置いてくれたら1週間くらいで自分で気持ち立て直すんです。今がいちばん底なんだと思います。
ごとう:おぉ、それはスゴイ。自分で立て直せるのは。
Aさん:まぁ、何とかします。
ごとう:まぁ、がんばってください。あ、この本のこの章だけ読んどいて。忘れずに。
Aさん:え~。もぅ、わかりましたぁ。
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この対話では、前半ですでに興味を失っていました。
かといって、無下にするのもよくない。
「どーでもいいよ」と「きちんと話をしなければ」というビミョーな気持ちの混じり合いです。


今日のソリューションフォーカス・ポイント
今回はリソースを見つけることと、OKメッセージしか発していません。
というか、コンプレイナントにはそれで十分。

進歩の手がかりを明らかにする1 ~スケーリング・クエスチョン2~

皆さん、こんにちは。ソリューショニストの五島です。


ここ最近、読者登録を2名の方からいただきました。
少しずつ、ソリューションフォーカスに興味を持ってくださる方が増えてくるのは嬉しいです。
ソリューションフォーカス関連の本は、ちょくちょくビジネスパーソン向けの雑誌に出てきます。
例えば、


ソリューションフォーカス  『ザ・ソリューショニスト』-ダイヤモンド?
2ヶ月くらい前の『週刊ダイヤモンド』だったかなぁ。


さて、それでは、『Coaching Plain & Simple』の続きで、第8章 "Defining Progress Clues"。
この章では、これまで「望ましい未来」や「リソース」などを検討した後、「前進の手がかり」
となるものを見つけていきます。つまり、「スモールステップ」となるものです。


前半は、エドモンド・ヒラリー(世界で初めてエベレストに登頂した人)の話を用いて、
一歩ずつ進むことの大切さを述べています。
そして、実行可能な次のステップがどんなものか、どのように行なうかについての手がかりを
クライアントが確実に得るようにすることは重要だとあります。
全文訳すのは辞めて、今日は1節目に載っています<使える質問集>をどうぞ。


次の進歩のサイン(兆し)に関する質問
・(スケーリングの後)今の状態から1つだけ進んだことをあなたはどのように気づきますか?
・あなたのまわりにいる人はどのように気づくでしょう?
・一歩進んだとき、今はまだやっていないことで、どんなことをやっていますか?
・(セッション中の)この部屋を出てから、今よりよくなったことを示す最初の小さなサインはどんなものでしょうか? 他には?
・これから2~3日中にあなたは今より一歩進んだとしてみてください。どんな違いがもたらされますか? あなたはどのようなにしているでしょう?



今日のソリューションフォーカス・ポイント
こういう質問はじっくり聞きたいものですが、なかなか時間が取れないのが現実です。
でも、質問しないよりはした方がずっといいです。

資料ダウンロードのページなのですが…

スミマセン。
もうしばらくお待ちください…。
なんとか今月中にはまとめます。

m(_ _)m

2011/09/06

知らない間に問題が解決している場合

皆さん、こんにちは。ソリューショニストの五島です。


いろいろと顧問先のスタッフと話をしていると「あぁ、録音しておけばよかったなぁ」と
思うときがあります。最近、ソリューションフォーカスな会話が少ないもので。
今日は、久しぶりの面談の話題。


22~23歳くらいの女性。2ヶ月前に面談したときは「こりゃ辞めるな」というネガっぷり。
今日はどうなっているんだろうと、ちょっと憂鬱気味で臨みました。

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ごとう:それで最近、お仕事の方はどうですか?
Kさん:波に乗ってきた感じです。

ご:へ~、波に乗ってきた感じ。それはよかった。この前とずいぶん違ってる。それで、波に乗ってきたっていうのは?
K:なんか、前向きにがんばれるようになって。患者さんとのコミュニケーションするのも楽しくて。

ご:それはいつから?
K:気づいたら楽しくなってました。

ご:何か、見るからに、この前と違うけど、やっぱり、他の人からも何か言われた?
K:「変わった」って言われましたよ。
ご:それはよかったですね~。

さて、ここで話を終わらせるのはもったいない。

ご:さっき、「気づいたら楽しくなってた」と言ったけれど、だいだいいつくらい? 8月終わり? それとも7月くらい?
K:あぁ、8月のお盆休み明けですね。

ご:ほぅ。何があったんですか?
K:お盆休みに実家(青森)に帰ったんです。

ご:ほぅ。それで?
K:なんか心休めたというか、今の自分のことの意見を聞いてきたんです。

ご:へぇ。それは地元の友達とかに?
K:お父さんです。

ご:ほぉ! お父さんはどんなこと言ってたんです?
K:「自分だけじゃないんだぞ」って、「お父さんも大変で、がんばってんだぞ」って。

ご:ふ~ん。
K:お父さんは、元警察官で、辞めてから警備員の仕事をしてるんですけど。

ご:なるほどね。お父さんともいろいろと大変なことがあるわけね。
K:それに、地元の友達にも会って「みんながんばってるなー」って思いました。

ご:そう。そういうことがあってから、今は波に乗ってるって感じなんですね。
K:はい。

ご:例えばさ、波に乗ってる度がバリバリです、ものすごく波に乗ってますっていうのが、10だとして、今の波乗り度って、1から10でどのくらい?
K:う~ん………。8くらいです。

ご:8! それはいいですねぇ。じゃあ、「私、いま波に乗ってるな」って思えるのは、1から10の間ならどこから?
K:5以上でしょうか。

ご:なるほどねえ。5より上だったら楽しく仕事できてるってわけね。じゃぁ、今度5より下になったらどうしたらいいのかな?
K:また、話を聞いてもらうというのもいいですね。
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知らない間に、問題が何とかなっているという面談。
こういうのばっかりだったらいいのになぁ。


今日のソリューションフォーカス・ポイント
お盆休み中に、人それぞれの過ごし方があるんですね。

「踏みだそう 解決への 第一歩」

皆さん、こんにちは。ソリューショニストの五島です。


ある街で、こんなポスターを見かけました。


ソリューションフォーカス  『ザ・ソリューショニスト』-ポスター
いったい何のポスターだと思ったら…。


五七五調にまとまってます。
どうも「解決」という言葉に過剰に反応するようです。
変なクセ…。


今日のソリューションフォーカス・ポイント
"Coaching Plain & Simple" の超ごとう訳はここしばらくお休みをいただいております。
3日後くらいには、復帰できるかと。