毎日新聞の8月15日の紙面で、愛知トリエンナーレの「表現の不自由」展の中止に関連して、「『従軍慰安婦はデマ』というデマ」という見出しで、あの吉見義明氏へのインタビューを掲載しています。
どうも、こうした毎日新聞の姿勢は、一般の国民の感覚から完全に乖離しているように思えます。
そして、これまで、長年、タチの悪い卑怯で無責任な言論を振り回して、慰安婦問題をでっち上げ、反日言論をリードしてきた日韓歴史戦の〝A級戦犯〟の一人である吉見氏を、今頃、担ぎ出すあたり、毎日新聞にも、日韓対立を生んだ元凶(戦犯)としての反省がまったくないように感じられます。
吉見氏は、慰安婦像に付属する慰安婦の碑に記されている「朝鮮人慰安婦20万人説」「日本軍による朝鮮人慰安婦の強制動員説」「慰安所の日本軍による管理説」「慰安婦性奴隷説」をいまだに主張し続けている〝ティラノサウルス〟のような人です。
しかし、事実は、日本政府は朝鮮人慰安婦を20万人も募集していません。そもそも、政府は、最初に内地で日本人慰安婦3万人を募集した後に、応募が2万人しかなかったので、足りない分を朝鮮で補充したに過ぎません。
また、この慰安婦募集は、公募であって、誰にも強制していません。業者も慰安婦も、軍属ではなく民間人でした。軍は移送に協力はしましたが、業者も慰安婦も、別に義務として〝従軍〟していたわけではないということです。
吉見氏は「戦争による貧困によって、否応なく慰安婦にならざるを得なかったこと」をもって、「広義の強制性」と主張し、日本軍の強制性があったと断じていますが、これはもう、言語道断の詭弁というよりほかないでしょう。吉見氏の言い分では、『罪と罰』のソーニャも性奴隷にされてしまいます。
さらに、慰安所の設営を許可したのは軍ですが、慰安所を運営(経営)していたのは民間人であり、衛生管理についても、軍のチェックはあっても、実際の管理責任は、業者に任されていました。〝朝鮮人慰安婦〟を集めて日本軍の基地のある土地に連れて行き、慰安所を経営して儲けていたのは〝朝鮮人民間業者〟です。もちろん、彼らは、前線に従軍したりはしません。なるべく安全な後方基地で商売していたのです。例えば、沖縄の宮古島にも、そうした朝鮮人業者による慰安所が営業していました。しかし、そうした慰安所の女性たちは、下級の兵士たちにとっては、本当に高嶺の花でした。
当時を知る宮古島のお婆さんは「鉄砲撃ったら後ろにひっくり返るような日本兵に、どうして女を抱くことができる?」と言います。
加えて、慰安婦には、当時、将官の給与を上回る高給が与えられていました。そして、慰安婦は、望めばいつでも自由に辞めることができました。破格の高額な労賃が支払われ、自分の意思で働いている状態を、普通、誰も奴隷労働とは言いません。
当時、親孝行な娘たちの仕送りや持ち帰ったお金で、家を建てた親たちも多かったのです。そうした慰安婦の建てた家で育った人たちも、韓国には沢山いるでしょう。
一部の悪質な人買い業者が、未成年の少女を親から買って、不法に戦地に連れて行き、奴隷的に使役したことがあったとしても、それをもって、慰安婦は性奴隷だったと断じるのは、まったく間違っています。
それどころか、慰安所を運営した民間人の朝鮮人業者の多くは、良心的に誠実に仕事をしており、自分の仕事に誇りを持っていました。慰安婦の預貯金を預かり、本国の家族への送金も、代行していました。慰安婦の休業手続きや廃業手続きも行い、本国に慰安婦を帰す手続きも行なっていました。その際、後で、本国に着いた慰安婦に預かっていた預金を送金したりもしています。休日には、慰安婦たちを、博物館や映画館に連れて行くこともありました。慰安婦を連れて、大詔奉戴記念式に出席したりもしています。
ハレの日に、慰安婦運営者が、慰安婦を連れて式典に出席したのです。慰安婦は、社会の中で、人として、敬意を持って扱われています。これで、性奴隷とは、誰が考えても、言えないでしょう。
占領地であった中国や東南アジアとは異なり、台湾や朝鮮半島は、当時、日本の一部だったのですから、日本国民として本国国民以上に政府が気を使っている朝鮮人や台湾人の一般女性に対して、「日本軍が組織的に無理やり慰安婦になることを強いる」ということは、ありえなかったのです。
ところが、韓国軍の場合は別で、朝鮮戦争前後の時期、共産主義者であるという名目で、実際に、想像を絶する規模で、済州島住民や保導連盟関係者である〝自国民の少女〟を凌辱して虐殺したり、強制的に拉致して韓国軍の慰安婦にするという非道の所業を、広範囲で行ないました。彼女たちこそが、ホンモノの〝性奴隷〟でした。
また、韓国軍の慰安所は、日本軍の場合と異なって公設・国営の慰安所であり、軍が直接、管理・運営していました。さらに韓国軍の慰安婦は、特殊慰安隊と呼ばれ、軍の正規の組織の一部だったのです。
さらに、慰安婦は、朝鮮戦争では、〝第5種補給品〟として、一人一人、ドラム缶に入れられて、最前線までトラックで移送されることもありました。
朝鮮戦争期、ベトナム戦争期など、時期によって増減はありますが、およそ5万〜30万人程度、韓国人女性中心に北朝鮮人やベトナム人女性なども、米軍や韓国軍の慰安所で、慰安婦として働いていた、と言われています。
「公設慰安所」時代の韓国では、民間の斡旋業者による少女の誘拐も後をたちませんでした。朝鮮戦争期には北朝鮮から拉致された少女たちがいましたし、ベトナム戦争期に南ベトナムに開設された慰安所には、ベトナム人少女たちが拉致されて働かされた場合もありました。無理やり韓国軍の慰安婦にされた彼女たちは、まさしく〝性奴隷〟と言って良いでしょう。
ところが、一方で、公設慰安所の解散後、1960〜70年代の米軍基地の私設慰安所の慰安婦たちは、「ドルを稼ぐ愛国者(洋公主)」「真の愛国者」とも呼ばれました。彼女たちの多くは、自分の意思で慰安婦となり、国策に従って、米兵の相手をしてドルを稼いだのです。
吉見氏が言うように、「職業選択の自由があれば慰安婦になる女性はいない」という論に従うなら、自らの意思で慰安婦になった1960〜80年代までの韓国の女性たちもまた、強制的に慰安婦にされたということになります。そして、その数は、累計で100万人を超えます。
ところが、1990年代になって、悪名高い吉田清治の〝慰安婦狩り〟証言をきっかけに、日本軍の慰安婦の問題が取り沙汰されるようになると、奇妙なことに、基地の慰安所で働く女性たちは、急に「慰安婦」とは呼ばれなくなり、代わりに「基地の女性」などと呼ばれるようになります。つまり、なぜか、韓国軍や米軍向けの慰安婦たちは、突然、「どこにもいなかった」ことにされてしまったのです。
韓国軍の慰安所と言えば、ベトナム戦争期には、ベトナム人の未成年の少女を含む女性たちを、大勢、凌辱したり、慰安所に拉致して〝性奴隷〟としたことからも、韓国人との混血児(ライダイハン)を生む女性が多かったのは、有名な事実です。そのすべてが、「なかったこと」にされたのです。
そして、その後、韓国の人々は、まるで、自分たちは何の罪もないかのような、何の嘘もついていないような顔をして、福島瑞穂ら、日本の〝良心的知識人〟の煽動に乗って、臆面もなく、一方的に日本軍の慰安婦の問題を責め立て始めました。「盗人猛々しい」とは、このことです。
ところが、彼らの嘘は、次の世代の若者たちにとっては、疑う余地のない、信じるべき絶対の〝真実〟となりました。そして、過酷な経験をしたとされる日本軍の慰安婦を讃える「慰安婦の日」までつくってしまいました。かつて「真の愛国者」とまで讃えられた韓国軍の慰安婦は、含まれていません。なぜなら、韓国では「性奴隷にされたのは、日本軍慰安婦だけ」ということに、なっているからです。
「嘘も百回つけば〝真実〟になる」というナチスのプロパガンダ大臣ゲッペルスの言葉は、まことにこのことをさします。
残念ながら、日本の〝良心的知識人〟は、上記のような事実に即した指摘を受けても、潔く自らの過ちを認めることは決してありません。けれども、上記の内容こそが、慰安婦に関する掛け値無しの真相なのです。
今日の日韓対立の主な要因は、『慰安婦・徴用工などに関する事実とあまりにも異なる〝反日神話〟が、韓国で一般に史実として信じ込まれていること』にあります。
しかし、韓国人にその神話を布教し、信じ込ませたのは、日本人の宣教師たち、いわゆる〝日本の良心的知識人〟たちです。吉見氏と、朝日・毎日は、その代表的存在と言えます。彼らの独善的で無責任な主張や報道こそが、今日の日韓対立を生んだ根本原因なのです。
それなのに、なぜ、彼らは、今日の日韓歴史戦と日韓対立を生み出した原因が、自分たちの言動にあることを、いつまでたっても自覚できないのでしょうか。
それは、彼らのこれまでの言動や思考や生活姿勢が、彼らの脳の構造と機能を、既に決定づけ、固定化してしまっているからです。
そのような硬直した機能不全の状態に陥った脳を、〝サヨク脳〟と言ってもいいかもしれません。〝サヨク脳〟から脱却できない人の最大の問題点は、現実認識能力の歪みにあるのですが、その歪みをもたらしているものは、本人の強烈な我の強さと自己愛です。そして、なによりも「誠実さに欠ける」ということに尽きます。
吉見氏も、朝日・毎日も、この〝サヨク脳〟の持ち主として、今なお、この世界に不和と対立の種を撒き散らし続けているのです。
ですから、韓国社会に蔓延する『日本を絶対悪とする極めて反日偏向の強い歴史認識の妄想性を糾弾する』内容で、現在ソウルの書店で売り上げトップとなっているベストセラー書籍「反日種族主義」の著者の一人である李宇韺(イ・ウヨン)氏が述べているように、「日本の〝良心的知識人〟の言葉に、どうか気をつけてください」と言うよりほかありません。
李宇韺(イ・ウヨン)氏は、韓国で徴用工認定されている人たちのほとんどは、日本への渡航と労働を強制された徴用工ではなく、自分の意思で日本に渡航し、自分の意思で働いていた人たちであることを指摘し、さらに、たとえ徴用工であっても、休暇もとれたし、給与面やその他の待遇面での日本人との差別もなかったことを明らかにしました。
また、李宇韺(イ・ウヨン)氏は、国連でも、このことを丁寧に説明して、「多くの韓国人が、徴用工として日本に強制連行され、奴隷労働を強いられた」という韓国の歴史認識は間違っていることを訴えました。
しかし、私たち日本人もまた、日本の戦後教育において、「在日朝鮮人の人たちは、無理やり日本に連れてこられて、強制労働させられた人たちだ」と教わってきたのではないでしょうか。
このような事実に基づかない戦前の日本を全否定する教育で、子どもたちを洗脳してきたのが、戦後日本の〝良心的教育者〟たちなのです。
かつて、私が小学生だった頃、小学校の社会科の先生が、たしか、6年生の時だったと思うのですが、授業の中で、こう言ったことがあります。
「いいですか、みなさん。今日、超大国と言える国は、世界に一つしかありません。それはソ連です。ソ連だけです。アメリカは、超大国とは言えません。」
彼は、当時の〝良心的知識人〟の一人だったのだろうと思います。
小学生ながら「これは、事実ではなくて、先生個人の思想だな」と、思った記憶があります。
ソ連が崩壊した時、その先生の言葉を思い出しました。そして、「思い込みというのは、恐ろしいものだな」と思ったものです。
「拉致などなかった可能性がある(北朝鮮が認める以前)」「個人の〝自由〟の度合いが多少韓国より小さいとしても、それは問題ではない」「国家の〝自主〟のある北朝鮮こそ、朝鮮半島の正統な政府と考えるべきだ(←盧武鉉・文在寅もこの立場)」「安倍首相が韓国を相手としない(無視している)のは、平和国家日本の終焉である」など、一連の奇怪な言説で有名な〝良心的日本人〟の〝代表〟の一人である和田春樹氏についても、私は同じような匂いを感じます。彼らには、現実が見えないのです。
慰安婦像の展示について「表現の不自由」を訴える人もまた、同じです。
【例えば、あなたの自宅の正面の公道上に、奇妙な市民団体が、立て札と少女の銅像を立てました。その立て札には、「この家の主人の祖父は、75年前、先の大戦で、残虐非道をほしいままにした日本兵のひとりで、この銅像の少女は、この家の祖父ら日本兵の男たちに拉致され、強制的に性奴隷にされた20万人ものアジアの少女たち、女性たちの苦しみ、哀しみを象徴しています」と、とんでもない〝妄想〟糾弾文が記されています。
あなたは、行政府に、立て札の内容は事実無根だと訴え、裁判所にも立て札と像の撤去を訴えました。
けれども、行政府は、「当時の体験者の証言がある」「証言に基づく映画も、日本兵の残虐行為を示す証拠として、たくさん作られている」「韓国でも、慰安婦の軍による強制性はあったことが、国連でも認められている」「慰安婦は性奴隷だったと、日本人の吉見先生も認めている」と声高に主張する市民団体を支援するメディアの反応を気にして、見て見ぬ振りです。裁判所も、「私の祖父は、少女を性奴隷になどしていない」「そもそも韓国人の慰安婦は公募だ」という、あなたの言い分に、まったく耳を貸そうともせず、あなたの主張は一切認められません。
さらに、その立て札と像の隣には、市民団体がテントを張って、立て札と像を撤去しようとするあなたたちの動きを、24時間、監視しています。
毎週、日曜日には、その像を囲んで、市民団体が抗議集会を開きます。「お前たちの先祖の罪を反省しろ!」「お前たちの罪は千年でも万年でも消えないぞ!」「這いつくばって謝罪しろ!」と、シュプレヒコールが止みません。この状態が、もう何年も続いています。
近所には、祖父の韓国人少女への残虐な拷問の様子をリアルに表す等身大の蝋人形館が「歴史博物館」と称してオープンし、休日には家族連れや高校生など、見学者の長蛇の列ができます。ドキュメントと称して、韓国人の少女たちが極悪非道な日本兵に虐殺される実写映画やアニメ映画も、毎年のように新作が作られ、各地で上映されています。「あそこの亡くなったおじいちゃんは、あんなひどいことや、こんなひどいことまでしたんだ」と、近所では、常に話題になります。
この家の家族、元日本兵の曾孫や曾々孫などは、あまりの意味のわからなさに気が狂いそうです。どう考えても、祖父への非難は、道理が通りません。「納得できないことで、頭を下げることはできない」と家族は一致団結しています。家族の間では、理不尽極まる市民団体への憎悪が、ますます増幅していきます。
さて、この少女像は「平和の像」でしょうか。
やがて、この像が、美術展に展示されることになりました。この家の家族は、展示に激しく抗議しました。感情が激し過ぎて、過激な脅しのような言葉も使いました。
展示は中止され、像の製作者と市民団体、そしてメディアが「テロを匂わす卑劣な脅迫に屈するな!」「表現の自由のゆゆしき侵害だ!」「少女像を守れ!」「再展示せよ!」と叫んでいます。】
今、こんな状況ですよね。
以上が、「慰安婦(少女)像が、『日本人へのヘイト』である理由」です。これが理解できないとしたら、おそらく、その人たちは、長年、良心的日本人たちの洗脳に晒されてきたせいで、物事の見方が硬直してしまっているのでしょう。かわいそうなことです。
慰安婦問題にしても、徴用工問題にしても、一番悪い奴らは誰かというと、そうした歴史問題の捏造を続けてきた、この日本国の〝良心的知識人〟の方たちなのです。
だから、李宇韺(イ・ウヨン)先生は、日本人への心からの助言として、『良心的日本人を警戒せよ!」と言っているのです。
『彼ら〝良心的日本人〟による歴史修正の害悪に、多くの一般の日本人が気づき、彼らの言葉が社会的影響力を失うことが、日韓歴史認識問題の解決の上で、まず手始めに、最も重要なことだ』というのが、李宇韺(イ・ウヨン)先生が、日本の人々に一番伝えたいことです。
しかし、上記の毎日新聞の吉見氏の談話を載せた記事などを読むと、その道は、まだまだ果てしなく遠いように感じてしまいます。加えて、毎日新聞は、9月13日にも、吉見氏に「『慰安婦問題はデマ』というデマ」というほぼ同一のテーマで話をさせ、日本社会と韓国社会に、さらなる害毒を撒き散らしている状況です。
前回は「『従軍慰安婦はデマ』というデマ」だったのが、今度は、従軍慰安婦ではなく、慰安婦問題になっています。彼らは、話を慰安婦問題という抽象論全般に広げることで、あらゆる指摘から逃げて、話をわざとぼやけさせ、論点をすり替えて、煙に巻こうとしています。
いつもの吉見氏お得意のタチの悪い〝すり替え論法〟です。「強制連行→広義の強制性」のような、論点の完全なすり替えと、屁理屈による自己弁護の羅列ですね。
肝心のことは、吉見氏の擁護する慰安婦像付属の碑文にある「慰安婦20万人」「日本軍による少女への奴隷的性行為の強制、あるいは軍による強制連行」「慰安婦は日本軍の性奴隷」が、圧倒的に史実の歪曲であり、ありえないほど事実と乖離した〝デマ(捏造)〟である、ということです。
しかし、毎日新聞にも、吉見氏にも、反省などどこにもありません。彼らは、「自分が間違っているのでは…」という自然な不安を感じることを「弱気のせいだ」と拒絶し、あくまでも「私は正しい」→「だから、ネトウヨとかおかしい連中に非難される」→「だから、私は正しいことを言い続けなければならない」と、見当違いに強く心を保とうとする悪しき三段論法の無限ループに陥っています。
こんな状況だから、日韓対立に終わりが見えてこないのです。
*日韓関係に関わる極度に偏向した観念を持つ代表的な良心的日本人→吉見義明、和田春樹、香山リカ、志位和夫、福島瑞穂、辻元清美、村山富市、鳩山由紀夫、河野洋平、植村隆、上野千鶴子、やくみつる、茂木健一郎、保坂祐二(←すでに韓国籍を持つ元日本人の方です)など。
彼らの不思議な共通点は、ある種の理念のバリアーによる〝鈍感力〟というのだろうか、北朝鮮の人権問題と香港の民主化問題には、まったく興味がない、というか、〝良心回路〟が発動しないことである。
北朝鮮では、平壌だけで、今年すでに1200人以上の政治犯が粛清・処刑されたというが、これが、和田春樹の主張する北朝鮮の〝自主〟なのか。そうした和田の言論を非難する論調は、左派メディアのどこからも聞こえない。
ともかく、基本的にサヨクは、中国の軍事増強やデジタル独裁の進展状況、北朝鮮、ウイグル、チベット、香港の人権問題、さらに台湾の政治状況など、中国をめぐる深刻な問題には、まったく関心がない。
例えばサヨク系ニュースサイトのリテラでは、6月16日の段階で、香港デモが、早々と一件落着したような記述が、「リテラは言及した!」という証拠作りのような形で、ポツンとあり、しかも、記事の後段では、「香港の状況と沖縄の状況は同じ」という意味不明の主張がなされている。そして、それ以降のデモの進展状況については、完全にダンマリである。
それどころか、一般に「ネトウヨは、『香港デモについて、サヨクはダンマリ』と嘘をつく」と、ごまかしに必死になる傾向も見受けられる。
**良心的在日コリアン→辛淑玉(シン・スゴ)
嫌韓デモと対決する「のりこえねっと」の中心人物。在日コリアンによる日本国内での政治運動のリーダーとして、複数の良心的日本人たちと連帯し、沖縄の辺野古・高江の米軍基地反対運動にも積極的に関わっている。
沖縄の米軍基地をすべて撤退させ、日米同盟を解消させた上で、韓国を吸収合併した北朝鮮と中国の力を借りて、沖縄を日本から独立させ、最終的には中国・統一朝鮮の軍門に日本がくだるという結果を見るのが彼らの夢だ。「それが、東アジアのあるべき姿だ」と、彼らは信じている。
ちなみに、上記の和田春樹と上野千鶴子は、「のりこえねっと」の共同代表に名を連ねる、代表的な日本の〝良心的〟知識人である。
上野や和田は、朴裕河氏の「帝国の慰安婦」有罪判決においても、「日本軍による組織的な慰安婦の強制連行などなかった」「慰安婦は、一般に少女ではない」「日本兵と慰安婦には同志的な人間関係さえあった」という書の内容への不満から、韓国の高裁判決を、ほぼ黙認する立場である。また、ろうそくデモによる朴槿恵の引きずり下ろしと国政壟断の罪での過剰な有罪判決に対しても、何も違和感を感じていないらしい。
また、辛淑玉と「のりこえねっと」は、ヘイトを、つまり、互いの憎しみを乗り越えようという趣旨の活動なのかと思えば、実は、日本国内の左派的政治的闘争に積極的に参加して、その闘争をいたずらに激化させる側に立っているように思える。むしろ、〝闘争の神様〟である。
一方で、香港の民主化を求めるグループと連帯しようという気はないらしい。
***良心的在日香港人→アグネス・チャン
巨大集金マシーンとして絶大な機能を持つNGO組織「日本ユニセフ協会」の役員として、ユニセフにまつわる巨額の利権に関わる中心人物のひとり。
返還前にイギリス植民地籍(BNO)を得ており、自由と権利を保障されたイギリス籍の香港人でありながら、台湾の民進党や香港の民主化運動には批判的である。〝民主の女神〟と呼ばれる雨傘運動のリーダーの一人アグネス・チョウさんとは、まったく相容れない〝親中派〟の香港人。
今回、香港の自治への介入を強める中国政府に反発して、民主化を求める香港市民の反中国政府デモが続いているが、こうした市民の政府への不信感や反感についても、アグネス・チャンは一切共感を示さない。一中国政府への批判を一切せず、市民側の行動に対して、懐疑的・否定的という態度は、長年、一貫している。
2014年には「香港のデモは民主主義を破壊する行為」と、雨傘運動を非難する発言をしたこともある。今回も、「デモに参加して目を負傷した大学生は、実は香港警察ではなく民主派によって傷つけられたのだ」と匂わす発言を、8月14日に、自身のブログに綴っている。
一方で、警官によるデモ参加者への激しい暴行映像についての発言はなく、デモ参加者になりすました警官(←実は人民解放軍)による自作自演の火炎瓶投げについても言及しない。中国政府の立場を傷つける発言は絶対にしない。習近平に実に忠実である。
アグネス・チャンは、自分は自由を束縛される恐れのないイギリス籍を持つ「保険をかけた」立場に安住しながら、ジリジリと中国の監視や支配が強まる中で生活する香港市民の焦燥感や不安や恐怖や絶望を一切共有しようとはしないのだ。
デモに参加する香港市民は命がけである。民主主義終焉の絶望と政府への抗議による焼身自殺も増えている。中国支配の強まりから香港に見切りをつけて、台湾や日本に脱出する香港人も激増している。そういう現状も、アグネス・チャンは、どこ吹く風だ。
それどころか、ユニセフに深く関わり、人権問題に積極的に発言し、自由を愛する「香港人」を名乗りながら、強大化する中国の勢いに迎合しようとしているようにさえ見える。そして、慰安婦問題などでは、韓国や良心的日本人と一緒になって日本に攻撃的であり、歴史認識を歪めるのに積極的である。その一方で、安倍晋三氏に対してもよい顔をしている。
このような〝親中派〟香港人アグネス・チャンの矛盾に満ちた政治姿勢には、金美齢さん、アグネス・チョウさん含めて、内外から多くの批判がある。
そして、その批判の背後には、アグネス・チャンの公的活動に対する、ある疑念が存在している。それは、「この人は、すべての活動意図において、実は、自分の利益しか考えていないのではないか」「ともかく、お金と権力が好きということか」ということである。
ちなみに、名前の近いアグネス・チョウさんの立場は、香港の非親中派の中でも「自決派」の立場をとり、「たとえ香港独立を主張する人の権利であっても、国によって保障されるべきだ」と主張する。
このチョウさんの考え方は、つまり、香港に台湾や日本並みの人権を求めている、と受け取ることができる。
例えば、日本では、沖縄独立を訴える人の人権も、公的に保障されている。私自身、沖縄独立を主張する知り合いは大勢いるし、彼らは、その主張を公衆の前で表明しているが、それで政府によって人権が制限されることはない。
しかし、中国・香港では、これが通用しない。こうした香港の人権抑圧の現状について、イギリス籍で日本在住の資産家として極めて安全な立場にいるアグネス・チャンが、中国政府を激しく非難しないどころか、逆に、自分の社会的影響力を用いて中国政府の擁護を続けているという現状を考えれば、ユニセフ大使の資格を疑われてもしかたがないのではないだろうか。
あるいは、「ユニセフそのもののに問題がある」とも考えられる事態である。
ともかく、昨今は、国連組織やNGOの胡散臭さが、あまりにも目立って、甚だしくなってきており、『国際ボランティア組織や国連が、人の善意を食い物にする』という残念な時代なのだ。
一方で、アグネス・チョウさん含む、香港の民主派の一部は、日本の〝良心的〟〝サヨク的〟な若者たちとも親しく、もともと中国の反日教育や情報操作のせいもあって、偏向した歴史を鵜呑みにしている面もあって、香港の日本領事館前に慰安婦像を建てるという、とんでもない間違いもしでかしている。
その点では、サンフランシスコに慰安婦像を建てた中国系リベラルと同じである。
どこを、どうフォローすればよいのか、本当に深刻な政治状況で、なんとも救いようがない。
どうも、こうした毎日新聞の姿勢は、一般の国民の感覚から完全に乖離しているように思えます。
そして、これまで、長年、タチの悪い卑怯で無責任な言論を振り回して、慰安婦問題をでっち上げ、反日言論をリードしてきた日韓歴史戦の〝A級戦犯〟の一人である吉見氏を、今頃、担ぎ出すあたり、毎日新聞にも、日韓対立を生んだ元凶(戦犯)としての反省がまったくないように感じられます。
吉見氏は、慰安婦像に付属する慰安婦の碑に記されている「朝鮮人慰安婦20万人説」「日本軍による朝鮮人慰安婦の強制動員説」「慰安所の日本軍による管理説」「慰安婦性奴隷説」をいまだに主張し続けている〝ティラノサウルス〟のような人です。
しかし、事実は、日本政府は朝鮮人慰安婦を20万人も募集していません。そもそも、政府は、最初に内地で日本人慰安婦3万人を募集した後に、応募が2万人しかなかったので、足りない分を朝鮮で補充したに過ぎません。
また、この慰安婦募集は、公募であって、誰にも強制していません。業者も慰安婦も、軍属ではなく民間人でした。軍は移送に協力はしましたが、業者も慰安婦も、別に義務として〝従軍〟していたわけではないということです。
吉見氏は「戦争による貧困によって、否応なく慰安婦にならざるを得なかったこと」をもって、「広義の強制性」と主張し、日本軍の強制性があったと断じていますが、これはもう、言語道断の詭弁というよりほかないでしょう。吉見氏の言い分では、『罪と罰』のソーニャも性奴隷にされてしまいます。
さらに、慰安所の設営を許可したのは軍ですが、慰安所を運営(経営)していたのは民間人であり、衛生管理についても、軍のチェックはあっても、実際の管理責任は、業者に任されていました。〝朝鮮人慰安婦〟を集めて日本軍の基地のある土地に連れて行き、慰安所を経営して儲けていたのは〝朝鮮人民間業者〟です。もちろん、彼らは、前線に従軍したりはしません。なるべく安全な後方基地で商売していたのです。例えば、沖縄の宮古島にも、そうした朝鮮人業者による慰安所が営業していました。しかし、そうした慰安所の女性たちは、下級の兵士たちにとっては、本当に高嶺の花でした。
当時を知る宮古島のお婆さんは「鉄砲撃ったら後ろにひっくり返るような日本兵に、どうして女を抱くことができる?」と言います。
加えて、慰安婦には、当時、将官の給与を上回る高給が与えられていました。そして、慰安婦は、望めばいつでも自由に辞めることができました。破格の高額な労賃が支払われ、自分の意思で働いている状態を、普通、誰も奴隷労働とは言いません。
当時、親孝行な娘たちの仕送りや持ち帰ったお金で、家を建てた親たちも多かったのです。そうした慰安婦の建てた家で育った人たちも、韓国には沢山いるでしょう。
一部の悪質な人買い業者が、未成年の少女を親から買って、不法に戦地に連れて行き、奴隷的に使役したことがあったとしても、それをもって、慰安婦は性奴隷だったと断じるのは、まったく間違っています。
それどころか、慰安所を運営した民間人の朝鮮人業者の多くは、良心的に誠実に仕事をしており、自分の仕事に誇りを持っていました。慰安婦の預貯金を預かり、本国の家族への送金も、代行していました。慰安婦の休業手続きや廃業手続きも行い、本国に慰安婦を帰す手続きも行なっていました。その際、後で、本国に着いた慰安婦に預かっていた預金を送金したりもしています。休日には、慰安婦たちを、博物館や映画館に連れて行くこともありました。慰安婦を連れて、大詔奉戴記念式に出席したりもしています。
ハレの日に、慰安婦運営者が、慰安婦を連れて式典に出席したのです。慰安婦は、社会の中で、人として、敬意を持って扱われています。これで、性奴隷とは、誰が考えても、言えないでしょう。
占領地であった中国や東南アジアとは異なり、台湾や朝鮮半島は、当時、日本の一部だったのですから、日本国民として本国国民以上に政府が気を使っている朝鮮人や台湾人の一般女性に対して、「日本軍が組織的に無理やり慰安婦になることを強いる」ということは、ありえなかったのです。
ところが、韓国軍の場合は別で、朝鮮戦争前後の時期、共産主義者であるという名目で、実際に、想像を絶する規模で、済州島住民や保導連盟関係者である〝自国民の少女〟を凌辱して虐殺したり、強制的に拉致して韓国軍の慰安婦にするという非道の所業を、広範囲で行ないました。彼女たちこそが、ホンモノの〝性奴隷〟でした。
また、韓国軍の慰安所は、日本軍の場合と異なって公設・国営の慰安所であり、軍が直接、管理・運営していました。さらに韓国軍の慰安婦は、特殊慰安隊と呼ばれ、軍の正規の組織の一部だったのです。
さらに、慰安婦は、朝鮮戦争では、〝第5種補給品〟として、一人一人、ドラム缶に入れられて、最前線までトラックで移送されることもありました。
朝鮮戦争期、ベトナム戦争期など、時期によって増減はありますが、およそ5万〜30万人程度、韓国人女性中心に北朝鮮人やベトナム人女性なども、米軍や韓国軍の慰安所で、慰安婦として働いていた、と言われています。
「公設慰安所」時代の韓国では、民間の斡旋業者による少女の誘拐も後をたちませんでした。朝鮮戦争期には北朝鮮から拉致された少女たちがいましたし、ベトナム戦争期に南ベトナムに開設された慰安所には、ベトナム人少女たちが拉致されて働かされた場合もありました。無理やり韓国軍の慰安婦にされた彼女たちは、まさしく〝性奴隷〟と言って良いでしょう。
ところが、一方で、公設慰安所の解散後、1960〜70年代の米軍基地の私設慰安所の慰安婦たちは、「ドルを稼ぐ愛国者(洋公主)」「真の愛国者」とも呼ばれました。彼女たちの多くは、自分の意思で慰安婦となり、国策に従って、米兵の相手をしてドルを稼いだのです。
吉見氏が言うように、「職業選択の自由があれば慰安婦になる女性はいない」という論に従うなら、自らの意思で慰安婦になった1960〜80年代までの韓国の女性たちもまた、強制的に慰安婦にされたということになります。そして、その数は、累計で100万人を超えます。
ところが、1990年代になって、悪名高い吉田清治の〝慰安婦狩り〟証言をきっかけに、日本軍の慰安婦の問題が取り沙汰されるようになると、奇妙なことに、基地の慰安所で働く女性たちは、急に「慰安婦」とは呼ばれなくなり、代わりに「基地の女性」などと呼ばれるようになります。つまり、なぜか、韓国軍や米軍向けの慰安婦たちは、突然、「どこにもいなかった」ことにされてしまったのです。
韓国軍の慰安所と言えば、ベトナム戦争期には、ベトナム人の未成年の少女を含む女性たちを、大勢、凌辱したり、慰安所に拉致して〝性奴隷〟としたことからも、韓国人との混血児(ライダイハン)を生む女性が多かったのは、有名な事実です。そのすべてが、「なかったこと」にされたのです。
そして、その後、韓国の人々は、まるで、自分たちは何の罪もないかのような、何の嘘もついていないような顔をして、福島瑞穂ら、日本の〝良心的知識人〟の煽動に乗って、臆面もなく、一方的に日本軍の慰安婦の問題を責め立て始めました。「盗人猛々しい」とは、このことです。
ところが、彼らの嘘は、次の世代の若者たちにとっては、疑う余地のない、信じるべき絶対の〝真実〟となりました。そして、過酷な経験をしたとされる日本軍の慰安婦を讃える「慰安婦の日」までつくってしまいました。かつて「真の愛国者」とまで讃えられた韓国軍の慰安婦は、含まれていません。なぜなら、韓国では「性奴隷にされたのは、日本軍慰安婦だけ」ということに、なっているからです。
「嘘も百回つけば〝真実〟になる」というナチスのプロパガンダ大臣ゲッペルスの言葉は、まことにこのことをさします。
残念ながら、日本の〝良心的知識人〟は、上記のような事実に即した指摘を受けても、潔く自らの過ちを認めることは決してありません。けれども、上記の内容こそが、慰安婦に関する掛け値無しの真相なのです。
今日の日韓対立の主な要因は、『慰安婦・徴用工などに関する事実とあまりにも異なる〝反日神話〟が、韓国で一般に史実として信じ込まれていること』にあります。
しかし、韓国人にその神話を布教し、信じ込ませたのは、日本人の宣教師たち、いわゆる〝日本の良心的知識人〟たちです。吉見氏と、朝日・毎日は、その代表的存在と言えます。彼らの独善的で無責任な主張や報道こそが、今日の日韓対立を生んだ根本原因なのです。
それなのに、なぜ、彼らは、今日の日韓歴史戦と日韓対立を生み出した原因が、自分たちの言動にあることを、いつまでたっても自覚できないのでしょうか。
それは、彼らのこれまでの言動や思考や生活姿勢が、彼らの脳の構造と機能を、既に決定づけ、固定化してしまっているからです。
そのような硬直した機能不全の状態に陥った脳を、〝サヨク脳〟と言ってもいいかもしれません。〝サヨク脳〟から脱却できない人の最大の問題点は、現実認識能力の歪みにあるのですが、その歪みをもたらしているものは、本人の強烈な我の強さと自己愛です。そして、なによりも「誠実さに欠ける」ということに尽きます。
吉見氏も、朝日・毎日も、この〝サヨク脳〟の持ち主として、今なお、この世界に不和と対立の種を撒き散らし続けているのです。
ですから、韓国社会に蔓延する『日本を絶対悪とする極めて反日偏向の強い歴史認識の妄想性を糾弾する』内容で、現在ソウルの書店で売り上げトップとなっているベストセラー書籍「反日種族主義」の著者の一人である李宇韺(イ・ウヨン)氏が述べているように、「日本の〝良心的知識人〟の言葉に、どうか気をつけてください」と言うよりほかありません。
李宇韺(イ・ウヨン)氏は、韓国で徴用工認定されている人たちのほとんどは、日本への渡航と労働を強制された徴用工ではなく、自分の意思で日本に渡航し、自分の意思で働いていた人たちであることを指摘し、さらに、たとえ徴用工であっても、休暇もとれたし、給与面やその他の待遇面での日本人との差別もなかったことを明らかにしました。
また、李宇韺(イ・ウヨン)氏は、国連でも、このことを丁寧に説明して、「多くの韓国人が、徴用工として日本に強制連行され、奴隷労働を強いられた」という韓国の歴史認識は間違っていることを訴えました。
しかし、私たち日本人もまた、日本の戦後教育において、「在日朝鮮人の人たちは、無理やり日本に連れてこられて、強制労働させられた人たちだ」と教わってきたのではないでしょうか。
このような事実に基づかない戦前の日本を全否定する教育で、子どもたちを洗脳してきたのが、戦後日本の〝良心的教育者〟たちなのです。
かつて、私が小学生だった頃、小学校の社会科の先生が、たしか、6年生の時だったと思うのですが、授業の中で、こう言ったことがあります。
「いいですか、みなさん。今日、超大国と言える国は、世界に一つしかありません。それはソ連です。ソ連だけです。アメリカは、超大国とは言えません。」
彼は、当時の〝良心的知識人〟の一人だったのだろうと思います。
小学生ながら「これは、事実ではなくて、先生個人の思想だな」と、思った記憶があります。
ソ連が崩壊した時、その先生の言葉を思い出しました。そして、「思い込みというのは、恐ろしいものだな」と思ったものです。
「拉致などなかった可能性がある(北朝鮮が認める以前)」「個人の〝自由〟の度合いが多少韓国より小さいとしても、それは問題ではない」「国家の〝自主〟のある北朝鮮こそ、朝鮮半島の正統な政府と考えるべきだ(←盧武鉉・文在寅もこの立場)」「安倍首相が韓国を相手としない(無視している)のは、平和国家日本の終焉である」など、一連の奇怪な言説で有名な〝良心的日本人〟の〝代表〟の一人である和田春樹氏についても、私は同じような匂いを感じます。彼らには、現実が見えないのです。
慰安婦像の展示について「表現の不自由」を訴える人もまた、同じです。
【例えば、あなたの自宅の正面の公道上に、奇妙な市民団体が、立て札と少女の銅像を立てました。その立て札には、「この家の主人の祖父は、75年前、先の大戦で、残虐非道をほしいままにした日本兵のひとりで、この銅像の少女は、この家の祖父ら日本兵の男たちに拉致され、強制的に性奴隷にされた20万人ものアジアの少女たち、女性たちの苦しみ、哀しみを象徴しています」と、とんでもない〝妄想〟糾弾文が記されています。
あなたは、行政府に、立て札の内容は事実無根だと訴え、裁判所にも立て札と像の撤去を訴えました。
けれども、行政府は、「当時の体験者の証言がある」「証言に基づく映画も、日本兵の残虐行為を示す証拠として、たくさん作られている」「韓国でも、慰安婦の軍による強制性はあったことが、国連でも認められている」「慰安婦は性奴隷だったと、日本人の吉見先生も認めている」と声高に主張する市民団体を支援するメディアの反応を気にして、見て見ぬ振りです。裁判所も、「私の祖父は、少女を性奴隷になどしていない」「そもそも韓国人の慰安婦は公募だ」という、あなたの言い分に、まったく耳を貸そうともせず、あなたの主張は一切認められません。
さらに、その立て札と像の隣には、市民団体がテントを張って、立て札と像を撤去しようとするあなたたちの動きを、24時間、監視しています。
毎週、日曜日には、その像を囲んで、市民団体が抗議集会を開きます。「お前たちの先祖の罪を反省しろ!」「お前たちの罪は千年でも万年でも消えないぞ!」「這いつくばって謝罪しろ!」と、シュプレヒコールが止みません。この状態が、もう何年も続いています。
近所には、祖父の韓国人少女への残虐な拷問の様子をリアルに表す等身大の蝋人形館が「歴史博物館」と称してオープンし、休日には家族連れや高校生など、見学者の長蛇の列ができます。ドキュメントと称して、韓国人の少女たちが極悪非道な日本兵に虐殺される実写映画やアニメ映画も、毎年のように新作が作られ、各地で上映されています。「あそこの亡くなったおじいちゃんは、あんなひどいことや、こんなひどいことまでしたんだ」と、近所では、常に話題になります。
この家の家族、元日本兵の曾孫や曾々孫などは、あまりの意味のわからなさに気が狂いそうです。どう考えても、祖父への非難は、道理が通りません。「納得できないことで、頭を下げることはできない」と家族は一致団結しています。家族の間では、理不尽極まる市民団体への憎悪が、ますます増幅していきます。
さて、この少女像は「平和の像」でしょうか。
やがて、この像が、美術展に展示されることになりました。この家の家族は、展示に激しく抗議しました。感情が激し過ぎて、過激な脅しのような言葉も使いました。
展示は中止され、像の製作者と市民団体、そしてメディアが「テロを匂わす卑劣な脅迫に屈するな!」「表現の自由のゆゆしき侵害だ!」「少女像を守れ!」「再展示せよ!」と叫んでいます。】
今、こんな状況ですよね。
以上が、「慰安婦(少女)像が、『日本人へのヘイト』である理由」です。これが理解できないとしたら、おそらく、その人たちは、長年、良心的日本人たちの洗脳に晒されてきたせいで、物事の見方が硬直してしまっているのでしょう。かわいそうなことです。
慰安婦問題にしても、徴用工問題にしても、一番悪い奴らは誰かというと、そうした歴史問題の捏造を続けてきた、この日本国の〝良心的知識人〟の方たちなのです。
だから、李宇韺(イ・ウヨン)先生は、日本人への心からの助言として、『良心的日本人を警戒せよ!」と言っているのです。
『彼ら〝良心的日本人〟による歴史修正の害悪に、多くの一般の日本人が気づき、彼らの言葉が社会的影響力を失うことが、日韓歴史認識問題の解決の上で、まず手始めに、最も重要なことだ』というのが、李宇韺(イ・ウヨン)先生が、日本の人々に一番伝えたいことです。
しかし、上記の毎日新聞の吉見氏の談話を載せた記事などを読むと、その道は、まだまだ果てしなく遠いように感じてしまいます。加えて、毎日新聞は、9月13日にも、吉見氏に「『慰安婦問題はデマ』というデマ」というほぼ同一のテーマで話をさせ、日本社会と韓国社会に、さらなる害毒を撒き散らしている状況です。
前回は「『従軍慰安婦はデマ』というデマ」だったのが、今度は、従軍慰安婦ではなく、慰安婦問題になっています。彼らは、話を慰安婦問題という抽象論全般に広げることで、あらゆる指摘から逃げて、話をわざとぼやけさせ、論点をすり替えて、煙に巻こうとしています。
いつもの吉見氏お得意のタチの悪い〝すり替え論法〟です。「強制連行→広義の強制性」のような、論点の完全なすり替えと、屁理屈による自己弁護の羅列ですね。
肝心のことは、吉見氏の擁護する慰安婦像付属の碑文にある「慰安婦20万人」「日本軍による少女への奴隷的性行為の強制、あるいは軍による強制連行」「慰安婦は日本軍の性奴隷」が、圧倒的に史実の歪曲であり、ありえないほど事実と乖離した〝デマ(捏造)〟である、ということです。
しかし、毎日新聞にも、吉見氏にも、反省などどこにもありません。彼らは、「自分が間違っているのでは…」という自然な不安を感じることを「弱気のせいだ」と拒絶し、あくまでも「私は正しい」→「だから、ネトウヨとかおかしい連中に非難される」→「だから、私は正しいことを言い続けなければならない」と、見当違いに強く心を保とうとする悪しき三段論法の無限ループに陥っています。
こんな状況だから、日韓対立に終わりが見えてこないのです。
*日韓関係に関わる極度に偏向した観念を持つ代表的な良心的日本人→吉見義明、和田春樹、香山リカ、志位和夫、福島瑞穂、辻元清美、村山富市、鳩山由紀夫、河野洋平、植村隆、上野千鶴子、やくみつる、茂木健一郎、保坂祐二(←すでに韓国籍を持つ元日本人の方です)など。
彼らの不思議な共通点は、ある種の理念のバリアーによる〝鈍感力〟というのだろうか、北朝鮮の人権問題と香港の民主化問題には、まったく興味がない、というか、〝良心回路〟が発動しないことである。
北朝鮮では、平壌だけで、今年すでに1200人以上の政治犯が粛清・処刑されたというが、これが、和田春樹の主張する北朝鮮の〝自主〟なのか。そうした和田の言論を非難する論調は、左派メディアのどこからも聞こえない。
ともかく、基本的にサヨクは、中国の軍事増強やデジタル独裁の進展状況、北朝鮮、ウイグル、チベット、香港の人権問題、さらに台湾の政治状況など、中国をめぐる深刻な問題には、まったく関心がない。
例えばサヨク系ニュースサイトのリテラでは、6月16日の段階で、香港デモが、早々と一件落着したような記述が、「リテラは言及した!」という証拠作りのような形で、ポツンとあり、しかも、記事の後段では、「香港の状況と沖縄の状況は同じ」という意味不明の主張がなされている。そして、それ以降のデモの進展状況については、完全にダンマリである。
それどころか、一般に「ネトウヨは、『香港デモについて、サヨクはダンマリ』と嘘をつく」と、ごまかしに必死になる傾向も見受けられる。
**良心的在日コリアン→辛淑玉(シン・スゴ)
嫌韓デモと対決する「のりこえねっと」の中心人物。在日コリアンによる日本国内での政治運動のリーダーとして、複数の良心的日本人たちと連帯し、沖縄の辺野古・高江の米軍基地反対運動にも積極的に関わっている。
沖縄の米軍基地をすべて撤退させ、日米同盟を解消させた上で、韓国を吸収合併した北朝鮮と中国の力を借りて、沖縄を日本から独立させ、最終的には中国・統一朝鮮の軍門に日本がくだるという結果を見るのが彼らの夢だ。「それが、東アジアのあるべき姿だ」と、彼らは信じている。
ちなみに、上記の和田春樹と上野千鶴子は、「のりこえねっと」の共同代表に名を連ねる、代表的な日本の〝良心的〟知識人である。
上野や和田は、朴裕河氏の「帝国の慰安婦」有罪判決においても、「日本軍による組織的な慰安婦の強制連行などなかった」「慰安婦は、一般に少女ではない」「日本兵と慰安婦には同志的な人間関係さえあった」という書の内容への不満から、韓国の高裁判決を、ほぼ黙認する立場である。また、ろうそくデモによる朴槿恵の引きずり下ろしと国政壟断の罪での過剰な有罪判決に対しても、何も違和感を感じていないらしい。
また、辛淑玉と「のりこえねっと」は、ヘイトを、つまり、互いの憎しみを乗り越えようという趣旨の活動なのかと思えば、実は、日本国内の左派的政治的闘争に積極的に参加して、その闘争をいたずらに激化させる側に立っているように思える。むしろ、〝闘争の神様〟である。
一方で、香港の民主化を求めるグループと連帯しようという気はないらしい。
***良心的在日香港人→アグネス・チャン
巨大集金マシーンとして絶大な機能を持つNGO組織「日本ユニセフ協会」の役員として、ユニセフにまつわる巨額の利権に関わる中心人物のひとり。
返還前にイギリス植民地籍(BNO)を得ており、自由と権利を保障されたイギリス籍の香港人でありながら、台湾の民進党や香港の民主化運動には批判的である。〝民主の女神〟と呼ばれる雨傘運動のリーダーの一人アグネス・チョウさんとは、まったく相容れない〝親中派〟の香港人。
今回、香港の自治への介入を強める中国政府に反発して、民主化を求める香港市民の反中国政府デモが続いているが、こうした市民の政府への不信感や反感についても、アグネス・チャンは一切共感を示さない。一中国政府への批判を一切せず、市民側の行動に対して、懐疑的・否定的という態度は、長年、一貫している。
2014年には「香港のデモは民主主義を破壊する行為」と、雨傘運動を非難する発言をしたこともある。今回も、「デモに参加して目を負傷した大学生は、実は香港警察ではなく民主派によって傷つけられたのだ」と匂わす発言を、8月14日に、自身のブログに綴っている。
一方で、警官によるデモ参加者への激しい暴行映像についての発言はなく、デモ参加者になりすました警官(←実は人民解放軍)による自作自演の火炎瓶投げについても言及しない。中国政府の立場を傷つける発言は絶対にしない。習近平に実に忠実である。
アグネス・チャンは、自分は自由を束縛される恐れのないイギリス籍を持つ「保険をかけた」立場に安住しながら、ジリジリと中国の監視や支配が強まる中で生活する香港市民の焦燥感や不安や恐怖や絶望を一切共有しようとはしないのだ。
デモに参加する香港市民は命がけである。民主主義終焉の絶望と政府への抗議による焼身自殺も増えている。中国支配の強まりから香港に見切りをつけて、台湾や日本に脱出する香港人も激増している。そういう現状も、アグネス・チャンは、どこ吹く風だ。
それどころか、ユニセフに深く関わり、人権問題に積極的に発言し、自由を愛する「香港人」を名乗りながら、強大化する中国の勢いに迎合しようとしているようにさえ見える。そして、慰安婦問題などでは、韓国や良心的日本人と一緒になって日本に攻撃的であり、歴史認識を歪めるのに積極的である。その一方で、安倍晋三氏に対してもよい顔をしている。
このような〝親中派〟香港人アグネス・チャンの矛盾に満ちた政治姿勢には、金美齢さん、アグネス・チョウさん含めて、内外から多くの批判がある。
そして、その批判の背後には、アグネス・チャンの公的活動に対する、ある疑念が存在している。それは、「この人は、すべての活動意図において、実は、自分の利益しか考えていないのではないか」「ともかく、お金と権力が好きということか」ということである。
ちなみに、名前の近いアグネス・チョウさんの立場は、香港の非親中派の中でも「自決派」の立場をとり、「たとえ香港独立を主張する人の権利であっても、国によって保障されるべきだ」と主張する。
このチョウさんの考え方は、つまり、香港に台湾や日本並みの人権を求めている、と受け取ることができる。
例えば、日本では、沖縄独立を訴える人の人権も、公的に保障されている。私自身、沖縄独立を主張する知り合いは大勢いるし、彼らは、その主張を公衆の前で表明しているが、それで政府によって人権が制限されることはない。
しかし、中国・香港では、これが通用しない。こうした香港の人権抑圧の現状について、イギリス籍で日本在住の資産家として極めて安全な立場にいるアグネス・チャンが、中国政府を激しく非難しないどころか、逆に、自分の社会的影響力を用いて中国政府の擁護を続けているという現状を考えれば、ユニセフ大使の資格を疑われてもしかたがないのではないだろうか。
あるいは、「ユニセフそのもののに問題がある」とも考えられる事態である。
ともかく、昨今は、国連組織やNGOの胡散臭さが、あまりにも目立って、甚だしくなってきており、『国際ボランティア組織や国連が、人の善意を食い物にする』という残念な時代なのだ。
一方で、アグネス・チョウさん含む、香港の民主派の一部は、日本の〝良心的〟〝サヨク的〟な若者たちとも親しく、もともと中国の反日教育や情報操作のせいもあって、偏向した歴史を鵜呑みにしている面もあって、香港の日本領事館前に慰安婦像を建てるという、とんでもない間違いもしでかしている。
その点では、サンフランシスコに慰安婦像を建てた中国系リベラルと同じである。
どこを、どうフォローすればよいのか、本当に深刻な政治状況で、なんとも救いようがない。