今日も、トイレ時間を活用して学ぶ心理学にようこそ!!

今日も引き続き、一緒に学習していきましょう。

物事を納得するとき、どの知覚チャンネルから情報を集めますか

 

 

知覚チャンネル】のカテゴリーは、相手が物事を判断するために、どの知覚チャンネルを使って情報を集めているかを判断します。

意思決定するために、必要な情報を集めるために使う優位な知覚は異なります。

「見せる」「聞かせる」「読ませる」「やってもらう」という認識や理解、説得のチャンネルのことで、『視覚型』『聴覚型』『読解型』『体感覚型』の4つのパターンがあります。

【仕事というコンテクストにおいて視覚型55%、聴覚型30%、読解型3%、体感覚型12%】

 

【視覚型の特徴】

商品やサービス、アイデアを視覚的に見る必要があります。

 

【聴覚型の特徴】

口頭でプレゼンテーションなどを聞くことが必要です。

 

【読解型の特徴】

データなどを読む必要があります。

 

【体感覚型の特徴】

知るためには、何かをやる必要があります。

 

 

知覚チャンネルを判断するときに用いる質問には以下のようなものがあります。

人が〇〇ですごいって、どのようにしてわかりますか。

 

 

【視覚型の反応】

見ればわかると視覚を使って判断している

 

【聴覚型の反応】

評判を聞けばわかるなどと聞くことによって判断している

 

【読解型の反応】

彼の書いたレポートを読めばわかるなど、データをもとに判断している

 

【体感覚型の反応】

一緒に働いていればわかるなど体験を伴い判断している

 

 

相手を説得したい時に活用できるカテゴリーです。

視覚型には、品物を実際に見ていただくのが早いです。事前の資料のつくりこみが大切です。

聴覚型には、プレゼン当日の説明やトーク力次第で判断します。

読解型には、読み応えのある資料を作成する必要があります。

体感覚型には、実際に試してもらえるようなサンプルを準備しておくことが大切です。

 

余談ですが、軍人山本五十六の有名な言葉があります。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」

部下を育成する時に引用される言葉ですが、LABプロファイル的にひも解くと、

やってみせ、(視覚型)

言って聞かせて、(聴覚型)

させてみせ、(体感覚型)

と、読解型以外のアプローチが含まれた言葉であることがわかります。

今日の学習はこれくらいにしておきましょう。

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では、張り切ってトイレから出てよい一日を!!

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