今日も、トイレ時間を活用して学ぶ心理学にようこそ!!
今日も引き続き、一緒に学習していきましょう。
自分や他人に適用する、行動上のルールは何ですか。
【ルール】というカテゴリーには、『自分型』『無関心型』『迎合型』『寛容型』の4つのパターンがあります。
このカテゴリーを活用すると、その人が自分自身や周囲に対してルールや決まり事をどのように適用するか、自分の意見をどの程度、相手に主張するがが予測できます
【仕事というコンテクストにおいて自分型75%、無関心型3%、迎合型7%、寛容型15%】
【自分型の特徴】
自分のルールは自分にも他人にも当てはまる。
自分のルールを人に積極的に伝えます。
自分にとって良いことは、人にとっても良いことだと考えます。
【無関心型の特徴】
自分のためのルールは持っていますが、他人への関心がありません。
悪意があるのではなく、単に人のことが眼中にないのです。
他人のことを考えないという理由で自己中心的だといわれることもあります。
【迎合型の特徴】
自分のためのルールがない、またはよくわからない。自分のルールは他人にも当てはまる
自分のためのガイドラインを持たないか、明確ではありません。
しかしルールを手に入れると、積極的に他者にも伝えます。
自分で何かを決めなければならないとき、行き詰ってしまう可能性があります
【寛容型の特徴】
自分のルールは自分のもの。他人のルールは他人のもの。
自分のルールやポリシーを持っていますが、人にそれを伝えることには抵抗があります。
システムを判断するときに用いる質問には以下のようなものがあります。
① あなたが〇〇でもっと実績を上げるのによい方法って何ですか
② 他の人が〇〇でもっと実績を上げるのによい方法って何ですか
※二つの質問をして、質問の両方に答えるか、一方にしか答えないかに注目します。
【自分型の反応】
答えの内容は①と②で同じでも異なっていてもかまわないが、2つの質問の両方に明確に答えが返ってきます。
【無関心型の反応】
自分の答えはあっても、他人のことに関しては『関心がない』『私には関係ない』『他人のことなんてわからない』というような答えが返ってきます。
【迎合型の反応】
① の質問に対して回答に困ったり、なかなか答えられなかったりするのに、②の質問には答えられる
【寛容型の反応】
① の質問には、自分の考えを述べるのに対し、他人の実績を上げる方法を聞かれると、『人それぞれだから』『人によって違うと思うから、一概に言えない』などと、答えることにためらいを見せる
影響言語として特別なフレーズはありません。
相手の段階や組織構成上必要としている要素を想像して、時の状況に応じてパターンを変えられるとよいでしょう。
例えば、初心者には『自分型』で指導し、ある程度の経験者やベテランには『寛容型』で接しつつ、指導するべき場面では『自分型』を発揮するという具合です。
そして、組織から求められれば『迎合型』になり、自分の意見は横において、組織として決まったことには自分も従い、部下にも従うことを求めるのです。
【自分の傾向を知ろう】
仕事のやり方は 1.自分で決め、周囲にそれに合わせてほしい 2.自分のことは自分で決め、周囲のやり方には無関心 3.周囲のやり方に合わせる 4.自分は自分、人は人、それぞれやり方があってよい
成果を上げるためには 1.自分も人も、同じようにするとよい 2.自分は特定の手段を選ぶが、人のことは分からない 3.周りが言うことに従う方がよい 4.自分時も人時も、それぞれ会った手段がある
1が多い人は自分型の傾向が強いです。2が多い人は無関心型の傾向が強いです。3が多い人は迎合型の傾向が強いです。4が多い人は寛容型の傾向が強いです。参考にしてみてください。
今日の学習はこれくらいにしておきましょう。
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では、張り切ってトイレから出てよい一日を!!
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