三島のベッド屋さんより「ベッド選びで失敗しないために必要な視点」 | ウメナ寝具の快眠BLOG

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静岡県三島市の寝具店「ウメナ寝具本店」の【店長(睡眠健康指導士・sleepdesigner)】が書くブログです。睡眠の話、睡眠に絡めた寝具(布団)の話、お店の情報などを載せています。
※6月18日にWebサイトをリニューアルし、記事内のリンクが一部切れています。

今日は朝からベッドマットレスの配達&古いベッドマットレスの回収に行ってきました。


そして回収してきたベッドマットレスがこちらです。




あの、お値段以上の会社の金属コイルのベッドマットレスです。この綺麗な感じで分かる通り買ってから2年経っていません。テレビCMでも見かける硬い金属コイルと柔らかい金属コイルのベッドマットレスが別々になっているタイプですね。


使っていた20代男性は毎日起きて腰が痛くて、我慢出来なくて買い替えを決断し、一度失敗した経験から当店に相談にいらっしゃいました。


マニフレックスの「モデル・ローマ」をお選び頂きましたが、購入する前には『お試しレンタルサービス』を活用して『ベッドの寝心地の疑似体験』を行っています。




詳しくは下記の当店Webサイト専用ページを。

【ベッドマットレスのお試し(疑似体験)】


※このイメージ図のベッドマットレスはマニフレックスの「モデル・ローマ」ではなく「オクラホマ」です。


マニフレックスのベッドマットレスを検討中の方には同じ芯材を使った持ち運び出来るタイプを利用して、ベッドマットレスの寝心地を自宅で試せるサービスを当店は用意しています。安心して購入して欲しいですからね。


明日も別のお客様へベッドマットレスの配達&古いベッドマットレスの回収に行って来ます。明日のお客様は10年ほどお使いになられたそうで、経年劣化による買い替えになります。金属コイルのベッドから金属コイルを使わないマニフレックスのベッドになります。


現在、枕のお試しレンタルサービスを利用されているお客様も家具屋さんで勧められるがままにベッドマットレスを購入したら体が痛くなって、買ったばかりなのに使っていないと話をされていましたね。当店は枕を合わせる時にお使いの敷寝具についてお聞きするので、その際に打ち明けられました。




ベッドを選ぶ時のポイントとして、寝具にとって最も重要な「寝心地」、「より良い眠りをもたらすかどうか」という点はもちろんなのですが、その他にもベッドを選ぶ時に注意して欲しい事があるんで、下記にまとめておきます。


【日頃のお手入れについて】

近年の建物は気密性が上がっている事、日本は高温多湿の気候である事、そして人は睡眠中に発汗する事、この3つの点から寝具を衛生的かつ良い状態で使う為には「日頃のお手入れ」が重要です。


ベッドは寝具。例外ではありません。日頃のお手入れとして「湿気を飛ばす」という作業が必要になります。


お手入れのしやすさを考えてみて下さい。ベッドが重たいとお手入れは非常に億劫になりますよ。


当店はお手入れのしやすいベッドを扱っていますし、その様なスタイルの提案もございます。


■当店Webサイト(ベッド)

【お手入れのしやすい「レイヤーベッドスタイル」】




【万が一の場合のフォローについて】

お手入れの部分の延長ではありますが、万が一汚れてしまったり、カビてしまったり、そんな万が一の状態の時に「どんなフォロー」を行ってくれるのかも重要です。


寝具は毎日使います。しかも長時間。いくらベッドパッドやシーツをしていても、いくら気を付けていても汚れるモノです。


当店ではアフターフォローの1つとして「ベッドのクリーニング」を行っています。3~4週間お預かりして、業者に送り、専用のクリーナーでキレイに洗います。尚、お預かりしている間は敷ふとんならお貸しできます。


ちなみに洗っていないベッドはダニの温床ですよ。ご存知ですか?


■当店Webサイト(お手入れ)

【丸洗い・クリーニング】




【実際に使ったら体に合わなかった場合について】

ベッドって価格もそれなりに高いし、大きくて嵩張るし、なかなか買い替えたくないモノの1つですよね。もし実際に使ってみて、体に合わなくて、快適な睡眠を得られるはずが苦痛の目覚めを繰り返す事になったら最悪だと思いませんか?


最低でも店頭で「試し寝」をして実物を体験してみましょう。その時は特に寝返りのしやすさを確認してみて下さい。


そして、当店ではベッドの寝心地を疑似体験できるサービスもあります。当店で扱っているベッドと同じ素材の三つ折りマットレスを自宅に持ち帰って1週間実際に使える「お試しレンタルサービス」を行っているのです。


ベッドと全く同じ寝心地という事ではありませんので、疑似体験と表現していますが、
疑似体験でもベッドの寝心地の感覚をつかめると安心して購入する事が出来ますよね。


■当店Webサイト(ベッド)

【ベッドマットレスのお試し(疑似体験)】




【耐久性】

最近は非常に安価なベッドマットレスが売っています。あんなに嵩張って輸送費も掛かるベッドマットレスがSサイズで1万円代です。しかも金属コイルなのに圧縮梱包を行った品もあります。


価格は正直です。何か理由があって安価になります。そして使う人が一番分かりにくい「耐久性」の部分で価格を下げようとする場合がほとんどです。


そのベッドを何年使いたいか。購入する時に今一度考えてみて下さい。


ちなみに当店のベッドは形状変化に対する「メーカー長期保証(10~12年)」のある品がほとんどです。


「安物買いの銭失い」ということわざが日本にはあるんですけど、ご存知ですか?


■当店Webサイト(オススメのベッドマットレス)

【マニフレックス&Bodydoctor】




【使い終わって処分する場合について】

耐久性の部分の延長ですが、ヘタって使えなくなったベッドは処分したいと思った時、実は非常に大変です。


自治体によって異なりますが、基本的に「処分費用」が掛かります。当店の場合は今の所ベッドマットレスでSサイズ税込5,500円、ベッドフレームがSサイズ税込3,000円の処分代を頂いてます。


時々、購入したら処分無料みたいな販売店もありますが、これは商品の利益に最初から処分代が入っている可能性があるとも言えます。当店は全ての方が処分を必要とするわけではないので、商品代金に処分代を含めることはしていません。


無料で行えるって正しく廃棄処理されるのかも疑いたくなります。当店は地元自治体が指定する産業廃棄物業者「(株)ヤギシ」さんにお願いしています。


そして従来の金属コイルのベッドは最終処分に行き詰まる問題点もあります。金属コイルのベッドは、実際はリサイクルが非常に難しく粗大ゴミになる事がほとんどで、地球環境と未来に優しい素材とは言えません。


当店は金属コイルのベッドは扱いません。自然素材の「天然ゴム」のマットレスや燃焼しても有害な物質を出さないマニフレックス社の独自素材「エリオセル」を使ったベッドを扱っています。それぞれ耐久性も優れているので、きちんと自分に合ったマットレスを使ってもらえれば長く使う事が出来ます。


■金属コイルの最終処分については当店が扱うメーカーのサイトをご覧ください
イタリア製高反発熟睡寝具マニフレックス公式Webサイト
『マニフレックスとSDGs』




以上の5点です。


ベッドだけじゃなく寝具全般に共通する事なのですけど、その場の寝心地だけじゃなく、中長期的な視点も是非入れてお考え下さい。


ベッドは毎日使うし、使う人の体質で合う合わないがあり高価なベッドだから大丈夫って公式が成り立たないですし、いざ処分するにも大変ですから。


ベッドに関する相談の他、不眠や寝具に関する相談も電話やメールで受け付けていますので、お気軽にどうぞ。

【電話番号】055-977-2200(営業時間内にお願いします。)

【E-Mail】info@umena.biz

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当BLOG ⇒ お知らせ(2019年9月22日)
『ウメナ寝具本店の『アプリ』がスタートしました!』

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@sleepdesigner 杉本圭
(ウメナ寝具本店店長・ふとん屋の眠りオタク・睡眠健康指導士)


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当BLOG ⇒ SDGs(2021年3月23日)
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『「ウメナ寝具通信~2022夏号~」発行しました』