すごい映画を見てしまった……

 
劇場を後にする時、そう思わずにはいられない
 
この作品の紹介です。
 
 
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                     ダンケルク
 
そもそもダンケルクって何?おいしいの?
 
おいしくはありません。
 
ダンケルクはフランス本土最北端に位置する港町です。
 
第二次世界大戦中、連合軍であるイギリス軍とフランス軍はこの港町ダンケルクでドイツ軍の電撃戦によって包囲され撤退を余儀なくされます。
 
当時のイギリス首相ウィストン・チャーチルはイギリスとフランス両軍をダンケルクから救出するように指示。必死の撤退作戦が実行されました。
この作戦は結果として、遠征軍40万人中、約36万人もの兵士を救い出すという大成功を収めることになりました。
 
 
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撤退した兵士が無事家族のもとに帰れた瞬間
 
ストーリー
 

1940年、フランス北端の海辺の町ダンケルクに追いつめられた英仏40万の兵士たち。はるか海の彼方、共に生きて帰ると誓った3人。限られた時間で兵士たちを救い出すために、ドーバー海峡にいる全船舶を総動員した史上最大の撤退作戦が決行される。民間船をも含めた総勢900隻が自らの命も顧みず一斉にダンケルクに向かう中、ドイツ敵軍による陸海空3方向からの猛攻撃が押し寄せる。迫るタイムリミット、若者たちは生きて帰えることができるのか・・・・・・。

 

監督・脚本/ クリストファー・ノーラン

 

感想

 

戦場にいるかのような臨場感

 

 

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映画が始まったのと同時にあなたは
1940年。
第二次世界大戦中のフランスの港町。
ダンケルクへと連れていかれます。
 
私はIMAXで鑑賞したのですが、まさに戦場にいるかのような臨場感と恐怖を覚えました。
ホラー映画で感じる怖さとは全く違う。
上手く説明できないのですが、こう命の危険が迫っているかのような……
とにかく、映画では初めて味わう体感でした
 
特に戦闘機が交戦する空中シーンは体で振動を感じるほどリアルなものでした。
 
戦艦に魚雷が的中し、海水が流れ込んできた時は
ホントに息苦しさを感じます。
 
いやいや、流石に大袈裟すぎやろ!!!
と、ツッコミが飛んできそうですが
 
見ればわかります。マジで 
 
本作でメガホンを撮ったのはCGとデジタルカメラが大嫌いなことで知られる言わずと知れた 巨匠
クリストファーノーラン監督。
 
「インターステラー」や「インセプション」
「ダークナイトシリーズ」でも知られてます
 
当然、本作でもCGはいっさい使わず、本物の戦闘機と
軍艦を使って撮影をしたそう。
だからリアルなのは当たり前なんです(笑)
種も仕掛けもございません。
 
これから見るかもしれない。
という方にここで一言言わせてください。
 
………………IMAXで見てぇ!
IMAXで見てない方はホントに何やってんだお前
って感じです。(ごめんなさい)
 
これは映画だけど映画じゃない。
見ればこの意味がわかります。
 
2 「全員で生きて帰ろう」
        日本には無かった価値観。 
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ダンケルクは全編を通してグロテスクなシーンはほとんどありません。なぜなら描いているのは
「死」ではなく「生きる」ことだからです。
 
対照的と断言してしまって良いのか定かではありますが、日本の戦争映画は特徴として、軍人を
お国のために命を捧げた英雄として描く場合が多いです。(そうでない映画もあります)
 
だからこそダンケルクのような、「何としてでも生きて国に帰る」という視点の作品は日本の戦争映画とは根本的に違う観点、価値観から作られているので、日本人が見るとより深く考えさせられることが多いのではないかと思います。
 
歴史的事実として、ダンケルク救出作戦自体は成功しましたが、この後イギリスとフランスはヨーロッパ戦線からの撤退を余儀なくされ、さらにフランスは一時的にナチス・ドイツの占領下となります。
 
ただ、皆さんもご存知の通り最終的に第二次世界大戦は枢軸軍が負け、連合軍の勝利となります。
 
つまりダンケルク作戦は「勝利のための撤退」だったのです。
 
3 最後に
 
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今世界情勢は大きく乱れています。
 
イスラム国が出現し、世界各地で大義のない大義を掲げ、テロ活動を行い、罪なき人達が犠牲になっています。
 
ま北朝鮮がミサイル実験を繰り返し、大きな緊張状態が続いています。
 
シリアは未だに内戦が続いており、毎日多くの子供が命を落としています。
 
難民問題もあります。これからの時期、難民キャンプでは難民申請を受け入れてもらえない人達が
寒い冬をテントで過ごします。
 
 
日頃豊かな日本に住んでいると、私は日常の忙しさや他の楽しいこと、好きなことで満たされて、世界で今この瞬間起こっている悲しい事実について考えたり、自分の意見を持つことがないのが今の自分です。
 
言い訳ですねー。
 
でも、こういう映画を見ることによって、少しでも戦争や平和について考える時間が作れるのは大切だと思います。

本来映画の役割ってそういうことなのかもしれませんね。
 
うまくまとまらねぇな (笑)あははは…………ww
 
とにかくっ!!
まだ絶賛大ヒット公開中です!!
気になっている方!!
是非是非劇場でご覧くださいー!(笑)
すごい映画ですよ!!!
 
つたない文章ですが
最後まで読んでくださった方ありがとうございましたー!!!
 
 


 
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