毎日新聞の8月15日の紙面で、愛知トリエンナーレの「表現の不自由」展の中止に関連して、「『従軍慰安婦はデマ』というデマ」という見出しで、あの吉見義明氏へのインタビューを掲載しています。
どうも、こうした毎日新聞の姿勢は、一般の国民の感覚から完全に乖離しているように思えます。
そして、これまで、長年、タチの悪い卑怯で無責任な言論を振り回して、慰安婦問題をでっち上げ、反日言論をリードしてきた日韓歴史戦の〝A級戦犯〟の一人である吉見氏を、今頃、担ぎ出すあたり、毎日新聞にも、日韓対立を生んだ元凶(戦犯)としての反省がまったくないように感じられます。


吉見氏は、慰安婦像に付属する慰安婦の碑に記されている「朝鮮人慰安婦20万人説」「日本軍による朝鮮人慰安婦の強制動員説」「慰安所の日本軍による管理説」「慰安婦性奴隷説」をいまだに主張し続けている〝ティラノサウルス〟のような人です。
しかし、事実は、日本政府は朝鮮人慰安婦を20万人も募集していません。そもそも、政府は、最初に内地で日本人慰安婦3万人を募集した後に、応募が2万人しかなかったので、足りない分を朝鮮で補充したに過ぎません。
また、この慰安婦募集は、公募であって、誰にも強制していません。業者も慰安婦も、軍属ではなく民間人でした。軍は移送に協力はしましたが、業者も慰安婦も、別に義務として〝従軍〟していたわけではないということです。
吉見氏は「戦争による貧困によって、否応なく慰安婦にならざるを得なかったこと」をもって、「広義の強制性」と主張し、日本軍の強制性があったと断じていますが、これはもう、言語道断の詭弁というよりほかないでしょう。吉見氏の言い分では、『罪と罰』のソーニャも性奴隷にされてしまいます。
さらに、慰安所の設営を許可したのは軍ですが、慰安所を運営(経営)していたのは民間人であり、衛生管理についても、軍のチェックはあっても、実際の管理責任は、業者に任されていました。〝朝鮮人慰安婦〟を集めて日本軍の基地のある土地に連れて行き、慰安所を経営して儲けていたのは〝朝鮮人民間業者〟です。もちろん、彼らは、前線に従軍したりはしません。なるべく安全な後方基地で商売していたのです。例えば、沖縄の宮古島にも、そうした朝鮮人業者による慰安所が営業していました。しかし、そうした慰安所の女性たちは、下級の兵士たちにとっては、本当に高嶺の花でした。
当時を知る宮古島のお婆さんは「鉄砲撃ったら後ろにひっくり返るような日本兵に、どうして女を抱くことができる?」と言います。
加えて、慰安婦には、当時、将官の給与を上回る高給が与えられていました。そして、慰安婦は、望めばいつでも自由に辞めることができました。破格の高額な労賃が支払われ、自分の意思で働いている状態を、普通、誰も奴隷労働とは言いません。
当時、親孝行な娘たちの仕送りや持ち帰ったお金で、家を建てた親たちも多かったのです。そうした慰安婦の建てた家で育った人たちも、韓国には沢山いるでしょう。
一部の悪質な人買い業者が、未成年の少女を親から買って、不法に戦地に連れて行き、奴隷的に使役したことがあったとしても、それをもって、慰安婦は性奴隷だったと断じるのは、まったく間違っています。
それどころか、慰安所を運営した民間人の朝鮮人業者の多くは、良心的に誠実に仕事をしており、自分の仕事に誇りを持っていました。慰安婦の預貯金を預かり、本国の家族への送金も、代行していました。慰安婦の休業手続きや廃業手続きも行い、本国に慰安婦を帰す手続きも行なっていました。その際、後で、本国に着いた慰安婦に預かっていた預金を送金したりもしています。休日には、慰安婦たちを、博物館や映画館に連れて行くこともありました。慰安婦を連れて、大詔奉戴記念式に出席したりもしています。
ハレの日に、慰安婦運営者が、慰安婦を連れて式典に出席したのです。慰安婦は、社会の中で、人として、敬意を持って扱われています。これで、性奴隷とは、誰が考えても、言えないでしょう。
占領地であった中国や東南アジアとは異なり、台湾や朝鮮半島は、当時、日本の一部だったのですから、日本国民として本国国民以上に政府が気を使っている朝鮮人や台湾人の一般女性に対して、「日本軍が組織的に無理やり慰安婦になることを強いる」ということは、ありえなかったのです。


ところが、韓国軍の場合は別で、朝鮮戦争前後の時期、共産主義者であるという名目で、実際に、想像を絶する規模で、済州島住民や保導連盟関係者である〝自国民の少女〟を凌辱して虐殺したり、強制的に拉致して韓国軍の慰安婦にするという非道の所業を、広範囲で行ないました。彼女たちこそが、ホンモノの〝性奴隷〟でした。
また、韓国軍の慰安所は、日本軍の場合と異なって公設・国営の慰安所であり、軍が直接、管理・運営していました。さらに韓国軍の慰安婦は、特殊慰安隊と呼ばれ、軍の正規の組織の一部だったのです。
さらに、慰安婦は、朝鮮戦争では、〝第5種補給品〟として、一人一人、ドラム缶に入れられて、最前線までトラックで移送されることもありました。
朝鮮戦争期、ベトナム戦争期など、時期によって増減はありますが、およそ5万〜30万人程度、韓国人女性中心に北朝鮮人やベトナム人女性なども、米軍や韓国軍の慰安所で、慰安婦として働いていた、と言われています。
「公設慰安所」時代の韓国では、民間の斡旋業者による少女の誘拐も後をたちませんでした。朝鮮戦争期には北朝鮮から拉致された少女たちがいましたし、ベトナム戦争期に南ベトナムに開設された慰安所には、ベトナム人少女たちが拉致されて働かされた場合もありました。無理やり韓国軍の慰安婦にされた彼女たちは、まさしく〝性奴隷〟と言って良いでしょう。
ところが、一方で、公設慰安所の解散後、1960〜70年代の米軍基地の私設慰安所の慰安婦たちは、「ドルを稼ぐ愛国者(洋公主)」「真の愛国者」とも呼ばれました。彼女たちの多くは、自分の意思で慰安婦となり、国策に従って、米兵の相手をしてドルを稼いだのです。
吉見氏が言うように、「職業選択の自由があれば慰安婦になる女性はいない」という論に従うなら、自らの意思で慰安婦になった1960〜80年代までの韓国の女性たちもまた、強制的に慰安婦にされたということになります。そして、その数は、累計で100万人を超えます。
ところが、1990年代になって、悪名高い吉田清治の〝慰安婦狩り〟証言をきっかけに、日本軍の慰安婦の問題が取り沙汰されるようになると、奇妙なことに、基地の慰安所で働く女性たちは、急に「慰安婦」とは呼ばれなくなり、代わりに「基地の女性」などと呼ばれるようになります。つまり、なぜか、韓国軍や米軍向けの慰安婦たちは、突然、「どこにもいなかった」ことにされてしまったのです。
韓国軍の慰安所と言えば、ベトナム戦争期には、ベトナム人の未成年の少女を含む女性たちを、大勢、凌辱したり、慰安所に拉致して〝性奴隷〟としたことからも、韓国人との混血児(ライダイハン)を生む女性が多かったのは、有名な事実です。そのすべてが、「なかったこと」にされたのです。
そして、その後、韓国の人々は、まるで、自分たちは何の罪もないかのような、何の嘘もついていないような顔をして、福島瑞穂ら、日本の〝良心的知識人〟の煽動に乗って、臆面もなく、一方的に日本軍の慰安婦の問題を責め立て始めました。「盗人猛々しい」とは、このことです。
ところが、彼らの嘘は、次の世代の若者たちにとっては、疑う余地のない、信じるべき絶対の〝真実〟となりました。そして、過酷な経験をしたとされる日本軍の慰安婦を讃える「慰安婦の日」までつくってしまいました。かつて「真の愛国者」とまで讃えられた韓国軍の慰安婦は、含まれていません。なぜなら、韓国では「性奴隷にされたのは、日本軍慰安婦だけ」ということに、なっているからです。
「嘘も百回つけば〝真実〟になる」というナチスのプロパガンダ大臣ゲッペルスの言葉は、まことにこのことをさします。


残念ながら、日本の〝良心的知識人〟は、上記のような事実に即した指摘を受けても、潔く自らの過ちを認めることは決してありません。けれども、上記の内容こそが、慰安婦に関する掛け値無しの真相なのです。
今日の日韓対立の主な要因は、『慰安婦・徴用工などに関する事実とあまりにも異なる〝反日神話〟が、韓国で一般に史実として信じ込まれていること』にあります。
しかし、韓国人にその神話を布教し、信じ込ませたのは、日本人の宣教師たち、いわゆる〝日本の良心的知識人〟たちです。吉見氏と、朝日・毎日は、その代表的存在と言えます。彼らの独善的で無責任な主張や報道こそが、今日の日韓対立を生んだ根本原因なのです。
それなのに、なぜ、彼らは、今日の日韓歴史戦と日韓対立を生み出した原因が、自分たちの言動にあることを、いつまでたっても自覚できないのでしょうか。
それは、彼らのこれまでの言動や思考や生活姿勢が、彼らの脳の構造と機能を、既に決定づけ、固定化してしまっているからです。
そのような硬直した機能不全の状態に陥った脳を、〝サヨク脳〟と言ってもいいかもしれません。〝サヨク脳〟から脱却できない人の最大の問題点は、現実認識能力の歪みにあるのですが、その歪みをもたらしているものは、本人の強烈な我の強さと自己愛です。そして、なによりも「誠実さに欠ける」ということに尽きます。
吉見氏も、朝日・毎日も、この〝サヨク脳〟の持ち主として、今なお、この世界に不和と対立の種を撒き散らし続けているのです。
ですから、韓国社会に蔓延する『日本を絶対悪とする極めて反日偏向の強い歴史認識の妄想性を糾弾する』内容で、現在ソウルの書店で売り上げトップとなっているベストセラー書籍「反日種族主義」の著者の一人である李宇韺(イ・ウヨン)氏が述べているように、「日本の〝良心的知識人〟の言葉に、どうか気をつけてください」と言うよりほかありません。
李宇韺(イ・ウヨン)氏は、韓国で徴用工認定されている人たちのほとんどは、日本への渡航と労働を強制された徴用工ではなく、自分の意思で日本に渡航し、自分の意思で働いていた人たちであることを指摘し、さらに、たとえ徴用工であっても、休暇もとれたし、給与面やその他の待遇面での日本人との差別もなかったことを明らかにしました。
また、李宇韺(イ・ウヨン)氏は、国連でも、このことを丁寧に説明して、「多くの韓国人が、徴用工として日本に強制連行され、奴隷労働を強いられた」という韓国の歴史認識は間違っていることを訴えました。
しかし、私たち日本人もまた、日本の戦後教育において、「在日朝鮮人の人たちは、無理やり日本に連れてこられて、強制労働させられた人たちだ」と教わってきたのではないでしょうか。
このような事実に基づかない戦前の日本を全否定する教育で、子どもたちを洗脳してきたのが、戦後日本の〝良心的教育者〟たちなのです。


かつて、私が小学生だった頃、小学校の社会科の先生が、たしか、6年生の時だったと思うのですが、授業の中で、こう言ったことがあります。
「いいですか、みなさん。今日、超大国と言える国は、世界に一つしかありません。それはソ連です。ソ連だけです。アメリカは、超大国とは言えません。」
彼は、当時の〝良心的知識人〟の一人だったのだろうと思います。
小学生ながら「これは、事実ではなくて、先生個人の思想だな」と、思った記憶があります。
ソ連が崩壊した時、その先生の言葉を思い出しました。そして、「思い込みというのは、恐ろしいものだな」と思ったものです。
「拉致などなかった可能性がある(北朝鮮が認める以前)」「個人の〝自由〟の度合いが多少韓国より小さいとしても、それは問題ではない」「国家の〝自主〟のある北朝鮮こそ、朝鮮半島の正統な政府と考えるべきだ(←盧武鉉・文在寅もこの立場)」「安倍首相が韓国を相手としない(無視している)のは、平和国家日本の終焉である」など、一連の奇怪な言説で有名な〝良心的日本人〟の〝代表〟の一人である和田春樹氏についても、私は同じような匂いを感じます。彼らには、現実が見えないのです。
慰安婦像の展示について「表現の不自由」を訴える人もまた、同じです。
【例えば、あなたの自宅の正面の公道上に、奇妙な市民団体が、立て札と少女の銅像を立てました。その立て札には、「この家の主人の祖父は、75年前、先の大戦で、残虐非道をほしいままにした日本兵のひとりで、この銅像の少女は、この家の祖父ら日本兵の男たちに拉致され、強制的に性奴隷にされた20万人ものアジアの少女たち、女性たちの苦しみ、哀しみを象徴しています」と、とんでもない〝妄想〟糾弾文が記されています。
あなたは、行政府に、立て札の内容は事実無根だと訴え、裁判所にも立て札と像の撤去を訴えました。
けれども、行政府は、「当時の体験者の証言がある」「証言に基づく映画も、日本兵の残虐行為を示す証拠として、たくさん作られている」「韓国でも、慰安婦の軍による強制性はあったことが、国連でも認められている」「慰安婦は性奴隷だったと、日本人の吉見先生も認めている」と声高に主張する市民団体を支援するメディアの反応を気にして、見て見ぬ振りです。裁判所も、「私の祖父は、少女を性奴隷になどしていない」「そもそも韓国人の慰安婦は公募だ」という、あなたの言い分に、まったく耳を貸そうともせず、あなたの主張は一切認められません。
さらに、その立て札と像の隣には、市民団体がテントを張って、立て札と像を撤去しようとするあなたたちの動きを、24時間、監視しています。
毎週、日曜日には、その像を囲んで、市民団体が抗議集会を開きます。「お前たちの先祖の罪を反省しろ!」「お前たちの罪は千年でも万年でも消えないぞ!」「這いつくばって謝罪しろ!」と、シュプレヒコールが止みません。この状態が、もう何年も続いています。
近所には、祖父の韓国人少女への残虐な拷問の様子をリアルに表す等身大の蝋人形館が「歴史博物館」と称してオープンし、休日には家族連れや高校生など、見学者の長蛇の列ができます。ドキュメントと称して、韓国人の少女たちが極悪非道な日本兵に虐殺される実写映画やアニメ映画も、毎年のように新作が作られ、各地で上映されています。「あそこの亡くなったおじいちゃんは、あんなひどいことや、こんなひどいことまでしたんだ」と、近所では、常に話題になります。
この家の家族、元日本兵の曾孫や曾々孫などは、あまりの意味のわからなさに気が狂いそうです。どう考えても、祖父への非難は、道理が通りません。「納得できないことで、頭を下げることはできない」と家族は一致団結しています。家族の間では、理不尽極まる市民団体への憎悪が、ますます増幅していきます。
さて、この少女像は「平和の像」でしょうか。
やがて、この像が、美術展に展示されることになりました。この家の家族は、展示に激しく抗議しました。感情が激し過ぎて、過激な脅しのような言葉も使いました。
展示は中止され、像の製作者と市民団体、そしてメディアが「テロを匂わす卑劣な脅迫に屈するな!」「表現の自由のゆゆしき侵害だ!」「少女像を守れ!」「再展示せよ!」と叫んでいます。】
今、こんな状況ですよね。
以上が、「慰安婦(少女)像が、『日本人へのヘイト』である理由」です。これが理解できないとしたら、おそらく、その人たちは、長年、良心的日本人たちの洗脳に晒されてきたせいで、物事の見方が硬直してしまっているのでしょう。かわいそうなことです。


慰安婦問題にしても、徴用工問題にしても、一番悪い奴らは誰かというと、そうした歴史問題の捏造を続けてきた、この日本国の〝良心的知識人〟の方たちなのです。
だから、李宇韺(イ・ウヨン)先生は、日本人への心からの助言として、『良心的日本人を警戒せよ!」と言っているのです。
『彼ら〝良心的日本人〟による歴史修正の害悪に、多くの一般の日本人が気づき、彼らの言葉が社会的影響力を失うことが、日韓歴史認識問題の解決の上で、まず手始めに、最も重要なことだ』というのが、李宇韺(イ・ウヨン)先生が、日本の人々に一番伝えたいことです。
しかし、上記の毎日新聞の吉見氏の談話を載せた記事などを読むと、その道は、まだまだ果てしなく遠いように感じてしまいます。加えて、毎日新聞は、9月13日にも、吉見氏に「『慰安婦問題はデマ』というデマ」というほぼ同一のテーマで話をさせ、日本社会と韓国社会に、さらなる害毒を撒き散らしている状況です。
前回は「『従軍慰安婦はデマ』というデマ」だったのが、今度は、従軍慰安婦ではなく、慰安婦問題になっています。彼らは、話を慰安婦問題という抽象論全般に広げることで、あらゆる指摘から逃げて、話をわざとぼやけさせ、論点をすり替えて、煙に巻こうとしています。
いつもの吉見氏お得意のタチの悪い〝すり替え論法〟です。「強制連行→広義の強制性」のような、論点の完全なすり替えと、屁理屈による自己弁護の羅列ですね。
肝心のことは、吉見氏の擁護する慰安婦像付属の碑文にある「慰安婦20万人」「日本軍による少女への奴隷的性行為の強制、あるいは軍による強制連行」「慰安婦は日本軍の性奴隷」が、圧倒的に史実の歪曲であり、ありえないほど事実と乖離した〝デマ(捏造)〟である、ということです。
しかし、毎日新聞にも、吉見氏にも、反省などどこにもありません。彼らは、「自分が間違っているのでは…」という自然な不安を感じることを「弱気のせいだ」と拒絶し、あくまでも「私は正しい」→「だから、ネトウヨとかおかしい連中に非難される」→「だから、私は正しいことを言い続けなければならない」と、見当違いに強く心を保とうとする悪しき三段論法の無限ループに陥っています。
こんな状況だから、日韓対立に終わりが見えてこないのです。



*日韓関係に関わる極度に偏向した観念を持つ代表的な良心的日本人→吉見義明、和田春樹、香山リカ、志位和夫、福島瑞穂、辻元清美、村山富市、鳩山由紀夫、河野洋平、植村隆、上野千鶴子、やくみつる、茂木健一郎、保坂祐二(←すでに韓国籍を持つ元日本人の方です)など。
彼らの不思議な共通点は、ある種の理念のバリアーによる〝鈍感力〟というのだろうか、北朝鮮の人権問題と香港の民主化問題には、まったく興味がない、というか、〝良心回路〟が発動しないことである。
北朝鮮では、平壌だけで、今年すでに1200人以上の政治犯が粛清・処刑されたというが、これが、和田春樹の主張する北朝鮮の〝自主〟なのか。そうした和田の言論を非難する論調は、左派メディアのどこからも聞こえない。
ともかく、基本的にサヨクは、中国の軍事増強やデジタル独裁の進展状況、北朝鮮、ウイグル、チベット、香港の人権問題、さらに台湾の政治状況など、中国をめぐる深刻な問題には、まったく関心がない。
例えばサヨク系ニュースサイトのリテラでは、6月16日の段階で、香港デモが、早々と一件落着したような記述が、「リテラは言及した!」という証拠作りのような形で、ポツンとあり、しかも、記事の後段では、「香港の状況と沖縄の状況は同じ」という意味不明の主張がなされている。そして、それ以降のデモの進展状況については、完全にダンマリである。
それどころか、一般に「ネトウヨは、『香港デモについて、サヨクはダンマリ』と嘘をつく」と、ごまかしに必死になる傾向も見受けられる。

**良心的在日コリアン→辛淑玉(シン・スゴ)
嫌韓デモと対決する「のりこえねっと」の中心人物。在日コリアンによる日本国内での政治運動のリーダーとして、複数の良心的日本人たちと連帯し、沖縄の辺野古・高江の米軍基地反対運動にも積極的に関わっている。
沖縄の米軍基地をすべて撤退させ、日米同盟を解消させた上で、韓国を吸収合併した北朝鮮と中国の力を借りて、沖縄を日本から独立させ、最終的には中国・統一朝鮮の軍門に日本がくだるという結果を見るのが彼らの夢だ。「それが、東アジアのあるべき姿だ」と、彼らは信じている。
ちなみに、上記の和田春樹と上野千鶴子は、「のりこえねっと」の共同代表に名を連ねる、代表的な日本の〝良心的〟知識人である。
上野や和田は、朴裕河氏の「帝国の慰安婦」有罪判決においても、「日本軍による組織的な慰安婦の強制連行などなかった」「慰安婦は、一般に少女ではない」「日本兵と慰安婦には同志的な人間関係さえあった」という書の内容への不満から、韓国の高裁判決を、ほぼ黙認する立場である。また、ろうそくデモによる朴槿恵の引きずり下ろしと国政壟断の罪での過剰な有罪判決に対しても、何も違和感を感じていないらしい。
また、辛淑玉と「のりこえねっと」は、ヘイトを、つまり、互いの憎しみを乗り越えようという趣旨の活動なのかと思えば、実は、日本国内の左派的政治的闘争に積極的に参加して、その闘争をいたずらに激化させる側に立っているように思える。むしろ、〝闘争の神様〟である。
一方で、香港の民主化を求めるグループと連帯しようという気はないらしい。

***良心的在日香港人→アグネス・チャン
巨大集金マシーンとして絶大な機能を持つNGO組織「日本ユニセフ協会」の役員として、ユニセフにまつわる巨額の利権に関わる中心人物のひとり。
返還前にイギリス植民地籍(BNO)を得ており、自由と権利を保障されたイギリス籍の香港人でありながら、台湾の民進党や香港の民主化運動には批判的である。〝民主の女神〟と呼ばれる雨傘運動のリーダーの一人アグネス・チョウさんとは、まったく相容れない〝親中派〟の香港人。
今回、香港の自治への介入を強める中国政府に反発して、民主化を求める香港市民の反中国政府デモが続いているが、こうした市民の政府への不信感や反感についても、アグネス・チャンは一切共感を示さない。一中国政府への批判を一切せず、市民側の行動に対して、懐疑的・否定的という態度は、長年、一貫している。
2014年には「香港のデモは民主主義を破壊する行為」と、雨傘運動を非難する発言をしたこともある。今回も、「デモに参加して目を負傷した大学生は、実は香港警察ではなく民主派によって傷つけられたのだ」と匂わす発言を、8月14日に、自身のブログに綴っている。
一方で、警官によるデモ参加者への激しい暴行映像についての発言はなく、デモ参加者になりすました警官(←実は人民解放軍)による自作自演の火炎瓶投げについても言及しない。中国政府の立場を傷つける発言は絶対にしない。習近平に実に忠実である。
アグネス・チャンは、自分は自由を束縛される恐れのないイギリス籍を持つ「保険をかけた」立場に安住しながら、ジリジリと中国の監視や支配が強まる中で生活する香港市民の焦燥感や不安や恐怖や絶望を一切共有しようとはしないのだ。
デモに参加する香港市民は命がけである。民主主義終焉の絶望と政府への抗議による焼身自殺も増えている。中国支配の強まりから香港に見切りをつけて、台湾や日本に脱出する香港人も激増している。そういう現状も、アグネス・チャンは、どこ吹く風だ。
それどころか、ユニセフに深く関わり、人権問題に積極的に発言し、自由を愛する「香港人」を名乗りながら、強大化する中国の勢いに迎合しようとしているようにさえ見える。そして、慰安婦問題などでは、韓国や良心的日本人と一緒になって日本に攻撃的であり、歴史認識を歪めるのに積極的である。その一方で、安倍晋三氏に対してもよい顔をしている。
このような〝親中派〟香港人アグネス・チャンの矛盾に満ちた政治姿勢には、金美齢さん、アグネス・チョウさん含めて、内外から多くの批判がある。
そして、その批判の背後には、アグネス・チャンの公的活動に対する、ある疑念が存在している。それは、「この人は、すべての活動意図において、実は、自分の利益しか考えていないのではないか」「ともかく、お金と権力が好きということか」ということである。
ちなみに、名前の近いアグネス・チョウさんの立場は、香港の非親中派の中でも「自決派」の立場をとり、「たとえ香港独立を主張する人の権利であっても、国によって保障されるべきだ」と主張する。
このチョウさんの考え方は、つまり、香港に台湾や日本並みの人権を求めている、と受け取ることができる。
例えば、日本では、沖縄独立を訴える人の人権も、公的に保障されている。私自身、沖縄独立を主張する知り合いは大勢いるし、彼らは、その主張を公衆の前で表明しているが、それで政府によって人権が制限されることはない。
しかし、中国・香港では、これが通用しない。こうした香港の人権抑圧の現状について、イギリス籍で日本在住の資産家として極めて安全な立場にいるアグネス・チャンが、中国政府を激しく非難しないどころか、逆に、自分の社会的影響力を用いて中国政府の擁護を続けているという現状を考えれば、ユニセフ大使の資格を疑われてもしかたがないのではないだろうか。
あるいは、「ユニセフそのもののに問題がある」とも考えられる事態である。
ともかく、昨今は、国連組織やNGOの胡散臭さが、あまりにも目立って、甚だしくなってきており、『国際ボランティア組織や国連が、人の善意を食い物にする』という残念な時代なのだ。
一方で、アグネス・チョウさん含む、香港の民主派の一部は、日本の〝良心的〟〝サヨク的〟な若者たちとも親しく、もともと中国の反日教育や情報操作のせいもあって、偏向した歴史を鵜呑みにしている面もあって、香港の日本領事館前に慰安婦像を建てるという、とんでもない間違いもしでかしている。
その点では、サンフランシスコに慰安婦像を建てた中国系リベラルと同じである。
どこを、どうフォローすればよいのか、本当に深刻な政治状況で、なんとも救いようがない。

沖縄県内でも有数の透明で澄み切った美しい海に囲まれ、遠く縄文から続く古神道の伝統を受け継ぐ奇跡の癒しの島々、宮古諸島。
静けさと穏やかさと温かさに包まれ、ゆっくりと流れる幽玄の時間を過ごすことのできる、神々の宿る美しい島々。
そのあまりにも希少な日本の宝と言うべき地域が、今、危機に瀕している。
この島々の比類なき環境と素朴な生活を崩壊させようと暴れまわっている無敵の怪物がいるのだ。
「その宮古島を喰い尽くそうとしている〝怪物〟とは何か?」
今回は、このテーマで述べてみたい。



沖縄県宮古島。正確には、宮古島(44000人)と長い橋で繋がっている池間島(621人)、来間島(165人)、伊良部島(6300人)、下地島(48人)の4島を含めて、今、宮古諸島地域は、狂乱家賃バブルの最中にある。
ともかく、宮古地方の全島で、土地と特に賃貸物件の家賃が、去年の夏頃から、ありえないほど急上昇しているのだ。もともと、相場が、1Kで4〜5万円と、離島としては異常に高かったのが、わずか半年で倍近くに跳ね上がった。この高騰ぶりは、もはや、尋常ではない。
今や、新築どころか、昔から人が住んでいる中古アパートの家賃でさえ、1Kで月10万円が相場というところまで、家賃が高騰している。中にはワンルーム13万円などという新築物件まである。誰が住むのかと思うが、それでも借り手がいるのだ。異常としか言いようがない。
そもそも、那覇市で最も家賃が高い新都心でも、1Kで月6万円もしない。古都首里あたりでも、3DKで6.5万円程度が相場である。1K月10万円では、もはや、東京の都心並みではないか。
現在、宮古島の久松に建設中のワンルーム・コンテナハウスが、月6万5千円である。また、宮古島市の中心近い下里でトイレ・シャワー・キッチン・ランドリー共有のワンルームが月5万4千円である。1Kの新築物件となると、8万円以下で借りるのは、まず考えられないという状況だ。笑うしかない。
こうした地価高騰の直接の原因は建設ラッシュにあるが、この建設ラッシュを引き起こした原因は、観光客の異常な増加である。そして、観光客増加の原因は、空と海の玄関口の間口が急に広がったことだ。
那覇空港を超える規模(3000✖️60m)を有する沖縄最大の下地島空港を、航空自衛隊に使用させていれば、ここまでのことにはならなかったろうに、香港からの航空便、韓国からの冬のチャーター機などに使用させるなどして、国土防衛に活躍するはずの沖縄一立派な空港が、今や、海外からの資本進出の窓口になってしまった。2020年には、下地島空港だけで、年間30万人の旅客受け入れを目指している。
日本最長の無料橋である全長3540mの伊良部大橋で結ばれた宮古島と伊良部島を中心として、池間大橋・来間大橋で結ばれた人口5万人の島々に、宮古空港・下地島空港という二つの立派な空港があるのだ。このうち、下地島空港は、沖縄県最大の空港で、国際空港の機能を持っているということだ。
加えて、年間140隻以上(2018年度143回/約40万人)の中国などからの大型クルーズ船の受け入れも相まって、内地・中国・香港・韓国資本が参入しての分不相応の建設開発ラッシュが加熱し、わずか1年余りで、こうした極端なバブル状態になってしまったのだ。
特に、下地島空港に隣接する伊良部島の沿岸部の地所の価格は、坪単価2000円程度だったのが、坪100万円で取引されるようになり、すでに、ほとんどの海岸部の土地が島外の資本に売り払われた。わずか数年で、地価が500倍になったところもあるということだ。これでは、固定資産税も納めきれず、その気もなかったのに、土地を売り払う人が続出することになるわけだ。土地を売って、たとえ大金が入っても、慣れ親しんだ島にはもう住めない。知り合いや友人もいない、風習も方言も違う沖縄本島でマンションでも買って、孤独に余生を過ごすのか。
そこには、島民の本当の幸せはない。目の前に積まれた大金は、いっときの興奮を与えてくれる麻薬に過ぎないのだ。


また、クルーズ船の中国人(2018年度40万人)は、お金はほとんど落とさないのに、ゴミは大量に落としていく。ビーチは飛び交う中国語と散乱するゴミでいっぱいだ。レストランやカフェに入っても、声の大きい横柄な中国人ばかりで、落ち着けるものではない。
クルーズ船が入港すると、宮古島市のイオンでは、「トイレが足りない!」と、中国人客が手洗いシンクで子どもに排尿・排便させる事件が相次いでいる。ともかく、クルーズ船の入港で中国人観光客が殺到する水曜日を、島民は「魔の水曜日」と呼んで恐れているのだ。
宮古島は、もともと、地元業者によるゴミの不法投棄が非常に多く、市の行政自体、身内の不法投棄を黙認しており、島民の多くは、島の自然を守ることにも、ゴミを散らかさないことにも無関心で、環境保全にほとんど神経を使ってこなかったことに加えて、マナーを知らない外国人の傍若無人な行動によって、いよいよもって沖縄一の「ゴミの島」という異名にふさわしい状態である。
とりわけ、今年は、ビーチや街のゴミが、さらに目立って酷いことになっている。スーパーのベンチにもバスのシートにも、ゴミは置きっ放し。特に、中国人の使用するトイレはひどい。水を流さず出てくる中国人が多いのだ。また、ビーチ以外の清掃の入らない沿岸は、中国語や韓国語の表記のあるペットボトルなど、海岸が漂着ゴミで埋め尽くされる。そこにまた、外国人観光客から地元の人間までもが、ペットボトルやゴミをほうり捨てる、野糞もする。まさしく宮古島地域の海岸は、天然のトイレ兼ゴミ捨て場と化している。
ところが、これだけ観光公害が顕著になっているにもかかわらず、宮古島市は、これからも、ますますクルーズ船を増やす方針だというのだ。石垣島が、「もう、これ以上は、御免こうむる」と拒絶したクルーズ船を、代わりに全部受け入れて、この島は、いったいどうするつもりなのだろうか。ゆっくりとした時が流れる静かで穏やかな島の環境など、もはや、どこにもない。
タクシーは、島民が電話で呼んでもまったくつかまらず、外国人観光客の危険運転によるレンタカーの事故は急増し、道路は工事車両とツアーバスなど大型車両でごった返している。
市民は、空いている賃貸アパート物件がゼロな上に、突然の家賃値上げに怯えて暮らしている。建築費用も高騰していて、坪単価150万円もかかる(県内平均の約2倍)ので、家の新築も望めず、途方にくれるばかりだ。住環境は最悪である。これでは、どこに住めと言うのだろうか。地主でない貧乏島民は、皆、島から出て行けということか。これでは、昔の水呑百姓の扱いと変わらない。これまでも、人口は若干減り気味だったのが、これから、ますます人口減少していくのではないだろうか。
それにも関わらず、市議会も宮古島市行政も市民団体も、このような市民生活に密着した深刻な事態は完全に放置しておいて、陸自の弾薬庫は作らせないと大騒ぎする。そもそも、弾薬のない駐屯地に何か意味があるのか。宮古人は、「国土防衛などいらない」「金さえ儲かればそれでいい」という異常事態である。


それにしても、人口5万人の島に、観光客を年間100万人以上も呼んでどうするつもりなのだろうか。2018年の年間観光客は石垣島を超える114万人に達した。そのうち半数以上が、中国人など外国人である。それなのに、宮古島市は、さらに年間観光客数200万人を目指すと言う。もはや、正気の沙汰ではない。
来年度の大型クルーズ船用の桟橋の整備完了と今年から始まった下地島空港の国際便乗り入れによって、今の調子なら、来たる2020年度には、早々に来訪客数年間200万人を突破するだろう。そうなれば、毎週5万人が島を訪れる計算である。しかも、その年間訪問者のうち、100万人以上が外国人となるだろう。その外国人客の数が、やがて300万、400万人になり、島の人口は、「常時、島に滞在しているのが、島民より、外国人観光客の方が多い」という日が、遠からずやって来るかもしれない。
しかし、観光客の激増によって儲けているのは、ごく一部の人々だけだ。ほとんどの庶民の給料は、何も変わらない。土地を売った連中や土地を貸している連中、建設業、レンタカー会社やタクシー、バス会社や飲食店など一部の業種だけが、ホクホク顔だ。それ以外の膨大な利益は、大型ホテルやショッピングセンターなどの内地企業がほとんど持っていってしまう。そうした施設の訪問客も、半分は外国人で、半分は内地からの観光客だ。地元の庶民は、実はあまり潤っていないし、施設の恩恵にもあずかっていない。生活の利便性も、何も向上していない。むしろ、島全体が、外から一時的に入ってきた人々によって占領されてしまったようなものだ。
それなのに宮古島市は、陸上自衛隊の駐屯地には弾薬庫をつくらせない一方で、中国からの巨大クルーズ船が停泊できる専用岩壁を整備し、下地島空港には香港や韓国からの国際便を乗り入れさせ、台湾の大学の分校までできるというのだ。これでは、あまりに節操がなさ過ぎる。この島は、いったいどうなってしまうのだろう。
宮古は、もともと、ただでも賃貸アパートの空き物件が乏しいことで、以前から有名だった。それでも、数年前までは、ワンルームで月3万円程度が相場だったのだ。沖縄本島と、そう変わらないレベルだった。それが、今では、家賃が3倍近くに跳ね上がり、それでも空き物件が全くない状態が半年以上続いている。
現状、内地から増員されるホテルの従業員や建設作業員の増加で、ともかくアパートが足りない。また、この状況が緩和される目処もたたない。それに便乗して、大家が家賃をとめどなく値上げする。一般の賃貸アパート生活者は、まともな家賃で住める物件がなく、生活に困窮して悲鳴を上げている。しかも、この状態は、ますます悪化するばかりである。
現在、予想されているように、あと5年ほども、この状態が続き、事態が悪化の一途を辿れば、遠からず、一般の人々の市民生活は破壊されてしまうだろう。


「ともかく、観光客は来ればくるほどいい」という、宮古人の意地汚く節度のない精神が、この止めどない地価高騰の事態を招いている。
その結果、貧富の差が、とめどなく拡大している。一般の人は、給料が手取りで15万円ぐらいしかない。急に家賃を月に3万円も値上げされては、生活もままならない。
例えば、給料は、夫婦共がせぎで、手取りで夫婦合計月25万円もないのに、今月まで10年暮らした築20年の3DKのアパートの家賃が月6万円だったのが、「来月から月9万円に値上げする」と突然、宣告されたら、どうやって子どもを育てていけばいいのか、途方にくれるばかりである。実際に、そういう状況に陥っている人も多い。
この状況、どうすればいい?
なんだか、大正時代の成金と米騒動の話のようだ。格差は開くばかりで、人情など、どこにもない。
そこまで、お金にガツガツして、全国版ニュースにまでなって、世間の人に呆れられ、日本中の笑い者になって、「あまりにひど過ぎる」と非難されても、宮古人は、金さえ入れば、どこ吹く風である。恥も慎みも、あったものではない。
地元の長老が「そこまでしてはいけない」と、何を言って諭しても、誰も聴く耳を持たない。宮古人の〝ゲンナマ信仰〟ここに極まれり。ガッポガッポと入ってくる現金にウハウハの野卑で下品極まる地主や不動産業者や政治家、タクシー業者や観光業者や飲食店主らが、庶民の苦しみなどどこ吹く風で、勝手に浮かれまくる恥ずかしい様子が、今年、何度、全国ニュースで流れたことか。その泥まみれ金塗れ精神を白日の元に晒されている恥を、何ら恥と感じないところが、宮古人の救えないところだ。
『だから、何か?』『知ったことか!関係ない!』『金が入るんだ、何が悪い!』という汚い根性が強すぎるのだ。宮古人が、すべてそうとは言わないが、「沖縄のユダヤ人」と言われる理由の一つではある。
空いている賃貸物件がないのをいいことに、「払えないなら出て行ってくれ」と、大家は、わけもなく強気で、傲慢極まる態度である。法的には、明らかに民法違反の不当な便乗値上げなのだが、宮古島市役所も宮古島市議会も、身内の悪行には完全に見て見ぬ振りだ。政治家も、何もしないどころか、自分もバブルに便乗して、土地で儲けている。島国ヤクザ根性、ここに極まれり。
労せずに、濡れ手で粟で、お金がガッポガッポと入って笑いが止まらない者たちは、住む場所もなくなってホームレスとなる者たちのことなど見向きもしない。まるで、アフリカなどの途上国のようだ。
このままでは、島内の貧富の格差が、あまりにひど過ぎる状態である。第一、島に赴任する公立の学校の先生すら、借りられる賃貸物件がなくて困っている。学校に寝泊まりしろと言うのだろうか。
たとえ、地主やタクシー運転手や建設業者など、一部の人が、お金が儲かっても、一般の島民が、土地も高すぎて買えない、家も建築費が高すぎて建てられない、アパートも家賃が高すぎて借りられない、まともに生活できない島に、どんな未来があるというのだ。
青い海と美しい自然に惹かれて、世界中から人々はやってくる。しかし、住んでいる人間の精神に幻滅することになる。
こんな汚い酷薄な島は、海に沈んだ方が良い。もっとも、それより先に、中国資本によって島が乗っ取られる可能性の方が高いが。



日本政府も、中国資本による土地の買い占めを表立って規制するより、本土資本を使って買い占めを阻止させる方向で働きかけているのかもしれないが、そうした安易な方策が、宮古島バブルをさらに加熱させているのではないか。
対馬や北海道の場合もそうだが、外国資本による土地の買い占め阻止は、国防上の観点、および公共の福祉の観点から、キチンと法律によって規制すべきだ。地域住民の共同体が崩壊してしまっては、本末転倒である。
地主、政治家、建設業、観光業、タクシーなど、利益を享受し、「他人のことなど知ったことか」という観光客歓迎派の人たちと、徐々に生活が破壊されていくことに不安を抱く一般の地域住民たちの意識の格差は、これから一層広がっていき、やがては香港のように両者の対立も深刻なものになっていくだろう。
欲望の資本主義が、島を食い荒らしている。




【資料】

2018年度/外国クルーズ船寄港地ランキング
1位 博多港 263回
2位 那覇港 236回
3位 長崎港 215回
4位 平良港 142回←宮古島
5位 石垣港 105回
5位 佐世保港105回
7位 鹿児島港 96回

2019年度/外国クルーズ船寄港地ランキング
1位 那覇港 260回
2位 博多港 229回
3位 横浜港 188回
4位 長崎港 182回
5位 石垣港 148回
6位 平良港 147回⇦宮古島
7位 神戸港 134回

※2020年4月より、平良港のクルーズ船専用岩壁が運用開始の予定。2020年度の平良港のクルーズ船寄港回数目標は250回。⇦昨今の日本のオーバーツーリズムの悪しき見本となりそうだ。



※2019年4月より、宮古島検疫所が設置されているが、中国人観光客があまりにも多く、対応は必ずしも十分でなく、検疫体制も徹底されているとは言えないのが現状である。そんなさなか、2019年12月、中国の武漢で新型コロナウィルスの人への感染が発生した。12月中旬には「人から人へ」の感染が始まり、12月末にはアウトブレイク(大流行/集団感染)の可能性が指摘されるようになった。2020年1月には、武漢を中心に湖北省でアウトブレイクが発生した。
そして、「だから、何か?」「関係あるか?」という根性が強すぎる宮古島では、感染爆発が起こる可能性が、県内では最も大きい。

※2020年1月25日旧正月(春節)の中国人大移動によって、観光以外に日本に避難目的で滞在する中国人も多く、特にクルーズ船で小さな島に大量に中国人が上陸する宮古島などは、新型コロナウィルスが真っ先に蔓延しそうだ。
中国政府は、24日から国内の団体旅行を、27日から海外団体旅行を、全面禁止とするも、既に、海外への感染は広まっており、世界的ウィルス拡散を食い止められるかどうかは、甚だし心許ない。
武漢市では、1月23日から、鉄道、地下鉄、旅客機、バスなどの交通手段が遮断され、武漢中心部では、26日から、許可された一部の車両以外の道路通行が禁止されるなど、街は事実上封鎖されている。しかし、26日の市長の記者会見によると、春節の里帰りや旅行、あるいは感染を避けるための避難目的で、人口1100万人のうち、すでに半数近い500万人が武漢市を脱出し、そのうち4000人は香港や海外に出ているという。つまり、封鎖の効果は極めて限定的、ということだ。
➡︎1月26日現在、中国国内での感染者は2000人を超え、死者は56人である。
➡︎1月27日現在、中国国内の感染者は2744人、死者は80人。
➡︎1月28日現在、中国国内の感染者は4515人に急増し、死者は106人である。日本国内でも、武漢からの中国人観光客を乗せて大阪・東京間の9日間のバスツアーを行った奈良県在住の運転手の感染が確認された。初めての日本人の感染であった。
➡︎1月29日現在、中国国内の感染者は5974人、死者は132人。感染した運転手と同じバスに乗っていたバスガイドの女性も感染していることが判明した。また、政府は、武漢から全日空チャーター便で、邦人希望者の帰国を開始。第一便では、206人が羽田に到着。12人が発熱などの症状で入院。その後、5人の感染が確認された。
➡︎1月30日現在、中国国内の感染者は7711人。死者は170人。武漢からの政府チャーター機の第二便が、邦人210人を乗せて羽田に到着。26人が発熱などの症状で入院。アメリカ国務省は、自国民へ向けて「中国全土への渡航禁止」を勧告した。
➡︎1月31日現在、中国国内の感染者は9809人。死者は213人。中国以外の23の国と地域で、感染者は131人となった。WHOは、新型肺炎の感染拡大は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であると宣言した。武漢からの邦人149人を乗せたチャーター機の第三便が羽田に到着し、8人が入院。2人の感染が確認された。
➡︎2月1日現在、中国当局の発表によれば、中国国内の感染者は1万1791人、死者は259人である。さらに、中国以外の26の国と地域で、感染者は158人である。ところが、武漢からの邦人帰国者の感染率は、2〜3%とかなり高く、武漢1100万市民の感染率を同程度とするなら、実際の感染者数は20万人を超えている可能性もある。さらに、致死率を1〜2%とすると、実際の死者は2000人を超えている可能性もある。
➡︎2月2日現在、当局の発表による中国国内の感染者は1万4380人、死者は304人。また、中国以外の26の国と地域で170人の感染者。2月2日の段階で、自国民を除く中国からの入国禁止措置をとっている国は、米国・オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール・フィリピン・モンゴルの6カ国。湖北省からの入国禁止措置をとる国は、日本・韓国・香港の2カ国と1地域。
➡︎2月3日現在、当局の発表では、中国国内の感染者は1万7205人、死者は361人。中国以外でも、フィリピンで中国人1名が死亡。
➡︎2月4日現在、当局の発表では、中国国内の感染者は2万438人、死者は425人。その他、香港で1名が死亡。
➡︎2月5日現在、当局の発表では、中国国内の感染者は2万4324人、死者は491人。中国以外でも、27カ国・地域で235人に感染。日本でも、オーストラリアのシドニーから中国経由で横浜に入港しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗組員のうち、10人の感染が判明した。これが国内初の集団感染である。
➡︎2月6日現在、当局の発表では、中国国内の感染者は2万8018人、死者563人。中国以外の感染者は、27の国と地域で、254人。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の感染者数は、新たに10人増えて計20人となった。
➡︎2月7日現在、当局の発表では、中国国内の感染者は3万1161人、死者は636人。横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の感染者は、新たに日本人21人を含む41人の感染(1人は重症)が確認され、計61人となった。現在、別のクルーズ船「ウエステルダム」号が、1日に香港を出航後、台湾に寄港を拒絶され、日本を目指しているが、今日、予定していた石垣港への入港を取りやめ、さらに北上を続けている。羽田には、政府チャーター機の第四便が、日本人やその中国人配偶者ら198人を乗せて武漢から到着した。これにより、湖北省に住む邦人の大部分の帰還が完了した。また、12月末の段階で、ネット上でウィルスに関するデマを流したとして処罰された武漢の医師が、自身も院内感染によりウィルスに感染し、今日死亡した。
➡︎2月8日現在、当局の発表では、中国国内の感染者は3万4546人、死者は722人。横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、新たに3人の感染が確認され、感染者は64人となった。
➡︎2月9日現在、当局の発表では、中国国内の感染者は3万7198人。死者は811人だが、そのうち湖北省での死者が780人。横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、新たに6人の感染が判明し、感染者は70人となった。さらに、船内には発熱している者が多数いると言われている。
➡︎2月10日現在、当局の発表では、中国国内の感染者は4万171人。死者は908人。また、中国以外の27の国と地域で381人の感染が確認された。そのうち、日本が最大の96人。しかし、さらに、その後、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、新たに65人に陽性反応が認められ、クルーズ船での感染者が135人となった。やはり、密閉された船内では、感染が広がりやすいのだろう。クルーズ船の感染者を除けば、日本の国内感染者数は27人。
➡︎2月11日現在、当局の発表によると、中国国内の感染者は4万2638人、死者は1016人。
➡︎2月12日現在、当局の発表によると、中国国内の感染者は4万4653人、死者は1113人。クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスの乗船者では、新たに39人の感染が判明し、感染者数は174人となった。さらに、検疫官1人の感染が判明し、国内の感染者数は29人となった。
➡︎2月13日現在、当局の発表によると、中国国内の感染者は5万9804人、死者は1367人。クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスの乗船者では、新たに44人の感染が判明し、感染者数は218人となった。その他、日本国内の感染者数は、検疫官1人、チャーター機の12人、その他の国内感染者が16人。神奈川県の80代女性が死亡。感染者の死亡は国内初。
➡︎2月14日現在、当局の発表によると、中国国内の感染者は6万3851人(無症状感染者含まず)、死者は1380人。沖縄で、初の感染者1名が発覚。クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスが1日に那覇港に寄港した際に、上陸した乗客を4人乗せたタクシーの運転手。
➡︎2月16日現在、当局の発表によると、中国国内の感染者は6万8500人、死者は1665人。一方、中国以外の28の国と地域で感染者は693人、死者は4人。そのうち、日本は、国内で53人、クルーズ船の乗客・乗員285人を合わせると338人で最多となる。
➡︎2月18日現在、当局の発表によると、中国国内の感染者は7万2000人、死者は1863人。3月5日に開幕する予定の全人代が延期となる模様。WHOは、新型コロナウイルスの感染者の致死率は2%と述べた。
➡︎2月19日現在、当局の発表によると、中国国内の感染者は7万4185人、死者は2004人。船内感染者542人を出したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスの乗客の下船が始まった。
➡︎2月21日現在、当局の発表によると、中国国内の感染者は7万5465人、死者は2236人。

※2003年に、中国発で、世界的に流行したSARSコロナウィルスでは、発生源であった香港を中心に、世界37カ国で合計8096人が感染し、774人が死亡した。致死率は10%であった。しかし、当時は、中国は今よりはるかに貧しく、また、沖縄での感染可能性に関して考えてみても、例えば、宮古島に来る外国人など、当時はほとんどいなかった。今回の発生とは、条件が違う。




今日、小中高校で教えられている歴史の教科書の記述には、随分とたくさんの間違いがあります。問題集にも、資料集にも、たくさんの正しくない説明があります。そのうちのいくつか、典型的な例を列挙します。
常識だと思っていたことが、意外にも、真実はぜんぜん違う、という驚きを感じられる方もいるかと思います。



①縄文末期から弥生にかけての稲作の伝播について。
稲作は、これまで多くの人が信じ込んできたように、朝鮮半島から北九州に伝わったのではありません。そうではなく、江南の長江文明から日本へ、日本から朝鮮半島へと伝わったのです。つまり、朝鮮の人々が日本に稲作を伝えたのではなく、日本人が朝鮮半島に渡って、朝鮮南部の人々に稲作を伝えたというのが真実です。
稲は熱帯原産の植物で、寒さに弱いので、当時、満州や北朝鮮では稲作など不可能でした。北から日本に稲作が伝わったと考える方が不自然であることは明らかです。しかし、長い間、そのような奇妙な考えが定説となっていました。思えば、文化はすべて、中国→朝鮮半島→日本列島の順番で伝播したに違いないという思い込みがあったのに違いありません。ところが、これが完全に間違いだったのです。
大陸から稲作を持ち込んだ初期弥生人は、 日本で稲作を始めた後に、日本からさらに朝鮮半島に渡って稲作を広めた、というのが考古学上の真実です。また、朝鮮語の文法は、縄文文法の影響を強く受け、SOV型となりました。そこからも、朝鮮半島では、日本同様、漢民族の言語SVO型の支配下に入らなかったのです。つまり、弥生時代までの朝鮮半島では、文化的に日本の影響が強かったということです。
このことは、近年のY染色体ハプログループの研究から明らかになった事実(fact)です。
稲作民族である長江人O1系統のうち、日本人のO1系は、現在、日本列島で発生したと考えられるO1b2a1が8割を占め、日本人男性全体の24%を占めるのに対して、朝鮮人のO1系は、より新しいO1b2a2が多く、韓国人男性全体の19%を占めています。


②女帝称徳天皇と道鏡禅師について。
日本史唯一の女性皇太子から天皇となった孝謙(称徳)天皇は、偉大な女帝でした。その補佐をした道鏡もまた、清廉潔白で徳の高い僧でした。
道鏡は天皇を操って権力を握ろうとした生臭坊主ではなかったのです。二人に恋愛感情はあったかもしれませんが、称徳天皇もまた、道鏡への愛欲に溺れて政治をおろそかにしたということはありませんでした。
孝謙天皇は、父聖武天皇に皇太子に任命され、深い自覚を持って天皇に即位しました。その後、母親と恵美押勝に皇位を追われた後も、道鏡の支えを受け、励まされて、不屈の闘志で実力で権力を奪回し、称徳天皇として再び皇位につきました。
その後、藤原氏の陰謀によって、宇佐八幡宮神託事件が起きますが、それも何とか凌いだので、ついには業を煮やした藤原氏によって、称徳天皇は毒殺されてしまいました。称徳天皇の死後、道鏡も都から追放されました。当時の庶民は、悲運の二人を襲った悲劇を悼んだ、と言われています。
中国の則天武后の場合と同じで、男尊女卑の観念に毒された当時の権力者たちの偏見に満ちた邪推、および後世の人々の思い込みが、誤った称徳天皇と道鏡のイメージを固定化させたのです。


③現在も悪徳金権政治家の代名詞のように揶揄される田沼意次について。
老中田沼意次は、江戸時代で最も優れた政治家でした。株仲間を認める代わりに商人から徴収した冥加金(商人への税)は、すべて手賀沼・印旛沼の干拓事業(公共事業)の工事費用として使われました。これは、飢饉を見越した食糧増産計画でした。
商人からの冥加金は、田沼の懐には一銭も入っていませんでした。すべては、民の飢えを防ぐための新田開発資金だったのです。
しかし、干拓事業は、気象災害に見舞われて失敗し、浅間山の大噴火と天明の飢饉による飢餓の責任を一身に背負わされて田沼意次が失脚します。田沼の金権政治が、天の怒りをかったのだと人々は田沼を憎みました。
ところが、田沼意次が、江戸城下から追い出された時、田沼屋敷からは、きっと溜め込んでいるはずと疑われていた隠し金が、一切出てきませんでした。
田沼の政治は、腐敗したワイロ政治ではなかったのです。
田沼の発想は、食糧が足りなければ、増産すればよい。長崎貿易での金銀流出を食い止めるのには、金銀に代わって干し鮑などの俵物を輸出すればよい。蝦夷地の開発にも積極的でした。蘭学も奨励しました。後世、日本のダ・ビンチとも言われた天才平賀源内は、田沼の親友でした。
田沼の失脚後、寛政の改革を始めた松平定信は、蝦夷地の開発も取りやめ、ロシアやイギリスなど、列強諸国への備えを説いた林子平を処罰し、彼の著書「海国兵談」を焼き捨てさせました。蘭学も禁止して、平賀源内を獄中死させました。質素倹約を全国民に強制し、飢饉に備えさせ、風俗や芸術の取り締まりも強化し、検閲を強めました。
田沼が失脚した時、大喜びした庶民も、次第に、白河藩主松平定信の政治に息苦しさを感じ始めます。その頃、松平定信の政治を皮肉る狂歌が作られました。
『白河の清きに魚も住みかねて、もとの濁りの田沼恋しき』


④「解体新書」の著者として知られる杉田玄白について。
杉田玄白は、オランダ語を一行も訳せませんでした。ターヘルアナトミアの翻訳事業は、すべて前野良沢が一人で成し遂げたのです。杉田玄白の貢献は「解体新書」という書名を考えたことだけです。「みんなが買いたい新しい本」という、なかなか洒落の効いた命名でした。けれども、この書名以外、この本の中に、杉田が著した部分は、一行もありません。
このことは、杉田自身が「蘭学事始」の中で、明らかにしている事実(fact)です。
しかし、最初に「解体新書」を出版した時、松平定信の蘭学禁止令への恐れから、史上最初のオランダ語書物の翻訳書の出版が、翻訳者への処罰に及ぶのを周囲が恐れて、前野の名前を出さず、杉田玄白を著者として発表したために、その嘘が、そのまま現在に至るまで、影響しているのです。
実際には、当時、独学でオランダ語をマスターしたのは、前野良沢ただ一人でした。辞書もなく、教えてくれるオランダ人もいない状態で、オランダ語で書かれた医学の専門解剖書を、自力で解読したのです。まさに、怪物的暗号解読者です。
前野はその後も語学の習得に邁進し、英語、フランス語、ロシア語、ラテン語などをマスターしました。


⑤日本政府が1940年に朝鮮半島で実施した創氏改名について。
創氏改名は、強制ではありませんでした。現在の韓国人が、「日本政府によって、姓を無理やり変えさせられた」と主張していますが、それはまったくの間違いです。
事実は、韓国併合後、朝鮮半島の人たちの中に、日本名の戸籍を持ちたがった人たちが大勢いたので、それを日本政府が許可しただけのことです。改名は自由でしたから、一方で、それまでの朝鮮名を、変えなかった人もたくさんいました。
19世紀までの朝鮮半島では、人口の1/3が奴婢として姓を持たず、また、由緒ある家系図を持つ一族などごくわずかでした。ですから、たいていの朝鮮人にとっては、姓を持つようになってから、まだ、数十年というのが実際のところでした。
多くの朝鮮人にとって、姓を変えるのは、それほど抵抗感のあることではありませんでした。そうでなければ、いつのまにか、韓国人の5人に1人が「金さん」になるということは起こらないでしょう。朝鮮の人たちは、姓や先祖を勝手に変えるのをためらいません。なぜなら、それだけ、出身氏族や血縁による差別が激しいからです。
日本政府が、1940年2〜8月の期間中に、新しい姓を届けてよいとする創氏改名を施行した時、8割の朝鮮人が日本姓に変えたのは、強制されたから渋々改姓したということではなかったのです。むしろ、彼らは自ら望んで日本名に改姓したのです。
変えなかった2割の人たちは、両班階級として、新羅、高麗、李氏朝鮮時代と、1500〜2000年に渡って続く由緒ある家系図(族譜)を持つ伝統ある有力者の一族が主でした。もっとも、その彼らの多くも、実は家系図の売買や偽造によって、由緒ある姓を手に入れた疑いが濃厚なのですが。
つまり、朝鮮人にとって、姓および家系図は、自分がどの有力氏族の末裔であるかを証明する大切な手段です。そうした「有力氏族(両班)にあらざれば人にあらず」の社会的傾向は、韓国内できわめて強く、こうした氏族主義が、前近代的な身分差別を助長していたのです。
日本の姓名への改名は、そうした固定化した身分社会からの解放を意味するものでした。それで、多くの朝鮮人が、改名を自ら望んだというわけです。
これは、当時の戸籍の記録から明らかな事実(fact)です。
こんなことは、言いたくないのですが、徴用工問題も、そうですが、当時、自分の意思で行ったことを、後になって(だいたい50年ぐらい経ってから)「強制された!」と嘘をつき始めるのは、朝鮮人の常套手段なのです。
しかし、一方で、創氏改名が強制であり、日本の朝鮮支配の悪行の一つと捏造し、盛んに宣伝したのは日本のサヨク学者たちです。彼ら、韓国人が言うところの「良心的日本人」たちこそが、諸悪の根源です。彼らがデマを広め、韓国人をけしかけなければ、このような妄想史が、これほどまでに日韓双方で広がり、信じ込まれるということもなかったでしょう。本当に厄介な人たちです。
今現在、韓国でベストセラー1位となっている話題の書「反日種族主義」の著者の一人である李宇衍(イ・ウヨン)研究員(52)が、プライムニュースで述べていたように、彼ら、日本のいわゆる〝良心的知識人〟こそが、慰安婦強制連行、強制徴用、奴隷労働、日本軍の性奴隷などという全く事実と異なる妄想を言いふらし、反日妄想史観を捏造して、それを韓国へ輸出したことで、今日の日韓対立を生み出したのです。自分こそが元凶であることを知りながら、それにもかかわらず、彼ら〝良心的知識人〟たちには、いまだに何の反省もありません。
それどころか、自分を「日本を故意に貶めた日韓歴史戦争の戦犯」と正当な理由で非難する人たちを、手当たり次第に、名誉毀損や慰謝料請求で、裁判に訴えるのに忙しい。これでは、真摯に反省する暇もないでしょう。
〝良心〟って、いったい何なのでしょう。



上記の史実は、真実の歴史であるにもかかわらず、日本の歴史教科書には、きちんと本当のことが書かれていません。教科書には、今だに、古い思い込みによって、間違った事柄が記述されています。そして、教師たちの頭の中は、時代遅れの歪んだイメージのままであり、学校では、子供たちに嘘の歴史が教えられているのです。
私たちは、正しい歴史を、子供たちに教えるべきです。




今回の愛知県(出資7.8億円)・名古屋市(2.1億円)共同出資に加えて、文化庁の助成金(7.8千万円)も受けている「あいちトリエンナーレ」国際芸術祭での慰安婦像展示騒ぎで、またしても明らかになったことだが、この国の文化人やジャーナリズムの見識の浅さは尋常ではない。
主に愛知県の主催、つまり、公費で開催される国際芸術祭で、よりによって、もっとも典型的かつ代表的な慰安婦像、つまり、「日本軍によって誘拐された20万人以上の婦女子が日本軍の性奴隷とされた」というあまりに問題ある碑文と対になっている慰安婦像を展示しておいて、「さほど深刻な政治問題にはならない」と考えていたこと自体、あまりにナイーブで非現実的であり、精神の混沌と歪みと麻痺の極致であると言える。
韓国による「慰安婦像と〝捏造史〟碑文をセットで世界中に建てて、慰安婦にまつわるあり得ないデマを世界に拡散し、国際社会と慰安婦の嘘と妄想を共有することによって、日本を徹底して貶める」反日運動のために、どれほど歴史が捻じ曲げられ、日本と日本人が傷つけられ、恥かしめられているか、主催者側は、何も認識していないのか。まったく信じられない思いである。
「情の時代…。」今回の芸術祭における「表現の不自由展・その後」展の展示企画のテーマらしいが、情というのは、昭和天皇陛下の御影を焼いて灰を踏みつけることなのか、韓国の侮日プロパガンダの象徴である慰安婦像を擁護することなのか。
そういう他者を傷つける表現を展示することに胸が痛まない者に、〝情〟を語る資格があるとは到底思えない。これでは、まるで、サイコパスの展示を見にいくようなものだ。
日本の歴史を不当に貶める、ありえない嘘が、まるで本当のことであるかのように、世の中に撒き散らし通用させてしまう。左派リベラルは、この異常さと恐ろしさに、どうして気づかないのだろうか。


「展示が中止に追い込まれ、表現の自由が危機に陥っている」と非難する人たち(韓国人言うところの『日本の良心的勢力』)の口にする「表現の自由」とは、いったい何なのだ。彼らの主張する表現の権利とは、『芸術の名を騙って、健全な精神を破壊する悪意を表現する権利』に他ならない。慰安婦像展示を擁護するメディアの論調は、そうした公共の福祉に反する自由を擁護しているに等しい。
芸術監督を務めた津田大介氏は「想定外の抗議が来た」と述べたが、そもそも国・県・市の公金で運営される公的な芸術祭で、ソウルの日本大使館前に設置されているものと同じ慰安婦像、日本人の誰も容認できない過激な反日捏造碑文とセットになっている慰安婦像そのものを展示しておきながら、国民的な抗議を想定できなかったということが、あまりにも浅はかとしか言いようがない。
敢えて言うなら、昭和天皇の焼かれた姿、そして慰安婦像を展示をすることに、「胸に痛みを感じない」ということが、彼ら企画展の実行委側には、まったく「情が通じない」ということを端的に示している。
「抗議をするにしても、情が通じない者に、いったい、どんな言葉で訴えれば、彼らの心にまともに通じるのだろう?」
国民の多くが、そう感じていることに、彼らはいまだに気づいていない。そこが、救いがたいのだ。
『テロとは、言葉が通じない相手からの理不尽な暴力によるダメージに耐えきれなくなった者たちが起こす最終手段である。』
だからこそ、テロを誘発しないように、気をつけて欲しいと願うが、残念ながら、彼らには通じそうもない。
芸術祭実行委の愛知県側が、企画展自体を3日目で中止することに決め、企画展実行委の側が「一方的だ」と県を相手に裁判で訴える考えだとも聞くが、いかにも裁判好きな極左グループの考えそうなことである。
いずれにせよ、おそらく、今回のようなサヨク思想のプロパガンダ的傾向が極端に強い企画展示は、少なくとも、公金の投入されている芸術祭や美術館においては、今回で終わりになるのではないだろうか。是が非でも、そう願いたいものだ。


ともかく、この国の知識人の表現、世界観、道徳観、すべてが、はなはだ心許ない。
沖縄タイムスの社説など、「芸術祭で慰安婦像や天皇陛下の遺影を焼いた作品を展示して何が悪い」「慰安婦像の展示に抗議して、脅迫めいた言動で中止に追い込んだ国民こそ、批判すべき」という主張である。
さすが、沖縄県内に慰安婦の碑を建て、さらに慰安婦像までも設置しようとしている天皇制反対の人々と深いつながりを持つ県内メディアは言うことが違う。相変わらず、頭が膿んでいるようだ。『チュチェ思想』の勉強しすぎかもしれない。
私としては「どんなに相手を傷つける表現であっても、反日であればアートであり、それ以外はヘイトなのか?」と、朝日や沖縄タイムスに尋ねたいのだが。
慰安婦像を建てるということは、「日本死ね!」と罵声を浴びせるのと同様に、明らかに日本への強烈なヘイト行為である。そういう不特定多数へのヘイトなら許されるのか。では「韓国死ね!」なら、どうなのか。
また、朝日新聞は、大村愛知県知事のアホな発言の尻馬に乗って、「河村名古屋市長の芸術祭での慰安婦像展示中止要求は検閲だ」と主張している。
政府や行政や権力への批判や攻撃を意図した作品の展示に対して、待ったをかけるのは確かに検閲だろう。しかし、『日本国民、日本政府、日本人すべてを愚弄し貶める意図を持って制作された歴史捏造と反日プロパガンダの道具』を展示しないように要求するのは検閲でもなんでもない。公共の福祉に反する自由の制限に過ぎない。
「日本軍が朝鮮半島の各地で〝慰安婦狩り〟を行い、20万人以上もの韓国の少女たちを強制的に性奴隷とした」という邪悪な神話のシンボルを展示しておいて、何が検閲だ。バカすぎる!
陛下の御影を灰にして踏みつける映像や慰安婦像は問題外だが、サヨクとウヨクの思想的表現を同じ比重で展示して、右と左を激突させるならまだわかる。例えば、沖縄の反基地闘争の表現の隣に、「蛍の光」の全歌詞を掲示して、4番までの美しい合唱を聴かせる、とか。
「情の時代…」を意識するなら、思想的に凝り固まらず、もう少し、芸があってもよかったのではないだろうか。


日本の知識人が、これほど見識が乏しいとなると、世界中に「日本軍が20万人の少女を自宅から無理やり連れ去って性奴隷にした」と酷い嘘を記した碑文付きの慰安婦像を、韓国内にも世界にも、無数に建てまくっている韓国に対して、とても太刀打ちできないだろう。
毎日新聞も、酷い。無理矢理過ぎる妄想史である「日本軍の強制性奴隷20万人慰安所運営説」を今だに言い張り続ける吉見義明氏の主観的な慰安婦論評を無批判に掲載しているのである。
しかし、史実は明らかに違う。日本軍は、慰安婦の公募はしたが、兵士が自宅から強制的に少女を連れ去ったりはしていない。そもそも、未成年の少女の公募は禁止で、日本の官吏は厳しく違反業者を取り締まっていた。また、慰安所の経営権は民間の業者にあり、軍は慰安所の運営に直接関わってはいない。さらに、将校も兵士たちも、客として民間業者にお金を払ったし、慰安婦には当時としては高額の給料が、民間経営者から支払われていた。
加えて、最初に慰安婦を公募したのは、日本の内地であって、韓国では後に補充分の人数を公募したに過ぎない。そして、慰安婦20万人というのは、完全なデマで、せいぜい数万人程度である。最もとんでもないのは、サヨク研究者らが、女子挺身隊の徴用と慰安婦を混同したことで、これは悪意の確信犯としか思えない。
また、公募順から考えても、一番多かったのは日本人慰安婦(2万人程度)であり、次に多かったのが朝鮮人慰安婦だった。一部の朝鮮人の人買い業者の横暴や少女の人身売買は、伝統的に、特に朝鮮半島で昔から横行していたが、それは、むしろ、朝鮮社会自体の問題だ。実際には、一年の労働で荒稼ぎをして、朝鮮に帰って家を建てた慰安婦もいるのだ。そうした状況から、次第に、大きく稼ごうと外地に出る朝鮮人業者や朝鮮人慰安婦も増えたと考えられる。


事実、戦後も、韓国では、慰安婦の数が、さらに増え続けた。しかも、韓国では、慰安所は国家が直接運営し、慰安婦は国家に奉仕する愛国者(挺身隊)とされたのだ。こうした〝挺身隊〟の用法は、韓国独特のもので、日本にはない。
一方で、韓国軍は、戦時には、済州島や韓国内や北朝鮮や南ベトナムで、民間の婦女子を、何十万人も強姦、虐殺したり、慰安婦として強制連行したりした。慰安婦にされた女性たちは、韓国軍の第5種補給品として最前線まで、兵士たちに調達された。彼女たちは確かに性奴隷であった。また、多くの未成年の少女が拉致されたのも事実である。
そして、1954年に公設慰安所が閉鎖された後も、私設慰安所が数多く運営された。1960年代、韓国の民間業者による米軍向け慰安所の慰安婦たちは、「ドルを稼ぐ妖精」「真の愛国者」とも呼ばれ、韓国のGDPの25%を稼ぎ出していた。彼女たちは、国庫に多くの利益をもたらしたのである。
韓国では、業者の運営する軍のための慰安所は、1990年代まで存在した。ところが、日本軍慰安婦の問題が騒がれ始めると、韓国の慰安婦たちは、突然に慰安婦と呼ばれなくなった。代わりに「基地の女性たち」と呼ばれるようになった。詭弁である。
これら上記の内容は、全てファクトである。だから、慰安婦碑文の文章に関しては、何もかもすべてが嘘と言っていい。
なぜ、吉見氏も日本のメディアも韓国の人々も、こうした現実を無視して、慰安婦問題を、日本を攻撃するための材料として悪利用するのだろうか。
日本を貶める酷すぎる嘘を世界中に撒き散らしている像と碑文が、どうして「平和の像」になれるのか。到底、無理な話だ。
日本では、現在のところ、韓国の「ボイコット・ジャパン」のような「ボイコット・コリア」を叫ぶ、韓国製品不買運動や韓国旅行の自粛の呼びかけなどが、表立って行われている様子はない。けれども、個人の「ボイコット・コリア」意識は、むしろ、表に発散されない分、逆に深く進行しているのではないか、という気がする。
現状は、日本人の怒りが、〝内心〟という名の溶鉱炉の中で、マグマを温めている状態だ。しかし、このような反日プロパガンダが、日本国内で無神経にはびこるようになると、国民の嫌韓の炎が吹き出すのも時間の問題である。


もしも、製作者に本当の良心があるなら、日本軍の慰安婦の問題を取り上げる代わりに、韓国軍の慰安婦の問題を取り上げただろう。韓国軍慰安婦の方が、はるかに大規模(累計で100万人を超える)で長期にわたっており、直接軍が運営していた時期もあった上、期間もごく最近まで存在した(1990年代まで)だけでなく、なおかつ、その境遇は、はるかに過酷であり、一部では、特に、朝鮮戦争期やベトナム戦争期には、戦地において全面的に性奴隷的扱いが横行していたのだから。
実際、彼らは済州島や保導連盟関係者や北朝鮮住民や南ベトナムにおいては、10代半ばの少女の拉致も、おおっぴらに大々的に行なっている。まさに〝慰安婦狩り〟である。
そういう真実の説明を、「韓国軍慰安婦の碑」に記せばよいのだ。本当に良心があるなら、日本の過去を捏造するより、自国のもっと深刻な問題の方を、取り上げるべきだろう。
だが、そんな活動は、イギリスで行われている「ライダイハンの正義」以外、何処にも存在しない。
だからこそ、この慰安婦像作品が、「平和への願いをこめた像だ」などというのは、あまりにも、あり得ない製作者の白々しい言い分だとわかるのだ。はっきり言えば、良心のカケラも感じられない。なぜ、韓国軍に強制的に性奴隷にされた済州島の少女や保導連盟の少女やベトナムの少女の像を製作しないのだ。私には製作者自身がサイコパスにしか見えない。
そもそも、日本の募集した慰安婦は少女ではない。「帝国の慰安婦」の著者朴裕河さんが著書の中で明らかにしたように、太平洋戦争当時の韓国人慰安婦の平均年齢は25歳であった。しかも、軍によって無理やり拉致された韓国人慰安婦など一人もいない。それを、「日本軍によって無理やり拉致された少女の像」などというかたちに表現するのは、観る者に歴史的な事実を見誤らせる邪悪な策略である。
同じことは、徴用工像にも、福島の放射能への懸念による輸入規制にも言えることだ。韓国のすべての対日外交戦略は、日本を貶めるという目的に集約される。そして、慰安婦像は、その象徴である。
ところが、この像を展示するにあたってのテーマが「情の時代…。」だという。はたして、政治的プロパガンダとデマゴーグとルサンチマンに加担することによって、『情の時代』は花開くだろうか。かえって、〝情〟を卑しめ、〝情〟への侮蔑が生まれるだけではないか。
大村知事も、津田氏も、本当に、どうかしている。精神を正して、はやく正気に戻って欲しいと切に願う。


とは言え、日本は、韓国と違って、基本的には、世界で最も同調圧力の低い多様性を基とする民族である。そのことは、例えば、姓名の種類の多さにも現れている。また、中国や韓国のような官製デモも行われることはない。
したがって、「韓国は嫌い」という人もいれば、「韓国が好き」という人もいる。〝嫌韓〟の意見を持つ人(韓国でよく言われる日本の極右勢力)もいれば、〝親韓〟の意見を持つ人(韓国人言うところの良心的日本人)もいる。それは、それで結構なことである。
だから、大村知事や、津田さんが、あくまでも慰安婦像を展示したいなら、公費を使わず自費で展示することで自分の意思を表現すればいいと思うのだ。日本は「表現の自由」が保障された国であるのだから。
もっとも、時期が時期であるし、韓国の(嘘つき)慰安婦像プロパガンダや(嘘つき)徴用工プロパガンダの凄まじさを考えると、自宅の庭に慰安婦像を建てているだけでも、相当風当たりはキツイだろうし、周辺住民から非難もされるだろう。ある意味、命がけだとは思う。それでも慰安婦像の展示にこだわるなら、それ相応の覚悟と信念を持って、自己責任でやって欲しい。
そして、そこまで、慰安婦像を擁護する理由について知りたいと考える反対派の人たちと、堂々と議論すればいい。ネット上の公開討論でもいいのではないかと思う。
公金が絡まない場での個人対個人の対立であるなら、反対派も、理想を言えば、本来、脅しや嫌がらせとかではなく、堂々と反対意見を述べるべきだ。
しかし、その場合、実りのある議論になるかならないかは、双方の当事者である本人次第だとは思う。
大村知事や津田氏が、韓国の主張する慰安婦の嘘(性奴隷、20万人、軍による慰安婦狩りの虚妄性)をはっきり認めようとしないなら、議論は不毛なものになるだろう。


以前から何度も言っていることだが、日本は、歴史戦を受けて立ち、歴史戦を通して、戦わねばならない。そして、韓国の歴史認識が完全に間違っていることを、事実に基づいて主張し続け、韓国にも全世界にも、真実の歴史を伝え続けなければならない。
それこそ命がけで。
そうしなければ、韓国は、自らの反米反日の正統性を疑うことなく、文在寅の思惑通り、すべての責任を日本(とアメリカ)に押し付けながら、遂にはアメリカ軍を追い出して、核保有国である北朝鮮との統一を成し遂げるだろう。今現在、すでに文在寅もトランプも、その方向に動き始めている。トランプにしても、歓迎されていない国に自国の兵士たちを置いておく気はさらさらないようだし、文在寅も早く出て行って欲しいというのが本音であることは、トランプにも、もう気づかれている。
南北朝鮮の統一。それは、実際には、長い目で見れば、韓国国民にとって、苦難と滅びの道なのだが、彼らの多くは、当分の間、そのことに気づくことがないままだろう。
なぜなら、韓国の反日は、政府によるものというより、むしろ、国民的価値観であり、同時に国民統合の唯一の原動力でもあるからだ。そして、その国民統合の象徴が竹島であり、慰安婦である。
そうでなければ、韓国のNHKにあたるテレビ放送の終了後に、テレビの画面に竹島が映されるわけがない。日本であれば、日の丸が映されるところで、韓国では竹島が映される。つまり、日本の日の丸にあたるものが、韓国では竹島であるということだ。また、現在、韓国では、官民の協力によって、国内に100以上の慰安婦像が建てられている。さらに、海外にも、もう何十もの慰安婦像を輸出している。
これが、平和のため?
冗談ではない。日本を足の下に踏み付け、韓国の日本に対する道徳的優位性を永遠不動のものとするためである。そして、日本を封殺し、反日によって国論を統一(反対派を親日派として封殺する)することで、北朝鮮との統一を果たすというのが、韓国民の半数を占める従北左派の悲願なのだ。
とは言え、韓国では、伝統的に、メディア、知識人、政治家ら、両班(ヤンバン)の反日意識と庶民の親日意識との乖離が甚だしい。そして、知識階級の側に、庶民をバカにする差別意識があまりに根深い。
だから、韓国社会の表面には、常に、反日性向の発言が飛び交うが、庶民意識の実相とはズレが大きいのも事実だ。


私は、沖縄にいるので、そうしたことが、非常によく見える。なぜなら、沖縄にも、特に学識者の中に多いのだが、慰安婦像を沖縄中に建てようとする人々、自宅の神棚に慰安婦像のミニチュアを置き、沖縄に韓国の恨の碑を建てた人々、アメリカ軍を沖縄から追い出そうと反基地闘争をする人々、中国への依存によって生きようと考える人々、毎年、金正恩の誕生日を祝い、チュチェ思想を学び、いずれは北朝鮮の核によって守られたいと願う人々などが、たくさんいるからだ。
しかも、彼らは、互いに深い関係性を持ち、メディアとも繋がりながら、精力的に政治活動を繰り広げている。こうして、太田知事、翁長知事、玉城デニー知事が生まれた。
沖縄の反基地への同調圧力は根深い。反基地勢力は「オール沖縄」を称し、反基地を主張しさえすれば、猫も杓子も選挙で当選する勢いだ。沖縄の独立志向の原動力は、反米反日、そして親中だが、その背後には親北の意識が潜んでいる。
韓国の民族主義志向の場合も、それと同じ状況だが、その同調圧力の度合いは、沖縄の比ではない。中でも、反日と親北の勢いは強く、特に反日への同調圧力は凄まじい。保守であろうが革新であろうが、反日でなければ、選挙に当選しないどころか、少しでも親日的な言動をすれば、社会的に抹殺されてしまうほどだ。
沖縄でも、県内サヨクにとっては、反基地は当然のことであって、基地容認派は、県内では取るに足りない異端者であり、無視して構わない無価値な存在に過ぎない。また、反基地の闘争を支えているのは、日本への不信感と反感である。
だから、沖縄に住んでいると、韓国では反日史観が当然過ぎるものとして在り、「反日意識を醸成するために、史実を捏造して何が悪い」という感覚が、社会にまかり通る様子がよくわかるのだ。そして、核保有国としての朝鮮統一国家を、内心夢見ている人たちが、どれほど多いかも、容易に想像がつくのだ。
しかし、実際に、南北の統一が実現した場合、この東アジアの大変動は、日本にも大きな影響を及ぼす。
その大きな波を、私たちは乗り切れるだろうか。すべての鍵は、反日の呪縛を打ち破れるかどうかにかかっている。だからこそ、私たちは、反日の呪縛を打ち破るために、日本の正当性を、歴史戦を通して、明らかにしていかなければならない。
歴史認識問題を避けていてはいけない。それは、長い目で見て、この国の滅びの道である。受けて立たねばならないのだ。
歴史戦について勘違いしているサヨク系の人たちにはっきりさせておくが、歴史戦とは韓国の歴史捏造に対して、真逆の歴史修正イデオロギーで対抗するということではない。あくまでも、韓国・中国・日本国内サヨクの歴史捏造を許さず、事実に基づいて厳しく批判し続け、歴史の真実を追究していく姿勢と行動である。
そして、世界の人々に、学者や政治家やジャーナリストから草の根の人たちまで、裾野広く真実の歴史への理解を求め、プロパガンダバスター「テキサス親父」さんのような日本の理解者を、一人でも多く増やしていくことが必要だ。


それにしても、この問題が、日本という国家の存亡、日本民族の存亡そのものに深く関わっている大問題であることを、いったいどれぐらいの国民が自覚しているだろうか。
例えば、週刊文春のアンケートによると、今回の慰安婦像展示に反対の国民の割合は、わずか75%(←これが韓国人が言う『一部の日本の極右勢力』)しかいない。さらに、展示に賛成という人が16%(←これが韓国で『良心的日本人』と呼ばれている人たち)もいる。加えて、どちらとも言えない(どちらでもいい)が9%もいる。どちらでもよいのか、展示賛成なのか、ともかく、この展示に何も痛みを感じない人が、日本国民の四人に一人はいるということだ。無視できない人数だ。
言うなれば、日本人の四人に一人は、日本が貶められ、傷つけられても、何とも思わないということだ。もう、この国は、間に合わないかもしれない。手遅れなのか。日本は、このまま、滅びていくのだろうか。
今、「日本軍による慰安婦の強制連行などなかった」「韓国人のほとんどは自分の意思で日本に渡った」「慰安婦や徴用工には休日もあり、辞める自由もあった」「朝鮮人の奴隷労働などなかった」「慰安婦や徴用工には、給料がきちんと払われていたし、日本人との賃金格差や差別扱いなど、まったくなかった」「反日民族主義の妄想をやめよ!」と、ソウルの中心で激しく主張し、慰安婦像や徴用工像の前で「こんなデタラメの像をつくって、歴史の歪曲をするな!」と抗議の叫びをあげている李宇衍(イ・ウヨン)さんのような若き気鋭の学者たちが、韓国には何人も現れている。
韓国内での激しいバッシングを物ともせず、韓国国民を目覚めさせるために、「真実の歴史の回復」に命がけで尽力する、信念の塊のような良心的韓国人の研究者の方々の活動に、おんぶに抱っこの状態で、日和見の沈黙を続ける日本の研究者たちは、いったい何をしているのだ。
日本の言論人の主張の多くは、ごまかしだらけで、どっちつかずの煮え切らない言葉を継ぎ合わせただけである。大局を論ずることなく、当たり障りのない話題でお茶を濁すばかりで、何の信念も責任感も感じられない。
それどころか、吉見氏などサヨク学者の主張する「慰安婦の広義の強制性」などは、ほとんど詭弁の領域である。そうしたタチの悪い議論すらもまかり通るのは、本当に情けない話である。
この国では、腹の座った本気の言論は、なかなか出てこない。これでは、とうてい、韓国との歴史戦に勝つことはできないだろう。
それでは、いつまでたっても、この国のいわれなき恥辱を拭い去ることはできない。無念である。
周辺事態法の改正、もしくは解釈の変更による有志連合への参加、あるいは自衛隊法適用によるシーレーン防衛のための訓練名目でもいいから、ホルムズ海峡に、「いずも」などの海自の護衛艦が出動するのは、もはや、致し方ないだろう。
原油輸入の90%をペルシャ湾からの輸入に頼っている日本としては、ホルムズ海峡をタンカーが安全に航行できるかどうかは、国家存亡の問題となる。もしも、日本のタンカーが、イラン革命防衛隊によって、次々と沈められるとしたら、これはもう、〝日本の存立事態〟である。その可能性は、現状ではありえないとは言えない状況である。最低限、その覚悟はしておかなければならないだろう。
そもそも、アメリカ軍が、ペルシャ湾で、軍事的圧力を強めているからといって、イラン革命防衛隊が、自国政府の指示も仰がず、勝手にホルムズ海峡を通過する日本のタンカーを爆破したり、イギリスのタンカーを拉致したりする大義名分にはならない。
かと言って、被害を受けた日本やイギリスとしても、イラン政府そのものを完全に敵にまわすことは避けたい、というギリギリの状況である。まだ被害を受けていないドイツやフランスの場合は、ホルムズ海峡への軍艦の派遣には、なおさら躊躇しているようだ。
現在のところ、参加の意思を表明したのはイギリスだけである。
また、日本の場合は、さらに、対中国、対北朝鮮で、アメリカの軍事力に完全に依存している立場上、アメリカからの有志連合への誘いを無下に断るわけにもいかない。

韓国の現政府などは、北朝鮮と中国とさえ仲良くできれば、他の国にはさしたる関心がないので、今回は、対立を深める日本への圧力をかけてくれるようにアメリカに働きかけている都合上、「ホルムズ海峡に軍艦を派遣しただけで、アメリカが言うことを聞いてくれるならしめたもの」と、有志連合への参加に前向きな発言をしており、参加に名乗りを上げる可能性が大きい。しかも、その前向き発言の直後に、これまで韓国の介入要請を完全に無視していたアメリカのポンペオ国務長官が、日韓問題についてコメントしている。しかし、まだ、その内容は、「日韓両国への関係改善を促す」というレベルに過ぎないが。
しかし、現在、韓国は、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を匂わせ、さらには、「日本の輸出規制が続くならGSOMIAを破棄する」と、はっきりアメリカに通告することで、日米韓同盟が揺らぐことを懸念するアメリカに対して、日本がホワイト国除外を撤回するように圧力をかけるよう強要中だ。
こうして、事実上、「早く日韓対立の仲裁に乗り出せ!」と、アメリカに脅しをかける一方で、「ホルムズ海峡には軍艦を出す!」と、世界的に人気のない有志連合への参加に前向きな姿勢を打ち出しているわけだ。

超大国アメリカを動かすことで、日韓対立を韓国有利に運ぼうという策略の上に立って、ひたすら日本に勝つことだけを目指して、韓国は動いている。
このように、常に、韓国の外交上の最優先目的は、日本に謝罪させ、韓国が上であると認めさせることである。そのためならば、どんな手段でもとるし、一時的には、どんな犠牲をも厭わない。また、そのために国民が痛手を被ろうと、反省は一切しない。すべては「日本のせい」である。「韓国(文在寅と国民)には責任はない」のだ。責任を人に押し付けるためなら、どんな破廉恥な嘘でもつく。ありえない屁理屈をこねる。悪びれることなく、被害者の顔をしつづけることができる。利用できるものは、どんなものでも、自分本位に徹底的に利用し尽くす。これが、これまで一貫した韓国側のやり方だ。

だから、日韓対立において、これ以上、韓国に好き放題にさせないためにも、どう考えても、現状では、日本は、どんな形であれ、有志連合への参加の意向を示すより他ないのではないだろうか。
また、アメリカへの依存によって外交選択肢が狭まるのが嫌なら、日本もまた、独自核武装へ向けて、乗り出すしかない。