H28年4月6日 水曜日 晴 隅田川にお花見

 10時前に地下鉄浅草駅に着く。

 浅草観光連盟主催の「桜まつり」と書かれた派手なゲートを潜り、隅田公園内に入る。公園内に約1㎞に渡り600本の桜が植えられている。花見時沢山の人でにぎわっている、4割近くが外人さんで万国の言葉が飛び交っている。

 今回は隅田川テラスに降りずに地上と同じ隅田公園内を上流に向かう。隅田公園は右岸台東区側と左岸墨田区側に同じ名前で存在する。堤防上の遊歩道から浅草側に一段下がった所に堤と並行して広場があり両側に桜並木が下流の言問橋で続く。

 右岸台東区立隅田公園をクロス形歩道橋、桜橋渡り、池波正太郎の小説、剣客商売や鬼平犯科帳によく出てくる、

 江戸時代の武州葛飾郷小梅村を歩く。

地下鉄の出口は吾妻橋と浅草松屋など数か所。

赤い色が特徴の吾妻柱、橋柱脇にテラスに降りる階段。

 隅田川クルーズ乗船券売場脇の隅田公園入口。

車道と展望に挟まれている隅田公園。約1㎞の桜並木が続く。

浅草特有の人力車、車夫の姿もいなせな着こなし。

桜と金色のコラボ、アサヒビール本社

桜の花が手に届きそう。

吾妻橋とクルーズ船卑弥呼

桜とぼんぼりとスカイツリー

隅田川ルネサンスの一環、河川敷地のカフェー

堤防の外側、公園内を飾る花壇、上段の柵が堤防の高さ。

桜の下、公園内をそぞろ歩きをする人たち

 クロス形桜橋上からの右岸桜橋船着場

桜橋中央のモニュメントとスカイツリー

桜橋橋上からの左岸テラスの桜

江戸時代武州葛飾郷小梅村、現在の墨田区向島2丁目三囲神社

三井越後屋の信仰の対象、三囲が三井と読み、縁があったという説。

囲の字は三井の井を守っているようにも見える(江戸商家と寺社ー三囲神社と三越)より

三囲神社社殿

2009年に閉店した三越池袋店のシンボルライオン像も本殿に向かい佇んでいる。

三本柱の屋根の手水鉢

「三角石鳥居は三井邸より移す」と書かれているが年代が記録されていない。

本殿の屋根の狐、四隅それぞれ違う姿勢で彫ら留蓋として置かれている。

墨田区隅田公園、旧水戸徳川家下屋敷小梅邸の門柱

園内の広場は花見の宴の最中

園内、池泉庭園  通称瓢箪池

桜並木の奥は高速道路と隅田川

借景

中の島

公園内の回遊路の桜

隅田公園東側に鎮座する牛島神社 社殿前の三輪鳥居は珍しい。

牛島神社手水舎

牛島神社の撫で牛、自分の身体の悪い部分を牛と同じ場所を撫でると治るとか。

墨田区役所に立つ勝海舟の石像、東京湾を指さししている。

高層建築の墨田区役所。

区役所から見る台東区立隅田公園

遊覧船前方、竜馬、手前、道灌

左岸から見る吾妻橋

地下鉄浅草駅

 台東区隅田公園は川沿いのテラスと公園との高さの差があり、視野の広さが全然違う。

 隣合せなのにまるでちがう風景になっている。

 水辺のテラスからは公園の賑わいは見えず、のんびりした散歩を味わえる。

 浅草観音様に近く、多くの外国人が公園内を散策している。

 歩行者専用桜橋を渡ると左岸テラスと国技館通り、上に高速道路が走り、隅田川テラスと分離されている、

 桜橋から川沿いのテラスを歩き、ほどなく両国国技館通りに出て、墨堤桜の森から三囲神社内を散策。

 江戸時代から三井越後屋から支援を受け、三井家からの献上品も多い。

 隅田区立隅田公園は旧水戸徳川家下屋敷小梅邸、牛島神社など歴史に深くかかわっている場所が多い。

 吾妻橋を渡り地下鉄浅草橋から上野駅に向かう