皆さんこんばんわ!トムです。
いやー今日から8月ですね。
横浜は土砂降りです (笑)
さて、今回のブログは前回のアメリカで学んだことパート1からの続き。
留学時代の友人クリスが待ち合わせのバス停に30分遅れて到着しやがった所で終わりましたね。
彼は涼しい顔で私の方へ歩いていきました。
アイムソーリー、ヒゲソーリーの一言もありません。
「いい加減にしろよ、ごめんの一言もねーのかよ」
言葉にはしませんでしたが内心は激おこぷんぷん丸でした。
まぁ私も事を荒立てて一日の楽しみをチャラにはしたくなかったのでそこは穏便にすませました。
その日の晩。ベットの上でふと、「もし俺が逆に30分遅れて行ったらクリスはなんて言うんだろう・・・、やっぱ怒んのかな?」。
なーんてことを思いました。
次の週末。私はクリスとジムにいく待ち合わせに敢えて30分遅れていきました。
はい、思ったことを実行してしまったんですね(笑)
最低ww
人としてやってはいけないことだと知りつつも、彼のリアクションを見てみたいという好奇心に駆られてしまいました。
「ふざけんな」と言われる覚悟で何の連絡もなしに待ち合わせ場所に行きました。
それも涼しい顔で。
そして集合場所に着いて、クリスから出た一言目は驚愕的でした。
「ヘーイ!今日の調子はどうだい!?、俺はチョーハッピーさ!
ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~!!」 →ハグ&軽いハイタッチ
なんということでしょう (ビフォ―アフター風)
彼は私が30分遅れたことに対して咎める気配すらありません。
なぜでしょう?
それはアメリカ人であるクリスと、日本人である私ではあることに対しての価値観が大きく違ったのです。
それは時間です。
クリスは30分も集合時間に遅れた私に対して怒りませんでした。
彼はおそらく、『なるほど、あなたはそういう人なんですね』という風にその場で私のことを受け入れたのだと思います。
人が人に対してイライラしたり、起こったりする時って、多くの場合は
その相手のことが自分の考えでは理解できない時ですよね 。
私も最初の待ち合わせの時にクリスに対してイライラとした感情を抱いたのは、
日本人である私の頭の中で、集合場所に連絡もなく30分遅れてくるなんてことは
ありえへぇぇぇぇぇん!!
と、理解できなかったからです。
理解できないから『なんなんだよお前』ってなる訳です。
話を膨らませれば、いじめや戦争が起きてしまう原因も根本的な部分は相手のことが『理解できない』からですよね。
ですが、私の友人クリスの考え方でもっと突っ込んだことを言えば
いくら宗教観の違う人間同士が議論したところで意見が食い違い、平行線で戦争になるだけ。
であれば『なるほど。あなたの考えはそういうことですか』
というように受け入れるしかないよね。 ということになります。
結論。私が何を学んだかというと
アンダスタンド=理解するのではなく、
アクセプト =受け入れる
ことが大切であるということです。
世界には約70億人という人々がいて、それぞれ考え方も価値観も好きな女性、男性のタイプも億差万別バラバラな訳です。
バラバラで良い。人はそれを個性と呼ぶんです。
私がクリスから教えてもらったことは日本に帰ってきた今でも
大切な考えとして意識しながら日々過ごしています。
はい!以上 (笑)
少しでも私が書いた文章から何か感じって頂けたら幸いです。
さて、次回のブログでは
② 自分が生きてきた世界がいかに狭かったかということ。
というお話でまた皆様とシェアしていきたいと思います。
では、Have a nice day !!