さて、いきなり暴露話をするつもりはないのですが
主人公は、二ツ坂高校一年、東島旭。
中学まで美術部だった旭は
薙刀は高校部活界の『アメリカンドリーム!』という謳い文句に惹かれ
・東島旭/ 西野七瀬(乃木坂46)
・八十村将子/ 桜井玲香(乃木坂46)
・紺野さくら/ 松村沙友理(乃木坂46)
・宮路真春/ 白石麻衣(乃木坂46)
・野上えり/ 伊藤まりか(乃木坂46)
・大倉文乃/ 富田望生
・一堂寧々/ 生田絵梨花(乃木坂46)
・小林先生/ 中村倫也
・宮路夏之/ 森永悠希
・依田理事/ 角替和枝
・寿慶/ 江口のりこ
感想
皆さんご存知の通り、乃木坂46はアイドルグループです。
アイドルがお芝居をする。それは時として世間の大きな注目を集めると共に結果次第では『やれ、演技が下手だ』『やっぱりアイドルはアイドルだ』などと厳しい非難を浴びてきたのが世の風潮であり、事実です。
要はアイドルがお芝居をする=大きなリスクがあるということなのです。
一発勝負で当たれば吉、外れれば凶な訳です。
サイコロを振るようなシビアな世界です。
では、あさひなぐはいったいどちらの目が出たのか・・・
個人的には大吉です👏
映画を見て乃木坂46はアイドルグループであると同時に演劇集団であるなと私は確信しました。
乃木坂46が他のアイドルグループと異なる大きな一点。
それはアイドル活動と並行して演劇の仕事で力をつけてきた子たちが揃っているということです。
ここでは詳しく語りませんが、彼女たちが今までの芝居経験で摘んできた芽がものの見事にこの映画『あさひなぐ』で花開いたと言えると思います。
ヲタ目線でキモくてすみません (笑)
本当は出演メンバーひとりひとりの批評をしたいのですが、
それをやると手が腱鞘炎になりそうなのでやめときます (笑)
個人的には伊藤万理華と桜井玲香。この二人の演技に惹かれるものがありました。
両名共にそれぞれが持つセンスの良さが際立っていたと思います。
2. シビれる!薙刀の臨場感!
映画『あさひなぐ』の見どころ。
それは何と言っても迫力ある薙刀シーンでしょう
あさひなぐをアイドル映画だと思っているそこのあなた!!
違います。あいさひなぐは薙刀映画です!!!
と、知らないおじさんに断言できるほど試合のシーンは1分1秒、一挙手一投足目が離せない迫力と、まるで試合会場で見ているかのような臨場感があります。
そう。しっかりとしたスポ根映画なのです。
本作のメガホンをとったのは英勉監督。
つい最近英勉監督の作品で「トリガール」を見ました。
かなり良かったので、あさひなぐもかなり期待できるなと予想してましたが、案の定予想をはるかに超えるものを作ってくれました。
最後に
でも映画を見に来る人ってみんな乃木坂目当てでくるんじゃない?
確かに映画館のお客さんは、握手会やライブ会場で見かけそうな方が多いのは事実です。
タオル持参の方もチラホラといましたね…….
でもホントに乃木坂を知らなくても純粋に楽しめる薙刀青春群像劇に仕上がっています。
また逆にこの映画をきっかけにして乃木坂を知ってもらえたならば、それはとても嬉しいことです。
まだ多くの劇場で絶賛大ヒット上映中ですので、
是非映画館まで足をお運びください。
最後までご覧頂きありがとうございました。