予期せぬ、ジャコウアゲハの幼虫   2026-7-07 投稿

 2024年春まで自宅で育てていたジャコウアゲハを笹目川自生地に放蝶をし、  それ以後、育成も放蝶も止め、ウマノスズクサの鉢植えも根元から伐採、その年は蝶の飛び交いを眺めることが出来たが、2025年には前年の越冬蛹は笹目川では見られなくなった。

 今年の春、鉢植えの小さなウマノスズクサに越冬蛹一匹を見つけ捕獲。

 2024年に飼育をやめたのに、迷惑と思いつつ、蛹に罪はなく、大事に羽化を待った

 4月23日の蛹の姿

 4月24日 朝、羽化したものの後翅が未熟、残念ながら飛ぶことは出来ず。

 ウマノスズクサ鉢の周りに草花を採取してジャコウの食料として天寿を待つ。

 5月3日 数個の産卵を確認 昆虫箱に入れ孵化を待つ。

 5月5日 早朝4匹の幼虫が孵化。 

 5月9日 四匹目の幼虫が二齢脱皮

 5月31日 幼虫全員蛹になる。

 6月7日 雌雄のジャコウアゲハの誕生、時間をおいて笹目川に放蝶。

 放蝶からほぼ一ヶ月 7月6日 2世代の終齢幼虫。

 7月6日 天敵に襲われているジャコウアゲハの蛹。

 7月6日 金網柵の幼虫。

数日後、ウマノスズクサ自生地は草刈が行われる。金網や樹木の蛹は生き残れるが、

ウマノスズクサなどの野草の蛹は草刈で消え去る。

家族連れが立止り、子供が蛹をのぞき込んでいる姿が見られるようになった。

以前の姿に戻っているが、自然界の生存率は非常に厳しく、

笹目川においてのジャコウアゲハは風前の灯火になっている。

  赤松の郷昆虫館 相坂耕作館長のお話

「自然界におけるジャコウアゲハの卵から成虫への生存率は1%未満とされています。」