ウメナ寝具の快眠BLOG -17ページ目

ウメナ寝具の快眠BLOG

静岡県三島市の「睡眠と寝具のお悩み相談室ウメナ寝具本店」の【店長(睡眠健康指導士・sleepdesigner)】が書くブログです。睡眠の話、睡眠に絡めた寝具(布団)の話、お店の情報などを載せています。

せっかくこだわって買ったり、作り直した羽毛ふとんも正しく使わないと効果が発揮されず暖かく眠れません。まさに宝の持ち腐れです。




今回はそんな羽毛ふとんの『NG使用方法』を紹介します。是非、間違って使っていないかチェックしてください。


尚、羽毛ふとんを使っていない方でも、今より暖かくグッスリ眠れるヒントになるかもしれません。知っておいて損はないと思います。是非、ご覧ください。


NGその①】

ポリエステルのふとんカバーを使う





モコモコした一見すると暖かそうに感じるカバーを使っていませんか?その素材を確かめると肌に触れる部分の素材が汗を吸いにくいポリエステル(化学繊維)である事が多いです。


冬でも汗を吸わないカバーを使うと、布団が蒸れて寝ている間に布団を蹴飛ばしたり、体から外してしまいます。


また布団が蒸れた状態は体の近くに水分が溜まった状態であり、布団を蹴飛ばしたりして体に掛かっていない状態となると気化熱が発生し体温が低下してしまいます。


改善方法

ふとんカバーは汗吸いの良い「綿」を基本に「天然繊維」にしましょう。綿でも暖かみのある生地、ガーゼやニット、パイルで作ったカバーなら入った瞬間のヒンヤリ感は軽減されます。





NGその②】

ポリエステルのパジャマを着る





パジャマは体に一番近い寝具です。睡眠中にかく汗を最初に吸収しないといけない寝具であり、最も素材が大切な寝具です。


汗吸いの悪いポリエステル(化学繊維)のパジャマ(リカバリーウェア)を着ると、布団やカバーの汗吸いを妨げる事になります。肌にも良くありません。


寝る時にあったか肌着を使う方も同じ様に素材に注意しましょう。


改善方法

パジャマは汗吸いが良く肌に優しい「綿」を基本に「天然繊維」にしましょう。綿でも暖かみのある生地、ガーゼやニット、ネル、ビエラなどで作ったパジャマがオススメです。


寝るまでの時間が寒い人はパジャマの上にはんてんやガウンの様な羽織る物を着て、寝る時はパジャマだけになりましょう。





NGその③】

化学繊維の敷パッドを使う





最近はなんちゃらウォームと呼ばれる事が多い表面がふわふわで暖かそうに感じる敷パッドもカバーと同じ様に素材を確かめると化学繊維(ポリエステルなど)である事が大半です。


汗吸いの悪い敷パッドだと背中が蒸れて不必要な体動(寝返り)が増えます。すると羽毛布団が体からズレたり、布団を蹴飛ばす可能性も高まります。


寝返りは大事ですが不必要な寝返りは睡眠の質も落とします。


改善方法

敷パッドは肌に触れる表生地や毛羽部分(パイル部分)の素材が「綿」「毛」等の「天然繊維」の物にしましょう。中わたも出来れば天然繊維の方が良いですが、寒がりさんなら冬用敷パッドは中わたが化学繊維でも大丈夫です。





NGその④】

化学繊維の毛布を布団の内側に入れる





毛布は素材によって布団の内側に入れるか、布団の上に乗せるかが決まります。アクリルやポリエステル等の化学繊維の毛布は布団の上に乗せて使うのが正しい使い方です。これは汗を吸いにくいからです。


そんな化学繊維の毛布を内側に入れると、化学繊維の布団カバーを使っている状態と同じで毛布も布団も体からズレてしまいます。


改善方法

化学繊維の毛布は布団の上に乗せて使いましょう。敷くのもダメです。


それだと布団に入った瞬間のヒンヤリ感が嫌だという方は、布団の内(中)側に使える綿・毛・絹などの「天然繊維」で出来た毛布にしましょう。または同じ「天然繊維」の暖かみのある生地で作られた布団カバーを使いましょう。





NGその⑤】

夏にエアコンを入れて冬用を使う





気温も湿度も高い日本の夏は睡眠中の体動が激しくなります。この時期に使う羽毛ふとんは傷みやすく、品質の良い羽毛を中身に使用しても耐えきれません。


特に冬用は高い保温力や軽さが求められるので品質の良い羽毛を使った高価な品が多いです。費用対効果を最大限発揮させたいなら、季節に合った布団を使いましょう。


改善方法

夏用の羽毛ふとんもありますが、夏用は「麻」「綿」などの植物性の天然繊維を中わたに使った掛ふとんの方が汗吸いが良くオススメです。





NGその⑥】

圧縮して収納する





布団を圧縮するのは基本的にNGです。特に羽毛ふとんは中の羽毛(ダウン)が潰れて復元せず保温力が落ちます。さらに羽根(フェザー)の羽軸が生地に穴を空けてしまい中身が吹き出して使えなくなります。



NGその⑦】

定期的に干さない





日本で羽毛ふとんが販売され始めた頃は干さない方が良いと言われていましたが、干して湿気を出しておく方が長持ちします。特に昼間は押し入れなどに収納しておく方は、最低週に1回数時間程度は干しておく時間を作りましょう。


天日干しでOKですが、カバーを掛けた状態で干した方が生地が傷みにくく長持ちします。もちろん布団乾燥機でもOKです。



NGその⑧】

干した際に叩く・羽毛ふとんの上にのる





布団を叩くと生地が傷みます。また中の羽毛も壊れてしまいます。布団を叩く事にはストレス発散以外にメリットはありません。


またお子さんなどが羽毛ふとんの上にのって遊んでしまうご家庭も多いと思いますが、これも生地が傷み、中の羽毛が壊れます。



NGその⑨】

布団カバーを使わない





布団カバーを掛けなくても使えますが、布団本体は基本的にご家庭では洗えません。また生地が傷むと中の羽毛が簡単に吹き出します。長持ちさせたい場合は布団カバーを使いましょう。


以上です。



羽毛ふとんを使っていなくても化学繊維の寝具の使い方睡眠の質に大きな影響を及ぼします。まずは、眠る時に使う道具の「素材」を一度調べてみましょう。


寝具は見た目は同じ様な物ばかり、昔も今も変化していない様な印象を持たれがちですが、素材の主流は天然繊維から化学繊維に変化していますよ。




尚、この内容は「ウメナ寝具通信~2025冬号~」でも載せました。




また、同じ「ウメナ寝具通信~2025冬号~」では、今の時代に合わせた朝まで快適に使える「シン・羽毛ふとんの選び方」も載せてあります。羽毛ふとんの購入を考えている方は、こちらも是非参考にして下さい。




羽毛ふとんは販売総数が日本の人口を超えているそうです。それだけ普及している寝具ですが、まだまだ羽毛ふとんの事を正しく理解している人は少ないと感じています。


それは販売する側、特にメーカー(生産者)とユーザー(消費者)の間に立つ我々小売業が原因だと思っています。


そんな自省をしながらこの様な情報発信を続けていきたいと思っています。

★当店Webサイト(快眠アドバイス) ⇒ 『羽毛ふとんに対するお悩み』




睡眠や寝具に関するお悩みはささいな事から相談して頂いてOKです。電話やメール、各種SNSでも受け付けていますし、お気軽にどうぞ。

【電話番号】055-977-2200(営業時間内にお願いします。)

【E-Mail】info@umena.biz

【当店Facebook】
https://www.facebook.com/umena.sleep.magniflex/

【当店Instagram】
https://www.instagram.com/umenasleepshop_magniflex.bed/

【当店twitter】
https://twitter.com/sleepdesigner_K

※メールやSNSでの返信は5日以内を心掛けています。
※休業日前の連絡は返信には時間が掛かる事がありますのでご注意下さい。

★ウメナ寝具本店には『アプリ』があります!
【初回ダウンロード特典「500円クーポン」】


●アプリに関して詳しくはこちら
当BLOG ⇒ お知らせ(2019年9月22日)
『ウメナ寝具本店の『アプリ』がスタートしました!』

こちらの無料アプリには『トーク』という機能があり、チャット形式にて当店とやり取り出来ます。こちらもお問い合わせにご活用下さい。


■一緒に読んでほしいBLOG記事
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2025年11月29日)
どんなに良い布団でもパジャマ(リカバリーウェア)次第で台無しに!

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2021年10月30日)
『せっかくの羽毛ふとんもカバー選びで失敗すると…』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2018年12月4日)
『布団や毛布を蹴らずに眠る方法』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2025年5月26日)
自然素材の掛布団でも注意!『側生地(がわきじ)の素材』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2022年12月31日)
『子供と羽毛ふとんとの相性』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2021年12月31日)
『羽毛ふとんよりも温かいと謳う布団に物申す!』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2024年10月27日)
『寝室の室温は何℃?』

当BLOG ⇒ お店の日常(2025年2月18日)
商品名は同じ「羽毛ふとん」でも性能は全然違う

当BLOG ⇒ お店の日常(2025年10月4日)
羽毛ふとんは新品を買い替えた方が安いとは限らない

当BLOG ⇒ お店の日常(2025年4月20日)
羽毛布団は作り直せる!捨てずに活かそう!羽毛ふとん相談は寝具専門店へ

当BLOG ⇒ ふとん屋クイズ④(2025年11月23日)
【羽根ふとんと羽毛ふとんの違いは?】

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2017年11月27日)
『寝具の良し悪しは目覚めた時の状態で決める』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2024年8月29日)
『睡眠は呼吸と同じ。眠れないのは環境の問題。』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2025年9月30日)
眠りを邪魔しないだけでイイ!『環境を整えたら寝具はシンプルでOK』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2023年12月31日)
『寝具(布団)を買うのではなく睡眠(眠り)を買おう』

★当BLOG ⇒ 過去の快眠アドバイス一覧

★当店Webサイト ⇒ 過去の快眠アドバイスお悩み別一覧


@sleepdesigner 杉本圭
(ウメナ寝具本店店長・ふとん屋の眠りオタク・睡眠健康指導士)


@sleepdesigner 杉本圭
(ウメナ寝具本店店長・ふとん屋の眠りオタク・睡眠健康指導士)


ご来店もお待ちしております。

★ご来店予約特典【500円割引】始めました!

・敷寝具やベッドの相談

・枕の相談

・打ち直し(木綿ふとんや座布団の活用)の相談

・羽毛ふとん(買い替えや作り直しなど)の相談

・睡眠の相談

上記のご相談の際、

事前に「ご来店」の「ご予約」を頂けると、

お買い上げやご注文の際に代金が「割引」となる【ご来店予約特典】がスタートしました!

●詳しくはこちら
当BLOG ⇒ お知らせ(2025年11月11日)
『ご来店予約特典【500円割引】始めます!』


◆当店Webサイト(ホームページ) ⇒ 快適な睡眠を求めて『ウメナ寝具』


◆当店Webショップ ⇒ WATAORI


■ウメナ寝具本店のもう一つの顔『三島のタオル屋さん』
Instagram ⇒ mishima.towelshop



≪店舗情報≫
住所:静岡県三島市梅名371-8(国道136号線沿い)
電話番号:055-977-2200
FAX:055-977-7756
E-Mail:info@umena.biz
営業時間:10時~19時
定休日:毎週水曜日、第2・3木曜日(祝日の場合は営業)
※毎月の休業日を当BLOGでお知らせしています。


持続可能な社会に向けた当店の取り組み【SDGs】
当BLOG ⇒ SDGs(2021年3月23日)
ウメナ寝具本店の「SDGs」に向けた取り組み



★アクリル毛布やポリエステル毛布の無料回収を行っています!
【DOG RESCUE BLANKET】


●詳しくはこちら
当Webサイト ⇒ お手入れ『保護犬の命を救う毛布を集めています!【DOG RESCUE BLANKET】』


★使わない羽毛製品の無料回収を行っています!
【Green Down Project】


●詳しくはこちら
当Webサイト ⇒ お手入れ『不要な羽毛ふとん(羽毛製品)は無料回収します!』


★祝!『2022グッドデザインしずおか特別賞』受賞
【わたがえり~綿布団&座布団のリメイク~】


●詳しくはこちら
当BLOG ⇒ お知らせ(2022年11月5日)
わたがえり「2022グッドデザインしずおか特別賞」を頂きました!