≪いなキャン緒記≫

 東京圏の私立大学の大学グループの一部 ―― 早慶・TMARCHの8校はいずれも、東京都区内に本部があり、東京都下か東京隣接県に“いなキャン”と呼ばれるキャンパスがある。

 

 ≪いなキャン追記≫

 ◯ 中央大学の本部は多摩キャンパス(東京都八王子市)にあるので、同キャンパ スは“いなキャン”には含まれない。

 ◯ 慶應義塾大学日吉キャンパス及び法政大学小金井キャンパスも“いなキャン”には含まれない。

 

 ≪いなキャン散記≫

 上記8校7つのいなキャンのうち、4つを散策してみよう(3つは紹介済み)。

 

 

① 慶應義塾大学(続)湘南藤沢キャンパス(神奈川県藤沢市)

 

「湘南台」駅(小田急電鉄江ノ島線、相模鉄道いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーライン)からバスで15分。バスは構内の中程「慶応大学本館」バス停まで行くが、駅から微妙に遠い。

 

 校舎は緩い斜面に建ち、Α(アルファ)、Β(ベータ)、Γ(ガンマ)などの名称が付いている。いずれも大文字のギリシャ文字。

 

 事務室に行き、女性事務員さんに「中庭の銅像は福沢諭吉か」「塾生新聞は入手できるか」などと訊いた。

 銅像は福沢諭吉、塾生新聞の入手の可否はわからない、という返答。

 

 ここ湘南藤沢キャンパス(SFC)は、構内は広く樹木も多く、芝生や池が大きく造られているのが羨ましい。

 

 が、どうも、三田キャンパス(C)や日吉キャンパス(C)と同じ慶大だとは思えない。広くて緑も適度にある様子は日吉Cと似ているが、何かが違う。三田Cとももちろん違う。

 

 三田Cや日吉Cには学生がうじゃうじゃいて活気があるが、ここSFCは学生は沢山いるが、何か足りないような気がする。

 

 

 生協で学名入りシャープペンシルを買い構内を適度に撮影して、帰途は北門付近のバス停「慶応大学」からJR東海道本線「辻堂」駅まで。

 

 慶應義塾大学

 

 

 正面入口

 

 

 構内案内図

 

 

 Α(アルファ)館(右)とΩ(オメガ)館

 

 

 バスを待つ学生

 

 

 福沢諭吉像

 

 

 生協売店

 

 

 看護医療学部校舎