南仏プロヴァンスより。(横浜経由)
どうも新しいエディタになってから
更新するのがおっくうになった。
新しいものに慣れるのが
おっくうになったのでしょうね。
トシですね。
あゝかくして、ぼくは
時代に取り残されていくのか。
それはさておき、
Nさんが、
なんとやさしい、
退院祝いにと、
お塩を送ってくださった。
(ぼくの退院じゃないんですよ。
Nさんの退院です。
だから、本当なら
ぼくが送らなきゃいけないんです。)
それも高級なお塩だ。
プロヴァンスの塩である。
アルルの南
カマルグの塩だ。
さらに、なんと、
黒トリュフ入りのお塩だ!
「プロヴァンスの黒いダイヤモンド」
といわれ、
トリュフの中でも
特に貴重とされる
「チュベル・メラノスポルム」
使用だと説明書きにある。
蓋を開けたとたん、
おどろくほどに、トリュフの香り!
っていうか、
トリュフってこんな香りだったのか。
食欲がそそられる香りだ。
Nさんのおすすめにしたがって、
バゲットにつけて
食べてみる。
これだけで、
立派な料理だ。
もうおかずなんて
要らない。
ワインがおいしい。
ぼくのお気に入りの
クレタ島のオリーブオイルと
合わせたりして食べた。
パンはFAUCHON。
エピもまた、
モチモチしておいしい。
このお塩、
肉や魚につけたら、
どんなにおいしいだろう。
これは長く楽しめそうである。
ごちそうさまでした。
Nさん、ありがとうございました。
そしてなにより、
早期のご快復、
お祈り申し上げます。
デンマーク本のご案内
みなさま、ご無沙汰しております。
知らないうちにエディタの仕様が
変わったので、
うまくアップできるか、
心配です。
今回は、書籍のご紹介です。
吉田右子さん著
『デンマークのにぎやかな公共図書館』
新評論社刊
2010年初版
です。
ひと言でいうと、「いい本」です。
ぼくの研究している
グロントヴィの思想にも、
言及がありました。
デンマークの図書館が、
いかに発達進歩しているか、
とてもよくわかりました。
ちょっとネタバレになりますが、
(以下引用)
「いまや『市民センター(Medborgcentre)』が
デンマークの公共図書館の
新しいコンセプトとなっている」
(引用おわり)
のだそうです。
どういうことかと言うと、
公共図書館が、図書館のほかに、
郵便局とひっついていたり、
駅とひっついていたり、
職業安定所や社会福祉事務局と
協力したり、
健康相談室
とくに妊産婦へのカウンセリング
を併設していたり、
他にもいろいろ、
実践例が報告されていました。
デンマークでは、
市民にとって、図書館は欠かせないもの、
(以下引用)
「図書館が地域に存在していることが
民主主義の証だと考えている」
(引用おわり)
のだそうです。
図書館に限らず、
デンマークの暮らしの片鱗が
伺えて面白いです。
スウェーデン、ノルウェー、フィンランド
についての言及もあり、
北欧にご興味をお持ちの方には、
オススメの一冊です。
いや、
北欧にまだ興味をお持ちでない方も、
この本を読めば、
興味を感じていただけると
思います。
日本の公共サービスは、
まだまだ遅れていると思いました。
特に、マンガやゲームに対する理解は、
日本の方が進んでいて
しかるべきなのに……。
太郎ちゃんのオタクの殿堂構想は、
実現してほしかったですね。
いろいろ考えさせられる一冊です。
この夏、本をあんまり読まなかったなと思われる方、
今からでも、決して遅くはありません。
読書感想文用にいかがですか。
感想文は小説でなくてもいいんですよ。
IKEA
デンマークの夏を過ごしたくても、
お金がなくて行けない。
そのかわり、
北欧の雰囲気にひたろうと、
お隣の
スウェーデンを、
のぞきに行く。
もちろん、
スウェーデンには行けないので、
IKEAに行くのである。
もうすぐ8月。
8月のスウェーデンと言えば、
Kräftskiva(クレフトスキーヴァ)
つまり、ザリガニ・パーティーだ。
「今日では一年中
ザリガニを楽しめるが、
伝統は受け継がれ
八月になると各地で
ザリガニパーティーが
開かれる。
このときばかりは
普段はタブーである
食事中に
音を立てることを
許されるのか、
みんなでチュッチュ、
チュッチュと、
ザリガニを食べた
というよりも吸った。」
(『スウェーデンを知るための60章』
古谷能子「スウェーデンの食卓」より)
ぼくも、スウェーデンに旅行に行ったとき、
冷凍のザリガニを買って、
バンガローでお皿に盛りつけて、
食べたものだ。
IKEAはお手軽に、
北欧気分が味わえるので、
たまに北欧の養分を
補給しにいかねば
ならない。
あぁ、今度、デンマークに行けるのは、
いったい、いつのことになるのだろう。
アチャアチャアチャーッ!
ブルース・リー(李小龙)が好きなのである。
ところで、彼の発する
「アチャー」とか「アチョー」
というかけ声は、
日本では怪鳥音と言われている。
漫画「北斗の拳」でも、
主人公ケンシロウが、
怪鳥音を発している。
ここでは、
「あたたたたーっ!!」と表記されているが、
ブルース・リーの怪鳥音と
同じと思っていいだろう。
ここで終わっていては、
せっかくご訪問くださった
読者の方々に申し訳ない。
そこで、問題です。
この怪鳥音の「アチャー」、
中国語ではどう表記されるでしょうか?
手元に、「北斗の拳」の中国語版がないので、
ケンシロウのものは確かめようがない。
でもあちこち探して得た答えは、
「啊叉」だった。
ピンイン表記だとȧchāである。
見つけた引用元はこちら 。
ちなみに怪鳥音という呼び名も
日本独自のもので、
中国語では「怪鳥叫声」という。
簡体字とピンインだと
「怪鸟叫声guài niăo jiào shēng」である。
これの引用元はこちら 。
なんの役にもたたない
トリビアとして、
こっそり記憶に
とどめていただければ
幸いであります。
ぼくも大きくなったら、
ブルース・リーみたいに、
かっこよく、強くなりたいものである。
神さまのいうとおり!
子どもたちが、ゲームなどで、
人やモノを選択するとき、
「どれにしようかな、
神さまのいうとおり!」
といって歌うのは、
みなさんもご経験あるだろう。
では、それの英語版はご存じだろうか?
ぼくのブログの読者のみなさんは、
どうも教養レベルが高いので、
この程度の質問では、
失礼になったかもしれない。
英語版の答えは、
Eeny, meeny, miny, moe…
(イーニー、ミーニー、マイニー、モー)
あるいは、
Acca, bacca, soda, cracker…
(アッカ、バッカ、ソーダ、クラッカ)
である。
それぞれに続きもあるようだが、
バリエーションもいろいろだ。
さて、本当の問題はこれから。
では、デンマーク語版はどうだろう?
これはなかなか知られていないだろうから、
このブログでご紹介しておく。
答えは、
Ælle, belle, mig fortælle.
Skibet går til Åbenrå.
(エレ、ベレ、マイ、フォテーレ、
スキベ、ゴーティル、オーベンロー)
というものだ。
無意味なことばの羅列のようだが、
無理やり意味をとると、
「アヒル、がぶがぶ、ぼくに言った。
お舟が行くよ、オーベンローへ」
って感じだろうか。
オーベンローというのは、
ユラン(ユトランド)半島南部の
港町の地名である。
実際の使用例の
動画を作ったので、
ご覧いただきたい。
ひさびさのデンマークネタ。
お気に召していただければ幸いです。
ハッピー・サラダ記念日
みなさんもうすでにご存じのとおり、
今日7月6日はサラダ記念日です。
みなさんもそれぞれに、
思い思いのサラダ記念日を、
楽しんでいらっしゃることでしょう。
ぼくは万智ちゃんが好きです。
彼女が大学を卒業したのが85年。
ぼくは84年に学部を卒業してから、
1年間大学院の研究生として、
ブラブラ遊んでいましたので、
同じ年に大学を離れたことになります。
大阪のお生まれだというのも、
親近感を覚えるところです。
コンタクトレンズはずしてまばたけばたった一人の万智ちゃんになる
等身大で、80年代という時代を
学生として生き、
就職していった、
そんな感覚が歌われていますね。
そんな「サラダ記念日」から、
もう一首引用させていただきます。
トーストの焼きあがりよく我が部屋の空気ようよう夏になりゆく
余計な解説ですが、
このときの「ようよう」というのは、
やっとのことでという意味の「漸く」ではなく、
「やうやう白くなりゆく山ぎは」
と枕草子でみなさんも暗記したことのある、
次第にという意味の「やうやう」ですね。
次第に、というより、
昨日、今日とは、
一気に夏本番といった感じの天気ですが、
みなさんの今年のサラダ記念日、
すばらしい一日でありますように。












