今日も、トイレ時間を活用して学ぶ心理学にようこそ!!

今日も引き続き、一緒に学習していきましょう。

 

LABプロファイルで無意識の相手の思考の癖(パターン)を見極めたとしても、常にそれが当てはまるわけではありません。

LABプロファイルを使いこなすために極めて重要なコンテクストという考え方を紹介します。

 

コンテクストとは、人が自分を取り巻く状況を見る枠組みのことです。

人は本質的に柔軟な生き物なので、時と場合に応じて異なる行動をとることができます。

職場での自分、恋人といる自分、家族の中での自分。

その時、その場所であなたが特定のパターンを持っているからといって、異なるコンテクストでも同じパターンを持っているとは限りません。

 

LABプロファイルの質問をする場合には、明確かつ正確にコンテクストを見極める必要があります。

プロファイリングされている相手が、同じコンテクストから答えていること、違うコンテクストに移行していないことを確認しなければなりません。その点で、性格分析やタイプわけとは異なることを知っておきましょう。

 

また、LABプロファイルを使いだすと、自分自身もあるパターンでものを見ているということに気付くことがあります。

つまり、自分の思考の癖に気付くことができるのです。それも、あくまでコンテクストが同じ場合の時に限ります。

 

LABプロファイルの良さは、パターンを知っていることで、相手に合わせたりと、パターンを選択できるところにあると私は考えます。

パターンをあえて異ならせることでメリットがある場合もあるからです。

 

今後、動機づけの特徴として6パターンを紹介します。

このカテゴリーは、人がどのようにしてやる気を起こし、それを維持していくのかを表しています。

それそれのパターンを学ぶことで、人がなにに興味を持ったり、ワクワクするためには何が必要なのか、そして逆に何によってやる気を失うのかを一緒に学びましょう。

主体性   主体・行動型/反映・分析型

価値基準

方向性   目的志向型/問題回避型

判断基準  内的基準型/外的基準型

選択理由  オプション型/プロセス型

変化・相違対応 同一性重視型/進展重視型/相違重視型/進展・相違重視型

 

 

その後に内的処理の特徴として8カテゴリーを紹介します。

人がどのように情報を処理しているのか、最も高い生産性を上げるためにはどのような職務や環境を必要としているのか、そして物事をどのように納得するのかという部分を一緒に学びましょう。

スコープ  詳細型/全体型

関係性   内向型/外向型

ストレス反応 感情型/チョイス型/冷静型

連携    個人型/近接型/チーム型

システム  人間重視型/物質・タスク重視型

ルール   自分型/無関心型/迎合型/寛容型

知覚チャンネル 視覚型/聴覚型/読解型/体感覚型

納得モード 回数重視型/直観重視型/疑心型/期間重視型

 

興味があるところから読み進めてください。

 

今日の学習はこれくらいにしておきましょう。

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では、張り切ってトイレから出てよい一日を!!

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