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陶芸家半角斎一門

本物の食通になるためには、

器から自分で作らばならない。

なんてことは

ぼくのキライな

魯山人が言ってそうなことですが。

ぼくの好きな

水曜どうでしょう

でも、シェフ大泉は、

自分たちで器づくりをしてましたね。

なんだかんだ言いながら、

みごとに備前焼を作ってました。

こちらが彼らの作品です。

一番大きいのが、

半角斎作「世紀末大革命恋愛大皿

その右が同じく半角斎作

ビィーナス誕生

でした。

 

以上は前フリ、

ぼくも陶芸に挑戦しましたよ。

目指したのは、

砥部焼のうどん鉢。

で、出来上がったのがこちら。

直径約18センチ

高さは約8センチです。

模様はロイヤルコペンハーゲン

メガを真似っこしました。

左側のほうが綺麗な円になってますが、

右側のほうがゆがんでます。

ろくろは難しいですね。

こちらが左側のやつ。

こちらが右側のゆがんでるやつ。

まったく同じものを目指したのですが、

なかなかそうはいきません。

でも、そのほうが

手作り感があって、

いいのかも。

 

今回の陶器制作を指導してくれたのが、

藍窯」さん。

関西テレビ「となりの人間国宝」にも

認定されたことのある、

ぼくの高校の同級生です。

土をこねて用意する

面倒なところとか、

糸切の削り出しのような

難しいところは、

全部やってもらいました。

 

おまけにこの色合いを

出すために、

還元焼き」という

非常にややこしい

焼き方をしてくれました。

 

指導者のおすすめで、

小さなお猪口も作りました。

直径約8.5センチ

高さは約3.5センチです。

こちらは上から見たところ。

左が薄手、

右が厚手に

なりました。

 

自分で作ったお猪口で、

お酒を飲むと、

これがなかなか

美味しく感じるんです。

 

やっぱり、

本物の食通になるには、

器から自分で

作ったほうがいいのかな。

 

というわけで、

今回は、

陶器作りに挑戦

のお話でした。

 

 

また、さださんに教えてもらった

レシピで、うどん打たなきゃ。

 

 

 

W'hKL

パッと見たとき、

英語で書かれてるのかと

思いましたよ。

 

アルファベットっぽく

見えませんか?

ぼくだけかな?

 

 

近くの業務スーパーでのひとコマでした。

寒くなりましたね。

読者のみなさまお風邪など召されませんように。

 

 

限りなく完璧に近い人々

英国一家、日本を食べる

というNHKのアニメで、

ご存じの方も多いはず。

その原作者マイケル・ブース氏が、

北欧本を書いた。

 

"The Almost Nearly Perfect People"

というのが原題。

それがこの秋に

日本語に訳されて出版された。

訳したのは黒田眞知氏。

 

限りなく完璧に近い人々

という邦題。

 

英国が一番だと思っている

原作者だが、

デンマークにも

長く暮らしているらしい。

 

北欧各国の

いいところも、

そして、彼の見た

悪いところも

書かれているらしい。

 

これから読むところ、

どんなことが書かれているか、

とても楽しみだ。

 

グラッチェグラッチェ

誰かに似てると思ってたんですよね。

もしかして、コレかな。

 

 

ケーシー・ドゥテルテです。

 

タガログ語のNGワードの勉強になりますね。

「毎日」に圏点(グリグリ)ついてるからね。

毎日「とんかつ定食」って、

ぜんぜん

日替わりとちゃうやーん。

2016.11.3高野山にて

 

 

 

読者のみなさま、

ごぶさたしております。

ひさびさの小ネタです。

 

急に寒くなりましたが、

お風邪などめされませんように。

 

 

南仏プロヴァンスより。(横浜経由)

どうも新しいエディタになってから

更新するのがおっくうになった。

新しいものに慣れるのが

おっくうになったのでしょうね。

トシですね。

 

あゝかくして、ぼくは

時代に取り残されていくのか。

 

それはさておき、

Nさんが、

なんとやさしい、

退院祝いにと、

お塩を送ってくださった。

 

(ぼくの退院じゃないんですよ。

Nさんの退院です。

だから、本当なら

ぼくが送らなきゃいけないんです。)

 

それも高級なお塩だ。

プロヴァンスの塩である。

アルルの南

カマルグの塩だ。

さらに、なんと、

黒トリュフ入りのお塩だ!

 

「プロヴァンスの黒いダイヤモンド」

といわれ、

トリュフの中でも

特に貴重とされる

「チュベル・メラノスポルム」

使用だと説明書きにある。

 

蓋を開けたとたん、

おどろくほどに、トリュフの香り!

っていうか、

トリュフってこんな香りだったのか。

食欲がそそられる香りだ。

 

Nさんのおすすめにしたがって、

バゲットにつけて

食べてみる。

これだけで、

立派な料理だ。

もうおかずなんて

要らない。

ワインがおいしい。

 

ぼくのお気に入りの

クレタ島のオリーブオイルと

合わせたりして食べた。

パンはFAUCHON。

エピもまた、

モチモチしておいしい。

 

このお塩、

肉や魚につけたら、

どんなにおいしいだろう。

これは長く楽しめそうである。

ごちそうさまでした。

 

Nさん、ありがとうございました。

そしてなにより、

早期のご快復、

お祈り申し上げます。

 

 

デンマーク本のご案内

みなさま、ご無沙汰しております。

知らないうちにエディタの仕様が

変わったので、

うまくアップできるか、

心配です。

 

今回は、書籍のご紹介です。

吉田右子さん

デンマークのにぎやかな公共図書館

新評論社刊

2010年初版

です。

 

ひと言でいうと、「いい本」です。

ぼくの研究している

グロントヴィの思想にも、

言及がありました。

 

デンマークの図書館が、

いかに発達進歩しているか、

とてもよくわかりました。

 

ちょっとネタバレになりますが、

(以下引用)

いまや『市民センター(Medborgcentre)』が

デンマークの公共図書館の

新しいコンセプトとなっている

(引用おわり)

のだそうです。

 

どういうことかと言うと、

公共図書館が、図書館のほかに、

郵便局とひっついていたり、

駅とひっついていたり、

職業安定所や社会福祉事務局と

協力したり、

健康相談室

とくに妊産婦へのカウンセリング

を併設していたり、

他にもいろいろ、

実践例が報告されていました。

 

デンマークでは、

市民にとって、図書館は欠かせないもの、

(以下引用)

図書館が地域に存在していることが

民主主義の証だと考えている

(引用おわり)

のだそうです。

 

図書館に限らず、

デンマークの暮らしの片鱗が

伺えて面白いです。

 

スウェーデン、ノルウェー、フィンランド

についての言及もあり、

北欧にご興味をお持ちの方には、

オススメの一冊です。

 

いや、

北欧にまだ興味をお持ちでない方も、

この本を読めば、

興味を感じていただけると

思います。

 

日本の公共サービスは、

まだまだ遅れていると思いました。

特に、マンガやゲームに対する理解は、

日本の方が進んでいて

しかるべきなのに……。

太郎ちゃんのオタクの殿堂構想は、

実現してほしかったですね。

 

いろいろ考えさせられる一冊です。

 

 

 

この夏、本をあんまり読まなかったなと思われる方、

今からでも、決して遅くはありません。

読書感想文用にいかがですか。

感想文は小説でなくてもいいんですよ。

 

IKEA



デンマーク

デンマークの夏を過ごしたくても、

お金がなくて行けない。


そのかわり、

北欧の雰囲気にひたろうと、

お隣のスウェーデンスウェーデンを、

のぞきに行く。


もちろん、

スウェーデンには行けないので、

IKEAに行くのである。


指人形


もうすぐ8月。

8月のスウェーデンと言えば、

Kräftskiva(クレフトスキーヴァ)

つまり、ザリガニ・パーティーだ。


今日では一年中

ザリガニを楽しめるが、

伝統は受け継がれ

八月になると各地で

ザリガニパーティーが

開かれる。

このときばかりは

普段はタブーである

食事中に

音を立てることを

許されるのか、

みんなでチュッチュ、

チュッチュと、

ザリガニを食べた

というよりも吸った。

(『スウェーデンを知るための60章』

古谷能子「スウェーデンの食卓」より)



ザリガニ


ぼくも、スウェーデンに旅行に行ったとき、

冷凍のザリガニを買って、

バンガローでお皿に盛りつけて、

食べたものだ。


IKEAはお手軽に、

北欧気分が味わえるので、

たまに北欧の養分を

補給しにいかねば

ならない。



あぁ、今度、デンマークに行けるのは、

いったい、いつのことになるのだろう。



アチャアチャアチャーッ!

ブルース・リー(李小龙)が好きなのである。


死亡遊戯

ところで、彼の発する

アチャー」とか「アチョー

というかけ声は、

日本では怪鳥音と言われている。


漫画「北斗の拳」でも、

主人公ケンシロウが、

怪鳥音を発している。


あたたたたーっ

ここでは、

あたたたたーっ!!」と表記されているが、

ブルース・リーの怪鳥音と

同じと思っていいだろう。


ここで終わっていては、

せっかくご訪問くださった

読者の方々に申し訳ない。



そこで、問題です。

この怪鳥音の「アチャー」、

中国語ではどう表記されるでしょうか?


手元に、「北斗の拳」の中国語版がないので、

ケンシロウのものは確かめようがない。


でもあちこち探して得た答えは、

啊叉」だった。

ピンイン表記だとȧchāである。


見つけた引用元はこちら


ちなみに怪鳥音という呼び名も

日本独自のもので、

中国語では「怪鳥叫声」という。

簡体字とピンインだと

怪鸟叫声guài niăo jiào shēng」である。

これの引用元はこちら


なんの役にもたたない

トリビアとして、

こっそり記憶に

とどめていただければ

幸いであります。




ぼくも大きくなったら、

ブルース・リーみたいに、

かっこよく、強くなりたいものである。


神さまのいうとおり!

子どもたちが、ゲームなどで、

人やモノを選択するとき、

どれにしようかな、

神さまのいうとおり!

といって歌うのは、

みなさんもご経験あるだろう。


では、それの英語版はご存じだろうか?


ぼくのブログの読者のみなさんは、

どうも教養レベルが高いので、

この程度の質問では、

失礼になったかもしれない。


英語版の答えは、

Eeny, meeny, miny, moe…

イーニー、ミーニー、マイニー、モー

あるいは、

Acca, bacca, soda, cracker…

アッカ、バッカ、ソーダ、クラッカ

である。

それぞれに続きもあるようだが、

バリエーションもいろいろだ。


さて、本当の問題はこれから。

では、デンマーク語版はどうだろう?


これはなかなか知られていないだろうから、

このブログでご紹介しておく。


答えは、

Ælle, belle, mig fortælle.

Skibet går til Åbenrå.

エレ、ベレ、マイ、フォテーレ、

スキベ、ゴーティル、オーベンロー

というものだ。

無意味なことばの羅列のようだが、

無理やり意味をとると、

アヒル、がぶがぶ、ぼくに言った。

お舟が行くよ、オーベンローへ

って感じだろうか。


オーベンローというのは、

ユラン(ユトランド)半島南部の

港町の地名である。


実際の使用例の

動画を作ったので、

ご覧いただきたい。






このデンマーク語版も続きはあるし、
バリエーションもいろいろあるようだが、
長くなるので、これだけにしておく。



ひさびさのデンマークネタ。

お気に召していただければ幸いです。