1950年

①テネシー•ワルツ(パティ・ペイジ/全米1位13週連続/全米年間18・10位)

②モナリザ(ナット・キング・コール/全米1位8週連続/全米年間2位)

③薔薇色の人生(ルイ・アームストロング)

④テネシー・ワルツ(レス・ポール&メリー・フォード/全米6位)

⑤第三の男のテーマ(アントン・カラス/全米年間3位)

 

1951年

①テネシー・ワルツ(ジョー・スタッフォード/全米7位)

②トゥ・ヤング(ナット・キング・コール/全米1位/全米年間1位)

 

1952年

①禁じられた遊び(ナルシソ・イエペス)

②雨に唄えば(ジーン・ケリー)

③ユー・ビロング・トゥ・ミー(ジョー・スタッフォード/全米1位/全米年間4位)

 

1953年

①シェーン 遥かなる山の呼び声(ヴィクター・ヤング楽団)

②ダイアモンズ・アー・ア・ガールズ・ベスト・フレンズ(マリリン・モンロー)

③ムーラン・ルージュのテーマ(パシー・フェイス楽団/全米1位10週連続/全米年間1位)

④わんわんワルツ(パティ・ペイジ/全米1位/全米年間3位)


1954年

①知りたくないの(レス・ポール&メリー・フォード/全米11位)

②ミスター・サンドマン(ザ・コーデッツ/全米1位/全米年間18位)

③ロック・アラウンド・ザ・クロック(ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ/全米1位8週連続/全米年間2位)

④帰らざる河(マリリン・モンロー)

 

1955年

①オンリー・ユー(プラターズ/全米5位)

②マック・ザ・ナイフ(ルイ・アームストロング/全米20位)

③マルセリーノの歌(パブロ・ソロサバル)

④枯葉(ロジャー・ウィリアムズ/全米1位4週連続/全米年間4位)

⑤クライ・ミー・ア・リバー(ジュリー・ロンドン/全米9位)

⑥エデンの東(レナード・ローゼンマン)

 

1956年

①ラヴ・ミー・テンダー(エルヴィス・プレスリー/全米1位5週連続/全米年間15位)

②ハウンドドック(エルヴィス・プレスリー/全米1位11週連続/全米年間6位)

③ハートブレイク・ホテル(エルヴィス・プレスリー/全米1位7週連続/全米年間1位)

④冷たくしないで(エルヴィス・プレスリー/全米1位11週連続/全米年間2位)

⑤ケセラセラ(ドリス・デイ/全米2位/全米年間8位)

⑥オーヴァー・ザ・レインボー(サラ・ヴォーン)

⑦マイ・プレイヤー(プラターズ/全米1位/全米年間4位)

 

1957年

①砂に書いたラブレター(パット・ブーン/全米1位5週連続/全米年間2位)

②監獄ロック(エルヴィス・プレスリー/全米1位7週連続/全米年間16位)

③恋にしびれて(エルヴィス・プレスリー/全米1位8週連続/全米年間1位)

④バナナ・ボート(ハリー・ベラフォンテ/全米5位/全米年間15位)

⑤ダイアナ(ポール・アンカ/全米2位)

⑥君は我が運命(ポール・アンカ/全米7位)

⑦リトル・ダーリン(ザ・ダイアモンズ/全米2位/全米年間3位)

⑧オールド・ケープ・コッド(パティ・ペイジ/全米7位)

⑨ウェイク・アップ・リトル・スージー(エヴァリー・ブラザーズ/全米1位/全米年間19位)

 

1958年

①煙が目にしみる(プラターズ/全米1位)

②トワイライト・タイム(プラターズ/全米1位)

③ジョニー・B.グッド(チャック・ベリー/全米8位)

④ロリポップ(ザ・コーデッツ/全米2位)

⑤サマータイム・ブルース(エディ・コクラン/全米8位)

⑥ラ・バンバ(リッチー・ヴァレンス)

⑦虹の彼方に(ドリス・デイ)

⑧フーズ・ソーリー・ナウ(コニー・フランシス/全米4位)

⑨ショート・ショーツ(ロイヤルティーンズ/全米3位)

 

1959年

①マック・ザ・ナイフ(ボビー・ダーリン/全米1位9週連続/全米年間2位)

②カラーに口紅(コニー・フランシス/全米5位)

③ザ・ダイアリー(ニール・セダカ/全米14位)

④オー、キャロル(ニール・セダカ/全米9位)

⑤ワン・ウェイ・チケット(ニール・セダカ/日本でのみ大ヒット)

⑥ローハイド(フランキー・レイン)

⑦悲しき16歳(キャシー・リンデン/日本でのみ人気が高い)

⑧お熱いのがお好き(マリリン・モンロー)

 

1960年

①夏の日の恋(パーシー・フェイス楽団/全米1位9週連続/全米年間1位)

②ラストダンスは私に(ドリフターズ/全米1位)

③我が心のジョージア(レイ・チャールズ/全米1位)

④カレンダー・ガール(ニール・セダカ/全米4位)

⑤レット・イット・ビー・ミー(エヴァリー・ブラザーズ/全米7位)

⑥太陽がいっぱい(ニーノ・ロータ)

⑦グッド・タイミング(ジミー・ジョーンズ/全米3位)

⑧フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(ペギー・リー)

⑨マック・ザ・ナイフ(エラ・フィッツジェラルド/全米27位)

⑩ドリーミン(ジョニー・バーネット/全米11位)

⑪イッツ・ナウ・アンド・ネヴァー(エルヴィス・プレスリー/全米1位5週連続/全米年間7位)

 

1961年

①スタンド・バイ・ミー(ベン・E・キング/全米4位)

②プリーズ・ミスター・ポストマン(マーヴェレッツ/全米1位)

③ライオンは寝ている(トーケンズ/全米1位)

④好きにならずにいられない(エルヴィス・プレスリー/全米2位)

⑤哀しき街角(デル・シャノン/全米1位4週連続/全米年間5位)

⑥ムーン・リバー(ヘンリー・マンシーニ/オードリー・ヘップパーン)

⑦愛の讃歌(ブレンダ・リー)

⑧500マイル(ヘディ•ウエスト)

⑨ダニー・ボーイ(アンディ・ウィリアムズ/全米64位)

⑩テイク・ファイブ(デイブ・ブルーベック・カルテット/全米25位)

⑪花はどこへ行った(キングストン・トリオ/全米21位)

⑫ボーイ・ハント(コニー・フランシス/全米4位)

⑬悲しき少年兵(ジョニー・ディアフィールド/日本のみ)

⑭悲しき片想い(ヘレン・シャピロ/日英でのみヒット)

⑮愛しのラナ(ザ・ヴェルベッツ/日本でのみヒット)

⑯すてきな16歳(ニール・セダカ/全米6位)

 

1962年

①ラヴ・ミー・ドゥ(ビートルズ/イギリスのみ)

②思い出のサンフランシスコ(トニー・ベネット/B面)

③悲しき雨音(カスケーズ/全米3位/全米年間3位)

④ヘイ・ポーラ(ポールとポーラ/全米1位/全米年間6位)

⑤ロコ・モーション(リトル・エヴァ/全米1位/全米年間19位)

⑥花はどこへ行った(ピーター・ポール&マリー)

⑦500マイル(ピーター・ポール&マリー)

⑧ヴァケイション(コニー・フランシス/全米9位)

⑨知りたくないの(コニー・フランシス)

⑩ユー・アー・マイ・サン・シャイン(レイ・チャールズ)

⑪シェリー(フォー・シーズンズ/全米1位5週連続)

⑫サン・トワ・マミー(アダモ)

⑬ムーン・リバー(アンディ・ウィリアムズ)

⑭サーフィン・サファリ(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米14位)

 

1963年

①風に吹かれて(ボブ・ディラン)

②風に吹かれて(ピーター・ポール&マリー/全米2位/全米年間13位)

③パフ、ザ・マジック・ドラゴン(ピーター・ポール&マリー/全米2位/全米年間12位)

④シー・ラヴズ・ユー(ビートルズ/全米1位/全米年間2位)

⑤ビー・マイ・ベイビー(ザ・ロネッツ/全米2位)

⑥サーフィン・U.S.A.(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米2位/全米年間1位)

⑦サーファー・ガール(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米7位)

⑧ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド(スキータ・デイヴィス/全米2位/全米年間2位)

⑨思い出のサンフランシスコ(ブレンダ・リー)

⑩上を向いて歩こう(坂本九/全米1位3週連続/全米年間10位)

⑪500マイル(ボビー・ベア/全米10位)

⑫シャレード(ヘンリー・マンシーニ/全米36位)

⑬雪が降る(アダモ)

⑭フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(ジョー・ハーネル/全米14位)

⑮酒とバラの日々(ジュリー・ロンドン)

⑯酒とバラの日々(アンディ・ウィリアムズ/全米26位)

⑰パイプライン(ザ・シャンテイズ/全米4位)

⑱アイ・ウィル・フォロー・ヒム(ペギー・マーチ/全米1位/全米年間20位)

⑲二人だけのデート(ダスティ・スプリングフィールド/全米12位)

 

1964年

①ア・ハード・デイズ・ナイト(ビートルズ/全米1位2週連続/全米年間13位)

②キャント・バイ・ミー・ラヴ(ビートルズ/全米1位5週連続)

③抱きしめたい(ビートルズ/全米1位7週連続/全米年間1位)

④ツイスト・アンド・シャウト(ビートルズ/全米2位)

⑤オー・プリティ・ウーマン(ロイ・オービンソン/全米1位)

⑥朝日のあたる家(アニマルズ/全米1位3週連続)

⑦アイドルを探せ(シルヴィ・ヴァルタン)

⑧ロシアより愛をこめて(マット・モンロー)

⑨ブーべの恋人(クラウディア・カルディナーレ)

⑩水曜の朝、午前3時(サイモン&ガーファンクル)

⑪ガールズ・オン・ザ・ビーチ(ザ・ビーチ・ボーイズ)

⑫アイ・ゲット・アラウンド(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米1位/全米年間5位)

⑬500マイル(ブラザーズ・フォー)

⑭イパネマの娘(スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルト/全米5位)

⑮パイプライン(ベンチャーズ/日本のみ)

⑯ウェア・ディド・アウア・ラヴ・ゴー(シュープリームズ/全米1位2週連続/全米年間10位)

⑰マイ・ガイ(メアリー・ウェルズ/全米1位/全米年間7位)

⑱ほほにかかる涙(ボビー・ソロ)

⑲L-O-V-E(ナット・キング・コール/全米81位)

⑳シャレード(アンディ・ウィリアムズ/全米100位)

㉑ストップ・ザ・ミュージック(レーン&ザ・リー・キングス)


 

1965年

①ヘルプ!(ビートルズ/全米1位3週連続/全米年間7位)

②イエスタデイ(ビートルズ/全米1位4週連続)

③エイト・デイズ・ア・ウィーク(ビートルズ/全米1位2週連続)

④チケット・トゥ・ライド(ビートルズ/全米1位)

⑤サティスファクション(ローリング・ストーンズ/全米1位4週連続/全米年間3位)

⑥ライク・ア・ローリング・ストーン(ボブ・ディラン/全米2位)

⑦アンチェインド・メロディ(ライチャス・ブラザーズ/全米4位)

⑧サウンド・オブ・サイレンス(サイモン&ガーファンクル/全米1位2週連続)

⑨カリフォルニア・ガールズ(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米3位)

⑩プリーズ・レット・ミー・ワンダー(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米52位)

⑪ヘルプ・ミー・ロンダ(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米1位/全米年間11位)

⑫マイ・ガール(テンプテーションズ/全米1位/全米年間10位)

⑬ダイヤモンド・ヘッド(ベンチャーズ/全米70位)

⑭ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ(シュープリームズ/全米1位/全米年間20位)

⑮ミスター・タンブリン・マン(ザ・バーズ/全米1位)

⑯フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(ドリス・デイ)

⑰バラ・バラ(レインボウズ)

 

1966年

①夢のカリフォルニア(ママス&パパス/全米4位/全米年間1位)

②マンデー・マンデー(ママス&パパス/全米1位)

③ペイパーバック・ライター(ビートルズ/全米1位2週連続)

④イエロー・サブマリン(ビートルズ/全米2位)

⑤男が女を愛する時(パーシー・スレッジ/全米1位2週連続)

⑥冬の散歩道(サイモン&ガーファンクル/全米13位)

⑦アイ・アム・ア・ロック(サイモン&ガーファンクル/全米3位)

⑧早く家に帰りたい(サイモン&ガーファンクル/5位)

⑨59番街橋の歌(サイモン&ガーファンクル)

⑩グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム(トム・ジョーンズ/全米11位)

⑪恋はあせらず(シュープリームズ/全米1位2週連続/全米年間13位)

⑫素敵じゃないか(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米8位)

⑬グッド・ヴァイブレーション(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米1位)

⑭バス・ストップ(ホリーズ/全米5位)

⑮この胸のときめきを(ダスティー・スプリングフィールド/全米4位)

⑯シェイプス・オブ・シングス(ヤードバーズ/全米11位)

 

1967年

①花のサンフランシスコ(スコット・マッケンジー/全米4位)

②君の瞳に恋してる(フランキー・ヴァリ/全米2位)

③青い影(プロコル・ハルム/全米5位)

④ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(ビートルズ/全米8位)

⑤ペニー・レイン(ビートルズ/全米1位)

⑥ハロー・グッバイ(ビートルズ/全米1位3週連続)

⑦オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(ビートルズ/全米1位)

⑧もう森へなんか行かない(フランソワーズ・アルディ)

⑨ファット・ア・ワンダフル・ワールド(ルイ・アームストロング)

⑩デイ・ドリーム・ビリーバー(モンキーズ/全米1位4週連続)

⑪動物園にて(サイモン&ガーファンクル/全米16位)

⑫いつも心に太陽を(ルル/全米1位5週連続/全米年間1位)

⑬サムバディ・トゥ・ラヴ(ジェファーソン・エアプレイン/全米5位)

⑭ホワイト・ラビット(ジェファーソン・エアプレイン/全米8位)

⑮ストレンジ・ブルー(クリーム)

⑯ソウル・マン(サム&デイブ/全米2位/全米年間19位)

⑰アイ・セイ・ア・リトル・プレイヤー(ディオンヌ・ワーウィック/全米4位)

 

1968年

①サンシャイン・ラヴ(クリーム/全米5位/全米年間6位)

②ホワイト・ルーム(クリーム/全米6位)

③ジャンピング・ジャック・フラッシュ(ローリング・ストーンズ/全米3位)

④ドック・オブ・ベイ(オーティス・レディング/全米1位/全米年間4位)

⑤恋はみずいろ(ポール・モーリア/全米1位/全米年間2位)

⑥ヘイ・ジュード(ビートルズ/全米1位9週連続/全米年間1位)

⑦さよならを教えて(フランソワーズ・アルディ)

⑧レット・イット・ビー・ミー(フランソワーズ・アルディ)

⑨ミセス・ロビンソン(サイモン&ガーファンクル/全米1位/全米年間9位)

⑩スカボローフェア(サイモン&ガーファンクル/全米11位)

⑪四月になれば彼女は(サイモン&ガーファンクル)

⑫リトル・ウィング(ジミ・ヘンドリックス)

⑬見張塔からずっと(ジミ・ヘンドリックス/全米20位)

⑭ロミオとジュリエット(ニーノ・ロータ)

⑮ダーリン(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米19位)

⑯あなたのとりこ(シルヴィ・ヴァルタン)

⑰想い出のマリッツア(シルヴィ・ヴァルタン)

⑱悲しき天使(メリー・ホプキン/全米2位)

 

1969年

①雨にぬれても(B・J・トーマス/全米1位4週連続/全米年間4位)

②ボクサー(サイモン&ガーファンクル/全米7位)

③胸いっぱいの愛を(レッド・ツェッペリン/全米4位)

④ゲット・バック(ビートルズ/全米1位5週連続)

⑤カム・トゥゲザー(ビートルズ/全米1位)

⑥ヒア・カムズ・ザ・サン(ビートルズ)

⑦平和を我らに(ジョン・レノン/全米14位)

⑧コールド・ターキー(ジョン・レノン/全米32位)

⑨チケット・トゥ・ライド(カーペンターズ/全米54位)

⑩マイ・ウェイ(フランク•シナトラ/全米27位)

⑪オー・シャンゼリゼ(ジョー・ダッサン)

⑫ロミオとジュリエット 愛のテーマ(ヘンリー・マンシーニ/全米1位2週連続/全米年間15位)

⑬クロスロード(クリーム/全米28位)

⑭ホンキー・トンク・ウィミン(ローリング・ストーンズ/全米1位/全米年間4位)

⑮イヴィル・ウェイ(サンタナ/全米9位)

⑯サスピシャス・マインド(エルヴィス・プレスリー/全米1位/全米年間18位)

 

1970年

①レット・イット・ビー(ビートルズ/全米1位2週連続/全米年間9位)

②ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(ビートルズ/全米1位2週連続)

③遥かなる影(カーペンターズ/全米1位4週連続/全米年間2位)

④愛のプレリュード(カーペンターズ/全米2位)

⑤ブラック・ナイト(ディープ・パープル)

⑥スピード・キング(ディープ・パープル)

⑦僕の歌は君の歌(エルトン・ジョン/全米8位)

⑧アイル・ビー・ゼア(ジャクソン5/全米1位/全米年間7位)

⑨明日にかける橋(サイモン&ガーファンクル/全米1位/全米年間1位)

⑩コンドルは飛んでいく(サイモン&ガーファンクル/全米18位)

⑪セシリア(サイモン&ガーファンクル/全米4位)

⑫ブラック・マジック・ウーマン(サンタナ/全米4位)

⑬インスタント・カーマ(ジョン・レノン/全米3位)

⑭ひまわり(ヘンリー・マンシーニ)

⑮移民の歌(レッド・ツェッペリン/全米16位)

⑯貴方を愛し続けて(レッド・ツェッペリン)

⑰長い夜(シカゴ/全米4位)

 

1971年

①雨の日と月曜日は(カーペンターズ/全米2位)

②スーパースター(カーペンターズ/全米2位)

③メロディ・フェア(ビージーズ/日本のみのヒット)

④ファッツ・ゴーイング・オン(マーヴィン・ゲイ/全米2位)

⑤ウィズアウト・ユー(ニルソン/全米1位4週連続/全米年間4位)

⑥マギー・メイ(ロッド・スチュワート/全米1位/全米年間2位)

⑦カントリー・ロード(ジョン・デンバー/全米2位/全米年間8位)

⑧イマジン(ジョン・レノン/全米3位)

⑨ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)(ジョン・レノン)

⑩いとしのレイラ(デレク・アンド・ザ・ドノミス)

⑪吹けよ風、呼べよ嵐(ピンク・フロイド)

⑫シーズ・ガット・アウェイ(ビリー・ジョエル/全米23位)

⑬ザ・セージ(エマーソン・レイク&パーマー)

⑭キエフの大門(エマーソン・レイク&ピーター)

⑮ある愛の詩(アンディ・ウィリアムズ/全米9位)

⑯知りたくないの(エルヴィス・プレスリー/全米21位)

⑰ジャスト・マイ・イマジネーション(テンプテーションズ/全米1位2週連続/全米年間9位)

 

1972年

①ゴッドファーザー愛のテーマ(ニーノ・ロータ/全米66位)

②ゴッドファーザー愛のテーマ(アンディ・ウィリアムズ/全米34位)

③ラウンドアバウト(イエス/全米13位)

④ブラック・ドッグ(レッド・ツェッペリン/全米15位)

⑤ロックン・ロール(レッド・ツェッペリン/全米47位)

⑥天国への階段(レッド・ツェッペリン)

⑦ハイウェイ・スター(ディープ・パープル)

⑧ナットロッカー(エマーソン・レイク&パーマー/全米70位)

⑨テイク・イット・イージー(イーグルス/全米12位)

⑩魔女のささやき(イーグルス/全米9位)

⑪ピースフル・イージー・フィーリング(イーグルス/全米22位)

⑫アメリカ(サイモン&ガーファンクル/全米97位)

⑬ウーマン・イズ・ザ・ニガー・オブ・ザ・ワールド(ジョン・レノン/全米57位)

⑭カントリー・ロード(オリビア・ニュートン・ジョン)

⑮ハーティング・イーチ・アザー(カーペンターズ/全米2位)

⑯うつろな愛(カーリー・サイモン/全米1位3週連続)

⑰サタデー・イン・ザ・パーク(シカゴ/全米3位)

⑱ライオンは寝ている(ロバート・ジョン/全米3位)

 

1973年

①シング(カーペンターズ/全米3位)

②イエスタデイ・ワンス・モア(カーペンターズ/全米2位)

③トップ・オブ・ザ・ワールド(カーペンターズ/全米1位)

④やさしく歌って(ロバータ・フラック/全米1位/全米年間3位)

⑤悲しみのアンジー(ローリング・ストーンズ/全米1位)

⑥マインド・ゲームス(ジョン・レノン/全米9位)

⑦追憶(バーバラ・ストライサンド/全米1位)

⑧テキーラ・サンライズ(イーグルス/全米64位)

⑨デスペラード(イーグルス)

⑩スモーク・オン・ザ・ウォーター(ディープ・パープル/全米4位)

⑪ウーマン・フロム・トーキョー(ディープ・パープル/全米60位)

⑫マネー(ピンク・フロイド/全米13位)

⑬7月4日のアズベリー・パーク(ブルース・スプリングスティーン)

⑭リトル・ウィング(デレク・アンド・ザ・ドノミス)

⑮パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン(テンプテーションズ/全米1位)

⑯レット・ミー・ビー・ゼア(オリビア・ニュートン・ジョン/全米6位)

 

1974年

①我が至上の愛(イーグルス/全米1位/全米年間13位)

②輝ける七つの海(クイーン)

③タイム・ウェイツ・フォー・ノーワン(ローリング・ストーンズ)

④バーン(ディープ・パープル)

⑤真夜中を突っ走れ!(ジョン・レノン/全米1位)

⑥夢の夢(ジョン・レノン/全米9位)

⑦プリーズ・ミスター・ポストマン(カーペンターズ/全米1位)

⑧ジャンバラヤ(カーペンターズ)

⑨ピアノマン(ビリー・ジョエル/全米25位)

⑩アイ・ショット・ザ・シェリフ(エリック・クラプトン/全米1位)

⑪恋のウォータールー(ABBA/全米6位)

⑫愛の告白(オリビア・ニュートン・ジョン/全米1位)

⑬イフ・ユー・ラヴ・ミー、レット・ミー・ノウ(オリビア・ニュートン・ジョン/全米5位)

⑭スロー・ダンサー(ボズ・スキャッグス)

⑮ジョリーン(ドリー・パートン/全米60位)

⑯ゼン・ケイム・ユー(ディオンヌ・ワーウィック&ザ・スピナーズ/全米1位)

 

1975年

①涙のサンダーロード(ブルース・スプリングスティーン)

②明日なき暴走(ブルース・スプリングスティーン/全米23位)

③裏通り(ブルース・スプリングスティーン)

④凍てついた十番街(ブルース・スプリングスティーン)

⑤呪われた夜(イーグルス/全米1位/全米年間10位)

⑥テイク・イット・トゥ・ザ・リミット(イーグルス/全米4位)

⑦ボヘミアン・ラプソディ(クイーン/全米2位/全米年間18位)

⑧アイム・ノット・イン・ラヴ(10cc/全米7位)

⑨そよ風の誘惑(オリビア・ニュートン・ジョン/全米1位)

⑩オンリー・イエスタデイ(カーペンターズ/全米4位)

⑪スカイハイ(ジグソー/全米3位)

⑫スタンド・バイ・ミー(ジョン・レノン/全米20位)

⑬あなたがここにいて欲しい(ピンク・フロイド)

⑭クレイジー・ダイアモンド(ピンク・フレンド)

⑮セイリング(ロッド・スチュワート/全米58位)

⑯ディス・オールド・ハート・オブ・マイン(ロッド・スチュワート/全米83位)

⑰イッツ・ノット・ザ・スポットライト(ロッド・スチュワート)

⑱スティル・ラヴ・ユー(ロッド・スチュワート)

⑲キャッチ・ザ・レインボー(レインボー)

⑳オリーブの首飾り(ポール・モーリア)

㉑SOS(ABBA/全米15位)

㉒ラヴィン・ユー(ミニー・リパートン/全米1位/全米年間14位)

 

1976年

①哀愁のヨーロッパ(サンタナ)

②ジョリーン(オリビア・ニュートン・ジョン)

③クレイジー・オン・ユー(ハート/全米35位)

④ダンシング・クイーン(ABBA/全米1位/全米年間12位)

⑤ニューヨークの想い(ビリー・ジョエル)

⑥ジェイムズ(ビリー・ジョエル)

⑦ウイ・アー・オール・アローン(ボズ・スキャッグス)

⑧ニュー・キッド・イン・タウン(イーグルス/全米1位)

⑨時は流れて(イーグルス)

⑩ヴィクティム・オブ・ラヴ(イーグルス)

⑪ラスト・リゾート(イーグルス)

⑫アイ・ニード・トゥ・ビー・イン・ラヴ(カーペンターズ/全米25位)

⑬サニー(ボニーM)

⑭宇宙の彼方へ(ボストン/全米5位)

⑮フェルナンド(ABBA/全米13位)

⑯アキレス最後の戦い(レッド・ツェッペリン)

⑰ダニー・ボーイ(エルヴィス・プレスリー)

⑱イフ・ユー・リーブ・ミー・ナウ(シカゴ/全米1位2週連続)

 

1977年

①ストレンジャー(ビリー・ジョエル)

②素顔のままで(ビリー・ジョエル/全米3位/全米年間17位)

③ムーヴィン・アウト(ビリー・ジョエル)

④シーズ・オルウェイズ・ア・ウーマン(ビリー・ジョエル/全米17位)

⑤ワンダフル・トゥナイト(エリック・クラプトン)

⑥ヒーローズ(デヴィッド・ボウイ)

⑦伝説のチャンピオン(クイーン/全米4位)

⑧ウイ・ウィル・ロック・ユー(クイーン)

⑨宇宙のファンタジー(アース・ウィンド・アンド・ファイアー/全米32位)

⑩シープ(ピンク・フロイド)

⑪コールド・アズ・アイス(フォリナー/全米6位)

⑫もう話したくない(ロッド・スチュワート)

⑬愛はかげろうのように(シャーリーン/全米97位)

⑭ホテル・カリフォルニア(イーグルス/全米1位/全米年間19位)

⑮駆け足の人生(イーグルス/全米11位)

⑯プリティ・メイズ・オール・イン・ア・ロウ(イーグルス)

⑰ハウ・ディープ・イズ・ユア・ラヴ(ビージーズ/全米1位/全米年間6位)

 

1978年

①ビッグ・ショット(ビリー・ジョエル/全米14位)

②オネスティ(ビリー・ジョエル/全米24位)

③マイ・ライフ(ビリー・ジョエル/全米3位)

④ザンジバル(ビリー・ジョエル)

⑤セプテンバー(アース・ウィンド・アンド・ファイアー/全米8位)

⑥レーシング・イン・ザ・ストリート(ブルース・スプリングスティーン)

⑦パリの散歩道(ゲイリー・ムーア)

⑧バビロンの城門(レインボー)

⑨愛のデュエット(オリビア・ニュートン・ジョン&ジョン・トラボルタ/全米1位/全米年間13位)

⑩アイム・セクシー(ロッド・スチュワート/全米1位4週連続/全米年間4位)

⑪すべては風の中に(カンサス/全米6位)

⑫青い影(ジョー・コッカー)

⑬カヴァティーナ(スタンリー・マイヤーズ)

⑭ドント・ルック・バック(ボストン/全米4位)

⑮ステイン・アライブ(ビージーズ/全米1位4週連続/全米年間4位)

⑯ナイト・フィーバー(ビージーズ/全米1位8週連続/全米年間2位)

⑰ノー・テル・ラヴァー(シカゴ/全米14位)

 

1979年

①ブレックファスト・イン・アメリカ(スーパートランプ/全米1位4週連続)

②ラジオスターの悲劇(バグルス/全米40位)

③マイ・シャローナ(ザ・ナック/全米1位5週連続/全米年間1位)

④Y.M.C.A.(ヴィレッジ・ピープル/全米2位/全米年間8位)

⑤アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン(アース・ウィンド・アンド・ファイアー/全米2位)

⑥チキチータ(ABBA/全米29位)

⑦ギミ!ギミ!ギミ!(ABBA)

⑧アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(ピンク・フロイド/全米1位/全米年間2位)

⑨ハートエイク・トゥナイト(イーグルス/全米1位)

⑩シンス・ユー・ビー・ゴーン(レインボー/全米57位)

⑪アイズ・オブ・ザ・ワールド(レインボー)

⑫ホット・スタッフ(ドナ・サマー/全米1位/全米年間7位)

⑬スパニッシュ・ギター(ゲイリー・ムーア)

⑭孤独のメッセージ(ポリス/全米74位)

⑮リング・マイ・ベル(アニタ・ワード/全米1位/全米年間9位)

⑯ジンギスカン(ジンギスカン)

⑰めざせモスクワ(ジンギスカン)

⑱ベイブ(スティクス/全米1位/全米年間20位)

⑲トゥ・マッチ・ヘヴン(ビージーズ/全米1位/全米年間11位)

⑳トラジディ(ビージーズ/全米1位/全米年間16位)

 

1980年

①スターティング・オーバー(ジョン・レノン/全米1位/全米年間4位)

②アイム・ルージング・ユー(ジョン・レノン)

③キープ・オン・ラヴィング・ユー(REOスピードワゴン/全米1位/全米年間10位)

④テイク・イット・オン・ザ・ラン(REOスピードワゴン/全米5位)

⑤ハングリー・ハート(ブルース・スプリングスティーン/全米5位)

⑥ザ・リバー(ブルース・スプリングスティーン)

⑦独立記念日(ブルース・スプリングスティーン)

⑧言い出せなくて(イーグルス/全米8位)

⑨ガラスのニューヨーク(ビリー・ジョエル/全米7位)

⑩ノー・セルフ・コントロール(ピーター・ガブリエル)

⑪ビコ(ピーター・ガブリエル)

⑫ザ・ウィナー(ABBA/全米8位)

⑬ロスト・イン・ラヴ(エア・サプライ/全米3位/全米年間15位)

⑭アウト・オブ・ラヴ(エア・サプライ/全米2位)

⑮風立ちぬ(クリストファー・クロス/全米2位/全米年間17位)

⑯セイリング(クリストファー・クロス/全米1位)

⑰ザナドゥ(オリビア・ニュートン・ジョン&ELO/全米8位)

⑱ユー・キャン・ハヴ・ミー・エニタイム(ボズ・スキャッグス)

⑲ミス・サン(ボズ・スキャッグス/全米14位)

⑳ルック・ファット・ユヴ・ダン・トゥ・ミー(ボズ・スキャッグス/全米14位)

㉑99(TOTO/全米26位)

㉒フェーム(アイリーン・キャラ/全米4位)

㉓コール・ミー(ブロンディ/全米1位6週連続/全米年間1位)

㉔ダンシング・シスター(ノーランズ/イギリス・日本のみ)

 

1981年

①エンドレス・ラヴ(ライオネル・リッチー&ダイアナ・ロス/全米1位9週連続/全米年間2位)

②レッツ・グルーブ(アース・ウィンド・アンド・ファイアー/全米3位)

③ウーマン(ジョン・レノン/全米2位)

④フィジカル(オリビア・ニュートン・ジョン/全米1位10週連続/全米年間1位)

⑤アージェント(フォリナー/全米4位)

⑥ガール・ライク・ユー(フォリナー/全米2位/全米年間19位)

⑦ジューク・ボックス・ヒーロー(フォリナー/全米26位)

⑧さよならハリウッド(ビリー・ジョエル/全米17位)

⑨マイアミ2017(ビリー・ジョエル)

⑩夏、ハイランドフォールズにて(ビリー・ジョエル)

⑪シーズ・ガット・ア・ウェイ(ビリー・ジョエル/全米23位)

⑫ドント・ストップ・ビリーヴィン(ジャーニー/全米9位)

⑬クライング・ナウ(ジャーニー/全米4位)

⑭マザー、ファザー(ジャーニー)

⑮ザ・ベスト・オブ・タイム(スティクス/全米3位)

⑯ドント・レット・ヒム・ゴー(REOスピードワゴン/全米24位)

⑰涙のレター(REOスピードワゴン/全米20位)

⑱フォロー・マイ・ハート(REOスピードワゴン)

⑲ドント・ターン・ミー・アウェイ(エア・サプライ)

⑳あなたのいない朝(エア・サプライ)

㉑ヒア・アイ・アム(エア・サプライ/全米5位)

㉒ザ・ワン・ザット・ユー・ラヴ(エア・サプライ/全米1位)

㉓アイ・サレンダー(レインボー)

㉔ニューヨーク・シティ・セレナーデ(クリストファー・クロス/全米1位)

㉕レスキュー・ミー(Y&T)

㉖アイ・ビリーヴ・イン・ユー(Y&T)

 

1982年

①エボニー・アンド・アイボリー(ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダー/全米1位7週連続/全米年間4位)

②テイク・イット・アウェイ(ポール・マッカートニー/全米10位)

③タッグ・オブ・ウォー(ポール・マッカートニー/全米53位)

④サムバディ・フー・ケアズ(ポール・マッカートニー)

⑤アイ・オブ・ザ・タイガー(サバイバー/全米1位/全米年間2位)

⑥ロザーナ(TOTO/全米2位/全米年間14位)

⑦アフリカ(TOTO/全米1位)

⑧マンイーター(ホール&オーツ/全米1位/全米年間7位)

⑨タイム・アゲイン(エイジア)

⑩ヒート・オブ・ザ・モーメント(エイジア/全米4位)

⑪時へのロマン(エイジア/全米17位)

⑫ワン・ステップ・クローサー(エイジア)

⑬オープン・アームズ(ジャーニー/全米2位)

⑭時の流れに(ジャーニー/全米19位)

⑮フォーリン・イン・ラヴ・ウィズ・ユー(ゲイリー・ムーア)

⑯ドント・ゲット・ミー・ザ・ルーザー(ゲイリー・ムーア)

⑰夜明けの誓い(ゲイリー・ムーア)

⑱ホールド・オン(サンタナ/全米15位)

⑲ナイト・バーズ(シャカタク)

⑳ノックは夜中に(メン・アット・ワーク/全米1位)

㉑アレンタウン(ビリー・ジョエル/全米17位)

㉒グッドナイト・サイゴン〜英雄たちの鎮魂歌(ビリー・ジョエル/全米56位)

㉓愛のコリーダ(クインシー・ジョーンズ/全米28位)

㉔素直になれなくて(シカゴ/全米1位2週連続/全米年間10位)

㉕ラヴ・ミー・トゥモロー(シカゴ/全米22位)

㉖愛と青春の旅立ち(ジョー・コッカー&ジャニファー・ウォーンズ/全米1位3週連続)

㉗ワーズ(F・R・デヴィッド/全米62位)

㉘SAMURAI(ジャヴァン)

㉙さよならロンリーラヴ(エア・サプライ/全米5位)

㉚サブディビジョンズ(ラッシュ)

㉛カサブランカ(バーティ・ヒギンズ)

㉜黒い瞳のナタリー(フリオ・イグレシアス)

㉝キープ・ザ・ファイアー・バーニン(REOスピードワゴン/全米7位)

㉞スティルネス・オブ・ザ・ナイト(REOスピードワゴン)

 

1983年

①君は完璧さ(カルチャー・クラブ/全米2位/全米年間11位)

②インビテーション(シャカタク)

③トゥルー(スパンダー・バレエ/全米4位)

④見つめていたい(ポリス/全米1位8週連続/全米年間1位)

⑤今夜はビート・イット(マイケル・ジャクソン/全米1位/全米年間5位)

⑥ロンリー・ハート(イエス/全米1位2週連続/全米年間8位)

⑦セパレイト・ウェイズ(ジャーニー/全米8位)

⑧マイ・ラヴ(ジャーニー/23位)

⑨時への誓い(ジャーニー/12位)

⑩渚の誓い(エア・サプライ/全米2位)

⑪ニュー・イヤーズ・デイ(U2/全米53位)

⑫ブラディ・サンデー(U2/全米7位)

⑬ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン(シンディー・ローパー/全米2位/全米年間15位)

⑭愛を知って(ローラ・ブラニガン/全米12位)

⑮ナイト・アンド・デイ(エヴリシング・バット・ザ・ガール)

⑯ダウン・アンダー(メン・アット・ワーク/全米1位4週連続/全米年間4位)

⑰オーバーキル(メン・アット・ワーク/全米3位)

⑱イッツ・ア・ミステイク(メン・アット・ワーク/全米6位)

⑲あの娘にアタック(ビリー・ジョエル/全米1位)

⑳アップタウン・ガール(ビリー・ジョエル/全米3位)

㉑ママ(ジェネシス/全米73位)

㉒ホーム・バイ・ザ・シー(ジェネシス)

㉓ディファレント・ワールド(ヴァンデンバーグ)

㉔フェン・ユー・クローズ・ユア・アイズ(ナイト・レンジャー/全米14位)

㉕夜明けのランナウェイ(ボン・ジョヴィ/全米39位)

㉖アイ・キャント・ウェイト・アンティル・トゥモロー(ゲイリー・ムーア)

㉗サンセット(ゲイリー・ムーア)

㉘フラッシュダンス…ファット・ア・フィーリング(アイリーン・キャラ/全米1位6週連続/全米年間3位)

㉙ミラクルズ(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)

㉚マニアック(マイケル・センベロ/全米1位/全米年間9位)

㉛恋はあせらず(フィル・コリンズ/全米10位)

㉜カモン・アイリーン(デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ/全米1位/全米年間13位)

㉝オール・ライト(クリストファー・クロス/全米12位)

 

1984年

①ロックバルーンは99(ネーナ/全米2位)

②パラダイス(マイク・レノ&アン・ウィルソン/全米7位)

③フットルース(ケニー・ロギンス/全米1位3週連続/全米年間4位)

④アイ・フィール・フォー・ユー(チャカ・カーン/全米3位/全米年間5位)

⑤スルー・ザ・ファイアー(チャカ・カーン/全米60位)

⑥タイム・アフター・タイム(シンディー・ローパー/全米1位/全米年間17位)

⑦愛の魔力(ティナ・ターナー/全米1位3週連続/全米年間2位)

⑧カーマは気まぐれ(カルチャー・クラブ/全米1位3週連続/全米年間10位)

⑨見つめて欲しい(フィル・コリンズ/全米1位/全米年間5位)

⑩ザッツ・オール(ジェネシス/全米6位)

⑪ライク・ア・ヴァージン(マドンナ/全米1位6週連続/全米年間2位)

⑫アイ・ウォナ・ノウ(フォリナー/全米1位2週連続/全米年間4位)

⑬イエスタデイ(フォリナー/全米12位)

⑭キャント・ファイト・ディス・フィーリング(REOスピードワゴン/全米1位3週連続/全米年間13位)

⑮ジャンプ(ヴァン・ヘイレン/全米1位5週連続/全米年間6位)

⑯ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ(ワム!/全米1位3週連続/全米年間3位)

⑰セイ・セイ・セイ(ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン/全米1位2週連続/全米年間3位)

⑱心の愛(スティービー・ワンダー/全米1位3週連続)

⑲イッツ・ユー(スティービー・ワンダー&ディオンヌ・ワーウィック)

⑳ボーン・イン・ザ・U.S.A.(ブルース・スプリングスティーン/全米9位)

㉑ダンシング・イン・ザ・ダーク(ブルース・スプリングスティーン/全米2位/全米年間14位)

㉒ボビー・ジーン(ブルース・スプリングスティーン)

㉓ノー・サレンダー(ブルース・スプリングスティーン)

㉔ゴーストバスターズ(レイ・パーカー・ジュニア/全米1位3週連続/全米年間9位)

㉕シェイプス・オブ・シィングス(ゲイリー・ムーア)

㉖ホールド・オン・トゥ・ラヴ(ゲイリー・ムーア)

㉗エンプティ・ルーム(ゲイリー・ムーア)

㉘アフターイメージ(ラッシュ)

㉙レッド・セクターA(ラッシュ)

㉚ビトゥイーン・ザ・ホイールズ(ラッシュ)

㉛ロンゲスト・タイム(ビリー・ジョエル/全米4位)

 

1985年

①セット・ゼム・フリー(スティング/全米3位)

②フォートレス・アラウンド・ユア・ハート(スティング/全米8位)

③ラシアンズ(スティング/全米16位)

④バーボン・ストリートの月(スティング)

⑤ピープル・ゲット・レディ(ロッド・スチュワート/全米5位)

⑥パートタイム・ラヴァー(スティービー・ワンダー/全米1位)

⑦アイム・オン・ファイアー(ブルース・スプリングスティーン/全米6位)

⑧マイ・ホームタウン(ブルース・スプリングスティーン/全米6位)

⑨ボーン・トゥ・ラヴ・ユー(フレディ・マーキュリー/全米76位)

⑩プライヴェート・ダンサー(ティナ・ターナー/全米93位)

⑪サムバディ(ブライアン・アダムス/全米11位)

⑫ヘヴン(ブライアン・アダムス/全米1位2週連続)

⑬ワン・モア・ナイト(フィル・コリンズ/全米1位2週連続)

⑭セパレート・ライヴス(フィル・コリンズ&マリリン・マーティン/全米1位)

⑮イージー・ラヴァー(フィリップ・ベイリー&フィル・コリンズ/全米2位/全米年間12位)

⑯パワー・オブ・ラヴ(ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース/全米1位2週連続/全米年間15位)

⑰ケアレス・ウィスパー(ワム!/全米1位3週連続/全米年間1位)

⑱ラスト・クリスマス(ワム!)

⑲テイク・オン・ミー(A-ha/全米1位/全米年間10位)

⑳ゴー(エイジア/全米46位)

㉑ネヴァー(ハート/全米4位/全米年間18位)

㉒マテリアル・ガール(マドンナ/全米2位)

㉓ナイト・イズ・スティル・ヤング(ビリー・ジョエル/全米34位)

㉔ウィ・アー・ザ・ワールド(USAフォー・アフリカ/全米1位4週連続/全米年間20位)

㉕アフター・ザ・ファイアー(ロジャー・ダルトリー/全米48位)

㉖ザ・プライド・ユー・ハイド(ロジャー・ダルトリー)

㉗ザ・ビッグ・マネー(ラッシュ)

㉘セイ・ユー・セイ・ミー(ライオネル・リッチー/全米1位4週連続/全米年間2位)

㉙スムース・オペレーター(シャーデー/全米62位)

㉚アイ・ミス・ユー(クライマックス/全米5位/全米年間3位)

㉛センチメンタル・ストリート(ナイト・レンジャー/全米8位)

㉜ルール・ザ・ワールド(ティアーズ・フォー・フィアーズ/全米1位/全米年間7位)

㉝シスコはロック・シティ(スターシップ/全米1位)

 

1986年

①愛は吐息のように(ベルリン/全米1位)

②ジーズ・ドリームス(ハート/全米1位)

③ナッシング・アット・オール(ハート/全米10位)

④コンガ(グロリア・エステファン/全米10位)

⑤トゥルー・カラーズ(シンディー・ローパー/全米1位)

⑥ファイナル・カウント・ダウン(ヨーロッパ/全米8位)

⑦ロック・ザ・ナイト(ヨーロッパ/全米30位)

⑧リヴィン・オン・ザ・プレイヤー(ボン・ジョヴィ/全米1位4週連続/全米年間10位)

⑨オン・ザ・ビーチ(クリス・レア)

⑩ジブニー(クリス・レア)

⑪ハロー・フレンド(クリス・レア)

⑫ホールド・オン(エリック・クラプトン)

⑬ビハインド・ザ・マスク(エリック・クラプトン)

⑭ドント・ゲット・ミー・ロング(プリテンダーズ/全米10位)

⑮アブソリュート・ビギナーズ(デヴィッド・ボウイ/全米53位)

⑯フェン・トゥモロー・カムズ(ユーリズミックス)

⑰ザ・ミラクル・オブ・ラヴ(ユーリズミックス)

⑱ビー・グッド・トゥ・ユア・セルフ(ジャーニー/全米9位)

⑲ホワイ・キャント・ディス・ビー・ラヴ(ヴァン・ヘイレン/全米3位)

⑳オーヴァージョイド(スティービー・ワンダー/全米24位)

㉑ラフ・ボーイ(ZZトップ/全米22位)

㉒テンダー・ラヴ(Force M.D.'s/全米10位)

㉓ミドルタウン・ドリームス(ラッシュ)

㉔アナザー・ナイト(アレサ・フランクリン/全米22位)

㉕ナイフ・エッジ(アラーム)

㉖ストレングス(アラーム)

㉗ドーン・コーラス(アラーム)

㉘スピリット・オブ・76(アラーム)

㉙アンダー・ア・ライジング・ムーン(ロジャー・ダルトリー)

㉚マニック・マンデー(バングルズ/全米2位)

㉛アマンダ(ボストン/全米1位)

㉜ヴィーナス(バナナラマ/全米1位)

㉝グローリー・オブ・ラヴ(ピーター・セテラ/全米1位/全米年間14位)

㉞ネクスト・タイム(ピーター・セテラ&エミー・グランド/全米1位)

 

1987年

①ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(U2/全米1位3週連続/全米年間15位)

②終わりなき旅(U2/全米1位2週連続)

③約束の地(U2/全米13位)

④アローン(ハート/全米1位3週連続/全米年間2位)

⑤トムズ・ダイナー(スザンヌ・ヴェガ)

⑥ルカ(スザンヌ・ヴェガ/全米3位)

⑦ラザラス・ハート(スティング)

⑧ストレート・トゥ・マイ・ハート(スティング)

⑨シスター・ムーン(スティング)

⑩ザ・シークレット・マリッジ(スティング)

⑪オープン・ユア・ハート(マドンナ/全米1位)

⑫キャリー(ヨーロッパ/全米3位)

⑬チェロキー(ヨーロッパ/全米72位)

⑭ラ・バンバ(ロス・ロボス/全米1位/全米年間11位)

⑮ステイ・ウィズ・ミー(ピーター・セテラ)

⑯バッド(マイケル・ジャクソン/全米1位2週連続)

⑰パラダイス・イズ・ヒア(ティナ・ターナー)

⑱ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース(ベリンダ・カーライル/全米1位/全米年間7位)

⑲トイ・ボーイ(シニータ)

⑳オールウェイズ(アトランティック・スター/全米1位/全米年間14位)

㉑愛はとまらない(スターシップ/全米1位/全米年間5位)

㉒冬の散歩道(バングルズ/全米2位)

 

1988年

①ビー・スティル・マイ・ビーティング・ハート(スティング/全米15位)

②イングリッシュマン・イン・ニューヨーク(スティング/全米84位)

③フラジャイル(スティング)

④孤独なダンス(スティング)

⑤ファスト・カー(トレイシー・チャップマン/全米6位)

⑥トーキング・アバウト・ア・レヴォリューション(トレイシー・チャップマン/全米75位)

⑦ベイビー・キャン・アイ・ホールド・ユー(トレイシー・チャップマン/全米48位)

⑧アクロス・ザ・ラインズ(トレイシー・チャップマン)

⑨オリノコ・フロウ(エンヤ)

⑩プライド(U2/Live)

⑪フォーエヴァー・ヤング(ロッド・スチュワート/全米12位)

⑫ラヴ・イズ・ストロンガー・ザン・プライド(シャーデー)

⑬エニシング・フォー・ユー(グロリア・エステファン/全米1位/全米年間13位)

⑭1-2-3(グロリア・エステファン/全米3位)

⑮ココモ(ザ・ビーチ・ボーイズ/全米1位)

⑯マン・イン・ザ・ミラー(マイケル・ジャクソン/全米1位)

⑰キャンドル・イン・ザ・ウィンド(エルトン・ジョン/全米6位)

⑱アイ・ドント・ワント・トゥ・リヴ・ウィズアウト・ユー(フォリナー/全米5位)

 

1989年

①トイ・ソルジャー(マルティカ/全米1位2週連続)

②ランバダ(カオマ)

③ダウンタウン・トレイン(ロッド・スチュワート/全米3位)

④クロスロード(トレイシー・チャップマン/全米90位)

⑤ブリッジ(トレイシー・チャップマン)

⑥サブシティ(トレイシー・チャップマン)

⑦オール・ザット・ユー・ハヴ・イズ・ユア・ソウル(トレイシー・チャップマン)

⑧イフ・ウイ・ホールド・オン・トゥゲザー(ダイアナ・ロス)

⑨エターナル・フレーム(バングルズ/全米1位)

⑩二人の絆(シンプリー・レッド/全米1位)

⑪ヘヴン(ウォレント/全米2位)

⑫ライト・ヒア・ウェイティング(リチャード・マークス/全米1位4週連続)

⑬オール・アラウンド・ザ・ワールド(リサ・スタンスフィールド/全米3位)

⑭ロスト・イン・ユア・アイズ(デビー・ギブソン/全米1位/全米年間13位)

⑮ドント・ウォナ・ルーズ・ユー(グロリア・エステファン/全米1位/全米年間14位)

⑯アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー(ボン・ジョヴィ/全米1位)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョン・レノンは、1940年10月9日にイギリスのリヴァプールに生まれました。ポール・サイモンやアート・ガーファンクルより1歳年上です。父親はアイルランド系の船乗りで、イングランド人の母親ジュリアは他の男と同棲しており、ジョンが5歳の時、ジュリアの浮気がバレて夫婦喧嘩の末、2人は離婚しました。父親は出ていき、2度と戻ってきませんでした。母親は別の男と再婚しました。それで、それ以降、ジョンは、両親と別れて、母親の姉「ミミ伯母」の何不自由ない中流階級の家庭で育てられました。

その後、高校生になった15歳のジョンは、再婚していた母親ジュリアと再会し、ちょくちょく会うようになりました。そして、バンジョーを弾く彼女の影響で、1957年、17歳の時にバンドを結成しました。さらに、この年、2歳年下のポール・マッカートニーと知り合い、ポールはジョンのバンドに参加しました。

しかし、この1957年、母ジュリアが飲酒運転の自動車にはねられる事故で亡くなり、ジョンに大きなショックを与えました。一方で、すでにその数年前に母親を亡くしていたポールとの精神的な結びつきが強まりました。

その後も、バンドメンバーやバンド名を変えながら、ジョンはポールと共に音楽活動を続けました。翌1958年にはジョージ・ハリスンがバンドに加入し、1960年にはバンド名を正式に「ビートルズ」としました。

そして、1961年、ジョンが21歳の時に、ビートルズはブライアン・エブスタインとマネージメント契約を結びました。翌1962年にはドラマーのリンゴ・スターが加わり、ビートルズはレコード・デビューを果たしました。

また、この年、22歳のジョンはシンシア・パウエルと結婚し、翌年長男ジュリアン・レノンが生まれました。しかし、1966年に2人は離婚しました。その年、ジョンはオノ・ヨーコと出会い、付き合い始めています。その後、翌1967年に、ジョンに同性愛的感情を抱いていたブライアンが、アスピリンの過剰摂取により32歳で死亡すると、ビートルズを公私共に全面的に管理していたブライアンの死によって、メンバー間の確執や不協和音が目立つようになり、ビートルズは解散に追い込まれていきます。ビートルズ解散直前の1969年に、29歳のジョンはオノ・ヨーコと再婚しました。

それ以降、ジョンはソロ活動を本格化させます。1970年にビートルズが解散した後、翌1971年には活動の拠点をニューヨークに移し、1976年まで活発にソロ活動を継続しました。しかし、1976年、自宅で次男ショーンの養育に専念するという専業主夫宣言を行って音楽活動を休止し、アメリカの永住権を得て、ニューヨークの自宅に引きこもりました。

その後、ジョンは、1980年に約5年ぶりに音楽活動を再開しましたが、11月にアルバム『ダブル・ファンタジー』をリリースした直後、1980年12月8日、ニューヨークの自宅ダコタ・ハウスの玄関先で銃殺されました。(享年40歳)ジョンを計画的に殺害した男は、暴力的で愛情のない父親に怯えながら幼少期を過ごすうちに精神を深く病んだ男でした。

ジョンの殺害は、これまでのミュージシャンのスーパースターの突然の悲劇的な死のさまざまな例と比べても、突出した衝撃的影響を全世界に与えました。

ここでは、1969-1980年のソロ活動の期間に発表された曲の中から、17曲を独断と偏見によって選曲し紹介します。

曲順は発表年代順です。

 

 

①平和を我らに-Give Peace a Chance-(1969)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯1stシングル(1969/全英2位・全米14位)

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)収録

★映画『いちご白書』挿入歌(1970)

ビートルズ解散前にソロで発表された最初のシングル曲。オランダでは1位を獲得しました。

この曲が発表された1969年は、アメリカでは大学のキャンパスを中心にベトナム反戦運動が激しかった時期です。この曲は、当時、ベトナム反戦運動のテーマソングとして、学生たちに歌われたようです。1970年公開のアメリカの学生闘争を描いた映画『いちご白書』の中でも、この曲が流れています。

「みんなが話していることは、無差別交流主義とかセックス主義、足の引っ張り合い主義とか熱狂主義、ボロ布不平主義とかレッテル主義とか、これ主義、あれ主義、主義、主義、主義ばかりだ。僕らが言っていることは、平和にチャンスをくれってことだ。みんなが話しているのは、牧師に、邪悪に、手すりに、缶に、司教に、魚屋に、ラビに、ポパイに、バイバイ。僕らが言っているのは、平和にチャンスを与えて欲しいってことだ。言わせてもらえれば、みんなが話しているのは、革命に、進化に、マスターベイションに、鞭打ちに、統制に、統合に、調停に、国連に、お祝いだ。でも、僕らが言っているのは、平和にチャンスをってことなんだ。みんなが話しているのは、ジョンとヨーコ、ティモシー・ティアリーとローズマリー、トミー・スマザーズにボブ・ディラン、トミー・クーパーにデレク・テイラー、ノーマン・メイラーにアレン・ギンズバーグ、ハレ・クリシュナ、ハレ・クリシュナさ。でも、僕らが言っているのは、平和にチャンスをってことなんだよ。」

Two, one two three four
Everybody's talking about Bagism, Shagism, Dragism, Madism, Ragism, Tagism,
This-ism, that-ism,is-m is-m is-m.
All we are saying is give peace a chance,
All we are saying is give peace a chance.
Come on, everybody's talking about ministers,Sinister, Banisters
And canisters, Bishops, Fishops, Rabbis, and Pop eyes, bye bye, bye byes.
All we are saying is give peace a chance,
All we are saying is give peace a chance.
Let me tell you now, everybody's talking about
Revolution, evolution, masturbation,flagellation, regulation, 

integrations, meditations, United Nations, congratulations.
All we are saying is give peace a chance,
All we are saying is give peace a chance.
Everybody's talking about John and Yoko, Timmy Leary, Rosemary,
Tommy Smothers, Bobby Dylan, Tommy Cooper, Derek Taylor, 

Norman Mailer, Alan Ginsberg, Hare Krishna, Hare Krishna.
All we are saying is give peace a chance,
All we are saying is give peace a chance.

 

 

②コールド・ターキー-Cold Turkey-(1969)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯2ndシングル(1969/全英14位・全米32位)

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯4thベストアルバム『ラヴ〜アコースティック-Acoustic-』(2004/全米31位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)収録

これもビートルズ解散前に発表されたシングル曲。ドラムスはリンゴ・スター。

当時、ヒッピー文化にどっぷり浸かっていた欧米の若者たちを深刻に蝕んでいたもののひとつがドラッグでした。この頃、多くのロックスターが、ヘロインなど麻薬の過剰摂取によって亡くなっています。ローリング・ストーンズのリーダーだったブライアン・ジョーンズ(1969)、ジミ・ヘンドリクス(1970)、ジャニス・ジョプリン(1970)など、なぜか、みんな27歳でした。

そして、この曲のタイトル『コールド・ターキー(冷たい七面鳥)』は、薬物中毒の禁断症状を表す用語です。ジョンが、実際に体験したかどうかは別として、この曲は、明らかに麻薬の禁断症状の恐ろしさを描いているように聴こえます。そして、あまりにもリアルであるということから、当時、英米の放送局では放送禁止指定を受けてしまいました。ちなみに、この曲のギターは、エリック・クラプトンが弾いています。

「体温が上がっている。熱が高い。未来も見えない。空も見えない。足取りはとても重く、頭も重い。いっそ赤ん坊になりたい。死んでしまいたい。麻薬の禁断症状が、オレを苦しめる。身体が痛む。骨まで鳥肌が立つ。誰にも会えない。放っておいてくれ。オレの目は大きく開いて、眠ることもできない。確かなことは、オレがカチンカチンに凍っちまっているってことだけだ。麻薬の禁断症状がオレを襲う。禁断症状が襲いかかってくる。36時間、苦痛で七転八倒している。誰でもいいから、オレをもう一度、自由にしてくれ。良い子になるから、オレを治してくれ。何でも約束するから、この地獄から救い出してくれ。禁断症状が、オレを追い詰める。」

Temperature's rising. Fever is high.
Can't see no future. Can't see no sky.
My feet are so heavy, so is my head.
I wish I was a baby. I wish I was dead.
Cold turkey has got me on the run.
My body is aching. Goose-pimple bone.
Can't see no body. Leave me alone.
My eyes are wide open. Can't get to sleep.
One thing I'm sure of 
I'm in at the deep freeze.
Cold turkey has got me on the run.
Cold turkey has got me on the run.
Thirty-six hours, rolling in pain, praying to someone. Free me again. 

Oh I'll be a good boy. Please make me well.
I promise you anything. Get me out of this hell.
Cold turkey has got me on the run.

 

 

③インスタント・カーマ-Instant Kama!-(1970)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯3rdシングル(1970/全英5位・全米3位)

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)収録

ビートルズ解散直前に発表されたソロのシングル曲。この曲がリリースされた直後にビートルズは解散したのです。この曲は、フランス、カナダでは1位を獲得しています。

これも1970年というヒッピー文化全盛の時期の時代性を感じさせる佳曲。カーマは、インド思想におけるカルマ(業)のことです。そして、一般的には、前世の行い(業)が原因で、今世の自分に報いがあることを因果応報と言います。それに対して、ジョンの言っているインスタント・カーマは『即座に報いがかえってくる行い』を意味するようです。当時、英米のヒッピーの若者たちは西洋的な価値観を打ち破る手がかりとして東洋思想に傾倒する傾向がありました。

「即座に報いがかえってくる、素早い業(カルマ)が君をつかまえる。君の頭を蹴り飛ばす。頭を冷やして慎重になるんだ。さもないと、直ぐに死んじまうぞ。愛を嘲笑うなんて、君は何を考えているんだ? 一体何がしたいんだ? すべては君次第だ。君は自分の為した業(カルマ)の報いにすぐにつかまるだろう。君のカルマは、君を真っ直ぐに見るだろう。少し頭を冷やした方がいい。まともな人間になるんだ。僕みたいな馬鹿を嘲笑って、どう思ってるんだ? 君は自分を何様だと思っているんだ? 君はスーパースターなのか? ああ、きっと、そうなんだろうな。僕らはみんな、月や星や太陽のように輝く。そう、僕らみんながそうなのさ。君の業(カルマ)が君を捕まえる。君の足を引っかけて転ばせる。君が出会うすべての人は、君の兄弟なのさ。いったいどうして僕らはここにいるんだ? 苦痛と恐怖の中で生きるためでないことは確かさ。君はどうしてそこにいるんだ。君がどこにいようと、君は自分の分の業(カルマ)の報いを受けるのさ。」

Instant Karma's gonna get you. Gonna knock you right on the head.
You better get youself together. Pretty soon, you're gonna be dead.
What in the world you thinking of laughing in the face of love?
What on earth you tryin' to do?  It's up to you, yeah you.
Instant Karma's gonna get you. Gonna look you right in the face.
You better get youself togeter darlin'. Join the human race.
How in the world you gonna see laughin' at fools like me.
Who in the heck d'you think you are? A super star? Well, right you are.
Well we all shine on like the moon and the stars and the sun.
Well we all shine on. Ev'ryone come on.
Instant Karma's gonnna get you. Gonna knock you off your feet.
Better recognize your brothers, everyone you meet.
Why in the world are we here? Surely not to live in pain and fear.
Why on earth are you there?
When you're everywhere, come and get your share.
Well we all shine on like the moon and the stars and the sun.
Well we all shine on. Come on and on and on on. Yeah yeah alright uh huh ah.

 

 

④マザー-Mother-(1970)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯4thシングル(1970/全米43位)

◯1stアルバム『ジョンの魂-John Lennon/Plastic Ono Band-』(1970/全英8位・全米6位)収録

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)収録

ビートルズ解散後、初のソロ・アルバム『ジョンの魂』からの1stシングル・カット曲。

ジョン自身の実の家族への張り裂けんばかりの想いがにじむ佳曲。『親と子の間に横たわる深淵、親子の断絶』という普遍的なテーマを赤裸々に表現した歌でもあります。

「お母さん、僕はあなたのものだった。でも、あなたは一度も僕のものにはならなかった。僕はあなたを求めた。でも、あなたは僕を求めなかった。だから、僕は言わなきゃならなかった。さようなら、と。お父さん、あなたは僕を置き去りにした。僕はあなたを置き去りにしたことはない。僕にはあなたが必要だった。でも、あなたには僕が必要ではなかった。だから、僕は言わなくちゃならなかった。さようなら、と。子どもたち、僕みたいなことはするなよ。僕は、歩くことができなかったのに、走ろうとしたんだ。だから、僕は君に言わなくちゃいけない。さようなら、と。お母さん、行かないで! お父さん、帰ってきて!」

Mother, you had me but I never had you.
I wanted you,  you didn't want me.
So I got I just got to tell you.  Goodbye, goodbye.
Father, you left me but I never left you.
I needed you you didn't need me.
So I I just got to tell you. Goodbye, goodbye.
Children, don't do what I have done.
I couldn't walk and I tried to run.
So I I just got to tell you. Goodbye, goodbye.
Mama don't go. Daddy come home.
Mama don't go. Daddy come home.
Mama don't go. Daddy come home.
Mama don't go. Daddy come home・・・

 

 

⑤ラヴ-Love-(1970)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯1stアルバム『ジョンの魂-John Lennon/Plastic Ono Band-』(1970/全英8位・全米6位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯16thシングル(1982/全英11位)

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯4thベストアルバム『ラヴ〜アコースティック-Acoustic-』(2004/全米31位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)収録

★テレビドラマ『世紀末の詩』エンディングテーマ(1998)

1stソロ・アルバムの収録曲。シングル化されたのは、ジョンの死後、2ndベストアルバムのリリース時に、アルバムからの1stシングル・カットとして発売され、イギリスでは11位を記録しました。

この曲は、松尾芭蕉の俳句に刺激を受けて制作した曲だとジョンは言っています。伴奏はジョンのアコースティック・ギターと、フィル・スペクターのピアノのみで、歌詞も俳句のように簡素で単純でありながら意味が深く、メロディも非常にシンプルで素朴な歌ですが、印象的で心に響きます。とても静かで、繊細で、美しいバラード曲です。

「愛は現実、現実は愛。愛は感覚、感覚は愛。愛は愛されることを欲すること。愛は触れること、触れることが愛。愛は手を伸ばすこと、そして愛に届くこと。愛は愛されることを求めること。愛はあなた、あなたと私。愛は私たちがそうなれることを知ること。愛は自由、自由は愛。愛は生きること、愛を生きること。愛は愛されることを必要とすること。」

Love is real , real is love
Love is feeling , feeling love
Love is wanting to be loved
Love is touch, touch is love
Love is reaching, reaching love
Love is asking to be loved
Love is you, you and me
Love is knowing we can be
Love is free, free is love
Love is living, living love
Love is needing to be loved

 

 

⑥パワー・トゥ・ザ・ピープル-Power to the People-(1971)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯5thシングル(1971/全英6位・全米11位)

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)収録

★CM使用→ゲータレード(2005)

ジョンの社会主義的な思想が色濃く強烈に現れています。人々に行動をうながす政治的なアピールが、ストレートに表現されている曲。ほとんど〝革命歌〟という雰囲気の歌です。

「人民に力を!人民に力を!今すぐに!『僕らは革命を求めている』と叫ぼう!今すぐ始めるべきだ。自分の足で立って、ストリートへ出るんだ。唱え!『人民に力を!今すぐ人民に力を!』と。何百万もの労働者が、搾取され続けている。労働者が受けるべき正当な報酬を彼らに与えよ!さもなくば、我々が街に入ったなら、我々は君たち資本家を打ち倒さなければならない。唱え!『人民に力を!今すぐ人民に力を!』と。同志たちよ、兄弟たちよ、君たちにも聞きたい。家では家族の女性を、どのように扱っているのか? 彼女たちは、自分自身でいなければならない。そうでなければ、人は自由にはなれない。歌おう!『人民に力を!今すぐ人民に力を!』と。」

Power to the people. Power to the people.
Power to the people. Power to the people, right on
Say we want a revolution. We better get it on right away.
Well you get on your feet and into the street.
Singing power to the people. Power to the people.
Power to the people. Power to the people, right on
Millions of workers working for nothing.
You better give them what they really own
We got to put you down when we come into town.
Singing power to the people. Power to the people. 
Power to the people. Power to the people, right on.
I gotta ask you comrades and brothers.
How do you treat your own woman back home?
She got to be herself
So she can free herself
Singing power to the people. Power to the people.
Power to the people. Power to the people, right on.
Oh well, power to the people. Power to the people・・・

 

 

⑦イマジン-Imagine-(1971)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯2ndアルバム『イマジン-Imagine-』(1971/全英1位・全米1位)収録

◯6thシングル(1971/全英1位・全米3位)

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯4thベストアルバム『ラヴ〜アコースティック-Acoustic-』(2004/全米31位)収録 

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

★映画『キリングフィールド』(1984)挿入曲/ラスト・シーンで流れる。

★「英国史上最高のシングル曲は?」アンケート(2002)でクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』に次いで2位を獲得。

★「ローリングストーン誌の選ぶ「歴代最高の500曲」(2021)では19位。

★RCサクセションのアルバム『COVERS』(1988)に、この曲の日本語詞カバーが収録されている。忌野清志郎の日本語詞が出色です。

★CM使用→KDD(1988)/富士フイルム(2005)

全米・全英の両方で1位を記録した2ndアルバム『イマジン』の表題曲であり、ジョン・レノンの代表曲のひとつ。また、この曲が全英1位を獲得したのは、リリースから10年後、衝撃的なジョンの死の直後、1981年初頭のことです。ですから、この曲は、スターティング・オーヴァーに続く2曲目の全英1位獲得曲になります。

歌詞の内容は、反宗教的、反国家的、反権力的であり、究極にリベラルなものです。

「天国なんてないって想像してみよう。そうしようと思えば簡単さ。地面の下には地獄もない。頭上にあるのは空だけさ。人々が皆、来世のためでなく、ただ今日のためだけに生きる世界を想像してごらん。国家のない世界を想像してみよう。そうするのは難しいことではない。国がなければ、互いに殺し合う理由がない。宗教も必要ない。すべての人々が、平和のうちに生きる世界を想像してごらん。夢かもしれない。でも僕は1人じゃない。いつか君も参加してくれると嬉しいな。そして、世界は一つになるんだ。所有という概念のない世界を想像してみよう。君はできるだろうか。その世界では飢餓も強欲もない。友愛だけがある。みんなが、互いのすべてを分け合って生きる世界を想像してごらん。夢かもしれない。でも、僕は1人ぼっちじゃない。いつか君も、一緒になれるといいな。そして、世界はひとつになるんだ。」

Imagine there's no heaven. It's easy if you try.
No hell below us. Above us only sky.
Imagine all the people living for today. Aha・・・
Imagine there's no countries. It isn't hard to do.
Nothing to kill or die for and no religion too.
Imagine all the people living life in peace. You fu・・・
You may say I'm a dreamer. But I'm not the only one.
I hope someday you'll join us and the world will be as one.
Imagine no possessions. I wonder if you can.
No need for greed or hunger. A brotherhood of man.
Imagine all the people sharing all the world. You fu・・・
You may say I'm a dreamer. But I'm not the only one.
I hope someday you'll join us and the world will be as one.

 

 

⑧ジェラス・ガイ-Jealous Guy-(1971)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯2ndアルバム『イマジン-Imagine-』(1971/全英1位・全米1位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)収録

英米のみならず、日本、オーストラリア、イタリア、オランダなど、全世界で1位を獲得したジョンの最大のヒット作である7thアルバム『イマジン』の収録曲。ジョンの生前にはシングル・カットされませんでしたが、1981年に追悼シングルとして日本でリリースされ、英米でも、その後、シングル・カットされました。(全英65位・全米80位)

繊細で印象的なバラード曲。この時期のジョンの曲としては珍しく政治的・思想的なメッセージ性がまったくない、内省的で私的な感情を表現した歌です。

「過去のことを思い浮かべると、僕の心臓は早く脈打ち始める。自分を抑えきれなくなるんだ。君を傷つけるつもりじゃなかった。泣かせてしまってごめん。傷つけるつもりじゃなかったんだ。僕はただ嫉妬深いだけさ。不安だったんだ。君が僕をもう愛していないんじゃないかって。心底震え上がっていたんだ。君を傷つけるつもりじゃなかった。泣かせちゃってごめん。傷つけるつもりじゃなかったんだ。僕はただ嫉妬深いだけさ。君の目を引こうとしていたんだ。君が姿を隠そうとしていると思ったんだ。僕は痛みを飲み込もうとしていたんだ。傷つけるつもりじゃなかった。泣かせてごめん。僕はただの嫉妬深い男さ。気をつけて、僕は嫉妬深いやつだから。」

I was dreaming of the past and my heart was beating fast.
I began to lose control. I began to lose control.
I didn't mean to hurt you. I'm sorry that I made you cry.
Oh my I didn't want to hurt you. I'm just a jealous guy. 

I was feeling insecure. You might not love me anymore.
I was shivering inside. I was shivering inside.
Oh I didn't mean to hurt you. I'm sorry that I made you cry.
Oh my I didn't want to hurt you. I'm just a jealous guy.

I didn't mean to hurt you. I'm sorry that I made you cry.
Oh my I didn't want to hurt you. I'm just a jealous guy.

I was trying to catch your eyes. I thought that you were trying to hide.
I was swallowing my pain. I was swallowing my pain.
I didn't mean to hurt you. I'm sorry that I made you cry.
Oh my I didn't want to hurt you. I'm just a jealous guy.
Watch out baby I'm just a jealous guy.
Look out baby I'm just a jealous guy.

 

 

⑨ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)-Happy Xmas(War is Over)-(1971)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯7thシングル(1971/全英3位・全米46位)

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

U2のボーノが、この歌のシングルが少年時代に生まれて初めて買ったレコードだったと言っていた曲で、クリスマスの時期に街に流れる定番のスタンダード・ナンバーです。

また、1971年は、ニクソン大統領がベトナム戦争から手をひくと発表した年です。いわゆるニクソンショックのひとつです。まさに、この年、『来年にはアメリカがベトナム戦争から手をひいて平和がおとづれる』と人々に知らされた時期だったのです。

「今日はクリスマス。この一年はどうだった?こうして一年が終わり、新しい年が始まる。そして今日はクリスマス。君が楽しんでいるといいな。身近な愛しい人、年寄りも、若者も。心からメリー・クリスマス、そして新年おめでとう。どんな恐怖もなく、幸せな新年になりますように。弱き者にも、強き者にも、金持ちにも、貧乏人にも、よいクリスマスでありますように。世界はこんなにも間違っているけれど、黒人にも、白人にも、アジア人にも、ネイティブ・アメリカンにも、幸せなクリスマスでありますように。さあ、争いはやめよう。心からメリー・クリスマス、そして、新年おめでとう。一切の恐怖のない、良き新年がきますように。さあ、今日はクリスマス。今年はどんな年だった?一年が終わり、新しい年がやってくる。身近な親しい人、年老いた人、若い人、みんなにとって幸せなクリスマスでありますように。心からメリー・クリスマス、そして、新年おめでとう。どんな恐怖もない、良い年でありますように。戦争は終わる、もし君が望むなら。戦争は終わるんだ、今こそ!」

So this is Xmas and what have you done?
Another year over and a new one just begun.
And so this is Xmas. I hope you have fun.
The near and the dear one. The old and the young.
A very Merry Xmas and a happy New Year.
Let's hope it's a good one without any fear.
And so this is Xmas for weak and for strong, for rich and the poor ones.
The world is so wrong.
And so happy Xmas for black and for white for yellow and red ones.
Let's stop all the fight.
A very Merry Xmas and a happy New Year.
Let's hope it's a good one without any fear.
And so this is Xmas and what have we done?
Another year over and a new one just begun.
And so happy Xmas. We hope you have fun.
The near and the dear one. The old and the young.
A very Merry Xmas and a happy New Year.
Let's hope it's a good one without any fear.
War is over If you want it. War is over! Now!

 

 

⑩女は世界の奴隷か!-Woman is the Nigger of the World-(1972)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯8thシングル(1972/全米57位)

◯3rdアルバム『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ-Sometime in New York City-』(1972/全英11位・全米48位)収録

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯4thベストアルバム『ラヴ〜アコースティック-Acoustic-』(2004/全米31位)

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

3rdアルバム『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』からの先行シングルですが、これも、ジョンのリベラルな思想性が炸裂している佳曲です。 

ところで、次に生まれてくる時に男で生まれてきたいか、女で生まれてきたいか、その割合で、その国や地域の男女の〝生きにくさ〟の実態がわかる気がするのですが、そういうレポートはないのでしょうか?

明治初期の日本では、勉強が好きだった樋口一葉は、あまり勉強ができると男性に疎まれて嫁の貰い手がいなくなると心配した母親の反対で中学校に進学できませんでした。『妻を娶らば才長けて…』という与謝野鉄幹の詞は、必ずしも一般的な価値観ではなかったのですね。

「女性は、この世界で黒人と同じ立場だ。そうなんだ。それについて考えてみて欲しい。女性は、この世界で黒人同様に差別を受けている。そのことについて考えて、この状況を変えるために何か行動して欲しい。男たちは女性の顔に化粧をさせて踊らせる。もし彼女が奴隷でいることを拒むと、男は『俺を愛していないのか』と責め立てる。彼女が根性があって腹が座っていると、『女のくせに男になろうとしている』と非難する。男たちは女性を貶めながら、崇めているふりをする。女性は、この世界では黒人並みに尊厳を貶められている。僕の言うことが信じられないなら、君の隣にいるパートナーの女性を見てみるといい。女性は奴隷の中の奴隷だ。いや、もう、絶叫するしかない、とうてい耐えられない事態だ。男たちは女性に子を産ませ、育てさせる。それから、僕らは『太った年老いた口うるさい雌鳥になった』と言って、彼女を家に置き去りにする。男たちは『家庭こそが、女性のいるべき唯一の場所だ』と彼女に言い聞かせながら、『彼女はあまりに世間知らずだ』と友人に不平不満をこぼす。女性は、この世界では黒人と一緒さ。そうだとも。もし信じられないなら、自分の隣の女性を見てみろよ。女性は奴隷の中の奴隷さ。考えてみるといい。男たちはテレビの中でも毎日のように女性を侮辱してコケにする。それでいて、『なぜ女性には自信がないんだ、根性がないんだ』と首をかしげる。女性はまだ若い頃に、自由であろうとする意思を殺される。男たちは『女はそんなに賢くならなくていい』と教えながら、その一方では『女は愚鈍だ』と蔑むのだ。世界中で、女性たちは、黒人同様に蔑まれる。そうだとも。信じられないなら、君の隣にいる女性を見ればいい。女性は奴隷の中の奴隷だよ。ああ、そうだ。信じてくれるなら、この事態に抗議の叫びをあげろ。男たちは、女たちに化粧をさせて踊らせる。僕らは彼女たちに化粧をさせて踊らせているだけなんだ…。」

Woman is the nigger of the world. Yes she is... think about it.
Woman is the nigger of the world. Think about it... do something about it.
We make her paint her face and dance.
If she won't be a slave, we say that she don't love us.
If she's real, we say she's trying to be a man.
While putting her down, we pretend that she's above us.
Woman is the nigger of the world...yes she is.
If you don't believe me, take a look at the one you're with.
Woman is the slave of the slaves. Ah, yeh...better scream about it.
We make her bear and raise our children.
And then we leave her flat for being a fat old mother hen.
We tell her home is the only place she should be.
Then we complain that she's too unworldly to be our friend.
Woman is the nigger of the world...yes she is.
If you don't believe me, take a look at the one you're with.
Woman is the slave to the slaves. Yeh (think about it.)
We insult her every day on TV and wonder why she has no guts or confidence.
When she's young, we kill her will to be free.
While telling her not to be so smart, we put her down for being so dumb.
Woman is the nigger of the world.
Yes she is...if you don't believe me, take a look at the one you're with
Woman is the slave to the slaves.
Yes she is... if you believe me, you better scream about it.
We make her paint her face and dance.
We make her paint her face and dance.

 

 

⑪マインド・ゲームス-Mind Games-(1973)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯4thアルバム『マインド・ゲームス-Mind Games-』(1973/全英13位・全米9位)収録

◯9thシングル(1973/全英26位・全米18位)

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

4thアルバム『マインド・ゲーム』の表題曲で、アルバムから唯一、シングル・カットされた曲です。

この曲が発表された1973年という年は、アメリカの歴史上最大最悪のスキャンダルであるウォーターゲート事件(1972.6〜1974.8)の最中でした。共和党のニクソン大統領の指示でCIAが民主党本部に侵入して盗聴器を仕掛けたことが発覚して、史上最初の大統領辞任に追い込まれた事件です。

この時代、ベトナム戦争の敗北、大統領のスキャンダルによる辞任、麻薬の蔓延による犯罪の増加と、アメリカ人の誇りを傷つけ、心を挫くような出来事が続いていました。多くのアメリカ人が明るい未来を無邪気に信じることができなくなっていました。

この曲は、そんな時代に生きる同時代の人々に向かって、ジョンから発せられたメッセージのように感じられます。

「僕らは内なる世界で戦いを繰り広げている。障壁を押しやり、できた隙間に種を植え、ゲリラ戦を戦っているんだ。『地に平和を!』とマントラを唱えながら。僕らは、この永遠の内なる戦いをずっと続けている。神秘のベールをあげたドルイド僧のような奴らが、このゲームのゲリラ戦を戦っているのさ。それを、魔法世界の聖杯探しと呼ぶ者もいる。〝愛〟こそが答えだと、君は知っているはずだ。〝愛〟とは、君が育てるために手に入れた一輪の花なのさ。だから、僕らは、この見えない心の世界の戦いを続けるんだ。今から先の未来を信じて。誰も、彼ら心の戦場の闘士たちを倒すことはできない。なぜなら、彼らゲリラたちは、一般の人々の心の世界の活動領域とは次元の異なる、まったく別の場所で戦っているからだ。そう、僕らは、未来永劫に続く、内なる世界の戦いを続けている。悠久の時間と空間の中に、僕たちの生み出すイメージを映し出しながら。〝肯定〟こそが答えだと、君は知っているはずだ。〝肯定〟とは、君が現実をあるがままに受け入れることだ。だから、共に、この内なる世界の戦いを続けよう。太陽の下で祝賀の儀礼の踊りを舞いながら。何百万もの闘士たちが、カルマの車輪をまわすために、彼らの魂の力を結集している。内なる永遠の戦いを続けているんだ。愛と平和の精神を盛り立てていこう。愛こそが…。」

We're playing those mind games together, pushing the barriers, planting seeds,
Playing the mind guerilla, chanting the Mantra "peace on earth".
We all been playing those mind games forever
Some kinda druid dudes lifting the veil, doin' the mind guerilla.
Some call it magic,  the search for the grail.
Love is the answer and you know that for sure.
Love is a flower you got to let it, you got to let it grow.
So keep on playing those mind games together.
Faith in the future out of the now.
You just can't beat on those mind guerillas.
Absolute elsewhere in the stones of your mind.
Yeah we're playing those mind games forever,

Projecting our images in space and in time.
Yes is the answer and you know that for sure.
Yes is surrender you got to let it, you got to let it go.
So keep on playing those mind games together, doing the ritual dance in the sun.
Millions of mind guerillas putting their soul power to the Karmic wheel.
Keep on playing those mind games forever, raising the spirit of peace and love.
Love...

 

 

⑫真夜中を突っ走れ!-Whatever Gets You Through the Night-(1974)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯5thアルバム『心の壁、愛の橋-Walls and Bridges-』(1974/全英6位・全米1位)収録

◯10thシングル(1974/全英36位・全米1位)

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

★エルトン・ジョンが、ボーカルとピアノで参加しています。

全米1位を記録した5thアルバム『心の壁、愛の橋』からの1stシングル・カット曲で、ジョンのシングルとしては初の全米No.1ヒット曲であり、生前唯一、1位を獲得した曲でもあります。さらに、当時、アルバムとシングルが両方同時に1位を獲得するという快挙を成し遂げました。

ジョンは、この曲を、それほど高く評価できないと言っていましたが、ジョンには珍しく軽快でキャッチーな曲であるせいか、今でも意外と人気があるようです。

「夜通し君が何をしようとかまわないさ。君のお金だし、君の人生だ。でも、花を摘むのに剣は必要ないよね。君の人生で君が何をしようとかまわないさ。それが間違っていようと、正しかろうと、かまわないさ。でも、どうせ時間を無駄に過ごすのに、腕時計は必要ないよね。抱きしめてくれ、愛しい人。僕の話を聴いてくれ。君を傷つけたりしないから。僕を信じて、愛しい人。話を聴いて欲しいんだ。君に光をもたらすものなら、何だってかまわないのさ。突然でも、目に見えなくても、いいのさ。でも、君の心に衝撃的な喜びを与えるのに、銃は必要ないよね。抱きしめて、愛しい人。僕の話を聴いて欲しい。君を傷つけたりしないから。僕を信じて、話を聴いて。」

Whatever gets you thru the night, it's alright, it's alright.
It's your money or your life, it's alright, it's alright.
Don't need a sword to cut thru flowers. Oh no, oh no.
Whatever gets you thru your life, it's alright, it's alright.
Do it wrong or do it right, it's alright, it's alright.
Don't need a watch to waste your time. Oh no, oh no.
Hold me darlin' come on listen to me.
I won't do you no harm.
Trust me darlin' come on listen to me come on listen to me, come on Listen, listen.
Whatever gets you to the light, it's alright, it's alright.
Out the blue or out of sight, it's alright, it's alright.
Don't need a gun to blow your mind. Oh no, oh no.
Hold me darlin' come on listen to me.
I won't do you no harm.
Trust me darlin' come on listen to me come on listen to me,come on Listen, listen.

 

 

⑬夢の夢-#9Dream-(1974)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯5thアルバム『心の壁、愛の橋-Walls and Bridges-』(1974/全英6位・全米1位)収録

◯11thシングル(1974/全英23位・全米9位)

◯1stベストアルバム『Shaved Fish』(1975/全英8位・全米12位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

5thアルバム『心の壁、愛の橋』からの2ndシングル・カット曲。ジョンが自身の誕生日である10月9日からラッキー・ナンバーと日頃から考えていた〝9〟の数字をタイトルに入れた曲。ビルボードのチャートでは全米9位を記録しましたが、そのことが、かえってジョンを喜ばせたといいます。ちなみに、10月9日は、息子ショーンの誕生日でもあります。

また、曲中で囁く"John"という声は、当時、愛人関係にあった秘書のメイ・パンの声です。ただし、オノ・ヨーコは自分の声だと主張しているようです。真偽はともかく、いずれにしろ、この曲はとても官能的な曲に仕上がっています。

「ずっと昔のことだ。あれは夢だったのか? ただの夢だったのか? いや、分かっている。僕には分かっている。それは、あまりにも現実だと感じられた。僕には現実そのものだと思えたんだ。熱気のある街路樹のささやきの中、通りを歩いていると、誰かが僕の名を呼ぶ声が聴こえると思ったんだ。雨が降り始めて、二つの妖精が奇妙なダンスを踊っていた。夢だったのか。宙に浮かぶ魔法だったのか? いや、僕は信じている。それ以上は言えない。それ以上何が言える? 回る鏡を通り抜けて、音の河が流れている。暖かかったり、突然、冷たくなったりしながら、音楽が僕の魂に触れ、妖精のダンスが広がっていくのを感じた。僕は、自分がたしかにそう感じていると思ったんだ。」

So long ago. Was it in a dream? Was it just a dream?
I know, yes I know. It seemed so very real. Seemed so real to me.
Took a walk down the street through the heat whispered trees,
I thought I could hear, hear,  hear,  hear.
Somebody call out my name (John)
As it started to rain, two spirits dancing so strange.
Ah! Bowakawa, pousse pousse
Ah! Bowakawa, pousse pousse
Ah! Bowakawa, pousse pousse
Dream, dream away. Magic in the air. Was magic in the air?
I believe, yes I believe. More I cannot say. What more can I say?
On a river of sound through the mirror go round, round
I thought I could feel, feel,  feel,  feel.
Music touching my soul, something warm, sudden cold.
The spirit dance was unfolding
Ah! Bowakawa, pousse pousse
Ah! Bowakawa, pousse pousse

 

 

⑭スタンド・バイ・ミー-Stand by Me-(1975)

作詞 作曲 ベン・E・キング/ジェリー・リーバー/マイク・ストーラー

◯6thアルバム『ロックン・ロール-Rock'n Roll-』(1975/全英6位・全米6位)収録

◯12thシングル(1975/全英30位・全米20位)

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

★CM使用→キリン フリー(2010)

オールディーズのカバー・アルバムとして、ジョンが発表した6thアルバム『ロックン・ロール』から、唯一、シングル・カットされた曲。

原曲は1961年に発表されたベン・E・キングの名曲。60年代のスタンダード・ナンバーを、ジョンらしい表現とアレンジで見事に料理してみせた佳曲。本家とは、また一味違う味わいを醸しています。

「夜が来て、大地が暗くなり、光をもたらすものは月だけ。でも、僕は怖くない。君が僕のそばにいてくれるなら。だから、どうか、僕のそばにいて。もしも、僕らが見上げている空が崩れ落ちて、山々が崩れて海に飲み込まれてしまっても、僕は泣かない。涙を流したりしない。君が僕のそばにいるかぎり。だから、どうか、僕のそばにいて欲しい。君が困った時には、いつでも、僕のそばにいるといいよ。今、君に僕のそばにいて欲しい。」

When the night has come and the land is dark

And the moon is the only light we'll see.

No I won't be afraid. No I won't be afraid

Just as long as you stand, stand by me.

And darlin', darlin', stand by me, oh now now stand by me.

Stand by me, stand by me.

If the sky that we look upon should tumble and fall

And the mountains should crumble to the sea

I won't cry, I won't cry, no I won't shed a tear

Just as long as you stand, stand by me.

And darlin', darlin', stand by me, oh stand by me.

Stand by me, stand by me, stand by me-e, yeah.

Whenever you're in trouble won't you stand by me. Oh now now stand by me.

Oh stand by me, stand by me, stand by me.

 

 

⑮スターティング・オーバー-(Just Like)Starting Over-(1980)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯13thシングル(1980/全英1位・全米1位・全米年間4位)

◯7thアルバム『ダブル・ファンタジー-Double Fantasy-』(1980/全英1位・全米1位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

★グラミー賞最優秀アルバム賞(1981)『ダブル・ファンタジー』

★テレビドラマ『いちばん大切なひと』主題歌(1997)

★CM使用→ダイドーブレンドコーヒー(2000)

ラスト・アルバムとなった7thアルバム『ダブル・ファンタジー』からの先行シングルで、ジョンの生前に発表された最後のシングル曲。初の全英1位を記録したシングル曲であり、唯一、アメリカとイギリスの両方で1位を記録したのみならず、その他、オーストラリア、スペイン、オーストリア、スイス、アイルランドなどでも1位を獲得し、ソロとして最大のヒット曲となりました。ジョンの全作品中でも代表曲のひとつと言えるでしょう。時代を経ても色褪せることのない永遠のスタンダード・ナンバーであり、心に染みる素晴らしいバラード曲です。

「共に過ごしてきた僕らの人生は貴重でかけがえのないものだね。僕らは共に成長してきた。一緒に大人になってきた。僕らの愛は、今のままでも充分に特別なものだけど、思い切って、2人だけで何処かへ飛び立とう。共に過ごし始めてから、ずいぶん時間が経ってしまったね。誰にせいでもない。ただ、時が経つのが早過ぎただけなんだ。でも、こうして君を見ていると、僕らはまたもう一度恋に落ちていくみたいだ。まるで、すべてを、もう一度、初めからやり直すみたいだね。毎日、僕らは愛し合ってきたけれど、もっと気持ちよく、もっと気軽に愛し合うことはできないのかな? 翼を広げて飛び立つ時がきたんだ。もう1日だって待てないよ。もう一度、やり直すんだ。2人だけで飛び立とう。どこか遠い所へ旅立とう。出会った初めの頃みたいに、もう一度、2人っきりになるんだ。2人が一緒に過ごし始めてから、ずいぶんと時間が経ったね。誰のせいでもない。ただ時が経つのが早過ぎたんだ。でも、こうして、今、君を見ていると、もう一度、僕らは恋に落ちるみたいだ。まるで初めからすべてをやり直すみたいに。共に過ごしてきた2人の時間は、貴重で、かけがえのないものだね。僕らは成長してきた。一緒に大人になってきた。僕らの愛は、今でも特別なものだけど、今こそ、何処かへ飛び立とう。2人で、やり直そう。」

Our life together is so precious together.
We have grown, we have grown.

Although our love is still special, 

Let's take a chance and fly away somewhere alone.
It's been too long since we took the time.
No-one's to blame, I know time flies so quickly.
But when I see you darling, it's like we both are falling in love again.
It'll be just like starting over, starting over.
Everyday we used to make it love. Why can't we be making love nice and easy?
It's time to spread our wings and fly. Don't let another day go by my love.
It'll be just like starting over, starting over.
Why don't we take off alone? Take a trip somewhere far, far away.
We'll be together all alone again like we used to in the early days.
Well, well, well darling.
It's been too long since we took the time.
No-one's to blame, I know time flies so quickly.
But when I see you darling, it's like we both are falling in love again.
It'll be just like starting over, starting over.
Our life together is so precious together.
We have grown, we have grown.

Although our love is still special,
Let's take a chance and fly away somewhere…. Starting over.

 

 

⑯アイム・ルージング・ユー-I'm Losing You-(1980)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯7thアルバム『ダブル・ファンタジー-Double Fantasy-』(1980/全英1位・全米1位)収録

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

英米のみならず、日本、フランス、カナダ、オーストラリアなど世界中で1位を獲得した7thアルバム『ダブル・ファンタジー』の収録曲。シングル・カットはされませんでしたが、アルバム中でも強い個性を放つ曲で、今でも、なかなか人気のある佳曲です。

「午後遅くに見知らぬ人の部屋にいる。僕は、一体ここで何をしてるんだ? それについては疑う余地はない。僕は君を失いかけているんだ。ともかく、電話が混線していて、連絡がとれない。電話が君に繋がりさえしない。僕は思わず叫んでしまう。君を失いかけているんだ。そう、僕は、決断できない迷いの谷にいるんだ。どうしていいのか、わからない。君が僕の手からすり抜けていくのを感じる。君を捕まえることができないんだ。僕は君を失いかけている。そして、今、君は、自分は十分に得ていないと言う。でも、僕は、あれらすべて、あまりにひどかった過去の物事のすべてを君に思い出させる。それで、いったい僕は、何をすべきだろうか? その傷跡の上に絆創膏でも貼っておけばいいのか。そして、今こそ、血が流れ出るのを止めるんだ。出血を止めるんだ。ああ、僕は君を失いかけている。むかし君を傷つけたことがあるのは覚えているさ。でもそれは、もう昔のことだ。君は、まだ、あの十字架を身に付けていなければならないのか? ただ、それについては聞きたくないんだ。ともかく僕は君を失いかけている。君を失いたくない。」

Here in some stranger's room late in the afternoon.
What am I doing here at all?
Ain't no doubt about it. I'm losing you. I'm losing you.
Somehow the wires have crossed, communication's lost.
Can't even get you on the telephone.
Just got to shout about it. I'm losing you. I'm losing you.
Well, here in the valley of indecision. I don't know what to do.
I feel you slipping away. I feel you slipping away. I'm losing you. I'm losing you.
Well, now, you say you're not getting enough.
But I remind you of all that bad, bad, bad stuff.
So what the hell am I supposed to do? Just put a band-aid on it?
And stop the bleeding now. Stop the bleeding now.
Well, I'm losing you. I'm losing you. Well, well, well, I know I hurt you then.
But hell, that was way back when.
Well, do you still have to carry that cross? Don't want to hear about it.
I'm losing you. I'm losing you. Don't want to lose you, now, well.

 

 

⑰ウーマン-Woman-(1980)

作詞 作曲 ジョン・レノン

◯7thアルバム『ダブル・ファンタジー-Double Fantasy-』(1980/全英1位・全米1位)収録

◯14thシングル(1981/全英1位・全米2位・全米年間21位)

◯2ndベストアルバム『The John Lennon Collection』(1982/全英1位・全米33位)収録

◯3rdベストアルバム『Lennon Legend〜The Very Best of John Lennon』(1997/全英3位・全米65位)収録

◯5thベストアルバム『WORKING CLASS HERO-THE DEFINITIVE LENNON』(2005/全英11位)

★CM使用→三菱eKワゴン(2001)

7thアルバム『ダブル・ファンタジー』からの2ndシングル・カットとして、死後に発表され、3度目の全英1位を記録し、カナダやニュージーランドでも1位を獲得したジョンの代表曲のひとつ。サウンド、メロディ、歌詞と歌唱、すべての要素がバランスよく組み合わさっているファンタジックで心温まる名曲。

「女性へ、僕の無分別で混乱した感情を、うまく表現することは、とてもできそうにない。なにしろ、僕はあなたに、永遠に返せない負債を負っているんだからね。人生の成功の真の意味を僕に教えてくれたことで、どれほどあなたに感謝しているか、内なる感情を表現する努力をしてみるよ。女性よ、あなたは、男の心の中に小さな子どもがひそんでいることを理解しているね。僕の人生は、あなたの手の内に握られていることを忘れないで。女性よ、僕を抱きしめて、あなたのハートに近づかせて。たとえどんなに遠く離れても、僕らを別れさせないで。僕らの絆は、星々に刻まれた運命なのだから。女性よ、どうか僕に説明させて欲しい。あなたに悲しみや苦しみをもたらすつもりは決してなかったんだ。だから、もう一度、僕に言わせて。今も、これからも、ずっと、君を愛していると。」

Woman I can hardly express my mixed emotions at my thoughtlessness.
After all I'm forever in your debt.

And woman I will try to express my inner feelings and thankfulness
For showing me the meaning of success.
Ooh well well tule tu tu tu
Ooh well well tule tu tu tu
Woman I know you understand the little child inside the man.
Please remember my life is in your hands.
And woman hold me close to your heart. However distant, don't keep us apart.
After all it is written in the stars.
Ooh well well tule tu tu tu
Ooh well well tule tu tu tu
Woman please let me explain. I never mean(t) to cause you sorrow or pain.
So let me tell you again and again and again.
I love you yeah yeah now and forever
I love you yeah yeah now and forever
I love you yeah yeah now and forever・・・

 

 

 

2010年代、2020年代の曲を聴いていて思うことは、シンプルで印象的なピアノの伴奏、声の良い上手いボーカル、耳障りよく、心地よいメロディの曲が多いのですが、これは、と思う名曲、強烈な印象を与える曲、一度聴いただけでのめり込んでしまう深みのある曲、何度でも聴いてしまう中毒になりそうな強い魅力を放つ曲、生涯忘れられない曲になるそうな傑出した名曲は見当たらない、ということです。

1950年代後半、60年代、70年代、80年代前半には、毎年のように、そんな名曲、将来スタンダード・ナンバーになることが確実な名曲が、必ず一年に何曲か登場したものです。そう考えると、今の時代の曲は、どこか物足りない気がするのです。メロディも、歌詞も、サウンドも、無難で、一定の水準は満たしているけれど、それだけというか…。

'60年代、'70年代のサイモン&ガーファンクルやジョン・レノンの曲を紹介していると、ますます強くそう思うのです。

そして、もう一つ、サイモン&ガーファンクルはまだしも、ジョン・レノンの音楽に濃厚な極端に左傾化した政治的性向に満ち溢れた強烈な主張は、今の時代には流行らないのだろうな、ということです。

加えて、その表面的な政治性の裏側にあるアクの強い人間臭さもまた、今の若い人には受け入れられにくいかもしれません。

 

1941年生まれで、ニューヨーク市出身、小学校時代からの幼なじみであるハンガリー系ユダヤ人のポール・サイモンとルーマニア系ユダヤ人のアート・ガーファンクルが結成したフォーク・デュオ。2人は、ジョン・レノンの一つ年下で、ポール・マッカートニーの1歳年上である。ビートルズと同世代ということだ。

最初は小学校6年生の時にトム&ジェリーというフォーク・デュオを組み、音楽活動を始めた。そして、16歳の時にトム&ジェリー名義でプロとして活動を始め、1958年、17歳の時に、シングルのスマッシュヒットを出した。

その後、大学進学と共にデュオは自然解消したが、1963年、22歳の時に再会し、翌1964年にサイモン&ガーファンクルとして活動を再開し、ファースト・アルバムをリリースした。

さらに、1965年に「サウンド・オブ・サイレンス」がシングルカットされ、これが初のビルボード1位を獲得した。

1968年には映画「卒業」の挿入歌となった「ミセス・ロビンソン」が3週連続で1位となった。

1970年にはシングル「明日に架ける橋」とアルバム「明日に架ける橋」がともに全米と全英で1位となった。ビルボードでは6週連続1位だった。しかし、音楽性の違いからサイモンとガーファンクルはデュオを解散して別々の道を歩くことになった。(※きしくも、この年、ビートルズもポールとジョンの音楽性の違いから解散している。)

したがって、サイモン&ガーファンクルのデュオとしての活動期間は、1964年-1970年の7年間である。

その後、1981年に再結成され、9月19日のニューヨークのセントラルパークで、伝説のチャリティ・コンサートを開き、53万人の観客を動員した。そして、その後、1982年にかけて世界ツアーを行った。

このフォーク・デュオは、現在に至るまで根強い人気がある。1981年以降も、1993年、2003年、2009年に再結成され、世界ツアーが行われた。

日本では1982年、1993年、2009年と、三度来日公演が行われて、2009年の公演でも、数回の公演で15万人の観客を動員した。

ここでは、私の独断と偏見により、唯一無二の永遠のフォーク・デュオ、サイモン&ガーファンクルが、7年間の活動中に発表した曲の中から、珠玉の名曲を15曲選んで紹介する。

曲順は、発表年月日順である。同一発表日の場合は、アルバムでの曲順による。

 

 

①水曜の朝、午前3時-Wednesday morning,3AM-(1964)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯1stアルバム『水曜の朝、午前3時-Wednesday morning, 3AM-』(1964/全米30位)収録

美しいメロディと衝撃的な詞の取り合わせが、何とも味わい深い名曲。

「となりで眠っている愛する少女の寝息を聞き、冬の月の光に照らされた髪と、呼吸に合わせて優しく上下する胸元を見ながら、夜明けとともに出ていかなければならず、もう二度とこの姿を見ることはできない、みじめな自分のしてしまったことについて考える。どうしてあんなことをしてしまったのだろう。つまらないわずかなお金のために、酒屋に強盗に入ってしまったのだ。あれは本当に現実だったのだろうか。いや、わかっているんだ。隣に眠る恋人の姿を見つめながら、あとほんの数時間で夜が明けてしまうことを。」

I can here the soft breathing of the girl that I love             
As she lies here beside me asleep with the night
And her hair in a fine mist floats on my pillow
Reflecting the glow of the winter moolight
She is soft, she is warm,but my heart remains heavy
And I watch as her breasts gently rise gently fall
For I know with the first light of dawn I'll be leaving
And tonight will be all I have left to recall
Oh, what I have done why have I done it
I've committed a crime I've broken the law
For twenty-five dollars and pieces of silver
I held up and robbed a hard Liqur store
My life seems unreal my crime an illusion
A scene badly written in which I must play
Yet I know as I gaze at my young love besides me
The morning is just a few hours away

 

 

②サウンド・オブ・サイレンス-Sound of Silence-(1964)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯1stアルバム『水曜の朝、午前3時-Wednesday morning,3AM-』(1964/全米30位)収録

◯1stシングル(1965/全米1位)シングル・バージョン

◯2ndアルバム『サウンド・オブ・サイレンス-Sound of Silence-』(1965/全米21位・全英13位)収録

◯アルバム『卒業-オリジナル・サウンドトラック-』(1968/全米1位・全英3位)収録

★映画『卒業』テーマ曲(1967)

とても暗い陰鬱な歌詞とメロディがクセになる名曲。2人の代表曲のひとつ。

「やあ、暗闇。僕の古い友達。また、君と話しに来てしまったよ。というのも、沈黙の静寂の中で、僕の脳の中に忍び込み、根づいたあるビジョンのせいなんだ。止むことのない夢の中で、僕は狭い石畳の通りを歩いていた。街灯の灯りの下、寒さに襟を立てて。そして、閃光のようにネオンの光が闇を切り裂き、僕の目を刺した時、その強烈な光の中で、僕は見た。一万人以上の人々が、互いに話すことなく、各々が勝手に喋っているのを、人の言葉を聴くことなく、周囲の音をただ騒音として聞いている様子を、それぞれが皆、ひとりぼっちで誰にも聴かせることのない歌を作っているのを、そして、誰も、この沈黙の静寂を妨げる事がないのを。バカだな、癌細胞のようにはびこる沈黙の静寂がわからないのか? 僕の言うことを聴くんだ。僕ののばす手をとるんだ。でも僕の声は、雨の雫のように、滴り落ちて、沈黙の静寂の井戸の中で、こだまするだけ。彼らは、自分たちがつくったネオンの神に礼拝をし祈る。そのネオンの看板には、ネオンの光で文字が浮かんでいる。『預言者の言葉は、地下鉄の壁やアパートのホールに書かれている』と、沈黙の静寂の中で囁くのだ。」

Hello darkness, my old friend. I’ve come to talk with you again.
Because a vision softly creeping. Left its seeds while I was sleeping.
And the vision that was planted in my brain still remains
Within the sound of silence.

In restless dreams I walked alone, narrow streets of cobblestone,
Neath the halo of a street lamp, I turned my collar to the cold and damp.
When my eyes were stabbed by the flash of a neon light that split the night
And touched the sound of silence.

And in the naked light I saw ten thousand people, maybe more.
People talking without speaking. People hearing without listening.
People writing songs that voices never share,

And no one dared disturb the sound of silence.

“Fools", said I, “You do not know silence like a cancer grows.
Hear my words that I might teach you. Take my arms that I might reach you"
But my words, like silent raindrops fell,

And echoed in the wells of silence.

And the people bowed and prayed to the neon god they made.
And the sign flashed out its warning in the words that it was forming.
And the sign said, “The words of the prophets are written on the subway walls
And tenement halls"
And whispered in the sounds of silence.

 

 

③アイ・アム・ア・ロック-I am a rock-(1965)

作曲 作曲 ポール・サイモン

◯2ndアルバム『サウンド・オブ・サイレンス-Sound of Silence-』(1965/全米21位・全英13位)収録

◯3rdシングル(1966/全米3位)

時代を超えた普遍性を感じさせる元祖『引きこもり』のテーマソング。

「ある冬の深まった十二月の薄暗い日に、下の通りのまだ降り積もったばかりの雪の情景を、ひとり、窓から見ていた。僕は岩、僕は島。誰も通さない険しく堅固な城砦の壁を、僕は築いてきたんだ。友情なんか要らないよ。友情は痛みをもたらすだけだから。友情なんてさ、僕が軽蔑する笑いや愛にまつわるものだからね。僕は岩、僕は島。愛について語るな。ああ、その言葉を聞いた事はあるさ。でも、僕の記憶の中に眠っている、死んでしまった感情のまどろみを、覚ますつもりはないんだ。2度と愛さなければ、2度と泣くこともない。僕は岩、僕は島。僕には僕を守ってくれる本と詩がある。僕は鎧で守られている。部屋に隠れて、子宮の中で安全でいられる。僕は誰にも触れない。そして、誰も僕に触れない。僕は岩、僕は島。岩は痛みを感じない。島は決して泣かない。」

A winter’s day in a deep and dark December 
I am alone gazing from my window to the streets below 
On a freshly fallen silent shroud of snow 

I am a rock. I am an island.

I’ve built walls 
A fortress steep and mighty  that none may penetrate 
I have no need of a friendship. Friendship causes pain 
It’s laughter and it’s loving I disdain

I am a rock. I am an island.

Don’t talk of love 
Well I’ve heard the word before. It’s sleeping in my memory  
I won’t disturb the slumber of feelings that have died 
If I never loved I never would have cried

I am a rock. I am an island.

I have my books and my poetry to protect me 
I am shielded in my armor  
Hiding in my room 
Safe within my womb 
I touch no one and no one touches me

I am a rock. I am an island.

And a rock feels no pain and an island never cries

 

 

④早く家へ帰りたい-Homeward Bound-(1966)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯2ndシングル(1966/全米5位・全英9位)

◯3rdアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム-parsley,Sage,Rosemary and Thyme-』(1966/全米4位)収録

これも、お家大好きな引きこもりの心情を歌った佳曲。絶対マイホーム主義?

「僕は鉄道の駅に座っている。目的地への切符は買った。1夜興行のツアーの途中で、スーツケースとギターを持って。1人の詩人でありソロのミュージシャンである僕のために、どの興行地もきちんと準備がされている。でも、今、家路へと向かっているのなら、と思う。僕の心が逃げ込める、僕の音楽を奏でられる、愛する人が静かに僕を待っていてくれる家へ。絶え間なくタバコを吸い、雑誌を読むだけの毎日。どの街も、僕には同じに見える。映画館と工場、そして、出会った見知らぬ人々の顔が、僕に本当の願いを思い起こさせる。家路へと、僕の心が逃げ込める、音楽を奏でられる、愛する人が静かに待っている場所へと。今夜、また僕は自分の歌を歌う。ゲームを演じて取り繕って見せる。でも、すべての僕の言葉は僕に返ってくる。虚ろなハーモニーのように、平凡さの陰に隠れて。僕を慰めてくれる人が必要なんだ。ああ、今、家路へと向かっているなら。僕の心が逃げ込める、音楽を奏でられる、愛する人が静かに待っていてくれる場所へ。」

I'm sittin' in the railway station.

 Got a ticket for my destination, mmm
On a tour of one night stands
My suitcase and guitar in hand
And every stop is neatly planned for a poet and a one man band

Homeward bound. I wish I was homeward bound
Home, where my thought's escaping. Home, where my music's playing
Home, where my love lies waiting silently for me

Everyday's an endless stream of cigarettes and magazines, Mmm
And each town looks the same to me
The movies and the factories

And every stranger's face I see reminds me that I long to be

Homeward bound. I wish I was homeward bound
Home, where my thought's escaping. Home, where my music's playing
Home, where my love lies waiting silently for me

Tonight I'll sing my songs again. I'll play the game and pretend, mmm
But all my words come back to me
In shades of mediocrity like emptiness in harmony
I need someone to comfort me

Homeward bound. I wish I was homeward bound
Home, where my thought's escaping. Home, where my music's playing
Home, where my love lies waiting silently for me. Silently for me

 

 

⑤スカボロー・フェア/詠唱 -Scarborough Fair/Canticle-(1966)

イギリス民謡

◯3rdアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム-parsley,Sage,Rosemary and Thyme-』(1966/全米4位)収録

◯アルバム『卒業-オリジナル・サウンドトラック-』(1968/全米1位・全英3位)収録

◯8thシングル(1968/全米11位)

★映画『卒業』挿入曲(1967)

幻想的で美しいメロディと歌詞を持つイギリス民謡スカボロフェアに、サイモンが自作の反戦詞の詠唱を重ねた名曲。

「スカボロフェアへ行くのかい? パセリ、セージ、ローズマリー、それにタイム。そこに住む人によろしく伝えてくれるかい。彼女は、昔、僕が愛した人だから。縫い目も刺繍もなく、キャンブリックシャツを作って欲しいと彼女に伝えて。そうすれば、彼女は私の恋人となる。海と浜辺の間で、1エーカーぐらいの土地を見つけといて欲しいと彼女に伝えて。そうすれば彼女は僕のものになる。皮革の鎌で刈り取って、ヘザーの束にしてと伝えて。そうすれば彼女は僕の真実の愛となる。」

Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme.
Remember me to one who lives there for once she was a true love of mine.

Have her make me a cambric shirt. Parsley, sage, rosemary and thyme.
Without a seam or fine needle work and then she'll be a true love of mine.

Tell her to find me an acre of land. Parsley, sage, rosemary, and thyme.

Between the salt water and the sea strand. Then she'll be a true love of mine.

Tell her to reap it in a sickle of leather. Parsley, sage, rosemary, and thyme.

And gather it all in a bunch of heather. Then she'll be a true love of mine.

Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme.
Remember me to one who lives there for once she was a true love of mine.

「深い緑の森の丘で、地面の雪の上にスズメがつけた茶色の足跡を追い、毛布と寝具に包まった山の子は、消臭ラッパにも気づかずに眠っている。丘の上に散る落ち葉は、銀色の涙で墓を洗う。兵士は銃を磨いている。緋色の大隊が結集して、戦争がうなりをあげ、燃え上がる。彼らがはるか遠い昔に忘れてしまった理由で、殺せ、戦えと、将軍たちは兵士たちに命じるのだ。」

On the side of a hill in the deep forest green
Tracing of sparrow on snow crested brown
Blankets and bedclothes the child of the mountain
Sleeps unaware of the clarion call
On the side of a hill, a sprinkling of leaves
Washes the grave with silvery tears
A soldier cleans and polishes a gun
War bellows blazing in scarlet battalions
Generals order their soldiers to kill
And to fight for a cause they’ve long ago forgotten

 

 

59番街橋の歌(フィーリン・グルーヴィ)-The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)-(1966)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯3rdアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム-parsley,Sage,Rosemary and Thyme-』(1966/全米4位)収録

明るい弾けた詞と楽しげなメロディの曲。

「もっとゆっくり行こう。急ぎ過ぎだよ。朝の時間を満喫しよう。路上の玉石を蹴っ飛ばしながら、楽しいことを探すんだ。いい気分だ。やあ、街灯さん。何か楽しいこと知らないかい? 君の下で育つ花を見に来たんだ。僕のために、何も詩を作ってくれないのかい? ともかく気分は最高さ。やらなきゃいけないこともないし、守らなきゃならない約束もない。僕は光と影にまだらに染まって、ぼんやりとして、眠ってしまいそう。朝の時間のすべての花びらを僕の上に散らしておくれ。人生は愛おしい。すべてが楽しい。」

Slow down, you move too fast.

You got to make the morning last,

Just kicking down the cobblestones,

Looking for fun and feelin' groovy.

Ba da da da da da da, feelin' groovy.

Hello, lamppost, what'cha knowin'?

I've come to watch your flowers growin'

Ain't'cha got no rhymes for me?

Doot-in doo-doo, feelin' groovy.

Ba da da da da da da, feelin' groovy.

I got no deeds to do. No promises to keep.

I'm dappled and drowsy and ready to sleep.

Let the morning time drop all its petals on me.

Life, I love you. All is groovy.

 

 

冬の散歩道-A Hazy Shade of Winter-(1966)

作曲 作曲 ポール・サイモン

◯5thシングル(1966/全米13位)

◯4thアルバム『ブックエンド-Bookends-』(1968/全米1位・全英1位)収録

★テレビドラマ『人間・失格〜たとえば僕が死んだら』テーマ曲(1994/日本13位)

このデュオには珍しい、激しくテンポのよいロック調の切れ味の鋭い曲。日本では1990年代にテレビドラマのテーマ曲となり、よくラジオでも流れていた。

「時よ、時よ、自分の可能性を探し求めていた間に、僕がどんな風になってしまったか、見るがいい。僕は容易に満足しないのだ。けれでも、見回してごらん。木々の葉は茶色に枯れ、空は冬の薄暗い灰色に染まっている。川沿いを下って、救世軍の楽団の演奏を聞くがいい。君が考えていたより、気持ちのいい川下りになりそうだ。自分の手でカップを運ぶんだ。そして、見渡してごらん。木々の葉は茶色に枯れ、今、空は冬の薄暗い灰色に染まっている。友よ、希望を見失うな。言うのは易しい。けれど、もし、君の希望が消え失せても、再び取り戻せると思い込むんだ。見渡してごらん。緑は深く、畑は実り、まさに人生の春さ。時間をタペストリーに織り込みながら、季節は景色とともに移ろっていく。いつでもいいから、立ち止まって、僕のことを思い出してくれるかい? ライム入りのウォッカを飲みながら、未発表の詩の原稿に目を通している時、僕の記憶は不思議に定かでなくなるんだ。見渡せば、木々の葉は茶色に枯れ、空は冬の薄暗い灰色に染まっている。見渡せば、木々の葉は茶色、地面は雪に覆われている。」

Time, time time, see what's become of me
While I looked around for my possibilities
I was so hard to please but  look around
The leaves are brown and the sky is a hazy shade of winter
Hear the Salvation Army band down by the riverside's.

There's bound to be a better ride than what you've got planned

Carry your cup in your hand and look around
Leaves are brown, now and the sky is a hazy shade of winter
Hang on to your hopes, my friend. That's an easy thing to say
But if your hopes should pass away simply pretend that you can build them again
Look around. The grass is high. The fields are ripe
It's the springtime of my life
Seasons change with the scenery weaving time in a tapestry
Won't you stop and remember me at any convenient time?
Funny how my memory skips

while looking over manuscripts of unpublished rhyme
Drinking my vodka and lime. I look around
Leaves are brown, now and the sky is a hazy shade of winter
Look around. Leaves are brown
There's a patch of snow on the ground
Look around. Leaves are brown
There's a patch of snow on the ground
Look around. Leaves are brown
There's a patch of snow on the ground

 

 

⑧動物園にて-At The Zoo-(1967)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯6thシングル(1987/全米16位)

◯4thアルバム『ブックエンド-Bookends-』(1968/全米1位・全英1位)収録

コミカルでユーモラスで楽しい童話調の曲。NHKの児童用教育番組のテーマ曲とか『みんなの歌』にピッタリの曲だ。

「誰かが言っていたけど、動物園ではあらゆることが起こるんだ。そうだとも。それは本当なのさ。イーストサイドからその動物園までは、陽気ではちゃめちゃな旅なんだ。素敵な洒落た散歩道さ。でも、雨が降っていたり、寒い日には、市内横断バスに乗ることもできるよ。そして、動物たちは、訪問者を大歓迎してくれる。動物園では、どんなことでも起こるのさ。そうとも。それは本当なんだ。猿は正直者だ。キリンは信用できない。象は親切だが頭が悪い。オランウータンは、檻の中のちょっとした変化にも過敏で疑り深い。そして飼育員はラム酒が大好物だ。シマウマはとても保守的だし、カモシカは伝道者だ。鳩は、何か秘密で企んでいるし、ハムスターはしきりにクルクル回っている。なんて楽しいんだ! 君も動物園に来てみろよ。」

Someone told me it's all happening at the zoo.
I do believe it. I do believe it's true.

It’s a light and tumble journey  from the East Side to the park.
Just a fine and fancy ramble to the zoo.
But you can take a crosstown bus if it’s raining or it’s cold.
And the animals will love it if you do

Somethin’ tells me  it’s all happening at the zoo 
I do believe it  I do believe it’s true 

The monkeys stand for honesty, giraffes are insincere.
And the elephants are kindly but they're dumb.
Orangutans are skeptical of changes in their cages.

And the zookeeper is very fond of rum.
Zebras are reactionaries.
Antelopes are missionaries.
Pigeons plot in secrecy and hamsters turn on frequently.
What a gas ! You gotta come and see
At the zoo

 

 

⑨ミセス・ロビンソン-Mrs. Robinson-(1968)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯アルバム『卒業-オリジナル・サウンドトラック-』(1968/全米1位・全英3位)収録

◯9thシングル(1968/全米1位・全英4位)

◯4thアルバム『ブックエンド-Bookends-』(1968/全米1位・全英1位)収録

★1969年度グラミー賞(最優秀レコード賞/最優秀ポップ・パフォーマンス賞)受賞

★映画『卒業』挿入曲(1967)

「そして、ロビンソン夫人、あなたに祝福を! イエス様は、あなたが思っている以上に、あなたを愛しています。神様の祝福がありますように、ロビンソン夫人。天国は祈る者に開かれます。記録しておくために、あなたについて少々知りたいのです。あなたがご自身を救うために学ぶお手伝いができればと思います。自分の周りを見てください。あなたを見る者は、皆、あなたに同情的です。心が落ち着くまで、ご近所を散歩してみてはいかがです。誰も行かない隠し場所に、それを隠しておいてください。カップケーキと一緒に食品庫に入れておくんです。それはちょっとした秘密、ロビンソン家の事情というわけです。何よりも、あなたは、子どもたちから、それを隠さなきゃなりません。日曜の午後にソファに寛いだり、立候補者の討論会に出かけたり、それについて笑い飛ばしてみても、叫んでみても、あなたが、そのことをどういうふうに観るとしても、あなたの負けです。ジョー・ディマジオ、どこへ行ってしまったの? 国民はあなたに寂しげな目を向ける。何を言っているの、ロビンソン夫人? ジョルティン・ジョーは、もう去ってしまったんですよ。」

And here's to you, Mrs. Robinson

Jesus loves you more than you will know. Wo, wo, wo

God bless you please, Mrs. Robinson

Heaven holds a place for those who pray. Hey, hey, hey, hey, hey, hey

We'd like to know a little bit about you for our files

We'd like to help you learn to help yourself

Look around you, all you see are sympathetic eyes

Stroll around the grounds until you feel at home

And here's to you, Mrs. Robinson

Jesus loves you more than you will know. Wo, wo, wo

God bless you please, Mrs. Robinson

Heaven holds a place for those who pray. Hey, hey, hey, hey, hey, hey

Hide it in a hiding place where no one ever goes

Put it in your pantry with your cupcakes

It's a little secret, just the Robinsons' affair

Most of all, you've got to hide it from the kids

Coo, coo, ca-choo, Mrs. Robinson

Jesus loves you more than you will know. Wo, wo, wo

God bless you please, Mrs. Robinson

Heaven holds a place for those who pray. Hey, hey, hey, hey, hey, hey

Sitting on a sofa on a Sunday afternoon,

Going to the candidates debate, laugh about it, shout about it,

When you've got to choose every way you look at it, you lose

Where have you gone, Joe DiMaggio?

Our nation turns its lonely eyes to you. Woo, woo, woo

What's that you say, Mrs. Robinson

Joltin' Joe has left and gone away. Hey, hey, hey, hey, hey, hey

 

 

⑩4月になれば彼女は-April Come She Will-(1968)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯アルバム『卒業-オリジナル・サウンドトラック-』(1968/全米1位・全英3位)収録

★映画『卒業』挿入曲

一度聴いたら忘れられない繊細なメロディの佳曲。いかにもS&Gらしい美しい歌。

「4月に彼女はやってくる。小川が春の雨で増水し勢いが増す頃に。5月、彼女は、僕の腕の中で、もう一度安らいで留まってくれている。6月、彼女の様子が変わる。落ち着きのない足取りで夜にさまよう。7月、彼女は何の前触れもなく、飛び立ってしまうのだ。8月、彼女は死んでしまうに違いない。秋の風は肌寒く冷たい。9月、僕は思い出す。かつて新しかった愛が、今では古びてしまった。」

April come she will
When streams are ripe and swelled with rain
May, she will stay resting in my arms again

June, she’ll change her tune.
In restless walks she’ll prowl the night
July, she will fly and give no warning to her flight.

August, die she must.
The autumn winds blow chilly and cold
September I’ll remember.
A love once new has now grown old.

 

 

⑪アメリカ-America-(1968)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯4thアルバム『ブックエンド-Bookends-』(1968/全米1位・全英1位)収録

◯14thシングル(1972/全米97位・全英25位)

ベトナム戦争が泥沼化しつつあった1968年のアメリカに生きる詩人サイモンの繊細で文学的な詞が胸を打つ。

「恋人になろう。そして、僕らは結婚して互いの財産を一つにしよう。僕のバッグの中には、ちょっとした資産が入っているんだ。それで僕らは、タバコを一箱とミセス・ワグナーのパイを買って、アメリカを探しに旅に出たんだ。ピッツバーグでグレイハウンドバスに乗る時、『ミシガンのことは夢みたいに思えるよ、キャシー』と僕は言った。サギノーからヒッチハイクで4日もかかったんだ。僕はアメリカを探しに行ったのさ。バスの中ではよく笑った。人の顔を見てゲームをしたりした。あのギャバジンスーツを着た男はスパイよ、と彼女は言った。『気をつけろ、あの蝶ネクタイは本当にカメラだ』と僕は言った。『タバコを一本くれる? 僕のレインコートの中にあったと思うんだ』『1時間前に最後の一本を吸ったわよ』それで、僕は外の風景を眺めていた。彼女は雑誌を読んでいた。大草原の向こうに月が昇った。『キャシー、僕はどうしたらいいかわからない』と、僕は言った。彼女が眠っているのはわかっていたんだけど。心が空っぽで、胸が痛むのに、それがなぜか、わからないんだ。ニュージャージーの高速道路で、車の数を数えた。彼らは皆、アメリカを探しに来たんだ。」

“Let us be lovers we’ll marry our fortunes together"
“I’ve got some real estate here in my bag"
So we bought a pack of cigarettes and Mrs. Wagner pies
And we walked off to look for America

“Kathy," I said as we boarded a Greyhound in Pittsburgh
“Michigan seems like a dream to me now"
It took me four days to hitchhike from Saginaw
I’ve gone to look for America

Laughing on the bus. Playing games with the faces
She said the man in the gabardine suit was a spy
I said “Be careful his bowtie is really a camera"

“Toss me a cigarette, I think there’s one in my raincoat"
“We smoked the last one an hour ago"
So I looked at the scenery, she read her magazine
And the moon rose over an open field

“Kathy, I’m lost," I said, though I knew she was sleeping
I’m empty and aching and I don’t know why
Counting the cars on the New Jersey Turnpike
They’ve all come to look for America
All come to look for America
All come to look for America

 

 

⑫ボクサー-The Boxer-(1969)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯10thシングル(1969/全米7位)

◯5thアルバム『明日に架ける橋-Bridge over Troubled Water-』(1970/全米1位・全英1位)収録

非常に研ぎ澄まされた感性を感じさせる意味深い歌詞が印象的な名曲。

「僕はただの貧しい少年だったから、自分のことなんて滅多に話したことないよ。僕はポケットの中に、山ほどの不平不満の呟きを溜め込んで、人生に反感を抱きながら無為に過ごしていた。約束なんて、すべて嘘さ。ほんの冗談なのさ。人は、自分が聞きたいことしか聞かない。それ以外は無視するのさ。故郷と家族から離れて旅立った時、僕はまだほんの子どもだった。見知らぬ人たちの間で、鉄道の駅の沈黙の中、怯えて、身をひそめて、みすぼらしい人たちが行き交う貧民街を探した。彼ら貧民しか知らない場所を探していたんだ。ほんの日雇い程度の賃金を求めて仕事を探したけど、ぜんぜん見つからなかった。声をかけてくるのは7番街の娼婦だけ。告白すると、とても寂しい時には、何度か、彼女たちに慰めてもらったことがあるよ。冬服を広げると、僕は無性に帰りたくなる。ニューヨークの冬が僕を傷つけることのない故郷への想いが湧いてきて、帰りたくなるんだ。1人のボクサーが空き地に立っている。賭けストリートファイトが彼の仕事なのさ。彼は、これまで、自分を倒し、あるいは、泣き叫ぶまで傷つけたすべての相手のグローブの記憶を呼び覚ますものを抱えて立っている。怒りと恥辱の中で『もうやめる、帰るんだ』と、何度も、何度も、男はつぶやく。けれども、それでも、男は、まだ路上にいるんだ。」

I am just a poor boy though my story's seldom told.
I have squandered my resistance for a pocket full of mumbles.
Such are promises all lies and jests.
Still a man hears what he wants to hear and disregards the rest.
When I left my home and my family I was no more than a boy.
In the company of strangers in the quiet of the railway station
Running scared, Laying low, 

Seeking out the poorer quarters where the ragged people go.
Looking for the places only they would know. Lie la lie…

Asking only workman's wages I come looking for a job. But I get no offers.
Just a come-on from the whores on Seventh Avenue.

I do declare. There were times when I was so lonesome.
I took some comfort there. La la la…

Then I'm laying out my winter clothes and wishing I was gone.
Going home where the New York City winters aren't bleeding me
Leading me. Going home.
In the clearing stands a boxer and a fighter by his trade
And he carries the reminders of every glove that laid him down
Or cut him till he cried out 

ln his anger and his shame "I am leaving, I am leaving"
But the fighter still remains. Lie la lie…

 

 

⑬コンドルは飛んでいく-El Condor Pasa-(1970)

アンデス民謡

◯5thアルバム『明日に架ける橋-Bridge over Troubled Water-』(1970/全米1位・全英1位)収録

◯13thシングル(1970/全米18位)

もともとのアンデス民謡のメロディに、サイモンが素晴らしい詞をつけた名曲。

「カタツムリであるよりスズメでありたい。そう、できるのならば、必ずそうするともさ。釘よりはハンマーでありたい。ああ、できるのであれば、必ずそうする。ここから飛び立った白鳥のように、自由に航海する方がいい。男は大地に縛り付けられている。彼は世界に向けて、その最も哀しい嘆き声を上げる。街路であるより森でありたい。そう、できるなら、きっとそうする。足の下に大地を感じていた方がいい。ああ、できるなら、必ずそうするともさ。」

I’d rather be a sparrow than a snail.
Yes I would. If I could,  I surely would.

I’d rather be a hammer than a nail.
Yes I would. If I only could,  I surely would.

Away, I’d rather sail away like a swan that’s here and gone.
A man gets tied up to the ground.
He gives the world its saddest sound. Its saddest sound.

I’d rather be a forest than a street.
Yes I would. If I could,  I surely would.

I’d rather feel the earth beneath my feet.
Yes I would. If I only could,  I surely would.

 

 

いとしのセシリア-Cecilia-(1970)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯5thアルバム『明日に架ける橋-Bridge over Troubled Water-』(1970/全米1位・全英1位)収録

◯12thシングル(1970/全米4位)

2人が友人と、深夜のパーティーで、興に乗ってベンチを叩きながら、ソニーのカセットテープに録音したとされる即興歌。

「セシリア、君は僕のハートを引き裂いた。日々、君は僕の自信を揺さぶり続ける。セシリア、僕はひざまずく。お願いだから、帰ってきておくれ。セシリアと午後に僕のベッドルームで愛し合った。起きて顔を洗って、ベッドに戻ってきたら、別の男が僕の場所に寝ていた。セシリア、君は僕のハートを引き裂いた。日々、君は僕の自信を揺るがす。セシリア、僕はひざまずく。お願いだから、家に帰ってきておくれ。やったぞ、彼女はまた僕を愛してくれる。僕は床に倒れて笑っている。」

Cilia, you’re breaking my heart.
You’re shaking my confidence daily.
Oh, Cecilia, I’m down on my knees.
I’m begging you please to come home. Come on home.

Making love in the afternoon with Cecilia.
Up in my bedroom making love
I got up to wash my face.
When I come back to bed someone’s taken my place.

Cilia, you’re breaking my heart.
You’re shaking my confidence daily.
Oh, Cecilia, I’m down on my knees.
I’m begging you please to come home. Come on home.

Jubilation, she loves me again. I fall on the floor and I’m laughing.
Jubilation, she loves me again. I fall on the floor and I’m laughing.

 

 

⑮明日に架ける橋-Bridge over Troubled Water-(1970)

作詞 作曲 ポール・サイモン

◯11thシングル(1970/全米1位・全英1位)

◯5thアルバム『明日に架ける橋-Bridge over Troubled Water-』(1970/全米1位・全英1位)収録

★1971年度グラミー賞(最優秀レコード賞/最優秀楽曲賞/最優秀アルバム賞)受賞

Sound of Silence と並ぶ代表曲。感動のバラードの名曲。

「君が不安を感じて、自分をとても小さく感じる時、涙が君の瞳にあふれる時、僕は、その涙を乾かしてあげるよ。僕は君のそばにいる。困難の時、友達が誰も見つけられない時、逆巻く波の上に架かる橋のように、僕が身を横たえよう。君が落ち込んで、孤独を感じている時、君が路上を彷徨っている時、夕闇がとても厳しくあたりを暗く翳らせる時も、僕は君を慰めるよ。暗闇が訪れ、あたり一面を苦痛が覆いつくす時も、僕は君の味方になるよ。逆巻く波の上に架かる橋のように、僕が身を横たえるだろう。銀色の髪の少女よ、船を出すんだ。僕のところまで。君の輝く時が来た。君の夢の全てが動き出した。どんなにその夢が輝いているか、見てごらん。もし友達が必要なら、僕はすぐ後ろを帆で走っているから。そして、逆巻く波の上に架かる橋のように、僕は君の心を安らげるよ。」

When you’re weary, feeling small
When tears are in your eyes, I will dry them all
I’m on your side, oh, when times get rough
And friends just can’t be found

Like a bridge over troubled water I will lay me down
Like abridge over troubled water I will lay me down

When you’re down and out
When you’re on the street
When evening falls so hard I will comfort you
I’ll take your part when darkness comes and pain is all around

Like a bridge over troubled water I will lay me down
Like a bridge over troubled water I will lay me down

Sail on silver girl, sail on by
Your time has com to shine
All your dreams are on their way
See how they shine, oh if you need a friend I’m sailing right behind

Like a bridge over troubled water I will ease your mind
Like a bridge over troubled water I will ease your mind

 

家族でも他人でも、親でも兄弟でも、友人でも先輩でも、先生でも上司でも、教官でも教授でも、ともかく『人から注意されたり意見されたり叱られたりすることに、まったく我慢ができない人たち』が増えている。

ちょっとでも何か言われたら、興奮して大声で理不尽で身勝手な言い分・言い訳を喚き散らす。相手の言うことはまったく聞こうとせず、自分の言いたいことだけをまくしたてる。何の根拠もなく、なぜか「誰が何と言おうと自分は絶対に正しい」と思っている。悪いのは自分に文句を言っている相手の方なのだ。常に、問題が起こるのは他人のせいである。

たとえじっと黙って聴いているように見えたとしても、それは相手の権力や権威や支配に逆らえない抑圧的状況によって黙らせられているだけで、心の中では、激しく罵声を浴びせたいのをかろうじて我慢しているだけだ。そうして忍耐を強いられていることで、ますます怒りや恨みを募らせる。

しかも、自分の内に渦巻く黒い思念を自力で整理したり浄化したりする能力はまったく育っていないので、時が経てば経つほど、ますます陰にこもって、逆恨みが激しくなり、精神は腐臭を放つようになる。

反省や内省など、あり得ない。彼らは、常に自分が正しいと思い込むことができるからだ。それで彼らは「自分が人から説教されるという、この耐えがたい状況をもたらした原因は、隙さえあれば自分に害を与えることを企み、自分を陥れようとする邪悪な他者の側にあるのだ」と信じる。

彼らは、日常的に、自らの依存性の強さと激しい身勝手な欲望から、自らすすんで墓穴にはまり、そこから自力では抜け出せず、絶え間ないストレスにさらされ、常時、被害妄想が発動している状況にあることが多い。そして、「自分は邪悪な陰謀の悲劇的な犠牲者なのだ」と信じ込む。

加えて「被害者である自分には、自己防衛のために反撃する権利がある」と彼らは考える。そして、状況を考えず、ためらうことなく反射的に攻撃を実行に移す。呆気に取られ、呆然としている周囲の反応をものともせず、「これは正当防衛だ」と彼らは思う。

このような人たちに共通する環境の一つとして、家がまったく整理されていない〝ゴミ屋敷〟であることが多い。自己の内面を整理できないということと、住環境が整理されていないことに関わりがあるのかもしれない。

 

さて、こうして客観的に見れば、思いやりを持って適切な注意をしただけの指導教官や指導自衛官が、18歳の見習い自衛官に国産89式アサルトライフルで撃ち殺されるという悲劇が起こる。

周囲から見ると、突然、理由もなく、その少年は発狂したように見える。彼は、半自動小銃(アサルトライフル)に30発入りの弾倉を無断で勝手に装填し、「動くな!」と叫ぶと、見境もなく、先輩も、教官も、躊躇なく撃ち殺した。そのことに罪の意識も感じない

殺した理由は、その日、52歳の教官に強く叱られたから。そして、自分が説教されたことを根に持って撃ち殺す念願のチャンスがきた時、たまたま教官と自分の間にいて、自分が勝手に銃に弾倉を装填したのを見て、撃つのを止めようとした25歳の指導自衛官が邪魔だったから。

こうして、叱られたから、邪魔されたから、3人を撃ち、2人を殺した。教官の頭と胸に2発、近くにいた指導自衛官の腹に1発、もう1人の自衛官の足に1発、さらに数発撃ち続けた。取り押さえられなければ、もっと多くの自衛官を殺し続けただろう。

命懸けで容疑者を取り押さえた自衛官たちはよくやった。自衛隊に不備や過失はない。大量無差別虐殺を防いだだけでお手柄だろう。

本人は「当日に思いついた」「弾丸を奪って銃を持って外に出てやろうと思った」「それを邪魔されたから排除しようとして撃った」「恨みも殺意もなかった」と供述している。教官に2発も撃った理由は「動かれると困るので念のために撃った」と供述。しかし、2発目は背中から胸に貫通している。到底、本人が脅威を感じて撃ったとは思えない。

最初に与えられた30発(弾倉一つ分)では足りなかったらしい。数百発の弾丸を奪って基地外へ出て、自分にとって邪魔なものを片っ端から抹殺したかったのかもしれない。そして、その行動を阻止しそうで邪魔だったから自衛官たちを撃った、と。

周囲の自衛官が命懸けで取り押さえたが、それに失敗して本人の望みが叶っていたら、日本の犯罪史上最悪の大量殺人が起こっていたかもしれない。オート連射されなくてよかった。

ただ、自衛隊オタクだから、至近距離からアサルトライフルで人の上半身を撃ったら助からないし、身体はグチャグチャになると、彼は知っていたはずだ。

それでも、彼は言うのだ。「邪魔なものを排除しただけで、恨みも殺意もなかった」「動かなくなれば、それでよかったのだ」と。

彼は、おそらく、これまで、自分が悪いと本気で思ったことはない。今回も、悪いのは、自分を追い詰め、邪魔だと感じさせ、引き金をひかせた相手の方なのだ。

叱られた理由や自分の落ち度は、まったく考慮しない。

俺は悪くない。叱った教官が悪いのだ。教官を撃つのを、弾丸を奪うのを邪魔しようとした先輩自衛官たちが悪いのだ。

やられたらやり返す。叱られたら撃つ。邪魔なものは排除する。当然だろう。何が悪い?

それが彼の本音だろう。

本人は殺意を否定している。繰り返すが『自分にとって邪魔な存在を排除しただけであり、殺意も恨みもなかった』ということだ。

彼の実家も〝ゴミ屋敷〟である。

父親は「普通の子なのに」と、マスコミ報道に不平を言う。弟は「もう起こってしまったことだし、現実感はない」と他人事だ。

精神異常ではない。家族全員、人格異常なだけだ。サイコパスの矯正は困難。死刑が妥当だろう。

 

 

なぜこんな人たちが増えているのか?

理由は主に四つあると思う。

 

① 核家族化が進展し、物質的豊かさを至上とする高度経済成長期の後半以降に育った人たちは、人との豊かなつながりを実感できず、人との協力の大切さを知らずに育ったこと。

論より証拠、言葉より物証、心より証文、絆より血筋、共感より共利、気持ちより行動、想いより金、祈りより保障を信じる物質主義が支配する社会で育ち、形而上の物事や信仰には一切関心を持たずに育ったこと。

そのため、特に『家族以外の他人を信じることができず、本人の内面で人間不信・社会不信の芽が成長し、根が深化した』こと。

 

② 点数主義、成果主義、受け身の全体授業式、◯✖️式の教育に過度に浸かり、成績による選別淘汰を受け、親や大人の過干渉と過保護を当然のように享受し、状況に慣らされてきたことで、「自分のことだけ考えていれば良い」「他人のことは関係ない」「信じられるのは自分だけ」「表面を取り繕ってさえいればいい」という『内面はどうあれ見せかけだけ良い子でいること(他人に文句を言われないこと)を良しとする価値観』に埋没してきたこと。

日頃、彼らが自問することは、一つだけだ。

『これが、いったい、自分に何の役に立つのか?』

『これをすることで、自分に何の得があるのか?』

『なぜ自分が他人に我慢しなければならないのか?』

 

③ 「勉強すれば、わがままをきいてもらえる」という等価交換(?)の取り引きの世界で育ったこと。そして「見せかけだけの良い子を演じていれば、社会の勝ち組になれる」と思い込まされたこと。感性・感情の枯れ果てた、情緒・共感のない策略・計算の世界で生きてきたこと。

そのような環境から、『他人を思いやることを知らない究極の自己中心的な人格』が生まれる。彼らは自己憐憫の涙は大いに流すが、他人のために泣くことはできない。他人を自分に付き合わせるのは得意だが、他人に寄り添うことはできない。

ある意味、サイコパスであることが普通(それほど珍しくない)という社会の到来である。

サイコパスの特徴の一つは、演技上手であることだ。

もう一つは、自己欺瞞が得意であること。

人に寄り添っているフリをするのは上手だし、その同情・共感が本気であると都合よく自分で思い込むのも得意だ。

その一方で、他者の痛みを自らの痛みとして感じることはないのだ。

 

④ 上記①②③の価値観に完全に染まった世代の親に育てられることで、次の世代の子どもたちにとっては、ますます上記の自己中心的で自分本位の価値観が疑う余地のない自明のものとなっていったこと。

親は、お金を払うことが子どもを教育することにすり替わり、塾や学校など代替教育媒体に、多くのお金を費やすことで、良い教育を与えていると疑問なく信じ込むようになる。親は、子どもの成績には関心があるが、子どもの内面には関心がない。『子どもは身体が大人になれば、自然と心も大人に育つ』と思っている。

世代を重ねることで、社会の負のスパイラルが進んだのだ。

そのため、経済的に豊かな家庭で育った子どもであっても、内面的には成長を促されることなく放置されて育ち、反抗期もなく、親からの自立の意志がまったく育つことなく、互いに自立できない親子の共依存だけが深まり、親子共々『物質的な欲求を満たすこと、相手に欲求を満たしてもらうこと以外に、心の平安と幸福を見いだせない精神の牢獄』に囚われ続けるという状況が、社会に蔓延している。

どんなに恵まれた環境に置かれていても、常に不満や非難ばかりが口をついて出てくる、非常にわがままで自己中心的でせこい精神が育っているのだ。

一方で、社会保障が発達した日本では、経済的に恵まれない家庭であっても、それなりに生きていけるし生活は保障される。だから、ハングリー精神は薄い。昭和30年代のように、お金のため、家族のため、生きるために必死に働くという意識は、ほとんどない

「父ちゃんのためなら、えんやこら」は通じない(心に響かない)ということだ。

 

⑤ 上記①②③④により、彼らには『自己の精神の錬磨を価値ある努力とする忍耐を尊ぶ価値観』『惜しみなく相手に与えることで喜びを感じる利他の価値観』が全く育っていないので、忍耐力も利他心もなく、そもそも他人に興味が薄く、自己愛と自尊心ばかりが強い彼らにとっては『他人に意見されることは、相手に善意があろうと、その指摘が的を得たものであろうと、すべて自分を害する悪意のある敵の仕業と認識される』のである。

よって、これからも、唐突で不可解で不気味な殺人は繰り返されるだろう。

彼らは、恨みも殺意もなく、悪意(障害?)に対する自己防衛のため、当然の排除行動を行なうのである。邪魔だから抹消する。それだけのことだ。

今の日本では、多くの人が、彼らの動機に納得するだろう。

しかも、これは日本だけの現象ではない。むしろ、世界的な同時進行の現象なのである。

コロナ蔓延中に、アメリカでは、店員にマスクをするように注意されただけで、店員を銃で撃ち殺す者が後をたたず、人々を驚かせたのは記憶に新しい。

 

また、2020〜2022年まで、アメリカでは3年連続で、毎年600件を超える4人以上が死傷した銃乱射事件が起きている。今年は特にハイペースで、すでに1月1日から6月18日までに、311件の銃乱射事件が起こっている。平均して1日に2件程度の割合で起こっているわけだ。

今回の自衛官候補生が起こした事件レベルでは、アメリカなら全国ニュースにすらならない可能性がある。しかも、自衛官候補生の件は3人殺傷なので、その殺傷人数では条件的に上記の統計に含まれない。そもそも、アメリカでは銃発砲事件による死者数は、2020年が4万5000人、2021年が4万8000人と過去最高を記録(※)した。それに対して日本では毎年5〜10名程度だ。レベルが違いすぎる。

例えば、6月17日には西部ワシントン州の音楽イベント会場近くで銃乱射事件があり、2人が死亡、2人が負傷した。

翌6月18日には、中西部ミズーリ州のパーティ会場で、17歳の容疑者が銃撃事件を起こし、1人が死亡、9人が負傷した。また同日、イリノイ州のショッピングモールの駐車場でも何者かが銃を乱射し、1人が死亡、22人が負傷した。

少し古いが、5月6日には、テキサス州のショッピングモールで33歳の男がアサルトライフルを乱射し、子どもを含む8人が殺害され、10人が負傷し、そのうち3人が重体となった。また、5月15日には、ニューメキシコ州ファーミントンで、18歳少年による銃乱射事件が起こった。少年は路上を歩きながら無差別に発砲し、3人が死亡、6人が負傷した。少年は駆けつけた警察官によって狙撃され死亡した。

民間人による銃乱射が多いが、軍人による事件も起こっている。

多くの州で18歳以上であれば、誰でも無認可(申請有り・税金200ドル)でアサルトライフル(半自動小銃)が買えるアメリカでは、日本とは事件発生件数のレベルが異なる。また、2023年6月現在、21歳以上であれば、ライセンスなしの無許可で弾丸を装填した拳銃を携帯できる州は50州中26州である。

たとえば、アメリカで6万円以内で買える半自動火器アサルトライフルAR-15について言うと、有効距離は通常の拳銃の約3倍の400mで極めて殺傷能力が高く、半自動・全自動の切り替えが可能で、大量殺戮が可能だ。このAR-15が、多くの銃乱射事件で使用されて、毎日のように、たくさんの市民の命を奪っている。

有名な事件では、1年以上前になるが、2022年5月24日午前11時32分、テキサス州南部ユヴァルディのロブ小学校に乱入した犯人による銃乱射事件が発生した。18歳になった数日後にアサルトライフルAR-15を2丁と大量の弾丸を購入した犯人による銃乱射により、7歳から10歳の児童19人と教師2人が死亡した。犯人は警官によって射殺された。

今回、18歳自衛官候補生が使用した日本製89式アサルトライフルの威力も、AR-15とほぼ同じで、射程400m、秒速920mで撃ち出される弾丸が、至近距離で上半身に当たればまず助からない。防弾チョッキも難なく貫通するし、内臓もメチャクチャになるのでAEDも意味がない

ところが、2021年、カリフォルニア州のアサルトライフル所持禁止の法律について、米連邦裁判所は合衆国憲法に反すると違憲判決を出した。「州政府は民間人のアサルトライフル所持を禁止してはならない」というのだ。

アメリカ人の44%は自宅に銃を保有しており、32%が個人で銃を所有している

「アメリカでは護身用に日常的に弾丸を装填した拳銃を携帯している人が600万人いる」という推計(2019/ワシントン大学&ハーバード大学)もある。また、アメリカ人の53%は「銃規制には銃犯罪を減らす効果はない」と考えているという世論調査(2021/ワシントン・ポスト&ABC)結果さえある。

狂った世界である。

最後に、自衛官候補生の銃乱射事件に関して、自衛隊側に過失があったわけではないということは明記しておきたい。ある段階で、例えば正式に入隊した後においても、いずれかの段階で、彼が銃乱射事件を起こす可能性はあった。それを止めることは、地球上のどの軍隊においても不可能である。むしろ、自衛隊は被害を最小限にとどめるのに成功したと言えるだろう。

 

※6割は自殺で4割は殺人である。

 

 

〈参考〉

●アメリカで犠牲となった死者数の多い個人による銃乱射事件

※犯人を除き10人以上の死亡が確認された銃乱射事件のワースト・ランキングである。

※ワースト10のうち8件は2000年代以降に起こっている。

※1949年以降起こった31件の死亡10人以上の銃乱射事件のうち、ここ10年以内に起こった事件が14件と半数近くを占める。

 

①ラスベガス・ストリップ広場(音楽祭)銃乱射事件(2017)ネバダ州ラスベガス

死亡58人/負傷411人/犯人64歳男性自殺(白人)

使用武器→アサルトライフル・狙撃銃・リボルバー

 

②オーランド(ゲイナイトクラブ)銃乱射事件(2016)フロリダ州オーランド

死亡49人/負傷53人/犯人29歳男性射殺(アフガニスタン系)

使用武器→アサルトライフル・自動拳銃

 

③バージニア工科大学銃乱射事件(2007)バージニア州ブラックスバーグ

死亡32人/負傷17人/犯人23歳男性自殺(韓国人)

使用武器→自動拳銃

 

④サンディフック小学校銃乱射事件(2012)コネチカット州ニュータウン

死亡27人/負傷2人/犯人20歳男性自殺(白人)

使用武器→アサルトライフル・狙撃銃・ピストル

 

⑤サザーランドスプリングス(教会)銃乱射事件(2017)テキサス州ウィルソン

死亡25人/負傷22人/犯人26歳男性射殺(白人)

使用武器→アサルトライフル

 

⑥ルビーズ(レストラン)銃乱射事件(1991)テキサス州キリーン

死亡23人/負傷27人/犯人35歳男性自殺(白人)

使用武器→自動拳銃

 

⑦エルパソ(ウォルマート)銃乱射事件(2019)テキサス州エルパソ

死亡22人/負傷24人/犯人21歳男性拘束(白人)

使用武器→アサルトライフル

 

⑧サン・イシドロ・マクドナルド銃乱射事件(1984)カリフォルニア州サンディエゴ

死亡21人/負傷19人/犯人41歳男性射殺(白人)

使用武器→短機関銃・ショットガン・自動拳銃

 

⑨ロブ小学校銃乱射事件(2022)テキサス州ユバルディ

死亡21人/負傷18人/犯人18歳男性射殺(ヒスパニック系)

使用武器→アサルトライフル

 

⑩マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校銃乱射事件(2018)フロリダ州パークランド

死亡17人/負傷17人/犯人19歳男性拘束(白人)

使用武器→アサルトライフル

 

⑪テキサス(大学)タワー銃乱射事件(1966)テキサス州オースティン

死亡15人/負傷32人/犯人25歳男性射殺(白人)

使用武器→狙撃銃・散弾銃・リボルバー・自動拳銃・カービン銃

 

⑫サンバーナーディーノ(障害者施設)銃乱射事件(2015)カリフォルニア州

死亡14人/負傷23人/犯人28歳男性射殺・27歳女性射殺(共にアラブ系)

使用武器→アサルトライフル・自動拳銃

 

⑬エドモンド郵便局銃乱射事件(1986)オクラホマ州エドモンド

死亡14人/負傷6人/犯人44歳男性自殺(白人)

使用武器→自動拳銃

 

⑭フォート・フッド(陸軍基地)銃乱射事件(2009)テキサス州キリーン

死亡13人/負傷33人/犯人39歳男性(軍精神科医/アラブ系)拘束

使用武器→自動拳銃・リボルバー

 

⑮コロンバイン高校銃乱射事件(1999)コロラド州コロンバイン

死亡13人/負傷21人/犯人18歳男性自殺・17歳男性自殺(白人)

使用武器→ショットガン・自動拳銃・カービン銃

 

⑯ビンガムトン(移民支援センター)銃乱射事件(2009)ニューヨーク州ビンガムトン

死亡13人/負傷4人/犯人41歳男性自殺(ベトナム系)

使用武器→自動拳銃

 

⑰カムデン「死の散歩」事件(1949)ニュージャージー州カムデン

死亡13人/負傷3人/犯人28歳男性拘束(白人)

使用武器→自動拳銃

 

⑱ウィルクスバリ銃乱射事件(1982)ペンシルベニア州ウィルクスバリ

死亡13人/負傷1人/犯人40歳男性拘束(白人)

使用武器→アサルトライフル

 

⑱シアトル賭博場銃乱射事件(1983)ワシントン州シアトル

死亡13人/負傷1人/犯人23歳男性拘束・20歳男性拘束(共に中国人)

使用武器→自動拳銃・リボルバー

 

⑳オーロラ(映画館)銃乱射事件(2012)コロラド州オーロラ

死亡12人/負傷58人/犯人24歳男性拘束(白人)

使用武器→拳銃・アサルトライフル・ショットガン

 

㉑バージニアビーチ(市庁舎)銃乱射事件(2019)バージニア州バージニアビーチ

死亡12人/負傷4人/犯人40歳男性射殺(白人)

使用武器→自動拳銃

 

㉒ワシントン海軍工廠銃撃事件(2013)ワシントンD.C.

死亡12人/負傷3人/犯人34歳男性射殺(黒人)

使用武器→ショットガン・自動拳銃

 

㉓サウザンドオークス(バー)銃乱射事件(2018)カリフォルニア州サウザンドオークス

死亡12人/負傷1人/犯人28歳男性射殺(白人)

使用武器→自動拳銃

 

㉔モントレーパーク(ダンスホール春節イベント)銃乱射事件(2023)カリフォルニア州(ロサンゼルス近郊)モントレーパーク

死亡11人/負傷9人/犯人72歳男性自殺(中国系)

使用武器→サブマシンガン

 

㉕ピッツバーグ(ユダヤ教)礼拝所銃乱射事件(2018)ペンシルベニア州ピッツバーグ

死亡11人/負傷6人/犯人46歳男性拘束(白人)

使用武器→自動拳銃・アサルトライフル

 

㉖イースター大量殺人事件(1975)オハイオ州ハミルトン

死亡11人/負傷0人/犯人41歳男性拘束(白人)

使用武器→自動拳銃・リボルバー

 

㉗サンタフェ高校銃乱射事件(2018)テキサス州サンタフェ

死亡10人/負傷13人/犯人17歳男性拘束(白人)

使用武器→ショットガン・リボルバー

 

㉘ジェニーバ銃乱射事件(2009)アラバマ州ジェニーバ

死亡10人/負傷6人/犯人28歳男性自殺(白人)

使用武器→アサルトライフル・ショットガン・リボルバー

 

2022バッファロー(スーパーマーケット)銃乱射事件(2022)ニューヨーク州バッファロー

死亡10人/負傷3人/犯人18歳男性拘束(白人)

使用武器→アサルトライフル

 

㉚ボルダー(食料品店)銃乱射事件(2021)コロラド州ボルダー

死亡10人/負傷1人/犯人21歳男性拘束(アラブ系)

使用武器→自動拳銃

 

㉛パームサンデー(ブルックリン)銃乱射事件(1984)ニューヨーク州ニューヨーク

死亡10人/負傷0人/犯人34歳男性拘束(白人)

使用武器→自動拳銃

 

 

※銃乱射事件の定義

①ほぼ同じ時刻と場所で4人以上が撃たれた事件

②4人以上が一回の乱射で撃たれた事件

③加害者を除く少なくとも3人の犠牲者が銃器で殺害された事件

④4人以上の犠牲者が一つの場所で撃たれて殺害された事件

①北朝鮮の核を頼もしく感じていて、北朝鮮の核に守られたいと願っている。

 

②北朝鮮の核は正義の核でありアメリカの核は悪の核と考えている。

 

③日本から米軍基地がなくなって、北朝鮮軍基地ができることを夢見ている。

 

④金正恩は素晴らしい指導者だと信じている。

 

⑤北朝鮮は素晴らしい国で地上の楽園だと考えている。

 

⑥日本赤軍の重信房子最高幹部を今でも尊敬・敬愛している。

 

⑦沖縄は日本から独立して、いずれは中国に併合された方が幸せだと思っている。

 

⑧尖閣諸島に中国の海警が押し寄せるのは、尖閣を国有化した日本が悪いと考えている。

 

⑨尖閣問題がこじれたのは、尖閣を都で買おうとした石原慎太郎のせいだと思っている。

 

⑩中国が尖閣諸島が欲しいなら、あげたらいいじゃないかと思っている。

 

⑪中国が日本が欲しいなら、中国の一部になればいいと思っている。

 

⑫自衛隊は必要ないと思っている。

 

⑬アメリカ軍や日本の自衛隊は悪い軍隊で、中国の人民解放軍は良い軍隊と感じている。

 

⑭北朝鮮のチュチェ思想を素晴らしい思想と信じて学んでいる。

 

⑮自分は金正恩の誕生日を祝うのが当然と考えている。

 

⑯中核派か革マル派属しているか、その親派である。

 

 

以上、16点について、三つ以上Yesがある人は、間違いなく極左である。