② 甲子園大学(兵庫県宝塚市)

 

 阪急電鉄宝塚本線・今津線「宝塚」駅は降りるとすぐ“宝塚”の雰囲気に包まれる。

 

 宝塚駅や宝塚劇場の周囲には単品のおじさんはいない。夫婦セットになっているか、妻や娘の添え物になっている感じ。

 

 劇場の壁に貼られたスターの写真を背景に、自身の写真を撮っている女性が目立った。

 

 

 宝塚駅前から乗ったタクシーは曲がりくねった急坂を登って山の中腹にある甲子園大学に着いた。

 事務室に行って大学案内のパンフレットをもらって構内を歩く。構内も急な坂が多い。そのせいか宝塚の街並みが綺麗に臨まれる場所がある。

 

 ちょうど昼時で多くの学生を見かける。食堂は「一般の方もご利用できます」。だが見たところ一般人は私くらいだった。

 

 この大学は「健康増進及び食の諸問題に寄与することを目的」として1967年(昭和42年)4月設立された。栄養学部と心理学部の2つの学部がある。

 管理栄養士の国家試験合格率も一定の成果を上げているようだ。

 

 帰途はスクールバスに乗って宝塚駅へ。

 

 

 正門

 

 

 構内案内図

 

 

 キャンパス点描①

 

 

 キャンパス点描②

 

 

 キャンパスから臨む宝塚市街

 

 

 食堂

 

 

 阪急宝塚駅前「宝塚ゆめ広場」

 

 

 宝塚大劇場

 

 

 

 兵庫県内神戸市外大学(その1)2校 おわり。。。

 

① 神戸女学院大学(兵庫県西宮市)

 

 阪急電鉄神戸本線・今津線「西宮北口」駅からタクシーで神戸女学院大学正門へ。

 工事中の正門そばの守衛さんに手提げ袋入りの資料一式をもらい首からビジターカードを提げて入構した。

 

 入構してすぐ左に「重要文化財 神戸女学院」と記された案内図がある。

 深い森の中に、正門から始まって音楽館、総務館、礼拝堂、図書館など10棟以上の国重要文化財がある。

 

 足元不安定な暗い木立の中を歩いて図書館などに接した明るい広場に出ると、中央の噴水の四方に芝生が広がり、その外側を図書館や礼拝堂、文学館、理学館などの重厚な建物が囲んでいる。

 

 関西学院大学では芝生と周囲の建物の荘厳さに圧倒されたが、ここ神戸女学院大学では美麗さと木々の精気が加わり、別種の森厳さがある。

 

 

 2014年(平成26年)9月「キャンパスの12棟の建物が国の重要文化財に指定されました。名称は『重要文化財 神戸女学院』です」(2024同校HP)。

 

 

 構内にある全国展開のコンビニで学名入り蛍光ペンを買い正門から出構し、多くの女子学生とともに阪急電鉄今津線「門戸厄神(もんどやくじん)」駅に向かった。

 

 

 正門(国重要文化財)

 

 

 正門等修理案内図

 

 

 構内案内図

 

 

 「重要文化財 神戸女学院」

 

 

 総務館(国重要文化財)

 

 

 図書館(国重要文化財)

 

 

 文学館(国重要文化財)

 

 

 理学館(国重要文化財)

 

 

 八角堂(空き家風)

 

 

 キャンパス点描

 

 

① シーラカンス(沼津港深海水族館)

 

 「生ける化石 シーラカンス」

 

 沼津港深海水族館(沼津駅からバスで15分)には、3億5千万年前から姿を変えずに生き続けているシーラカンスが、捕獲されたときの状態のまま、-20℃の特殊な冷凍設備で2体展示されている。

 

 シーラカンスは、背骨や脊柱、胸鰭や腹鰭、繁殖の方法(卵胎生)、など形態や生態の不明な点が極めて多い。

 

 

 沼津港深海水族館(奥)

 

 

 冷凍標本2体

 

 

 剥製標本

 

 

 卵胎生イメージ

 

 

 「シーラカンスの輪ゴムかけ」

 

 

 

 

 

② 港あじ鮨(駅弁)

 

 沼津駅で駅弁「港あじ鮨」を買った。

 鯵(アジ)の握りを山葵(ワサビ)の葉で包んだもの、鯵の握りを紫蘇(シソ)で巻いたもの、鯵の切り身を太巻きにしたもの、この3種類の鮨に、

生山葵(下ろし金(プラ)付き)が添えてある。

 

 鯵自体も旨いものであるが、自分で擂った生山葵の香味と適度な刺激、葉山葵、紫蘇、海苔などの風味と香気が鯵の味を引き立てているように思える。また食べたいと思う。

 

 

 鮨本体と外箱(表)

 

 

 鮨外箱(裏)

 

 

 

 

 

③ 東都大学(旧 東都医療大学)(続)沼津キャンパス(静岡県沼津市)

 

 「沼津」駅(JR東海道本線・御殿場線)前から駅を背に広い道を進み、1回右折して10分余東都大学沼津キャンパスに着く。

 

 2月下旬、入試なども一段落したのか構内は閑散としている。校内にも誰もいない。

 遠くの小さな富士山をなかなかのものだと眺め、かつてホテルだったという校舎の外構を歩いてみる。

 

 

 東都大学は、2009年(平成21年)4月「東都医療大学」として埼玉県深谷市に開学し、その後千葉市美浜区、静岡県沼津市に拡大した。

 ここ沼津キャンパスには沼津ヒューマンケア学部看護学科が設置されている。

 

 2019年(平成31年)4月に「東都大学」に改称された。

 

 

 入口付近

 

 

 全景と富士山

 

 

 校舎入口

 

 

 富士急シティバス(沼津駅北口)

 

 

 

 名所・名産・大学(静岡県沼津市)シーラカンス・鮨・大学 おわり。。。

 

① 横浜国立大学(続)(横浜市保土ケ谷区)

 

 2019年(令和元年)11月横浜市神奈川区に「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」駅が開業し、2023年(令和5年)3月には線路が伸び、同駅から「新横浜」駅(東海道新幹線ほか)を経由して渋谷・新宿・大手町・永田町方面に直通する列車も走り始めた。

 

 2024年(令和6年)3月の休日、初めてこの駅から横浜国立大学に行った。大学自体は数年ぶり、数回めか。

 

 駅から大学までは住宅地の中の道を右に左に曲がり、上り下りを繰り返して当てずっぽうでやっと北門に着いた。

 

 横浜国立大学は以前から“深山幽谷”の趣があり、住宅地に囲まれているのに緑が多く残っているという雰囲気だ。

 

 構内は犬の散歩をしているおじいさん、ベビーカーを押した若いママ、ボールを蹴る子ども、誰もが自分の日常の散歩道のような自然な様子だ。

 

 蔦の絡まる建築学棟を見上げ「自己発電する階段」を昇降し正門に続く「メインストリート」を進み、適当な所で折り返す。

 

 中央広場そばで栗鼠(リス)を見かけた。もちろん初めて。これだけでも今回横浜国大を再訪した甲斐があったというものだ。

 

 

 羽沢横浜国大駅(相模鉄道「相鉄新横浜線」・JR東海道本線(埼京線))

 

 

 北門(ガードレールの奥)

 

 

 構内案内図

 

 

 「自己発電する階段」

 

 

 正門へ続く「メインストリート」<再掲>

 YNU(YOKOHAMA National University)

 

 

 行進

 

 

 木登り(栗鼠(リス))

 

 

 

 神奈川県横浜市内大学(その4)1校 おわり。。。

 

② 聖マリア学院大学(福岡県久留米市)

 

 久留米大学からタクシーで聖マリア学院大学へ。乗用車がやっとすれ違える程度の細い道に面して大学の東門がある。

 

 事務室に行き男性事務員さんに大学案内のパンフレットなどをもらって構内を散策する。

 

 事務棟の周辺は覆い被さるように緑が多く「Villa Maria Ⅱ」などの建物もあり、静寂な一角だがちょっと狭い。

 

 構内案内図を見直すと、事務棟の裏の方には建物がいくつもあり、さらに小さな川を渡った広い道(構内)に沿ってテニスコートや図書館などがあり、その先に正門がある。構内は狭くはなかった。

 

 正門は2車線の車の多い道路に面していて、構内の形も方向も訳がわからなくなってくる。

 

 

 カトリック信者が1915年(大正4年)に開設した医院などを母体として2006年(平成18年)年4月に聖マリア学院大学が開学した。

 看護学部看護学科と専攻科助産学専攻。

 

 

 正門

 

 

 東門

 

 

 構内案内図

 

 

 「Villa Maria Ⅱ」(学生寮)

 

 

 図書館

 

 

 聖母マリア像(図書館内)

 

 

 

 福岡県久留米市内大学(その1)2校 おわり。。。

 

① 久留米大学(福岡県久留米市)

 

 西日本鉄道天神大牟田線「西鉄久留米」駅からバス。「医学部前」で下車。

 久留米大学本館は国指定登録有形文化財で、その白い重厚な鉄筋コンクリート造り(石造りに見える)の建物の2階の事務室に行って大学案内のパンフレットをもらう。

 

 売店はないかと訊くと、1階下に案内され、事務室のように見える売店で管理職のように見える男性事務員さんから丁寧に包装されたボールペンを購った。

 

 歴史を感じさせる建物の中やそれを包んでいる緑の構内を歩いて大学病院に向かう。大学構内は静かだったが、病院内は人が多い。

 

 大学病院入口に構内案内図があった。見ている人は誰もいなかった。この案内図は病院より大学にほしいものだ。

 

 

 久留米大学は医学部のほかに商学部、経済学部、文学部など計6学部がある。大学本部や医学部・大学病院はここ久留米市内旭町キャンパスにあり、他の5学部は同市内御井(みい)キャンパスにある。

 

 

 正面入口

 

 

 構内案内図(病院入口)

 

 

 本館①

 

 

 本館②

 

 

 キャンパス点描

 

 

 久留米大学病院

 

② 早稲田大学(続)所沢キャンパス(埼玉県所沢市)

 

 西武鉄道池袋線「小手指(こてさし)」駅からスクールバスで15分。早稲田大学所沢キャンパス着。

 

 正門を入りスクールバスが何台も停まっている駐車場の横から、2つのグラウンドの間の陸橋を渡って校舎や食堂などがある区画に進む。

 

 校舎内外ともに綺麗に手入れされている。学生のガラも悪くない。ラウンジでも真剣な様子で勉強している姿が多く見られる。

 創立者・大隈重信の銅像もある。

 

 だが“、これが早大か。高田馬場(早稲田キャンパス)の大学と同じ大学か。

 違う。雑多、雑駁な早稲田キャンパスとは、何か、どこか、違う。

 

 慶大SFCで感じたのと同じような違和感が拭い去れない。

 

 

 細長い階段状の校舎の中を講義室やラウンジなどを覗きながら歩き、食堂のメニューや食事中の学生を眺め、屋上にも上がってみる。

 

 あいにく快晴とはいかなかったが、広い敷地と恵まれた自然環境には文句の付けようがなかった。

 

 早稲田大学

 

 

 正門

 

 

 構内案内図

 

 

 キャンパス点描

 

 

 大隈重信胸像と「教旨」

 

 

 講義棟

 

 

 食堂

 

 

 ソフトボールの練習

 

 

 

 いなキャン(その2)2校 おわり。。。

 

 

 

 

 

 

 

① 法政大学(続)多摩キャンパス(東京都町田市)

 

 JR横浜線「相原」駅からバス。10分余で法政大学に着く。

 構内案内図に描かれた正門がわかりにくい。「法政大学」という表示がない。

 

 守衛さんに訊いたら本部棟に大学名が表示されているという。確かに、本部棟には市ヶ谷キャンパスと同じ書体の学名が彫られている。

 案内図を見ても現地を見ても、広いという印象。

 

 守衛所から正面の建物に向かって左に「法政Vブリッジ」を渡って経済学部などを眺める。構内はゆとりをもって植栽などがされている。

 

 法政Vブリッジを戻って社会学部、現代福祉学部などを眺める。こちらの区画は、植栽よりも石を有効に美的に使っているように思える。

 

 「7号館 大教室B棟」を覗くと、講義を待つ学生が後ろの方の席に固まっている。

 

 全体的に新しい雰囲気だが、構内には年代もののマンホールやバリケードが沢山ある。どれも「法政大学」の名入りだ。

 

 法政大学

 

 

 正面入口

 

 

 構内案内図

 

 

 図書館(奥の青い柱2本は「法政Vブリッジ」)

 

 

 講義を待つ学生

 

 

 野趣溢れる構内

 

 

 マンホール

 

 

 食堂

 

② 岡山理科大学(岡山市北区)

 

 「岡山」駅(JR山陽新幹線、山陽本線・宇野線・津山線・吉備線)発のバスは岡山大学を過ぎると「今から山道になります」というアナウンスとともに曲がりくねった細い道を上って行った。終点が「岡山理科大学」。

 

 山の頂上部の凹凸の激しい複雑な地形の場所に、高さの違う校舎がいくつもあり、校舎同士が谷を跨いだ歩道橋で繋がっている。

 正門の立派な門扉の奥に「岡山理大」「加計学園」などの特大の文字を掲げた校舎が見える。

 

 事務室に行って大学案内のパンフレットをもらって校舎内外を歩いてみる。

 事務棟内は学生も多いが、廊下には恐竜の全身骨格があり、“好適環境水”の中には鰻(ウナギ)や穴子(アナゴ)もいる。

 

 「好適環境水」とは、淡水魚も海水魚も同じ水槽で飼育することができる人工飼育水である(2022同校HPより)。海水温の上昇などの自然環境に左右されることがない、などの利点がある。

 

 外に出て「スカイテラス」に行くと、少し霞んでいたが、岡山の街並みが見渡せる。はるばる山を上ってきた甲斐があるというものだ。

 

 

 正門

 

 

 構内案内図

 

 

 模型(50周年記念館内)

 

 

 事務棟内

 

 

 ラウンジ

 

 

 恐竜学博物館

 

 

 スカイテラス

 

 

 附属中学校・高等学校

 

 

 

 岡山県岡山市内大学(その2)2校 おわり。。。

 

 

① 岡山商科大学(岡山市北区)

 

 「岡山」駅(JR山陽新幹線、山陽本線・宇野線・津山線・吉備線)から20分「岡山商大前」バス停に着く。

 

 住宅地に接して平坦な敷地に建物がこじんまりと纏まっているが、今は新校舎建設の大規模な工事をやっている。

 

 事務室で男性事務員さんから各種資料一式、学名入りシャープペンシルなどをもらった。さらに、構内の様子がよくわかる○号館◯階などを教えてくれた。

 

 ○号館◯階からは新校舎の工事の場所のほか、剪定の行き届いた庭木を配した庭園風散策路、カラフルなコスモスが咲き乱れている花壇などが見下ろせる。

 

 この階には大きな講義室があり、室内ではあちこちに数人ずつかたまって学生が講義を待っていた。

 

 私の方はそろそろ辞そうかと思った時間だが、正門に駆け込んでくる学生も多い。

 

 

 正門

 

 

 構内案内図

 

 

 “正門の外にある門”

 

 

 キャンパス点描①

 

 

 キャンパス点描②

 

 

 新校舎計画図