ベッドを選ぶ際に寝心地以外で注意して欲しい事 | ウメナ寝具の快眠BLOG

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静岡県三島市の寝具店「ウメナ寝具本店」の【店長(睡眠健康指導士・sleepdesigner)】が書くブログです。睡眠の話、睡眠に絡めた寝具(布団)の話、お店の情報などを載せています。
※6月18日にWebサイトをリニューアルし、記事内のリンクが一部切れています。

先日お越し頂いたお客様にも「ふとん屋さんでもベッドを売っているんですね。」って言われましたが、だって『ベッドは寝具』ですからね。ベッドは家具屋さんの領域であり、寝具店の領域でもあるんですよ。


そんなベッドを選ぶ時に、寝具にとって最も重要な「寝心地」、「より良い眠りをもたらすかどうか」という点はもちろんなのですが、その他にもベッドを選ぶ時に注意して欲しい事があります。


今回はそこをまとめてみました。


【日頃のお手入れについて】

近年の建物は気密性が上がっている事、日本は高温多湿の気候である事、そして人は睡眠中に発汗する事、この3つの点から寝具を衛生的かつ良い状態で使う為には「日頃のお手入れ」が重要です。


ベッドは寝具。例外ではありません。日頃のお手入れとして「湿気を飛ばす」という作業が必要になります。


お手入れのしやすさを考えてみて下さい。ベッドが重たいとお手入れは非常に億劫になりますよ。


当店はお手入れのしやすいベッドを扱っていますし、その様なスタイルの提案もございます。


■関連するBLOG記事
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2019年6月25日)
『お手入れの事を考えた新しいベッドのカタチ「レイヤースタイル」』




【万が一の場合のフォローについて】

お手入れの部分の延長ではありますが、万が一汚れてしまったり、カビてしまったり、そんな万が一の状態の時に「どんなフォロー」を行ってくれるのかも重要です。


寝具は毎日使います。しかも長時間。いくらベッドパッドやシーツをしていても、いくら気を付けていても汚れるモノです。


当店ではアフターフォローの1つとして「ベッドのクリーニング」を行っています。2~3週間お預かりして、業者に送り、専用のクリーナーでキレイに洗います。


ちなみに洗っていないベッドはダニの温床ですよ。ご存知ですか?


■ベッドのクリーニングについてはこちら!
当店Webサイト(お手入れ)
『ふとん・寝具をキレイにしたい!「丁寧な丸洗い・クリーニング」』





【実際に使ったら体に合わなかった場合について】

ベッドって価格もそれなりに高いし、大きくて嵩張るし、なかなか買い替えたくないモノの1つですよね。もし実際に使ってみて、体に合わなくて、快適な睡眠を得られるはずが苦痛の目覚めを繰り返す事になったら最悪だと思いませんか?


最低でも店頭で「試し寝」をして実物を体験してみましょう。その時は特に寝返りのしやすさを確認してみて下さい。


そして、当店ではベッドの寝心地を疑似体験できるサービスもあります。当店で扱っているベッドと同じ素材の三つ折りマットレスを自宅に持ち帰って1週間実際に使える「お試しレンタルサービス」を行っているのです。


ベッドと全く同じ寝心地という事ではありませんので、疑似体験と表現していますが、
疑似体験でもベッドの寝心地の感覚をつかめると安心して購入する事が出来ますよね。


■ベッドの疑似体験についてはこちら!
当店Webサイト(こだわり寝具)
『ベッドの寝心地も“お試し”出来る…!?』





【耐久性】

最近は非常に安価なベッドマットレスが売っています。あんなに嵩張って輸送費も掛かるベッドマットレスがSサイズで1万円代です。しかも金属コイルなのに圧縮梱包を行った品もあります。


価格は正直です。何か理由があって安価になります。そして使う人が一番分かりにくい「耐久性」の部分で価格を下げようとする場合がほとんどです。


そのベッドを何年使いたいか。購入する時に今一度考えてみて下さい。


ちなみに当店のベッドは形状変化に対する「メーカー長期保証(10~12年)」のある品がほとんどです。


素晴らしい事に「安物買いの銭失い」ということわざが日本にはあるんですよね。


■当店が扱っているベッドについて!
当店Webサイト(こだわり寝具)
『もっとも大切な「敷寝具(敷ふとん・ベッドマットレス)」』





【使い終わって処分する場合について】

耐久性の部分の延長ですが、ヘタって使えなくなったベッドは処分したいと思った時、実は非常に大変です。


自治体によって異なりますが、基本的に「処分費用」が掛かります。当店の場合は今の所ベッドマットレスでSサイズ税込5,000円、ベッドフレームがSサイズ税込3,000円の処分代を頂いてます。


時々、購入したら処分無料みたいな販売店もありますが、これは商品の利益に最初から処分代が入っている可能性があるとも言えます。当店は全ての方が処分を必要とするわけではないので、商品代金に処分代を含めることはしていません。


無料で行えるって正しく廃棄処理されるのかも疑いたくなります。当店は地元自治体が指定する産業廃棄物業者「(株)ヤギシ」さんにお願いしています。


そして従来の金属コイルのベッドは最終処分に行き詰まる問題点もあります。金属コイルのベッドは、実際はリサイクルが非常に難しく粗大ゴミになる事がほとんどで、地球環境と未来に優しい素材とは言えません。


当店は金属コイルのベッドは扱いません。自然素材の「天然ゴム」のマットレスや燃焼しても有害な物質を出さないマニフレックス社の独自素材「エリオセル」を使ったベッドを扱っています。それぞれ耐久性も優れているので、きちんと自分に合ったマットレスを使ってもらえれば長く使う事が出来ます。


■金属コイルの最終処分については当店が扱うメーカーのサイトをご覧ください
イタリア製高反発熟睡寝具マニフレックス公式Webサイト
『マニフレックスとSDGs』





以上の5点です。


ベッドだけじゃなく寝具全般に共通する事なのですけど、その場の寝心地だけじゃなく、中長期的な視点も是非入れてお考え下さい。


新型コロナのせいでなかなか外出しにくい状況ですが、ベッドフェアは5月6日まで約2ヵ月行っていますので一日でも早く終息して、1日でも早く安心してご来店頂ける状況になる様に願っています。


ベッドに関する相談の他、不眠や寝具に関する相談も電話やメールで受け付けていますので、お気軽にどうぞ。

【電話番号】055-977-2200(営業時間内にお願いします。)

【E-Mail】info@umena.biz(48時間以内の返信を心掛けています。)

■当店Webサイト(私たちの想い)
『ウメナ寝具本店が届けたいのは寝具ではなく「良い眠り」』



@sleepdesigner 杉本圭(ウメナ寝具本店店長・睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサー)


【2020年2月の最もアクセス数の多かった記事】

昨年10月から4か月連続この記事が1位です!
●当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2015年10月13日)
『寒いはずなのに布団を蹴るのなぜ?』



■一緒に読んでほしいBLOG記事
当BLOG ⇒ 新型コロナウイルスへの感染リスクを減らしたい方へ(2020年3月2日)
「宅配&出張サービス」の活用を!

当BLOG ⇒ 店内の様子(2019年2月18日)
『話題の低反発マットレスと高反発マットレスを寝比べてみて下さい』

当BLOG ⇒ お店の日常(2019年2月12日)
『マニフレックスを試さずに高反発寝具が語れない理由』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2017年4月18日)
『マニフレックスと類似品の決定的な違い』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2017年3月14日)
『“さわる・すわる・ねる”は全て違う』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2015年8月23日)
『高反発と硬いは違う』

◆当店Webサイト(ホームページ) ⇒ 快適な睡眠を求めて『ウメナ寝具』


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■ウメナ寝具本店のもう一つの顔『三島のタオル屋さん』
タオルがいっぱいコレクション


≪店舗情報≫
住所:静岡県三島市梅名371-8(国道136号線沿い)
電話番号:055-977-2200
FAX:055-977-7756
E-Mail:info@umena.biz
営業時間:10時~19時
定休日:毎週水曜日(祝日の場合は営業)※年末年始は臨時休業します。

■ウメナ寝具本店に寄せられた『お客様の声』
お客様から頂いたお便りやアンケートを掲載してあります


★使わない羽毛製品の無料回収を行っています!
【Green Down Project】


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当Webサイト ⇒ お手入れ『不要な羽毛ふとん(羽毛製品)は無料回収します!』

★ウメナ寝具通信~2020春号~発行しました。
メインテーマ【リニューアルしました「セミオーダーメイド枕」】


●ウメナ寝具通信~2020春号~を全て見たい方はこちら
当BLOG ⇒ ウメナ寝具通信(2020年2月28日)
『「ウメナ寝具通信~2020春号~」発行しました』

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当BLOG ⇒ お知らせ(2019年9月22日)
『ウメナ寝具本店の『アプリ』がスタートしました!』