今日も、トイレ時間を活用して学ぶ心理学にようこそ!!

今日も引き続き、一緒に学習していきましょう。

一人で働いているとき、周りに人がいるとき、みんなで一緒に働いているとき。

どの環境にいるときが一番効率的に働けますか。

 

 

連帯】のカテゴリーは、その人にとって最も生産性の上がる職場環境がわかります。

人と協力して仕事をしたいのか人とかかわりを持ちながらも一人で仕事をしたいのか、すべて一人でしなければ気が済まないのか、以上についてのパターンが明らかになります。パターンは『個人型』『近接型』『チーム型』の三つあります。

【仕事というコンテクストにおいて個人型20%、近接型60%、チーム型20%】

 

【個人型の特徴】

個人で全責任をもって単独で働くことを好みます。

周囲に人がいたり、責任を分かち合うような状況では生産性が落ちることがあります。

周囲からの邪魔が入ると、それまでの一連の考えを失うことがあります。

 

【近接型の特徴】

自分の責任は明確にしながらも、周囲に人がいたり、人とかかわりながら仕事をすることを好みます。

自分の責任や権限が明確でなかったり、単独で仕事をしなければならないと生産性が落ちる場合があります。

 

【チーム型の特徴】

他人と責任を分かち合うことで効率よく働く

単独で仕事をしなければならないと、期日を守ったり仕事を完了させることが困難になります

 

 

連帯を判断するときに用いる質問には以下のようなものがあります。

仕事で〇〇(価値基準)を感じたときって、どんな時ですか?

そのとき、どんなところがよかったですか?。

 

 

※相手が、自分の価値基準が満たされた場面を語るのをよく聞いてください。

 

【例えば、上司と部下の会話を例に見てみましょう】

上司:『キミにとって、仕事で大切なことは何ですか』【価値基準を聞く質問】

部下:「仕事を通して成長することが一番です」

上司:『仕事を通して成長したと感じたときって、どんな時?』

 

個人型 「誰の助けもなしで、一人で書類作成ができたときです」

近接型 「先方の担当者から、あなたの資料は分かりやすくまとまっていますねといわれた時です」

チーム型「A社へ提出する資料を先輩たちと一緒に作成していて、みんなでうまくまとめられた時です」

 

【個人型の反応】

話の中に本人以外の登場人物がいない

私という主語が出てくる

 

【近接型の反応】

話の中に登場人物は語られているものの、一緒に何かをしたわけではなく、あくまでも自分の仕事について語る

話の中に他人が出てこなくても、当然他人がいることで成り立つシーンを語る

 

【チーム型の反応】

誰か他の人と一緒に何かを共同作業している状況について話る

他人が存在して責任を共有している

 

 

【個人型の影響言語】

一人で あなただけで 誰にも邪魔されずに 単独で すべてあなたの責任で

 

【近接型の影響言語】

役割を決めて 担当をハッキリさせて みんなを率いて あなたの担当は あなたがリードして

 

【チーム型の影響言語】

みんなで 一緒に 共同責任で 私たち

 

 

仕事に対するモチベーションを管理する際に、このカテゴリーを利用することができます。

個人型には最初から最後まで、個人の責任でできる仕事を任せることで、彼らは張り切って取り組みます。

近接型には、メンバーの一人として部分的な責任を負わせることで力を発揮します。

チーム型には、責任の所在がはっきりしないみんなでやる仕事を与えるのが最も効率的といえます

今日の学習はこれくらいにしておきましょう。

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では、張り切ってトイレから出てよい一日を!!

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